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現実と過去と空間と連続と

空間がまとう色


物語が帯びる空間。色や形は現在と過去をつなぎ
止める。空間に言葉を置く。空間が動き出す。抽象化
された形、線分。島をめぐる船の縞模様。かもめ
が舞う。汽笛の音が聞こえ、風景が色づき始める。



空間に散りばめられた形を



たどっては、視点をずらし


連なる形を積み重ねる



風景が動き始める



空間の形に沿い



アートを伝う



進むべき道を探りながら



矢印が指し示す方へ



色と形を手に取りながら


彩りに満ちた旅の中へ



抽象性を帯びる立体と



空間を動的にする線分に



描き出された影の形



ずれる視点と認識を



縞模様に連ねる



風景をつなぐ線分となるのは


島の記憶を帯びる船



抽象化された現実と


展開される空間が


風景を均質化し、誇張させては


現実と仮想の間を揺れ動く



今に過去を連続させるほどに



風景は重なりあい


描かれた線が混じりあう



空間に言葉を置いて



視線を沿わせ



現実と過去に線を引く


空間に置かれた形。風景は抽象化され、記号となる。
目の前の現実と、過ぎさった風景は、連続しては
写真を介し、つながり合う。現実に過去を重ねては、
角度を変える。過ぎし日々は、鮮やかに動き始める。

小さな家プロジェクト。かつて民宿だった建物は、
空間が分割されてアートの舞台となる。重ねられた
形や色は、様々な場所や人とつながり、新たな物語
を描き始める。過去から未来へ。ここから向こうへ。
作者の思考の連鎖が、空間に触れた人へ伝播する。
言葉を綴り、重ねては、小さな未来を変えていく。


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