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北加賀屋の街は創造的に時をつむいで

心をおどらせる空気が流れている

北加賀屋の街を歩く。時を重ねた倉庫の壁。錆びついた
鉄骨。生活感が伝わる文化住宅は、時間の層を残しつつ
新たな形へと生まれ変わる。街角のウォールアート。
アートは街の中に浸透し、創造性を与えている。かつて
造船で栄えた北加賀屋は、今はアートで包まれている。


機械のアートで表現された大阪の文字の向こうには
アートな空間がつながっていく
スパニッシュな雰囲気の建物は、太陽の光をおだやかに
アーチの影も、その先にみえるアートも印象的で
建物の前のカスミオオサンショウウオは

きっと北加賀屋の街に流れる空気を求めてここに

街の居心地のよさを感じつつ、見上げる建物は
スパニッシュなデザインが連続するパラドール北加賀屋

という名の集合住宅で、街にやわらかな色合いを

街に散りばめられたアートをたどりながら
道路向かいの防潮堤の壁面にはカラフルでコミカルな
いろんな形の生き物が仲良く手をつなぐアートが描かれて
宇宙人がイメージされたという生き物は、自由な形で壁面に
100mにも渡りユーモラスで個性的な宇宙人たちが
手をつないでいる。友情が表された作品の名前は
b.friends on the wall。制作中、ワークショップも開催されて

地元の子どもたちが宇宙人の衣装を描いたという

防潮堤の先に建つのはかつての名村造船所で
1911年に建てられてその姿を今に残している
近代化産業遺産「名村造船所大阪工場跡地」は
広大な面積をほこる新たなアートの場所の

クリエイティブセンター大阪へ生まれ変わっている

ここはART OSAKAの会場にもなって

2024年の様子も興味深い

2025年は6月に開催予定。もう一つの会場は

中之島中央公会堂。こちらの内部空間も楽しみで

またここは、すみのえアートビートの会場でもある。今年も11月の予定で、また大きなラバー・ダックにも

いつかの中之島のラバー・ダックも思いだして
クリエイティブセンター大阪のイベントを楽しみにしつつ
防潮堤のウォールアートはまだ先へ

シュランパーによるアートはQRコードが用いられて

QRコードの横にはラバー・ダック
ラバー・ダックは北加賀屋に住まうように

街の中のマンホールにも散りばめられて

建物はそのままに、街の時間はつながりながら
北加賀屋の街は創造的な空間へと進化して

かつての倉庫は新しいものを生み出される場所となり

建物沿いの岩に転写されているのは

作者自身の顔。アートは見るものに視点を与え

路地空間でさえも、アートのような空間に感じたり

通りの並びに建つMASKでは、大型アート作品が

年に一度、公開されている。2025年の予定も楽しみに

北加賀屋には、大きなアートから、小さなアートまで

散りばめられて、街歩きにも心踊る

何気ない街は、その角を曲がれば、その様相は一変して

驚きと創造に満ちた北加賀屋では

KCV構想という創造性あふれる魅力的な街に 
変えていく試みが2009年から今へといたる


北加賀屋のまちづくり。そこでは創造的に時が紡がれ
ている。すべてをゼロにするのではなく、残されたもの
を活かし、街の記憶をつなぎながら、古いものは古い
ままに、新しいものは新しく、時が染み込むもの、時を
刻み始めるもの、様々な時の流れが、かつて造船所で
栄えた北加賀屋の街に流れている。アートはその記憶
をなぞるように、拡張するように、創造的に街が作られ
ているように感じる。それも北加賀屋の街でのほんの
一瞬のこと。また街のこの先の空気を感じにきたい。


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