野外彫刻は風を受けて今もなお
旅先を変えながら、視点を動かしながら
小さな旅の中に見つける風景を楽しみつつ、大阪大学
を後にして、今回の小さな自転車の旅は、坂道を上り
つつ北へと進む。次に目指すのは、千里ニュータウン
の北端に位置する千里北公園。今回はその公園に建つ
野外彫刻を目指しやってきた。そこに建つ野外彫刻は
大きく存在感があるはずなのに、一向に見当たらない。
歩き回る内に、ようやく緑の先にのぞく姿の元へと。












新宮氏は彫刻によって風の動きを表現されている







北九州への旅でも出会った新宮晋氏の作品
風の動きと共にある作品は、関西各地にも設置されて
関西を舞台にした旅の目的地にも









1970年に設置された丘の上に建つ野外彫刻。それから
50年の歳月が経つ。緑は大きくなり、丘は森となって
彫刻作品を包み込む、1970年は千里ニュータウンが
完成し、大阪万国博覧会が開催された華々しい年でも
ある。時は流れ、新宮晋の手掛けた彫刻は今もなお
ひっそりと立ち、風の流れを受けゆるやかに時を刻み
ながら、千里ニュータウンの街を見守り続けている。
