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どこまでも広がる空の下で

空を取り込むような建物を後にして

日常のすぐ側にある、ささやかな旅を続けていく。
行きは阪急線の庄内駅から、帰りの電車は御堂筋線
の江坂駅からとし、駅から駅の風景をつなぐ。歩き
の旅は、自転車の旅より視点はより街に近づいて。



豊中市庄内コラボセンターを後にして、今回は歩きの旅で



阪急線の庄内駅を越えて



路地に広がる様々な誘惑には目をつむって



次は江坂駅への途中にある公園に立ち寄る



筒状の手摺とトップレールはりん酸亜鉛で仕上げられ



奥の壁も同様に、不均一な濃淡を見せている



小さくてもこだわりのデザインの管理棟の奥には



青々とした葉をつける桜並木が広がって



訪れたのは7月初旬の夏の始まり



空と雲の青と白に、樹木の葉と芝生の緑がよく映える



芝生広場を囲むソメイヨシノの並木が



風景を一変させる春の風景にもまた訪れたい



並木を抜け、芝生広場からどこまでも広がる空


旅先や日常の空の表情は、風景の記憶をつなぎ


ふと大きな空の下の旅を思い出す



さくら広場をめぐり、なじみある筒状のデザインをたどり



案内板が設置される壁面の打ち放しのコンクリートは



安藤忠雄氏により手掛けられ、過去に幾つもの建物を


そこに込められた思いを感じながらたどってきた


さくら広場とは、パナソニックグループが社有地に


設けた公園で、大阪には門真にも開設されている



その桜に満たされる風景を、思い描きつつ


ANDO建築に散りばめられたディテールもたどる




さくら広場を後にし、巨大な樹木に包まれる神社の境内や



彼方まで続く鉄塔と空の風景を眺めて進み



緑の隙間にちらりと見える赤青黄色の遊具に



九州での日常にあった遊具を懐かしむ


日々への視点は、いつかどこがでつながって



道をふさぐ猫にも、邪魔しない程度に目線をあわせ



空へとつながるような階段をのぼり



電柱と電線と街灯の、空との配置も楽しんで



橋を渡り、広がる空の中央には、伊丹空港へ向かう飛行機



階段を下りれば、高架の下にはデザインされた象の遊具


象の形を集めては、ときおり風景を懐かしむ



黄色の象と、青と黄色のベンチのコンポジション



風景にちりばめられたデザインを拾い集めて



次はアメニティ江坂に広がる風景へ


庄内駅から江坂駅への途中にある、さくら広場は
春の美しさだけでなく、夏の力強さと、秋の燃える
ような赤、空がより広くなる冬と、四季の移ろいを
感じられる所。今回は青々とした桜の葉の下から
の空。またどこかのさくら広場の風景も楽しみに。

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