うつ病の回復期に『嫌われる勇気』を読んだら、心がふっと軽くなった話
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うつ病の回復期って、
体は少しずつ動くようになるのに、
心のほうがまだ重い。
「また人間関係でつまずいたらどうしよう」
「あの人にどう思われているんだろう」
そんな不安がぐるぐる回っていた時期に出会ったのが、
この『嫌われる勇気』でした。

アドラー心理学を「哲人と青年の対話」形式で解説してくれる本で、
心理学の本を読み慣れていない私でもすらすら読めました。
難しい専門用語はほとんど出てきません。
📌いちばん響いたのは「課題の分離」
この本の核心のひとつが「課題の分離」という考え方です。
💭ざっくり言うと、「これは誰の課題なのか?」を切り分けて、他人の課題には踏み込まない、自分の課題に他人を踏み込ませないというもの。
たとえば「私がどう頑張るか」は私の課題。
でも「それを見て相手がどう思うか、どう評価するか」は相手の課題。
私にはコントロールできないし、しなくていい。
うつになった原因のひとつが
「人にどう思われるか」を背負いすぎたことだった私にとって、
これは目からウロコでした。
📌「馬を水辺に連れて行くことはできるが、
水を呑ませることはできない」
本の中で紹介されている、このイギリスのことわざが忘れられません。
自分にできるのは「水辺に連れて行く」ところまで。
実際に水を呑むかどうかは、馬(=相手)が決めること。
誠意を尽くしても、相手が受け取ってくれるとは限らない。
でもそれは自分の失敗ではなく、そもそも自分の課題ではない。
そう思えるようになってから、人間関係の悩みが驚くほど軽くなりました。
📌回復期の今だからこそ、届く言葉がある
正直、うつの一番つらい時期に読んでいたら
「そんなふうに考えられないよ」と反発していたかもしれません。
でも、少し回復して「これからどう生きていこう」と考え始めた時期に
読んだからこそ、この本の言葉がすっと入ってきました。
対話形式なので、青年が「そんなの無理だ!」と読者の代わりに反論してくれるのも良いところ。モヤモヤを置き去りにせず読み進められます。
✔️「他人の目が気になって疲れてしまう」
✔️「頑張っても報われない気がする」
そんな方に、そっと手渡したい一冊です。
気になっても今すぐ決められないときは、
とりあえずカートに入れておくと後から比較しやすいです。
なお、活字を追うのがまだしんどい時期なら、耳で聴く方法もあります。
私は休職中、文字が読めない時期にAudibleで別のアドラー本を聴いていました。30日間は無料で試せます。
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『嫌われる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教え』
岸見一郎・古賀史健 著(ダイヤモンド社)
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