復帰して1ヶ月。「もう大丈夫」とは、もう言わないと決めています|再発予防に毎日やっていること
8時間勤務に復帰して、1ヶ月が経ちました(2026年7月時点の記録です)。
今のところ、崩れていません。
「今のところ」とわざわざ書くのには、理由があります。
私の一度目の復帰は、5日で終わったからです。
「もう大丈夫」という感覚を信じて飛び込み、出社できなくなり、
その後1年3ヶ月をほぼ寝たきりで過ごしました。
だから今の私は、無事に過ぎた1ヶ月がどれだけ大きいかを知っています。そして、復帰がゴールではなく、ここからが本番だということも。
この記事では、二度目の復帰を守るために私が実際にやっていることを書きます。
前回との決定的な違い
一度目の復帰で信じたのは、「もう大丈夫」という自分の感覚でした。
結果は5日で崩壊。
あの感覚は回復ではなく、ストレス源から離れて症状が隠れていただけでした。
だから二度目は、決めました。
感覚はもう信じない。代わりに「サイン」と「ルール」と「習慣」で守る。
この3つの中身が、この記事のすべてです。
①危険サイン:私の警報は「睡眠」に出る
私の再発の予兆は、眠れなくなることです。具体的には、
睡眠導入剤を飲んでも眠れない
夜中に目が覚める(中途覚醒)
このどちらかが出たら、危険サインだと決めています。
ポイントは、気分ではなく睡眠を監視していることです。
「調子はどう?」と自分に聞いても、弱り始めた脳は「大丈夫」と答えます。一度目の失敗で、自分の感覚がいかに当てにならないかを思い知りました。
気分は自分をだましますが、睡眠は嘘をつきません。
眠れたか、眠れなかったか。事実だけが残ります。
②対応ルール:サインが出たら、悩みを人に渡す
経験上、私が眠れなくなるときは、
仕事で困っていることを一人で抱えているときです。
だから、こうルール化しました。
危険サインが出たら、悩んでいることを上司や同僚に相談する。
大事なのは、調子が悪くなってから対応を考えるのではなく、
元気な今のうちに決めてあることです。
弱った脳は「相談したら迷惑だ」「自分で何とかすべきだ」と悲観的な結論しか出せません。そうなる前に、ルールとして自動化しておく。
そして正直に書くと、これができるのは、体調を開示して働ける障がい者雇用を選んだからでもあります。「最近眠れていない」と職場に言える環境。これが私の再発予防の、最大の安全装置です。
③毎日の習慣:歩く・眠る
特別なことはしていません。2つだけです。
通勤で、往復7,000歩あるく
運動のための時間を別に作ると、続きません。
だから通勤自体を運動にしました。会社まで歩けば、勝手に7,000歩です。「今日は運動できなかった」という日が発生しない仕組みです。
睡眠時間を、最低8時間とる
「やることが終わったら寝る」ではなく、
先に8時間の睡眠を確保して、残った時間で生活する。順番を逆にしました。睡眠は私の警報装置であると同時に、土台そのものだからです。
通院と薬は、復帰した今も続けています
通院は2週間に1回。薬は毎日、朝・昼・晩・寝る前に飲んでいます。
「働けるようになった=治療は終わり」ではありません。
私が働けているのは、薬をやめられたからではなく、
治療を続けながら働ける環境を選んだからです。
減薬や通院間隔の変更を自分の判断でやらないこと。
これも「もう大丈夫」を信じない、の一部です。
正直に書くと、環境に助けられています
きれいごとを書かないのがこのnoteの方針なので、正直に書きます。
復帰から1ヶ月、調子を崩していないのは、私の努力だけの成果ではありません。自分のペースで働かせてもらえているからです。
無理な業務量を求められない環境。それがなければ、サインもルールも習慣も、押し流されていたかもしれません。
だからこそ、復帰1社目の環境選びは、体調管理そのものだと思っています。
「1ヶ月無事」を、積み上げていく
一度目の復帰は、5日で終わりました。二度目は、30日を越えました。
この差を作ったのは、気合でも根性でもなく、サインとルールと習慣です。
これからも「3ヶ月経過」「半年経過」と、この定点観測を書いていくつもりです。順調な報告になるか、崩れかけた報告になるかは分かりません。
どちらになっても、正直に書きます。
一度目の失敗から、この復帰までの全記録はこちらです。
※この記事は一人の当事者の体験談です。体調管理の方法や服薬・通院については、必ず主治医に相談してください。
#うつ病 #メンタルヘルス #社会復帰 #復職 #再発予防 #障害者雇用
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