うつがひどい日は「治そうとしない」|1年3ヶ月ほぼ寝たきりだった私の過ごし方
うつが強い日、布団の中でこう考えていませんか。
「今日も何もできなかった」 「早く治さないといけないのに」
私は1年3ヶ月、ほぼ寝たきりの生活を送りました。
その経験から言えるのは、
うつが強い時期に一番やってはいけないのは
「治そうと頑張ること」だった、ということです。
※「寝たきり」と書いていますが、まったく動けなかったわけではありません。トイレや食事のために起き上がることはできましたし、後半の10ヶ月は、月に一度ハローワークの認定日に行っていました。求人サイトを開いて眺める。ただ、それだけで一日が終わる。そういう1年3ヶ月でした。
「何もできない」は、サボりではなく症状
寝たきりだった頃の私は、風呂に入るのも、食事をとるのも億劫でした。
そして毎晩「こんな自分はダメだ」と責めていました。
でも後から知ったのは、意欲が出ない・体が動かないのは、
うつ病の中核的な症状だということです。
骨折した人が走れないのと同じで、
「頑張りが足りない」わけではありません。
まずここを知るだけで、自分を責める時間が少し減ります。
私が実際にやっていたこと
うつが強い時期の過ごし方で、
私が実際に助けられたことをいくつか書きます。
1. 目標を「今日は生きてた」まで下げる
「朝起きて散歩する」すら高すぎる日があります。
私は最終的に「薬を飲めたらOK」まで基準を下げました。
できたことがゼロの日を作らない工夫です。
2. 大きな決断をしない
退職、転職、引っ越し。うつが強い時期の脳は、悲観的な結論しか出せない状態になっています。私は「人生の決断は調子が戻ってから」とルールを決めて、考えること自体を先送りしました。
3. 情報を断つ
SNSで元気な人を見るたびに落ち込むので、スマホを見る時間を意図的に減らしました。「うつ病 治らない」検索も、悪化させるだけでした。
4. 「回復は直線じゃない」と知っておく
少し良くなった翌日に、どん底に戻る。これを繰り返すのが回復の正常な形です。知らなかった頃の私は、悪い日が来るたびに「振り出しに戻った」と絶望していました。
限界だと感じる夜は、一人で抱えないでください
どうしようもなくつらい夜は、
我慢せずに主治医や相談窓口を頼ってください。
診察日を待たずに電話していいし、それは「大げさ」ではありません。
焦って動いた私は、失敗しました
実際私は、散歩が日常的にできる段階で「もう大丈夫」と判断し、焦って再就職して5日で出社できなくなった過去があります。
その代償が、1年3ヶ月の寝たきりでした。
その失敗から社会復帰までの全記録は、こちらのnoteに書いています。
障害|お金と仕事の実務ガイド
※この記事は当事者としての体験談です。治療に関することは、必ず主治医に相談してください。
#うつ病 #メンタルヘルス #適応障害 #休職 #うつ病体験 #療養
📗 関連記事
📝最後にひとこと
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
コメントはいつでも大歓迎です。
読者の一言が、私にとって一番の励みになります。

