【あなたはなぜ嫌われる?①】突然あなたを嫌うあの人の考え方
どう考えても嫌われている。今日は3回も舌打ちされた。
でもなぜ? 特に心当たりはないんだけどな……。
前回の記事では「嫌われている?」という自動思考について触れました。前回は、「気のせいである」という可能性に焦点を当てましたが、今回は気のせいではなく、実際に攻撃的な態度を取ってくる人の心の内側に焦点を当ててみたいと思います。
攻撃的な態度の裏側を知る意味
とはいえ、やっぱり、「そんな人の心の中なんて知りたくない」ですよね。
この記事を読むのも苦痛なら、どうか一度手をとめて、休んでください。どんな情報も、受け入れられる時期と、そうではない時期があります。それはあなたの心が自分を守るためにやっていることかもしれません。それを大切にしてください。
ですが、そうではないなら。
例え理解できなくても、あなたを嫌うあの人は、ただの「おかしな人」ではなく人間です。心理学的な視点から見ると、人の行動には必ず理由がある。
相手の心の中で何が起きているかを知ることは、その人の行動パターンを理解し、「理解できない、頭のおかしい人」から「同じ人間だけど、苦しんでる」に進む一歩なんです。
そして、そうした知見から「だから、私が悪い訳じゃないんだ」という納得と、相手に振り回されない心を手に入れられます。
では、あなたが特に何も悪いことをしていないのに攻撃的な態度を取られる場合、相手の心の中ではどんなことが起きているのでしょうか?
今回は特に「相手がいま、不幸である」という側面に焦点を当ててみましょう。
攻撃的に見える人の心の中——「苦しみ」
追い詰められると視野が狭くなる
本来、世界は複雑なものです。以前、認知バイアスの記事で書いた通り、単純な善悪の二元論では世界は捉えられません。
ですが、人は追い詰められると、どんどん視野が狭くなります。視野が狭くなると、物事を複雑に捉える力自体が落ちてしまいます。
「複雑な世界をありのまま捉える」ためには高い認知能力と正常な視野が必要です。つまり、疲れるんです。目の前にある自分が信じたい真実に飛びつくようになります。
結果として、「全部自分が悪い」となったり「全部相手/周り/社会/国/会社が悪い」になったりします。
ですから、あなたが悪いと言うよりも、その人の「世界」の中ではあなたがたまたま悪者の枠に入ってしまったのかもしれません。
心と身体のつながり
でも、このような理由で「攻撃的」になっている人自身が悪いのでしょうか? 私はそうは思いません。
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