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「私の記事になんの価値があるの?」落ち込んだ時に知ってほしい、大切なこと。

自分のnote、なんの意味があるんだろう?

「誰も読まないような記事を書いて、何になるんだろう?」

「私のささいな日常を書いて、何になるんだろう?」

そう、思ったことはありませんか。

でも、あなたのその発信が、意図せずとも誰かを救っている。

今日は、そんなお話をさせてください。

「あなたが元気だと、私も励まされる」

私は2年間、noteで自分の経験や考えを発信してきました。

その中で、時々、不思議な言葉をいただくことがあったんです。

「あなたが精力的に活動していることで救われた気分になります」
「あなたが元気そうだと、私も励まされる気がするんです」

正直に言うと、最初は戸惑いました。

この言葉が持つ、本当の意味がわからなかったのです。

「比べる相手」がいないということ

少し、私の話をします。

私は、自分とよく似た境遇の人に、出会ったことがありません。

双極症という精神疾患を抱え、小学校を卒業してからはほとんど学校へ行かず、引きこもりました。

十代後半で家を出て一人で暮らし始め、高卒認定を取り、進学。そして今は、ITエンジニアとしてリモートワークで働きながら、結果的に「引きこもって」います。

noteを見渡しても、「この人、自分とほとんど一緒だ!」という人には、まだ出会えていません。

だからこそ、私は自分と他人を比べることがほとんどない……というか、できないのです。

嫉妬や劣等感は、自分と相手の間に「似ている」という土台があるからこそ生まれる感情です。似た人がいなければ、孤独で、そうした感情の圧力をほとんど感じることができない。

「他人と比べるのはやめよう」という言葉は、多くの人にとって、それ自体がとても難しい課題なのだと今では知っています。

でも、当時の私にはその感覚がわからなかった。

たとえ「引きこもり」「不登校」「精神疾患」という共通点が一つあったとしても、それだけで、どうして私に「自分や、自分の大切な人の未来」を重ねて見ることができるんだろう? と思っていました。

だから、「あなたが元気に過ごしていることで励まされます」という言葉の意味も、本当に理解できなかったんです。ごめんなさい。

生きている。その事実が、希望になる。

でもある時、ふと気づきました。

たとえば、不登校だったり、双極症のお子さんを持つ親御さん。あるいは友人、パートナー、もしくはあなた自身がそうだという方にとって。

「同じ困難を抱えながらも、幸せに生きている人」という一つのモデルケース。

「困難があっても、全員が不幸になる訳じゃない」。

頭ではそう理解していても、実際にそういう人が存在し、自分の言葉で発信しているという事実が、どれほどの希望になり得るのか。

その人が「生きている」という、ただそれだけの事実が、誰かの心を確かに支えることがある。

そのことに、最近、ようやく気づくことができました。

だからこそ、私は信じています。

あなたが抱える、何かしらの困難。

「精神疾患」でも「HSP」でも「不登校」でも「発達障害」でも。

「ニート」でも「引きこもり」でも、「子育ての憂鬱」でも「体の悩み」でも。

どんな生きづらさであれ、それを抱えながら、それでも「生きている」ということ。

そして願わくば、「その人なりに、幸せそうである」ということ。

それを発信すること自体が、誰かの未来を照らす希望であり、救いになる。

もしかしたら、その思いが「言葉」や「反応」になってあなたのもとに返ってくることは、ほとんどないかもしれません。この記事も、「誰かに読んで欲しい」と切実に願う人にとっては、空虚に響くかもしれない。

でも、その力は絶対にあるんです。

つい先日も、「なぜ「みんなと同じ」じゃなきゃダメ? 元不登校が学校教育に感じていた息苦しさ」という記事を書いたところ、カナダ人のnoterさんから、こんなコメントをいただきました。

This is wonderful! I will save this and show my daughter. She struggles daily with the same issues because she is mixed. Thank you! これは素晴らしい!私はこれを保存して、娘に見せます。彼女は混血なので、毎日同じ問題で苦労しています。ありがとうございます!

Brett Austinさんのコメントより引用

Austinさんは、現在、日本にお住まいとのこと。恐らく、お嬢さんは日本の学校に通っていて、日本の画一的な教育に壁を感じ、お悩みなのだろうと想像しました。

このようなお言葉をいただいただけでも本当に嬉しかったのですが、後日、嬉しい反響が。

娘があなたの記事を読んで、とても心に響いたようです。もっとあなたの作品を読みたいと、Yekuさんのサイトのリンクを求めてきたので、さっそく教えました。

心から感謝しています。

もしご希望でしたら、このことについて私が文章を書いて、あなたのお名前を載せることもできますし、あるいは私の言葉をそのままコピペして使っていただいても構いません。

どちらにせよ、あなたは私の娘を助けてくれました。そして何より、誰かにインスピレーションを与えてくれたことに、深い感謝の気持ちをお伝えします。

Brett Austinさんのコメントより引用

正直に言って、このようなお言葉をいただくより、嬉しいことはありません。私の書いた記事が、少しでも誰かの役に立ったと知って、心から報われた気持ちになりました。

(Austinさんが許可してくださったので、コメントを引用させていただきました。ありがとうございます!)

2年間の活動の中で、たまにこうした本当にありがたいお言葉をいただくことがありました。そのおかげで、自分の経験について書いたなんでもない記事が、それでも誰かの役に立つんだと、身をもって知ることができました。

そして、自分の存在が少しでも誰かの希望になれることに、今は大きなやりがいを感じています。

でもそんな私も、最初の頃は一生懸命に書いても、反応はほとんどありませんでした。私はただ、そこそこ長く続けてきただけですし、続けてこれたこと自体、運と、応援してくださる方に恵まれたからだと思います。

私がこの記事でお伝えしたいことは一つだけです。

あなたの記事が、今この瞬間に読んでくれる人の数は少ないとしても。それが、未来の誰かの救いになるかもしれません。

「私のような人間でも、幸せになれることがあるんだろうか」

「私と同じ立場の人は、どうやってこの苦しみを乗り越えようとしているんだろう」

そんな思いでnoteを検索した人が、あなたの言葉にたどり着くかもしれない。

まだ見ぬ誰かの役に立っている、そう想像すること。

それが、あなたの発信を支える、一つの力になるかもしれない。

その可能性を、少しだけ信じてみて欲しいんです。


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