「何がしたいのかわからない」はダイエットの失敗と同じ
占いのお客様として来られる方に限らず、自分のお友達と話していても
「何か変えたいのに、何をしたいのかがわからない」
という方はとても多いと感じています。
漠然とした将来への不安はあるけれど、かといって何がしたいのかがわからない。
今日はそんな方向けへの記事です。小さな変化を起こせる勇気が欲しい方はぜひ。
ビジョンがないから動けない
何がしたいのかわからないけれど、何か変えたい。
もっと正確に表現するとしたら、大きな不安や不満はないけれど、現状には満足していないではないでしょうか?
そう感じるのは現状に何らかの不安や不満があるからです。
何を変えたいのかが曖昧になってしまうのは、そこに目標となるゴールが見えないからなんですよね。
100m走だって、ゴールがあるから競技として成立します。
ゴールがなければ走り出してもどこを目指せばいいのか、さっぱりわからないですよね。
つまり、いわゆる「ビジョンがない」のが変わりたいのに変われない理由だと考えています。
『令和の虎』にみる金言
YouTubeに『令和の虎』っていうコンテンツがあります。
志願者が自分のビジネスプランを持ち込んでプレゼンし、虎とされる経営者陣からランダムに選ばれた5名が個々人で判断し、プレゼンの納得度合いに応じてお金を積むという内容です。
元ネタは『マネーの虎』という昭和世代には懐かしい深夜番組なので、知っている方もいるかもしれませんね。
この『令和の虎』には有名なキャッチフレーズがあります。
「その思いを、金に変えろ」

観ていると本当にその通りで、ビジネスプランが残念でも、志願者のビジネスにかける思いが強いとお金が積まれていることは多いです。
逆に、志願者が自分のビジネスへの思い入れが弱い場合、大体虎たちにフルボッコにされてノーマネーでフィニッシュされてます。
この思いこそがビジョン。会社だったら経営理念に当たる部分です。
経営理念は会社の性格や目指すゴールを決める大切な部分ですよね。
経営者で成功してきた虎たちだからこそ、ビジョンの大切さを身をもって経験されているのだと思います。
ビジョンなきダイエットは失敗のもと
ビジネスのようないかつい例じゃなくても、ビジョンがないダイエットで失敗したことがある方は多いはずです。
例えば、「夏までに痩せたい!」と思って始めたとしても、実際に成功される方は半数にも満たないのではないでしょうか?
サイズが小さいけど、あの服が着たい
ノースリーブが増えるから、二の腕を細くしたい
冬で増えた体重を減らさなきゃ
これらはビジョンのようであって、実際は目的や目標に近いんですよね。
同じダイエットでも結婚式を間近に控えた女性なら、結婚式がそれにあたります。
この女性をもう1段階、深く掘ってみると
「最高に綺麗で幸せな自分になりたい」
「一生に1回の晴れ舞台を彼や親に見てもらいたい」
という思いがあるからダイエットを始めているわけです。

何となく始めてみよう/始めてみたと思っている行為にも深ぼるとビジョンの輪郭が見えてくるんですよね。
ビジョンってその人の本当の欲求や願望に直結しています。だからこそパワーが強いんですよね。
ですがダイエットってリバウンドしがち。
それはダイエットに紐づいたビジョン自体が、短期目標であることが多く、短期間でクリアできてしまうためだったりします。
ビジョンにも種類がある
ビジョンには長期バージョンも存在します。
例えば、お孫さんが生まれたシニアの中に、突然散歩を始めたり、パートを始めたりする人がいますよね。
こんな行動の背後には
「お孫さんと会った時に楽しい時間を過ごしたい」
という目的があるんだろうなと推測できます。
その目的のために、その人は
「一緒に遊べるように体力つけよう」
「お小遣いを上げられるようになりたい」
と頑張っているわけです。
でもこれをもっと深く掘ると、
「可愛い孫からいつまでも愛されるおジイ・おバアでいたい」
というところに終着するのではないかと思います。

普通であればお孫さんの方が活発ですから、この場合のビジョンは今後の人生の過ごし方でいかに心身ともに健康を保つかというテーマに直結してきます。
だからダイエットと違って継続できるんですよね。
ビジョンが分かれば手段も変わる
でも、もし愛されるおジイ・おバアでいるために健康とお金が必要ないとしたら、どうでしょうか?
私は孫がいないので想像になってしまいますが、見た目を整える・子供向けの流行をリサーチする・孫との対話の機会を増やしていざという時の駆け込み寺になる等、他の方法を考えて行動するのかな、と思いました。
もちろん、実際にお孫さんがおられる方なら私が考える以外の別の方法を選ばれる方も多いはずです。
例えば、あなたの周りにも1人くらい、とても裕福なお家があるのではないでしょうか?
そういうお宅にとってお金があるのは当たり前。そんなお家のお子さんやお孫さん達なら、お金は空気に近い存在でしょう。
実は、私の従兄にもそんな羨ましいヤツが1人います。
かなりの田舎ではあるんですが、従兄の母方の実家は、家から最寄りの駅まで見える土地のほとんどが自分の土地という豪農なんですよね。
だから遊びに行けばお小遣い。免許を取れば車。旅行に行くといえば札束。
従兄にとってはお金よりも自由の方が価値が高く、今も趣味に全振りした生き方をしています。
人それぞれのバックボーンや思い次第で、何を望みどんな行動を取れるのか、内容は千差万別です。

それは当たり前のことなんですよね。
ですが、どんな人であれ、全員に共通しているのは、ビジョンがはっきりすると行動の目的が変わり、結果、行動も変わるということなんです。
ビジョンは枠の外にある
ここまでで「何かモヤモヤするけど…」で止まってしまうのは、ビジョンがはっきり見えていないことが理由だとわかっていただけたと思います。
ですが、ビジョンは誰でも持っています。
ただ見つけられていないだけです。
何か変えたいのに、何をしたいのかがわからない方の場合、欲しいのは子供の頃のように純粋な気持ちで何かに打ち込めるような人生の目的のようなもののはず。

つまり、本当に欲しているのは長期のビジョンです。
では「どうやってそのビジョンを見つけるのか」が重要ですよね。
実のところ見つけられていないのは、気づいていないからです。
私も含めて、大抵の方は日常を同じようなルーチンの中で過ごしています。
どんなにPDCA回していても、主婦や妻、会社員といった、ある程度役割に沿って回しているわけです。
余程のことがない限り、大人は今ある生活の枠組みの中で行動するのが当たり前の世の中です。
そのフレームの中にいてビジョンが見つからないのであれば、今の生活パターンの中にいる限り、ビジョンは見つかりません。
枠の外に出るのは意外と簡単
生活パターンの外に出るのって、意外と簡単にできたりします。
SNSを見ていても、今は自分の好きなジャンルやインフルエンサーしか上がってきませんよね?
だから、あえて興味のないことにチャレンジすることをお勧めします。
通勤ルートをちょっとだけ変えてみる
好きなジャンル以外の映画を見てみる
友達以外の人と少しだけ深い話をしてみる
こんなちょっとした冒険であっても
一歩踏み出したことで小さな変化や気づきが得られることがあります。

そもそも枠の外に出るのに慣れていない人も多いものです。
そんな方はソフトな変化を味わう練習から始められてみてはどうでしょう?
小さな行動の変化から、自分の自己認識や思い込みが剥がれてきたらしめたもの!
ご自身の感情の揺らぎがあった時は、しっかり受け止めてみてください。
そこにビジョンの種が埋まっている可能性がありますよ。
小さな変化を積み重ねて大きな変化へ
ビジョンは、探すものではなく気づくものです。
日常の小さな違和感や感情の揺らぎの中に、すでに答えは埋まっています。変化がない中にいると、それに気づけなくなってしまっている。
ただそれだけなんです。
1円玉の貯金でも、続けていると
「なんか楽しいかも?もっと増やしたいな」
という気持ちが自然に出てきます。
その「もっと」がビジョンの芽。
これを深く掘ればあなたのビジョンが見つかるはずです。
そして小さな変化を積み重ねていくと、大きな変化を起こす気持ちの抵抗が減り、大きなビジョンを見つけやすくなります。
私にとって人生のターニングポイントの1つは「英語が喋れないのにタイに一人旅したこと」だったりします。
そんな過去の失敗談は⬇️
【創作大賞2026 エッセイ部門】に応募中⬇️
【追記】肩書きを「右脳×左脳で動かす個人事業主専門プロデューサー」に変更しました。占い師も副業でやってます(現在受付停止中🙏)。
🪧 壁打ちトークやってます、無料です。➡️ https://yellowcompass.info/talk
📚過去記事、目的別にマガジンとしてまとめています。
頑張っても上手くいかない理由を知りたい方は
→ 🔍 「頑張っているのに上手くいかない理由」を整えるサービスの設計と戦略を整えたい方は
→ 🧭 個人事業主のサービス設計を考える私がどんな奴か知りたい方は
→ 📕 様子がおかしい嫁の実話と観察ログ
⬇️創作大賞2026 オールジャンル部門エントリー中。ビジネス・経済系…?
