見出し画像

海外より日本に居ることを選んだ理由 #4

前回の記事はこちら。

ヨーロッパ一人旅をもう少し続けるか迷ったが、
結局2週間で終え、日本に帰国した。


旅しなければ、という執着

一人旅中は、旅しなければ、
何かしている自分でいなければという執着があった。

だけどそれを手放し帰国すると、不思議と開放感に包まれた。

そして丁度帰国したのが、春分だったので、
日本の春を思いっきり楽しんだ。

桜を楽しむ
もちろんスタバの春も🌸


日本の凄さを実感

海外一人旅を終えて、日本の居心地の良さを改めて体感した。

ヨーロッパではスリを常に警戒していたので、
日本に帰ってから、ものすごい安心感に包まれた。
治安が良いことは、本当にすごい事だ。

そしてどこに行っても綺麗で、美しい自然がある。
四季があり、季節の移ろいを楽しめる。

日本はすごい。
こんな国に生まれた私はラッキーだと思った。


同時に感じる日本の生きづらさ

だけど、帰国した時に乗った朝の満員電車では、
張り詰めたような空気の重さを感じた。

それに、海外では感じなかった、
日本人独特の、他人を見る目の動きみたいなものも感じた。

説明が難しいけど、他人の挙動を気にしているような雰囲気がある。

日本では、他人との境界線が曖昧で、
踏み入り踏み入られる文化みたいなものがあって、
やっぱり生きづらさを感じてしまうと思った。


日本と海外、どちらで暮らすか?

ヨーロッパ一人旅をしていた時、
今後日本で生活するか、さらに海外一人旅に挑戦するかを迷っていた。

海外一人旅をしてみて、
日本でいる事は別に当たり前ではなく、
自分で住む場所を選択できると気づいたから、
海外旅暮らしを視野に入れ始めたのだ。

実際、経済的なことを考えても、
ワーホリの制度もあるし、
お金がなくともworkawayなどワークエクスチェンジもある。

住む場所も、安い民泊をAirbnbで借りたりできるし、長期的に暮らしていくことは充分に可能だと分かってきた。

何より海外一人旅は刺激的だし、自己成長にはぴったりだと思った。

それに、海外にいると、
周りの目を気にすることがなくて、
開放感を感じられるのだ。

本当の自分を表現していくには、
ぴったりの環境だと思った。

だけど、結局私は、
今は日本にいることを選んだ。


旅人でいることへの葛藤

たしかに、旅をしていると、
色んな人と出会うことが出来て、
とても楽しいし刺激になる。

価値観を擦り合わせるような、
深い話が出来たりする出会いもある。
一期一会の出会いの素晴らしさは、何度も実感した。


私という存在を積み重ねること

だけど、場所を持たず転々と旅をしていくと、
私という存在が積み上がっていかない感覚がある。

一つの場所にいると、自分の気づきや経験を人にシェアすることで、
そのコミュニティに何かの価値を循環させていくことが出来ると思う。
私という存在の価値も積み上がっていく。

だけど私は場所を持たないから、
そんなコミュニティに参加出来ないし、
私という存在は積み上がっていかない。
あくまでお客様なのだ。

旅人でいることの孤独

そして、常に一人でいることに、
少し寂しさを感じていた。

もし仲良くなることができて、
仮にもし次どこかで会おうと思っても、
私はもうそこには居なくなっている。

だからこそ、どこかに居場所を持って、
時間をかけて、絆を深めていく繋がりが欲しくなった。

私はここにいるよという、拠点となる場所があれば、循環の輪が広がるような繋がりが持てると思ったのだ。

そう思って、日本での生きづらさを感じながらも、
日本にいることを私は選択した。

旅に行くにしても、日本に拠点を持って、
生活の軸をしっかり作っていたいと思った。

日本だからこそ出来ること

それに、生きづらさを感じる日本だからこそ、
同じように生きづらさを抱えてきた、
私が出来ることがあるのでは?と思った。

だから、あえて日本で生きてみようと思った。


日本での生活を思いっきり楽しんでみた

そうして、しばらくは日本での生活を思いっきり楽しんでみた。

日本での当たり前が、当たり前じゃないと気づいたから、今この瞬間を満喫しようと思った。

そしてせっかくだから、
やってみたいと思うことを何でもやってみた


やってみたかった事をやってみる時間

小さい頃から好きだったけど、
何の成長にもならない、時間とお金の無駄だと、
大人になってから辞めてしまったものが沢山ある。

成長・効率・進化なんて資本主義の考え方にどっぷり浸かってしまっていたから、

自分の心がやりたいことをやってみるという、
小さい子供なら当たり前に出来ることが、長年出来なかった。

そんなことに気づいて、
10年ぶりぐらいに、子供の頃好きだったお菓子作りとパン作りをやってみた。

フランスパン(かなり上達)
(食べたこともないキャロットケーキ作り)
(スタバ風?米粉スコーン)
手作りグラノーラ

子供の頃は、時間も気にせず、無邪気に楽しんでいた趣味が、いつしか無駄だと横に追いやられていた。

そんな趣味を拾い上げ、大人の自分で楽しんでみると、やっぱり子供の頃に帰ったようで、楽しい。

やっぱり私は、こうやって創意工夫できることが好きなんだと、自分についての発見もあった。

そして、健康にも興味が出てきて、断食をやってみたりした。

ちなみに、これはやってみて分かったが、
かなりきつかったので、正直無職でよかったと思った。

家族との時間

そして、これは日本に居ないと出来ないことだけど、家族との時間を楽しんだ。

居候させてもらっていた実家で、父と色んな所に遊びに行った。

父との旅は、友人とのお出かけと違い、
会話に盛り上がりはないし、刺激は少ない。

だけど、父の昔話や、感じたことを聞くのは、
自分にとってすごく貴重な時間を過ごしている気がした。
こんな時間は、仕事をしていたらきっと無理だっただろう。

父はとても感性が豊かな人だったことにも気づいたのは、無職になり、こんなふうに沢山の時間を一緒に過ごしたからだ。

お金を沢山使って刺激の多い所に行くのではなく、
自然豊かな場所にドライブしにいって、その土地の人と交流し、地元のカフェでお茶をするというのがいつもの流れだ。

そして雲の動きや季節の移ろいを感じて、
自然をめいいっぱいに感じる。

そんな父のシンプルな休日ルーティーンは、
今の私にも受け継がれている。


日本を満喫してから

そうして、日本の満喫しきって、
今やれることはやりきったと思った。

これから、おそらく日本に何かしらの拠点を持ち、生活の軸を作っていくことになるだろう。

その前に、せっかくだから、
もう一度海外一人旅に挑戦してみたいと思った。
海外一人旅も、やってみたいことの一つだった。

前回のヨーロッパで、自分らしい旅が出来なかったことが気がかりだったのだ。

今回は、予算やスケジュールに無理をせず、
自分だけの自分らしい旅をしようと思った。

そうして、私は1ヶ月の東南アジア一人旅に出かけた。


ps 一連の話は、こちらの自叙伝に詳しく書いています。もし先の話が気になる方は、ぜひご覧ください。


いいなと思ったら応援しよう!