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無職になって頑張り続けるのをやめてみた #2

前回の記事はこちら。

そうして、会社員と都会での一人暮らしを諦めた私は、晴れて実家で無職ニートをすることになった。

退職後に発症した謎の病気は、原因不明で、このまま治らない可能性もあると言われていた。

休むことの言い訳が欲しかった

長くく付き合っていかないといけないかもしれないと怖くなったが、それだったらそれだったで仕方ない、と覚悟を決めた。

しかし、徐々に病気は快方に向かい、
結果的に3週間で治った。

だがなんとなく、その時の自分には、
病気でいることが必要だった気がしている。

だって、しっかりと休むことが出来たし、
病気でいると休んでいる言い訳が立つ。

無意識のうちに、休むことに言い訳が欲しかったのかもしれない。

今思えば、無職でいることは何も悪くないし、
やりたいことをやれて、とてもいい環境にいる。

だけど、当時は社会の刷り込みに囚われていて、
無職で実家にいることは、何か少し罪をおかしているような気分だった。

ちなみに、私は大学卒業後にも一年の既卒ニート期間がある。
その時は、ものすごい罪悪感と自己否定に囚われた。

それに比べると、今回は、全く微々たるものではあった。
だけども、まだ少し無職というものへの恥ずかしさが残っていて、
人に話す時にも、少し気後れしていた。

走り抜けた人生を見つめる

だけど、冷静になって考えると、
3年間もがむしゃらに働き続けて、
それで休むな、働き続けろという方がおかしい。

自分の体をあまりにも軽んじている。
このまますぐ働くのは、何か、前の社会人生活に逆戻りな気がした。

きっと社会人に戻ったら、
また周りに合わす人生に戻ってしまうと思った。

外側に合わせて、自分を酷使する生活の中で、
「自分を大切に」「ありのままの自分で」を優先させることは、私には難しかったから。

せっかく退職したのに、この機会を活かさないともったいない。
ちゃんと休んで、また新しいステージに行きたい。

そのために、しっかり休まないといけない
そして、ゆっくり方向性を探っていこう、
そう思った。

病気が治って落ち着いてから

とはいえ、せっかくの時間なので、
やりたいことをやろうと思った。

前から、海外一人旅に行きたかったので、
思い切ってヨーロッパ一人旅に出かけた。

往復14万する航空券を買うのには勇気がいったし、あーでもない、こーでもないと航空券を買うだけで、1ヶ月はかかった。

だけど、このまま家でダラダラしていてもしょうがない。思い切って、航空券を買った。

↓旅の様子は、他のnoteに少し書いてます。


初めての海外一人旅

飛行機の窓から
トルコでの景色


ロンドンの大英博物館



初めての海外一人旅は、何もかも新鮮で、
素晴らしい経験になった。

ロンドンのヒースロー空港に降りた時の、
なんとも言えない高揚感は忘れられない。

自分はもうどこにでも行ける、何だってできる!
と感じたのだ。

とにかく自信がなかった

それまで、自分には、何にもできないと思っていた。とにかく自信がなかった

だから実際、前職にいたときも、
何の取り柄もない、魅力もない、スキルや資格もない私は、転職や退職なんて出来ないだろうと本気で思っていた。

スキルを身につけるために努力するのさえ、
机に向かって努力することがとにかく苦手だから出来なかった。頭打ちだと思っていた。

海外で自分の力に気づく

だけど、初めて海外に一人で来て、
自分というものの可能性を感じた。

思っていたよりはるかに、
自分には行動力勇気があったのだ。

前職では、土木関係の現場管理などをやっていたので、知らず知らずのうちに、一人で海外にでも行けるような、行動力や臨機応変さが育っていたのだと思う。

自分は、こんなに力があったのかと、
心底驚いた。

今まで、一人で何にもできるはずないと思って、
挑戦してこなかった人生だった。
だから、自分にある力が分からなかった。

だけど、もう、
自分はどこにだっていけるんだ、
行って良かったんだ

と飛行機の窓から、美しい景色を眺めながら、
そんなことを思った。

晴れ晴れとした気分だった。
枷が外れて、羽が生えた気分だった。

私は、新しい世界に来たんだ

今まで、一人で行動なんかできなかったのに、
急に堰を切ったように、内側から力が溢れ出した。

そうして、この旅で自分の力に気づいたおかげで、
これから冒険のような人生を始めることになる。

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次回は、スウェーデン滞在中のボランティア先で起こった、ある出来事について書いてみる。

新たな、向き合いと手放しがあった。


ps
一連の話は、こちらの自叙伝に詳しく書いています。もし先の話が気になる方は、ぜひご覧ください。


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