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経歴書の職種欄を埋められなかった私が、50代で見つけた「ひとつの答え」

経歴書の「職種」の欄で、手が止まりました。

しばらく前、思うところがあって、
転職エージェントに登録したときのことです。

これまでの経験を書く。
たったそれだけのことが、
なかなか進みませんでした。

私は、何をしてきた人なんだろう。

いざ言葉にしようとすると、
うまく、掴めないんです。


こんにちは、永野ヨウです。
48歳で長期ブランクの主婦から再就職した、とあるJTC勤め。

50代・氷河期世代の視点から、
あなたの発信をラクにするヒントを発信しています。

書き出すほど、増えていくのに

とりあえず、やってきたことを書き出してみました。

入社したときは、社内のデザインの仕事でした。
そのうち、広報も任されるようになった。

ここ数年は、
社内のシステムに関わることが増えました。

業務のためのデータベースを、ゼロから作ったり。
新しい勤務管理の仕組みを導入する
サポートをしたり。

会社のWebサイトの仕様をまとめて、
制作会社さんとやり取りをして、
できあがったものに意見を返したり。

書き出してみると、意外と、いろいろやっている。

なのに、書けば書くほど、
自信が、しぼんでいくんです。


どれも、「プロです」と言えない

理由は、はっきりしていました。

ひとつずつ見ていくと、どれも「専門家です」と
胸を張ることができない。

デザインなら、専門のデザイナーさんには、かなわない。
システムなら、本職のエンジニアさんには、とてもかなわない。

広報も、Webも、ぜんぶ「それなり」。

浅く、広く。

器用に、こなしてきただけ。

そんなふうに思えて、
経歴書の手が、止まってしまいました。

「私は、〇〇のプロです」

その一行が、どうしても、書けなかった。


ひとつに絞れないのは、なぜだろう

でも、あるとき、ふと思ったんです。

デザインも、広報も、システムも、Webも。

これって普通、それぞれ別の人が、
別の部署でやることじゃないか、と。

大きな会社なら、
いくつもの専門チームに分かれている仕事を。

私は、ひとりで、行ったり来たりしている。

一言で名乗れないのは、
能力が足りないからじゃなくて。

それだけたくさんの境界を、
越えてきたからなのかもしれない。

そう思ったら、
少しだけ、見え方が変わりました。


「それなり」の、掛け算

たしかに、ひとつずつは、突き抜けていないかもしれません。

でも、その全部を「つなげる」人は、
そんなに多くない。

デザインが分かるから、伝わる仕様書が書ける。

現場を知っているから、
実際に使ってもらえる仕組みが作れる。

広報をやってきたから、
社内の言葉と、外の言葉の、両方が分かる。

専門家の隣に立って、その言葉を、
別の誰かに翻訳する。

橋をかけるように、あいだをつなぐ。

それも、立派な、ひとつの役割なんじゃないか。
いまは、そう思っています。


名乗れなくても、いい

もしあなたも、経歴書やプロフィールの前で、
手が止まったことがあるなら。

「これ」と言い切れる肩書きがないことを、
どうか、恥じないでください。

いくつもの顔を持てるのは、
いくつもの場所で、踏ん張ってきたということ。

浅く広くではなく、
広くつないできた、ということ。

その履歴は、ひとことの肩書きより、
ずっと豊かだと思うんです。

ちなみに、あの経歴書の「職種」欄は、
いまも埋めきれていません。

でも、あのあと、私の働き方には、
すこし動きがありました。

それは、また別の機会に書きますね。


「何をされている方ですか?」
もし、すぐに答えられなくても。

それは、あなたが
何者でもないからじゃありません。

ひとことに、収まりきらないだけ。

その言葉を、
一緒に探すところから始めませんか。

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永野ヨウ


▼ でも、ポートフォリオで止まったという話。

▼ AIは、たいていのことを教えてくれるけれど。

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また次のnoteで、お会いしましょう。

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