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杖っぽくないぞ、ウォーキングポール 〜新しいモノ、試します ⑤


4月頃より、食生活改善をせず、サプリのみでどれだけ痩せるかという企画をこっそりやっていた私でありますが、この週末は大学の友人がイノシシやら鹿やらをゲットしたので食べに来ない?というお誘いにひょいひょいと乗っかり、色々なビールを買い込んで熱海まで出向きました。

ちゃんと朝から草刈りを手伝ったりもしたので、まあ大丈夫だろうと思っていたのですが、現実は厳しい。

大台にしっかりと

池中玄太まで戻ってまいりました。そりゃ食べて飲めば、戻りますわね。


4月のスタート時が82kgくらいで、先月くらいに78kgをつけたのが最低記録、といったところ。サプリのみではそうそう痩せないよな、という残念かつ当然の結果となりました。


でも、我ながら運動不足も痛感している今日このごろ。先月は路側帯の濡れたペイントに乗っかって軽く転んだり(微妙に左膝の下がいまも痛い…)、ちょっとどげんかせんと、ということは考えていたのですね。でも、車道の横を走らされるようになった自転車やランはもはやリスキー、ならば何が良いのか、と。

あ、これならそもそもの仕様が安全側だ。
そして、仕事上の実益もあるなと考えてゲットしたのが、こちら。

♪ウォーキングポール~


これじゃよくわかりませんね

もともとはスキーのストックを100年つくられているシナノさんの、あんしん2本杖、という商品です。これ、ポールウォーキングのために開発された、ちょっと変わった杖でございます。

シナノさんの公式サイトより

ポールウォーキングの売りはこちら。猫背化著しいおっさんのダイエットとして、これ以上の売り文句はあろうか、という内容。


自分、これを杖はちょっと・・・な、利用者さんにもお勧めしていたのですよ。これならお年寄りっぽく見えないし、どうですか?と。
でも、自分で使ってみないと、これの特徴が掴めないよな、という反省もあり、ならば先づは隗より始めよ、ということで買ってみたのです。

お腹の出たヨレヨレのおっさんでも使えます


たしかに見た目はほとんど、スキーのストックですね。

一般的なT字杖は、手のひらから下向きに荷重を伝える、つまり手すりで言うと横手すりの理屈で支持基底面を広げているのですが、こちらは縦の、凹凸付きの手すりを握るかたち。つまり、握る力を摩擦力に変換して、支持力にするタイプです。

そのへんの理屈、以前書いてました。

なので、T字杖だと手のひらが痛い、という方には、むしろこっちが使いやすいかもしれません。
手の甲をまわるストラップもあるので、握力を緩めても大丈夫。むしろ軽く握るのがポイントみたいです。

本日、ちょうど1.5km先のお客さんのところに書類をお預かりに伺う要件があったので、暑い時間帯ではありましたが、とうとうこいつを使って出かけたのでありました。


そうそう、まずはセッティング。ポールを体格に合わせて調整せねば。

ポールの長さ、身長×0.63が目安とのことなのですが、この製品はそんな面倒な計算は不要です。身長の目盛りにあわせて、ボタン固定するだけ。

至れり尽くせりですな

なお、似たようなスポーツにノルディック・ウォークというのがあります。
シナノさん、さすがスキー畑の企業だけあって、あっさりきっぱりと違いを解説。
ノルディックウォーク、もともとはクロスカントリースキーのトレーニングですからね。後ろにストックを突いて、押し出していく形に杖の先端も特化しているのでした。

ノルディックの方は腕が筋肉痛になるやつです



余談はこのくらいにして、ようやくお出かけです。
しばらくは、振り出したポールと同じ側の足が出たりして、ロボのようにギクシャクとしてみたりもしたのですが、だんだんとコツが掴めてきます。

で、15分くらい歩くと、なんとなく腕が疲れてきます。これ、ポール無しでの散歩では味わったことのない感覚。通常のウォーキングの1割増のカロリー消費、どうやらここが担っていそうです。
歩くことが、より全身運動になっているのだな、ということが体感できます。


また、転倒防止としては、支持基底面のお話になりますよね。
シナノさん、ちゃんとその解説も作っていらっしゃいました。手間が省けてありがたい。

支持基底面の形がアバウトなのは御愛嬌

自分の重心の(垂直投影した)位置が、この支持基底面の中にあると、人は転ばないというのが大原則なのですが(動きがあるときはちょっと違う面もあります)、そういう意味では1本杖より2本杖なのですね。要は、杖があると手が伸びた、足になったようなものなのです。2本杖は、四つ足歩行と同じという理屈になります。転びにくいわけですね。

そして、ストック効果で重心がその真中に集まりやすいせいか、姿勢もすっと伸びやすくなります。猫背解消にもとても良さげです。


でも、これを使う前に気になっていたのが、このポールの細さだと路面の穴などに刺さったりしないの?ということ。

そういうの、実際にやってみればいいのよね。

ブスッ。

けっこう頑張って突き刺してみたのですが

道端の、グレーチング(金網状の蓋)に刺してみました。

でも、石突きゴムの大きさがこの隙間より5mm程度大きい。なので刺さりません。細身だけど、そこはちゃんと考えた石突き寸法になっております。これは安心要素ですね。

消耗品なので、ちゃんと交換部品もあります。価格はノーマルタイプだと2個入り1000円+税といったところ。

最初から買っておいても良いかもですね



参考まで、こういう感じでポールを逆足の横まで運んでおります。手首で斜めに振り出すと姿勢が崩れる、というのがよく分かる参考動画。


なおこれを始めた理由、実はもう一つあって、杖の働きは「支持基底面を増やす」以外にもあるよな、ということを実際に確認したかったのですね。

むかしむかし、配膳会というバイト紹介所みたいなところから、スキー場の住み込みバイトにいき、コブ斜面に特攻隊のように突っ込んでいた時代があったことを思い出しました。
あの時のストック使い、支持基底面を増やしているわけではないよな、むしろ違う用途だよな、ということに今更ながら気づいた次第。今回の動きにも、それがちゃんとあることを理解したので、そのうちこの話を、手すりにまつわるエトセトラシリーズににまとめたいと思います。


気温がけっこう高かった時間でもあり、汗だくになって帰所。本日のテストラン、距離3.3km、途中打ち合わせが入っておりますが高低差はそれなりにあるコースでした。

まずは、週2回を目標に、3kmから5km位を歩こうかなと考えております。その結果、秋にはこのお腹がちょっと引っ込んでいると嬉しいけど、さてどうなりますやら。

※おまけ

こんなん、くっついてました。

だそうです

でも、ころり転倒もしにくくなるスグレモノでございますね。


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てすり屋のひとりごと 橋本 洋一郎(合同会社 湘南改造家) この記事、すごく役に立った!などのとき、頂けたら感謝です。note運営さんへのお礼、そして図書費に充てさせていただきます。