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人の気持ちとタイミングを読む人


大きなことを動かす人は、小さなことから人を動かしている。

人を動かす人は会社の物の配置を変えるだけでも、人の気持ちとタイミングを読んでいた。

むかし働いていた会社で出世街道まっしぐらだったYさんは人の気持ちと物事のタイミングを読んで行動する人だった。

ある日私はYさんと共に違う部署へ配属された。
その部署は仕事で使う物の配置が悪く、効率が悪かった。

「仕事の効率が悪いから物の配置を変えましょう」
私はYさんにすぐ提案した。

だが、返ってきた答えは「今はそのタイミングではない」

すぐに配置変えした方がやりやすいのに...
簡単なことをなぜすぐに行わないのだろう...
と内心思いながら私はYさんの指示に従った。

数ヶ月後。

新プロジェクトが始まるタイミングで、「新プロジェクト開始に伴って物の配置を変えます!」

そう言ってYさんはサラッと物の配置を変えた。

「新プロジェクトを理由にすれば、誰からも反発を受けずに物の配置を変えられるでしょう?」

それはYさんの戦略だった。
物の配置が悪いとわかっていながら、変えるタイミングを測っていたのだ。

他部署から来た人間に、ある日いきなり物の配置を変えられたら、ずっとそこで働いていた人たちは嫌な気持ちになるだろう。
なんだこいつ...と思うに違いない。

と、人の心を先読みしていた。

すごっ.......
そこまで人の気持ちを先読みしていたなんて…

Yさんは一度でも人から反感を買うと、その後なかなか自分の言うことを聞いてもらえなくなると知っていたのだ。
すぐに何かを変えようとしても、タイミングや人の気持ちを考えなければ周囲は納得しないし、言うことを聞かない。

人の気持ちを読み、タイミングを見極めれば、すんなりと何かを改革できることを学んだ。

大きなことを動かす人は、小さなことから人を動かしている。

***

私はカメラマンになる前、普通の会社で働いていた。

ズバリ言うわよ⭐︎

現実ではなかなか良い上司に出会えなかった。
酷い上司ばかりでした。
(おい!なんてこと言うんだ)

私が危険だなと思ったのは、

俺に意見すんなよ〜、そんなこと言われなくてもとっくに俺はわかってるんだよ!的な人。
このタイプの上司は部下がついていかない&人が育たない。

部下の話を聞く気がない上司は、情報古い&アップデートされないから、結果的に自分の首を絞めることになる。

だが、優秀な方はそれを承知の上で部下の話を聞く。
9割の話が空振りでも1割〜2割当たりの情報があることを知っているのだ。

良い情報を得る人は人の話に耳を傾ける姿勢がある。
例え経歴や功績がすごい方でも、俺に意見すんな!俺はすごいんだからな!的な人は危険だ。

イエスマンだけで周りを固めるのも危険だ。
自分に反対意見を言わせなくさせる人は、結果的に自分の首を絞めることになる。

良い上司にはなかなか出会えない。
だが、【人の良い部分だけを見て】悪い部分を反面教師にすれば、自分が腐らずに強く生きられるし、時々素晴らしい方に出会うこともある。




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