【3回行って分かった】メキシコ死者の日の治安|よくある疑問に全部答えます
【最終更新日】2026年8月18日
Hola! 年に一度、メキシコに通うヨコヤムヤムです。
「メキシコの死者の日、行きたいけれど治安が心配で……」
わかります!
メキシコって、ニュースで見るたびに怖そうで、でもリメンバー・ミーの世界は絶対に自分の目で見たくて……その間で揺れてしまいますよね。
この記事を書いているわたしは、
「メキシコ 治安悪すぎ」:Google検索1位
「メキシコ 治安が悪い理由」:Google検索1位
「メキシコシティ 治安マップ」:Google検索1位
を取っているメキシコブロガーです。
メキシコには4回渡航、死者の日は計3回経験しています。
2025年も11月に現地にいました。
みなさんを怖がらせたいわけでもなく、「大丈夫ですよ」と根拠なく背中を押したいわけでもない。
知っておくべきことを正直に書くので、最後まで読んでもらえたら、不安が「準備」に変わると思います。
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🏵️ メキシコ死者の日の治安に関するよくある疑問

細かい説明は後半に譲るとして、「これだけ知りたい」という疑問に先に答えます。
Q. 死者の日のメキシコは危ない?
A. 普段より特別に危険というわけではないですが、普段より油断しやすいという意味で注意が必要です。
祭りの高揚感で警戒心が緩む観光客を、犯罪者側はよく知っています。
Q. 死者の日の時期はいつ?何日間いればいい?
A. メインは11月1日と11月2日の2日間ですが、前後数日から1週間ほどかけて各地でイベントが行われます。
街の飾り付けや祭壇は10月末から始まり、雰囲気を楽しむなら10月28日前後から入るのがおすすめです。
滞在日数は、最低3泊4日あれば主要なイベントは押さえられますが、オアハカで過ごすならトータル5泊以上あると余裕が生まれます。
混雑のピークは11月1〜2日の夜なので、その2日間は確実に現地にいるようにスケジュールを組むのがポイントです。
Q. 死者の日のメキシコ、女性ひとりでも大丈夫?

A. 行けます。
ただし、夜間の単独行動は都市を問わずリスクが上がります。
行動パターンに少し工夫が必要で、特にタクシーの乗り方が重要です(後述)。
Q. 死者の日オアハカとメキシコシティ、どちらが安全?
A. 一概には言えませんが、危険の種類が違います。
メキシコシティはスリ・ひったくり、オアハカは夜間の移動手段の少なさがリスクです。それぞれで対策が異なります(後述)。
Q. 死者の日の夜、墓地には行ける?

A. 行けますし、行く価値があります。
ただし、移動手段を事前に確認しておいてください。夜遅くに、「タクシーどうしよう」と考え始めるのが一番危ないです。
Q. 死者の日、タクシーはどう使えばいい?
A. 都市によって正解が違います。
メキシコシティは、Uber/DiDi一択。
オアハカはUberが事実上機能しないので、ホテルなどでタクシーを呼んでもらう方法が基本です。
※オアハカでは、流しのタクシーを使えますが、夜間かつ女性ひとりの場合はおすすめしません(わたしは昼間のみ、事前に価格交渉をしてから乗っています)。
Q. カトリーナメイクはしても安全?
A. 楽しんで大丈夫です。
死者の日の時期、メキシコシティやオアハカの街中では、観光客向けのメイク屋台が出ています。
🏵️ 死者の日シーズンに治安が変わる理由

「なんとなく危なそう」ではなく、「なぜこの時期に気をつけるのか」を理解しておくと、現地での判断が変わります。
1. 観光客が集中する=犯罪者にとってのかき入れ時
死者の日の時期、特にメキシコシティやオアハカには、世界中から観光客が押し寄せます。
旅行者は財布を持ち、スマホを持ち、地理に不慣れで、お祭りの雰囲気に浮かれています。
犯罪者の視点で見ると、これほど好条件な時期はない。
警察の警備が強化されるのは事実ですが、同時に犯罪のターゲット密度も上がる。いたちごっこの構図です。
2. 有名な観光地だから安全という思い込みが危ない
「ここは観光地だから大丈夫」「人が多い=安全」という考え方は、メキシコでは通用しません。
人混みはスリの絶好の環境ですし、賑わっている通りから一本入ると急に人気がなくなる、という地理的な特性も各都市にあります。
3. 夜が深まるほどリスクが上がる

死者の日のメインイベントの一つは夜の墓地です。
夜間は視界が悪く、場所によっては人通りが減り、助けを呼びにくい状況になります。
「夜が危ない」のは分かりきっていることですが、祭りの興奮の中でその感覚が麻痺しやすいのが問題です。
意識的にリセットする必要があります。
4. 移動手段の確保が最大の防御
結局、死者の日の治安対策の核心は「移動手段」に尽きると思っています。
犯罪に遭うシナリオのほとんどは、深夜に歩いて帰ろうとする瞬間などに集中しています。
逆に言えば、移動手段さえ確保できていれば、リスクの大部分は下がるのです。
🏵️ 都市別のリスクと対策
死者の日の主要スポットはメキシコシティ、オアハカ、グアナファトの3都市です。それぞれ「危険の種類」が違うので、都市ごとに対策も変わります。
▶︎ メキシコシティ

緊張感メーター:★★★☆☆(対策を知っていれば十分楽しめる)
死者の日のメキシコシティといえば、レフォルマ通りを練り歩く大規模なパレードです。
映画「007 スペクター」がきっかけで始まったこのパレードは、今や数十万人規模の人出になります。
映像で見ると圧巻で、実際に見ると更に圧巻!
ただし、これだけの人が集まる場所は、スリにとっても格好の環境です。
スリ・ひったくり
パレードの沿道は特に混雑する場所で、人と人が密着する状況が長時間続きます。
バッグは必ず前に抱える、スマホは撮影以外はしまっておきましょう!
わたしはパレードのとき、貴重品はすべてお腹に隠せるポーチに移して服の下に入れていました。
タクシー問題
メキシコシティで最も避けるべきは、流しのタクシーへの乗車です。
移動は、UberかDiDiを使えば解決します。
アプリで車両番号・ドライバーの顔写真が確認できて、ルートも記録される。これだけで安全性が格段に上がります。
エリアの使い分け
ソカロ(中央広場)周辺の歴史地区は昼間は賑やかですが、夜は人通りが急に減るエリアがあります。
パレード終了後、深夜に徒歩で宿に戻るのは避けて、大通りでUberを呼ぶのが正解です。
▶︎ オアハカ

緊張感メーター:★★☆☆☆(移動手段の事前確保が必須)
死者の日の本場として世界中から人が集まるオアハカ。メキシコシティと違うのは、Uberが事実上機能しないという点です。これがオアハカの治安対策を少々複雑にしています。
Uberが使えない問題
オアハカではタクシー組合の反発が強く、Uberのドライバーがほとんど稼働していません。
アプリを開いても車が来ない、あるいは来ても途中でキャンセルされる、という状況が続いています。
「困ったらUber」という都市部での習慣が通用しないため、代わりに使うのがタクシーです。
宿のスタッフにタクシーを依頼するのがおすすめですが、初めてのオアハカで不安な方は、ツアーを利用するのが一番です。
夜間の徒歩移動
ソカロ周辺やマセドニオ・アルカラ通り(メインストリート)は夜も人が多く、それなりに安心感があります。
問題は、そこから一本外れた路地や、少し離れた住宅街エリアです。街灯が少なく、人が急にいなくなる瞬間があります。
祭りの高揚感の中で「ちょっとそこまで歩くか」という判断をしやすいのがオアハカなのですが、夜間の単独徒歩はできるだけ避ける、移動はタクシーを使う、という原則を守るだけで対策の大半はカバーできます。
オアハカ中心部のパレード(コンパルサ)
死者の日のオアハカで外せないのが、街の中心部を練り歩くコンパルサ(パレード)です。
音楽隊・骸骨メイクの人々・巨大な張り子の人形が一体となって夜の街を進む光景は、初めて見たとき鳥肌が立ちました。
ただし、これも「人が密集する場所」であることは変わりません。
パレードのルート沿いは特に混雑するので、スマホと貴重品の管理はメキシコシティのパレードと同じく意識してください。
加えて、オアハカのコンパルサは夜遅くまで続くことが多いです。
盛り上がって気づいたら深夜、という状況になりやすいので、中心部に近いホテルに泊まる、あるいは帰りのタクシーを何時に呼ぶか、パレードを見る前に決めておくのが現実的な対策です。
▶︎ グアナファト

緊張感メーター:★★★☆☆(州全体の情報を事前確認すること)
色とりどりの家が丘の斜面に並ぶグアナファトは、死者の日の時期も街全体が美しく飾られます。
ただし、グアナファト州については現在、外務省が注意を呼びかけており、渡航前に最新情報を確認することを強くおすすめします。
州都グアナファト市内の観光エリアは比較的落ち着いていますが、州全体の治安状況は流動的です。
必ず外務省情報の確認する
外務省の「海外安全情報」では、メキシコの州ごとに危険レベルが設定されています。
グアナファト州は定期的に情報が更新されているので、出発前に必ず最新の危険情報レベルを確認してください。
「たびレジ」への登録もあわせておすすめします。
→ 外務省 海外安全ホームページ(メキシコ)
市内移動の注意点
グアナファト市は路地が入り組んでいて、地図通りに歩けないことが多い街です。
迷子になりやすい構造上、気づいたら人気のないエリアに入り込んでいた、ということが起きやすいです。
Google Mapsは使えますが、電波が入りにくいトンネル地下道も多いので、オフラインマップの準備をしておくと安心です。
🏵️ メキシコ死者の日の具体的な行動リスト

「危ない」と言われても、じゃあ具体的に何をすればいいの、というのが知りたいところだと思います。装備論より「行動」の話を中心に書きます。
タクシーの乗り方(都市別)
治安対策の中で最も重要なのがタクシーです。都市によって正解が違うので整理します。
🚕 メキシコシティ:UberかDiDiのみ
流しのタクシーには乗らない。これだけ守れば移動リスクの大半はなくなります。UberとDiDiはどちらも使えますが、エリアによってどちらが来やすいか違うので両方アプリを入れておくと便利です。
🚕 オアハカ:ホテルにラジオタクシーを手配してもらう
フロントで「タクシーをお願いします」と伝える。これが最優先です。
🚕 グアナファト:宿に確認する
グアナファトも基本はオアハカと同様、宿経由で信頼できる連絡先を確保するのが最善です。
夜間の移動ルール
シンプルに3つだけ守りましょう。
徒歩での単独移動は、大通り・人通りのある範囲に限定する。祭りの興奮の中で「ちょっとそこまで」と路地に入らない。
帰りの移動手段を、出発前に決めておく。深夜に「どうやって帰ろう」と考え始めた時点でリスクが上がっています。
「もう少しいたい」と思ったときほど、その30分前に動く。祭りの終盤は人が散り始め、一気に人通りが減ります。
貴重品管理
高価なものを持ち歩かないのが原則ですが、スマホとパスポートだけはどうしても持つことになりますよね。ここでは、わたしがやっていることを書きます。
スマホは撮影以外のときはポケットにしまう
バッグは体の前に抱える
パスポートはお腹に隠せるポーチに入れる
財布はメインと別に、少額の現金だけ入れた小銭入れを用意しておくと、露店での支払いでいちいちメイン財布を出さなくて済みます。
万が一強盗に遭ったときは、抵抗しないことが身を守る第一原則です。モノは戻ってきませんが、身体は守れます。
墓地でのマナー
治安の話と一緒に書くのは少し違う気がしますが、マナーを守ることが結果的に身の安全につながることもあります。
地元の人に「この人は礼儀をわかっている」と思ってもらえると、いざというときに助けてもらいやすくなるかもしれません。
例えば、墓地は観光スポットではなく、遺族が故人と過ごす場所です。
写真を撮るときは必ず一言「フォトグラフィア?(写真、いいですか?)」と確認する。断られたら笑顔で引く。センパスチル(マリーゴールド)の花道は踏まない。の3つは守るようにしてください。
🏵️ それでも、行く価値は絶対にある

ここまで治安の話を長々と書いてきたので、「やっぱり怖い」と思っている人もいるかもしれません。
でも、わたしが3回、死者の日にメキシコに行き続けている理由を最後に書かせてください。
死者の日は、怖い祭りじゃない!
骸骨のメイクをした人たちが街を歩き、墓地に花が敷き詰められて、家族が故人の好きだった食べ物を供えて一晩語り合う。
死を悼むのではなく、死んだ人がまた会いに来る日として祝う。
その感覚が、日本で育ったわたしにはとても新鮮で、最初に見たとき泣きそうになりました。
センパスチルのオレンジ色が、夜の墓地を照らしている光景は、写真でも動画でも伝わらない。
実際にその場の空気を吸って、コパルとマリーゴールドの匂いを感じて、家族の笑い声を聞いて、初めてわかることがあります。
治安が不安なのは本当のことで、準備は必要です。
でも準備さえすれば、行けます。
「怖いから行かない」で終わらせるには、あまりにももったいない体験がそこにあります。
正しく準備して、最高に楽しんできてください。
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この記事では死者の日の治安に絞って書きました。「で、実際に何をするの?」「オアハカの現地情報が知りたい」という方は以下もどうぞ。
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