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【初心者向け】タロットカードはなぜ当たる?

「卜(ぼく)」の占いを、
 できるだけわかりやすく解説します


「タロットって、本当に当たるんですか?」

私は、よくこのような質問をいただきます。

そして、私はこの質問がとても好きです。

なぜなら、

とても大切な質問だからです。

タロットカードを見たことはある。

占ってもらったこともある。

でも、

なぜカードを引くの?

なぜ、偶然出たカードから未来がわかるの?

78枚もあるカードには、何の意味があるの?

「卜(ぼく)」って、そもそも何?

本当に未来がわかるの?

そう思うのは、ごく自然なことだと思います。

私自身も、

「タロットだから、何でもわかる」

とは考えていません。

むしろ、

わかることと、わからないことをきちんと分けて考える。

それが、占い師にとって大切なことだと思っています。

今回は、タロットを初めて知る方にもできるだけわかりやすいように、

  • タロットカードとは何なのか

  • 78枚にはどんな意味があるのか

  • なぜカードを引くのか

  • 「卜(ぼく)」とは何なのか

  • なぜ偶然出たカードを読むのか

  • 「当たる」とはどういうことなのか

  • タロットでわかること・わからないこと

  • 占いを信じる人も、信じない人も、どう活用できるのか

について、お話しします。


1.まず、タロットカードって何?

タロットカードは、一般的には78枚で構成されたカードです。

大きく分けると、

大アルカナ

22枚

小アルカナ

56枚

から成ります。

合計すると、

22+56=78枚

です。

ただし、タロットにはさまざまなデッキや流派があり、カードの絵柄や名称、解釈などには違いがあります。

ですから、

「タロットは必ずこの形でなければいけない」

と考えるよりも、

78枚のカードを通して、象徴や物語を読み解いていくもの

と考えると、初めての方にもわかりやすいと思います。


2.大アルカナ22枚には、
  どんな意味があるの?

タロットの大アルカナには、

「愚者」

「魔術師」

「女教皇」

「女帝」

「皇帝」

……

そして、

「死神」

「悪魔」

「塔」

「星」

「月」

「太陽」

「世界」

など、非常に印象的なカードがあります。

一枚一枚に象徴的な意味があります。

例えば、

「愚者」

新しい旅立ち。

自由。

未知の可能性。


「死神」

終わり。

変化。

古いものから新しいものへの転換。


「塔」

突然の変化。

既存のものが崩れること。

価値観の転換。


「星」

希望。

可能性。

未来への光。


もちろん、これはほんの一例です。

実際の鑑定では、

カード1枚の意味だけで決めることはありません。

相談内容。

カードが置かれた位置。

他に出たカード。

カード同士の関係。

そして、その人が置かれている状況。

そうしたものを総合して読み解いていきます。


3.では、小アルカナは?

小アルカナは56枚あります。

一般的には、

  • ワンド

  • カップ

  • ソード

  • ペンタクル

という4つのスートに分かれています。

それぞれに、

エースから10までの数札と、

ペイジ、ナイト、クイーン、キングなどの人物札があります。

小アルカナは、

日常生活の具体的な出来事や感情、人間関係、行動などを細かく読み解く

ときに、とても役立ちます。

例えば、

「今の仕事についてどう考える?」

「この人との関係は?」

「自分は何に悩んでいる?」

といった、より具体的な相談を読み解く際にも使われます。


4.では、なぜカードを「引く」の?

ここからが、タロットの面白いところです。

例えば、78枚のカードを目の前に置いたとします。

そこから、

一枚。

また一枚。

カードを引いていきます。

すると、

「どうして今、このカードが出たんだろう?」

と思うことがあります。

では、

なぜ偶然出てきたカードを読むのでしょうか?


5.「卜(ぼく)」とは何なのか?

前の記事でも少しお話ししましたが、

タロットは、占いの大きな分類では、

「卜(ぼく)」

に分類される代表的な占術の一つです。

「命・卜・相」の、

卜。

この「卜」は、

その時、その場で現れたものを手がかりにして、

状況・流れ・可能性などを読み解いていく

考え方です。

タロットだけではありません。

易なども「卜」の代表的な占いです。

私の得意とする、多くのカード占いは、「卜」です。


6.「偶然なのに、なぜ意味があるの?」

ここは、タロットを初めて知る方が最も疑問に思うところかもしれません。

例えば、

78枚の中から、

たまたま、

「星」

のカードが出たとします。

「ただの偶然じゃないの?」

そう思う方もいるでしょう。

はい。

そう考えることもできます。

そして私は、

その考え方を否定する必要はないと思っています。

占いを信じるかどうかは、

その人自身が決めることだからです。


7.それでも、私はカードを読みにいきます

では、

「偶然なら、なぜ占い師はカードを読むの?」

と思いますよね。

私は、

その「偶然に現れたカード」を、相談者様の問いと照らし合わせて読むこと

に意味があると考えています。

例えば、

「仕事を辞めるべきか迷っています」

という相談で、

「塔」のカードが出たとします。

そこで、

「塔が出たから、絶対に仕事を辞めることになります」

とは言いません。

そうではなく、

「今の仕事について、何か大きな変化を考える必要があるのかもしれない」

「今まで当然だと思っていたものを、一度見直す時期なのかもしれない」

といった可能性を考えていきます。

そして、

相談者様のお話に戻ります。

「今のお仕事で、何か『もう限界かもしれない』と感じていることはありますか?」

「最近、これまでとは違う考え方をするようになったことはありますか?」

そんなふうに、

カードと相談者様の言葉を行き来しながら、

意味を探していきます。


8.タロットは「カードだけ」で
  占っているわけではありません

ここは、とても大切なところです。

タロット占いは、

「カードの意味を暗記して、当てはめる」

だけではありません。

もちろん、カードの基本的な意味を知っていることは大切です。

でも、それだけでは鑑定になりません。

例えば、

同じ「星」のカードが出ても、

「恋愛について相談している人」

と、

「仕事について相談している人」

では、

読み方が変わることがあります。

さらに、

「今の状況」

「過去」

「未来」

「アドバイス」

など、カードが置かれた場所によっても意味が変わります。

だから、

カードの意味+相談内容+展開+全体の流れ

を合わせて読む必要があります。


9.私は「カードとつながる」ことを
  大切にしています

私は鑑定のとき、

相談者様のお話をまずじっくり聴きます。

そして、

その相談者様の未来に光があることを願いながら、

カードを引きます。

カードが出たら、

「このカードは一般的にはこういう意味だから……」

だけでは終わりません。

そのカードが、

「今、この相談者様に何を伝えようとしているのか」

を考えます。

カードの意味を無理に自分の都合に合わせることもしません。

相談者様が喜びそうだから、

良い意味に変えてしまうこともしません。

出てきたカードを、

できるだけ正直に受け取る。

私は、それを大切にしています。


10.では、「タロットは当たる」の?

さて。

ここまで読んでくださった方が、一番知りたいところかもしれません。

「結局、タロットは当たるんですか?」

私の答えは、

「当たることがあります」

です。

……少し、意外でしょうか。

私は、

「タロットは100%当たります」

とは言いません。

なぜなら、

未来を完全に固定されたものとして考えていないからです。

人は、

今日の選択を変えることができます。

明日の行動を変えることができます。

誰かとの関係も、

仕事への向き合い方も、

自分自身への考え方も、

変えることができます。

だから、

未来は一つに固定されているとは限らない。

私はそう考えています。


11.では、「当たった」とは、
  どういうことなのか?

例えば、

「今の自分の気持ちを、そのまま言い当てられた」

という経験。

あるいは、

「今後起こりそうなことを言われて、その通りになった」

という経験。

こうしたとき、

人は、

「当たった」

と感じます。

でも、私はもう一つ、

大切な「当たり方」があると思っています。

それは、

「自分でも気づいていなかったことに気づけた」

ということ。

例えば、

「本当は、仕事を辞めたいんじゃなくて、今の働き方を変えたいだけだった」

と気づく。

「彼と復縁したいと思っていたけれど、本当に欲しかったのは、彼から愛されていた自分を取り戻すことだった」

と気づく。

それも、

占いが当たった一つの形

なのではないでしょうか。


12.タロットで「わかること」

私が考える、タロットが特に得意なこと。

それは、

・今の状況

・現在の心の動き

・人間関係の流れ

・恋愛の状況

・これからの可能性

・選択肢を考えるためのヒント

・自分でも気づいていなかった気持ち

・今、大切にしたほうがいいこと

などです。

もちろん、すべてを断定できるという意味ではありません。

「今の状況から見える可能性を読み解く」

というイメージです。


13.逆に、タロットで「わからないこと」

ここも、きちんとお伝えしておきたいと思います。

私は、

占い師だから何でもわかる

とは考えていません。

例えば、

「絶対に○月○日にこうなる」

という未来を保証すること。

あるいは、

「相手の頭の中を100%透視する」

こと。

「病気を診断する」

こと。

「法律上の結果を保証する」

こと。

「投資やギャンブルで必ず勝てると保証する」

こと。

こうしたことを、

タロットで断定することはできません。

占いには、

できることと、できないことがあります。

私は、その境界を大切にしたいと思っています。


14.「占いを信じていない人」にも、
  タロットは使える?

これも、よく考えることです。

実は、

占いを完全には信じていない方にも、タロットは使える

と私は思っています。

「カードに未来を当ててもらう」

という考え方ではなく、

カードを、自分自身と対話するためのきっかけとして使う

という方法です。

例えば、

カードを一枚見て、

「私は、このカードを見てどう感じた?」

と自分に問いかけてみる。

「なぜか、このカードが気になる」

「この絵を見ると、不安になる」

「このカードの女性に、自分を重ねてしまう」

そんな感覚が出てくるかもしれません。

それだけでも、

自分の心を知るきっかけ

になります。


15.カードは「心の鏡」なのかもしれない

私は、ときどきタロットカードを、

「心の鏡」

のように感じます。

鏡は、

「こうなりなさい」

とは言いません。

ただ、

今の自分を映します。

タロットも、

カードを通して、

自分が今、

何を感じているのか。

何を恐れているのか。

何を望んでいるのか。

何に迷っているのか。

そんなことに気づくきっかけになることがあります。


16.だから私は、「占いを信じてください」とは言いません

これは、月乃 よしとして大切にしたいことです。

私は、

「絶対に占いを信じてください」

とは言いません。

信じる人もいていい。

半信半疑の人もいていい。

「面白そうだから試してみたい」

という人もいていい。

「占いは信じていないけれど、話を聴いてほしい」

という人がいてもいい。

大切なのは、

占いをどう使うか

だと思っています。


17.占いは、人生の「答え」ではなく「問い」を見つけるもの

私は、

占いには、

答えを与える力だけではなく、

新しい問いを見つける力

もあると思っています。

例えば、

「彼と復縁できますか?」

という問いが、

「私は本当に、この人ともう一度一緒にいたいの?」

という問いに変わる。

「転職すべきですか?」

という問いが、

「私は仕事に何を求めているの?」

という問いに変わる。

「私は幸せになれますか?」

という問いが、

「私にとって幸せって何?」

という問いに変わる。

その瞬間、

占いは、

単なる「未来当て」ではなくなります。


18.私がタロットを大切にする理由

前回の記事でもお話ししましたが、

私がタロットを大切にしている理由は、

カードが未来を決めてくれるからではありません。

むしろ逆です。

カードから受け取ったメッセージを手がかりに、

相談者様自身が、

「私はどうしたいのか」

を考えることができる。

その時間に価値があると思っています。


19.最後に4枚目のカードを引く理由

私が4枚のカードで鑑定するとき、

最後のカードを、

「アドバイス」

として読むことがあります。

このカードを引くとき、

私は、

相談者様の未来に、

少しでも光がありますように。

そう願います。

もちろん、

「絶対に良いカードを出してください」

とカードにお願いするわけではありません。

どんなカードが出ても、

そのカードを受け取ります。

そして、

そのカードが伝えてくれていることを、

できるだけ正直に読み解きます。

その中から、

相談者様がこれから進むための、

小さな光

を探します。


🌙 タロットカードは、未来を決めない。

ここまで読んでくださって、

「結局、タロットって何なんだろう?」

と思われた方もいるかもしれません。

私は、

タロットカードは、

未来を決めるものではない

と思っています。

カードは、

あなたの人生の主人公ではありません。

主人公は、

あなたです。

カードは、

迷ったときに、

少しだけ先を照らしてくれる。

今の自分を映してくれる。

自分では気づかなかったものに気づかせてくれる。

そんな、

一つの手がかり

なのだと思います。


🌙 心に迷った夜に。

もし今、

あなたの心の中に、

一つの問いがあるのなら。

無理に答えを出さなくてもいいと思います。

「どうしたらいいんだろう」

「このままでいいのかな」

「私は、本当はどうしたいんだろう」

そんな問いを、

一度、カードに預けてみる。

カードから返ってきた言葉を、

静かに眺めてみる。

そこに、

あなた自身がまだ気づいていなかった、

心の声があるかもしれません。


🌙 月乃 よしの占い

私は、

「当てること」だけを目的にした占いではなく、

「自分の未来を、自分自身で考えるための占い」

を大切にしています。

だから、

まずお話を聴きます。

そして、

カードを引きます。

カードから受け取ったものを、

良いことも、厳しいことも、

できるだけ誠実にお伝えします。

そして最後は、

あなた自身が、

あなたの未来を選べるように。


🌙 あなたは、タロットをどう感じますか?

「タロットって面白い」

「一度、占ってみたい」

「まだよくわからない」

「正直、半信半疑」

どんな感想でも大丈夫です。

もし、今あなたの中に、

一つだけ、どうしても気になる質問

があるのなら。

それも、いつか聴かせてください。

🌙月乃 よし


🌙 鑑定について

月乃 よしでは、

一つの質問を、気軽に相談したい方へ

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まずは、お話を聴かせてください。


🌙 あわせて読みたい

「そもそも、占いにはどんな種類があるの?」

という方はこちらの記事もどうぞ。

👉 【完全解説】「占い」とは何か?
人を救い、一生の仕事にするための「占い」全種類・活用ロードマップ

そして、

「月乃 よしは、なぜタロットを大切にしているの?」

と思ってくださった方はこちら。

👉 占い師・月乃 よしが「タロット占い」を大切にする理由。カードは、何を教えてくれるのか?



🌙 おわりに

占いは、

「当たるか、当たらないか」

だけで語られるものではないと、

私は思っています。

迷っている人が、

少し立ち止まる。

自分の心を見つめる。

今まで気づかなかった気持ちに気づく。

そして、

ほんの少しだけ、

前を向く。

そのための小さな時間を、

占いは作ることができる。

私は、そんな占いを大切にしています。

ここ、

「心に迷った夜の、占い処。」

で、

これからも、

占いについて、

タロットについて、

そして、

心や人生について、

一緒に考えていけたらと思っています。

また、どこかの夜に。

🌙月乃 よし


◆自己紹介
はじめまして。占い師・月乃 よしです。 心に迷った夜の、占い処へ。


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