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文学フリマとZINEフェスの出店記録、本づくりに本気で向き合ってみた

今年の5月に勢いで自ら本をつくり、そこから4ヶ月の間で3つの即売会に出店しました。

はじめての出店は5月11日の文学フリマ。


その後、6月11日にZINEフェス東京(ZINEとクラフトマーケット)、そして先週9月14日にZINEフェス文芸に出店してきました!


すべて勢いからの申込みであり、いろいろと追いつかず夜中まで準備をしていた日もありましたが、なんとか3つの大イベントを終えることができました。

この記憶が新鮮なうちに、「本を売るということ」「文学フリマとZINEフェスの違い(個人的)」「これからのこと」について書き残しておこうと思います。


本を売るということ

「出店者としてだけでなく、参加者としても純粋にイベントを楽しむ!」
これは最初から決めていたことでした。

ひとり出店だと自分のブースを離れることになるため、短時間にはなってしまうのですが、実際に欲しかった本を購入しに行ったり、気になったブースに立ち寄ったりしています。

自分が書いているジャンルだからかもですが、仕事やキャリアがテーマのもの、あたりまえのように見えてさりげない変化を感じる日記のような本に惹かれがちです。あとは装丁やブースの雰囲気に惹かれてジャケ買いすることも⋯!一目惚れってやつですね。


出店の回数を何度重ねたって、やっぱり緊張するしこわいです。だけど値段をつけて販売するからには、できることすべてをやりきりたいし、堂々としていたいなと改めて思いました。

実際に自分が本を手に取るときに「こんな経緯があってこの本を書いたんです!」とか「好きすぎて本にしました!」とか、背景を直接教えてくださったり、本に込めた想いが紹介文に書いてあったりして。その想いに共感したり惹かれたりして、本をお迎えしたんですよね。

「つまらない本ですが⋯」より「全力で書いた渾身の作品です!こんな本です!好きで書きました!見て!できれば読んでほしい!!」的な熱量を、自分ももっと伝えていきたいなと思いました。

もちろん本づくりの初心者だし改善点はあるけれど、いまのベストを尽くして本気で生み出した本なので、愛をもって送り出したい!そのためには、ブースの装飾や本の紹介など、もっと工夫できるところがありそうです。次に向けてひとり作戦会議をします。


文学フリマとZINEフェスの違い

他の出店者さんもブログに書いていたのですが、文学フリマは出店数が多いぶん、事前にWebカタログかXで欲しい本をチェックしてブースをまわる人が多いです。というか、そうしないとまわりきれない。

実際にわたしも参加者として文学フリマを訪れたときは、行きたいブースリストを事前に作成して会場を一周しました。試し読みコーナーがあるのもありがたい。全ブース分の本が一箇所にまとまっているので、実際に手にとって一目惚れした本もリストに追加しました。

エリアによっては大混雑だったので、なかなか立ち止まることもできず、その場でふらりと購入したのは1冊だけ。人気ブースは午前中で完売していたりもして、熱気と勢いがすごい⋯!


一方のZINEフェスはどちらかというと、ふらっと遊びに来て偶然の出会いをのんびり楽しむ感じ。全ブースを何周か見てまわれる規模なので、試し読みや会話をしながら本を吟味している方が多かったです。家族や友人同士でいらっしゃる方も多い印象。

その場で足を止めてもらうには、声掛けをするか、目立つブースにするかかなあ。「Xを見て気になってました!」と声をかけてくださった方もいたので、文学フリマでもZINEフェスでもSNSの投稿は頑張りたいところ。

わたしが出店したZINEフェスはどちらもテーマがあって(クラフトマーケット、詩歌/日記/随筆)、文章だけでなく写真やハンドメイドなど、アート寄りの作品も多く見かけました。本のつくり込みとかもおしゃれで素敵!ノーマルなZINEフェスにも一度出てみたいなと思っています。


これからの本づくり

3つのイベントを通して、やっぱりわたしは文章を書くのが好きだし、それを形にして誰かに届けるということがたまらなく楽しいのだと実感しました。

そしてどのイベントも出店者・参加者・運営とみんなでつくり上げるアットホーム感があって、文化祭のような雰囲気はとてもワクワクします。読むのが好きな人と、書くのが好きな人しかいない空間。

目の前の人が自分の書いた文章を手にとってくれること、大事な愛しい本たちがいまも誰かの家の本棚にいること、貴重な時間を使って読み感想を伝えてくださること、奇跡みたいなことばかりであまりにも嬉しいです。文学フリマやZINEフェスでお会いできた方、本当にありがとうございました!


書きたいことだけを書く、それでもって読まれることも諦めない。これはnoteをはじめたときに決めたことですが、本づくりも同じ気持ちで向き合っています。誰かに求められなくたって書くだろうけど、書くからにはひとりでも多くの人に見つかりたい⋯!

その上でこういった即売会イベントに出店するなら、目に留めてもらうための工夫や、こんな本があるのだと知ってもらうための行動は、もっとできることがあったかもと感じました。SNSでの事前宣伝とかブースの装飾とか。特にSNSはすぐサボってしまうタイプなので、もっと日常的に使っていこうと思います。

あとはやっぱり、本づくりを長く続けるにはお金の流れをもっと考えるべきだなあと。本の印刷やイベント出店には必ず費用がかかるわけで、自分の中の予算やイベントスケジュールをふまえて計画しておきたいし、黒字になることで次の制作へもつなげることができるんだなと。このあたりはまた別でまとめたいな。



次の書きたいテーマはもう決まっているので、11月23日の文学フリマには新刊を持っていく予定です。

20代後半から30代になるまで、「これからの人生どうしよう?」をものすごく考えるタイミングでした。仕事、家族、結婚、人間関係、日々の暮らし。選択の連続で疲れて、だけど同年代との差は気になるし、でも年齢カウンターは止まらないし、みたいなアラサーの混沌とこれからのことをエッセイにします。

選ばなかった・選べなかった人生のこと、ひとりで生きていく(かもしれない)ということ、その孤独に本づくりを通して向き合っています。どうか形になりますように!

進捗はnoteに書いていきます。楽しむぞ〜!




▼新刊が完成しました!

▼既刊の転職退職無職エッセイ本はこちら



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