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キンドルの表紙をセンスのかけらもない自分がどうやって作ったか。

こんにちは。代々木夜々一といいます。小説なんぞを書いている人間です。

アマゾンのキンドルは、だれでもアマゾンで本が売れるサービスです。私も何冊か出版してます。正式名『Amazon・キンドル・ダイレクト・パブリッシング』(略してKDPとよく表記されます)

キンドルで自分の本をだしてみよう!そう思ったとき、最大のハードルは「表紙」じゃないでしょうか。

プロに依頼すれば話は早い。そんなことはわかってます。でもそれは費用がかかってしまう。

この記事では「いかにお金をかけず、自分でキンドルの表紙を作るか!」を案内していきます。「キンドルで本をだしてみたいなぁ」って思っている小説家さんたちのお役に立てれば幸いです。

注)「マジで画像編集とかしたことねぇ!」って人にむけて解説していきます(私がそうだったから)

すばらしい表紙を作れる話では、ございません!

あくまでも、これから話すことは「いかに誤魔化すか!」です。かっこいい表紙を作ろうとか、目立つ表紙を作るとか、そういう話ではない。

美術センスのカケラもない人が、どうやってお金をかけずに表紙を作るか。これがテーマです。

だって私自身、絵は書けないし、デザインのセンスも皆無です。ねらうのは最低限のクオリティ。「なんか、それっぽいね!」ぐらいでいいんです!

試行錯誤するなかで「誤魔化せるコツ」がわかってきました。以下に列挙します。

  • 自作品と同じジャンルの本の表紙デザインを見る

  • 実写ではなくイラストを使う

  • 無料素材を3つぐらい重ねる

  • 下地となる背景は必要

  • 文字はタイトルと著者名だけ

この5つがコツです。

使うアプリは画像編集ソフトひとつで充分!

画像編集ソフトイメージ

PhotoShopでも、Canvaでも、なんでもいいです。私は今回、無料で使えるGINPにしました。

必要な性能はひとつだけ。これだけを覚えておいてください。

  • 透過PNGが使えるか?

この機能だけは絶対に必要です。これも画像編集したことないかたは「なんだそれ?」ってなると思います。さきに解説しておきます。

透過PNGとは?

透過PNG

すごく簡単に言うと、背景が透明なイラスト素材です。
画像ファイルには、JPEG、PNG、GIF、など色々な種類があるのですが「PNG使えばオッケー!」とだけ覚えておいてください。

キンドル表紙、いざ実践!

まず、アマゾンで表紙の雰囲気をつかむ

アマゾン画面

自分がだしたい本って、おおまかにジャンルで言うとなんですか?
小説なのか、ライトノベルなのか、エッセイなのか、学術書なのか。それをアマゾンで検索してみてください。

各ジャンルって、それぞれ表紙に特徴があります。ライトノベルは、かならずイラストだなとか、ハウツー本は説明の文字が多いなとか。

私の場合は、今回だしたいのは小説なので、小説のジャンルを見くらべたりしました。
すると気づきました。「純文学は、ほぼタイトルが縦書き。SFのタイトルは、ほぼ横書き」だと。

この事前に表紙の雰囲気をつかんでおくの、重要です!
なぜって、私はセンスがないからです!(笑)ゼロから作るなんて無理です。自分に近いジャンルの表紙から、雰囲気をパクるしかありません。

なんとなく「こんな雰囲気の表紙かな」とわかったら、さあ作っていきましょう!

画像編集アプリ、新規作成!

新規作成の画面

キンドルの表紙サイズを新規作成で指定します。
さっさと話をするために結論「高さ2560、幅1600」です!

確認されたいかたは、キンドル・ダイレクト・パブリッシング(略してKDP)のヘルプページを見てみてください。「電子書籍の表紙」です。

次に、なんとなく自分がつかいたいイラストを探します。
版権フリーの無料素材です。いくつもサイトがあるので、いろいろまわってみてください。
例として、イラストACのURLを貼っておきます。無料だと一日にダウンロードできる枚数が制限されたりしますが、でも無料でイラスト素材をゲットできます。

私の場合、今回はコーヒーが重要なアイテムになる話でした。なので、まずコーヒーのイラストを探してゲット!

コーヒーのイラスト素材

メインとなる素材が見つかったので、次に背景となる素材を探します。
なぜ背景が必要かというと、バックが白だと表紙に見えないからです。
アマゾンで本がならんでいる画面を思いだしてください。

自分が作る本の表紙が白いと、境界線がわからなくなります。ワクを入れるっていう方法もあるんですが、難しいことをしようとするとデザイン能力が必要になります。背景画像を貼りつけたほうがラクです!

そこで私は、さきほどのイラストサイトで「背景 灰色」で検索。

灰色背景

とりあえず、これをゲット。
もうこういうのは、じっさいにやってみて、あーでもない、こーでもない、と試してみる以外に手はありません。

結局、さきほどのコーヒーのイラストと合わなかったので、クリーム色の背景にしました。

画像アプリで重ねていく

わかりやすく解説するために、順番に貼った様子を連続で見せます。

新規作成の画面

サイズを指定して新規作成した画面ですね。ここにまず無料素材で探した背景を貼ります。

背景が入った状態

背景を貼りつけました。
ちなみに背景は、ピッタリではなくサイズからはみ出すように貼ってください。そうしないと、はしっこに白い線がでたりします。

さてここに、コーヒーのイラストを貼ります。

コーヒーのイラストを貼った状態

各イラストの配置や大きさ、これはもう、いろいろやって悩んでみてください。
私もデザインセンスは皆無ですので、いろいろ試してみるほかありません。

さて、ここまでやって、なにかもうひとつ足りません。このままタイトルの文字を入れてもいいんですけどね。

「なにか、もうひとつ足したい」そういうときに、私のようなデザイン素人さん、いい手があります。組み合わせがしやすいイラストは、以下のようなイラストです。

  • 太陽

  • 道路

  • 三角や四角といった図形

わかりますでしょうか。アイテムとか「物」ではないんです。もっとスケールの大きなイラストだったり、意味のない抽象的なイラストです。
物と物を重ねようとすると、配置やセンスが必要になってくるんですよ。そういう能力、私には無い(笑)

なので、簡単に表紙を作ろうと思ったさい、この3つの掛け合わせが簡単です。

「①背景×②人物またはアイテム×③抽象的なイラスト」

私の場合は「雨」のイラストを足しました。小説のなかにも雨がふるシーンがあるので。

背景+コーヒー+雨

はいはい。もう充分!
私には、このへんが限界です!(笑)
ここまで決めるのに、すごい時間かかってます!(笑)

あとは「タイトル」と「著者名」を入れます。

タイトルと著者名を入れる

できあがり!
もちろん、これを見て、こう思われるかたも多いでしょう。

「うっわ、だっさ」

はいはい。わかってますよ。知ってます。自分にセンスがないのは、あなたより自分がわかってますから!

繰りかえし言いますが、これは「どうやって誤魔化しながら、自分で表紙を作るか?」という解説です。
デザインができたり、自分でイラストが書ける人は、この記事、まったく参考にならないと思います。

ですが「キンドルで本をだしてみたいけど、表紙がなぁ・・・・・・」って悩んでいる人には、ひとつの手法として有効だと思います。

実際、これで作った短編をキンドルで売っています。
99円という最低価格、キンドルアンリミテッドに入られているかたは無料で読めます。
ぜひ、読んでやってくださいませ。

キンドル出版の全体的な流れとしては、この記事で解説してます。
参考にしてみてください。

みんな最初は、へたなんです。私もへたなりに、なんとかできました!
本をだしたいかた、やってみましょ。がんばってください!

今回は表紙を自力でやってみたという話ですが、プロのデザイナーさんにたのんだ場合の体験談もあります。参考にしてみてください。


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