40歳離婚・41歳再婚、流産。不妊治療は「情報戦」だった。
40歳、離婚。絶望のスタート
40歳の誕生日を迎えてすぐ、私は離婚した。なかなか絶望のスタートである。もともとうまく行っていなかったので、元夫に未練などはないのだが、「40歳になった直後に離婚」というステータスは単純に詰んでいるわけである。

普通に結婚して普通に子どもを産みたかったのになぁ。
普通の人生がなんとなく生きていたら叶うだろうというのは大きな間違いだった。ここからの巻き返しはかなりしんどい。
人生荒波すぎ。絶望を直視しきれず、ただ時が経ちそうになっていた。
本旨ではないため詳細は割愛するが、この半年後、私は再婚した。そしてすぐに妊活が始まった。
スピード再婚のエピソードについてもしたためたいのだが、不妊治療戦略したためを優先する。多分そっちのが再現性ある。不妊治療で後悔する人を一人でも減らせたら幸いだ。
当時の不妊治療知識レベルは1以下。どんな病院に行き、どんなステップを踏むべきかの情報はかなり曖昧だった。
・とにかくお金がかかる
・一刻も早い方がいい
くらいの知識。あまりにも表層。急ぐべきと頭ではわかっていながらも、めんどくささが勝つ。日々の予定に追われながら、どこかで先延ばしにしていた。
この「なんとかなる」が、最初の間違いだった。
自然妊娠できた。でも流産。「また妊娠できるはず」という油断
入籍直後、なんと妊娠が判明した。まさかの自然妊娠である。
嬉しいの前にキョトンである。もちろん嬉しいことに変わりはないのだが、うまくいきすぎていることに面食らった。

40歳での離婚、不妊治療、様々な絶望や不安は杞憂に終わり、全てがうまくいくんじゃんと思った。
しかし、妊娠8週で流産した。稽留流産。心拍が確認できなかった。
流産の処置はなかなか残酷である。産婦人科に行って、排出の処置をするのだ。同じ待合室には、妊娠中の人も、生まれたばかりの子どもを抱いた人もいた。
私は、想定外の妊娠で、ここまでに苦労や努力を伴っていなかったことと、元来の合理的思考から、このシチュエーションにさほど落ち込むことはなく、「泣いても状況かわらないから次いこ」と淡々とこなすことができた。しかし、これは心身負担が強い人も多いだろう。
一瞬涙が溢れそうになったが、泣いても状況は変わらない。
「泣くことに意味はない」「自然妊娠できたんだから、また妊娠できるはず」
考え方をポジティブに矯正舵切りしたものの、一方でこの思考は油断も呼んだ。
40代の卵子は、毎月確実に老化していくからだ。
初診で感じた違和感。「めちゃ金儲けシステムなのでは…」
状況はリセット。その後すぐに知人のオススメしてくれた不妊治療クリニックへ行くことにした。初めての戦場。来院し、まず面食らったのはその豪華さと、待ち時間の長さ。診察待合は重い空気で満たされ、一様に存在感をゼロベースに消した女性が並んでいる。

自分もその新メンバーになったにも関わらず、どこか客観視しながら、不妊治療ってかなり儲かるんだろうな…と思った。
一通り、言われるがままに検査を受けた。最近ワクチンを打ったばかりの風疹の検査とか、いらないんじゃないかなーと思いつつも、この検査は必須で、受けていないとうちの病院にかかることはできない的な説明をされる。
お察しの通り、検査は自費で高い。
不信感が少し募る。検査結果はその日には出ないため、また後日来なければならない。初回は、病院往復1時間に加えて、待ち時間2時間半。午前はあっという間に消失。これを数日後に再び…正直めんどくさい
後日、検査結果を聞きに行った。
幸いなことに、数値は悪くなかった(ようだ)。というのも、不妊治療知識が薄目なので、数値が示す「良さ」「悪さ」がよく分からなかった。医師の「良い」という言葉を鵜呑みにするしかなかったのだ。
数値が良かったことや、自然妊娠の実績があったため、医師は、タイミング法→人工授精→体外受精のステップを踏もうと提案した。ただし、年齢を鑑みて、タイミング法を試すのは2度とのこと。
「まずはタイミング法をするので、次の生理が来たら来院してください。」
違和感。面倒。タイミング法と自然妊娠って誤差じゃないの…?という思い。これに時間とお金を費やすことに拒否感を抱いてしまった。そして、医師が提示する「ステップアップ(タイミング法→人工授精)」という教科書通りのルートが、40代の私にとっての「最短最良ルート」とは限らないということにも気づけなかった。
結局、私は通院を中断し、全て先延ばしにしてしまった。
クリニックへの不信感
結婚式の準備
引越し
無理やり付けた理由かもしれない。結果として後悔してるし。
脳裏に不妊治療がよぎりつつも、目先の別のToDoをこなして過ごした。私でなくても良かった仕事の納期にも追われた。
ある意味で逃げたとも言える。
でも、情報があれば、別の選択ができただろう。
「落ち着いたら始めればいい」わけない。今すぐやれ
さらに半年後、治療を再開した時に私は知った。知識があれば、もっと効率よく動けた。様々な予定と並行しても、この半年間を無駄にしない動き方があった、と。
不妊治療は、医師に委ねるだけの「お任せコース」ではない。空白期間を経て、私は気付いた。 不妊治療は「情報戦」だ。
医師は、患者が不妊治療を勉強している前提で話す。不妊治療偏差値60くらいの前提で話す。「聞かれなければ、教えない」のがこの世界の構造なのだ。情報は自分で掴みにいくしかない。情報戦だが、敵は無論医者ではない。 医者を「最強の味方」とし、自分の理想を叶えるための戦いだ。
今後は、私が「情報戦」で何をしたのか、具体的戦略を書いていきます。
その前に自己紹介も書きましたのでよろしくです。
40代、戦略的に妊活しないと時間がないぞ!!
不妊治療は、出口の見えない投資になりがちです。お金ももちろんのこと、時間にも限りがあり、時間の方が取り返しが付かない。
私の後悔と選択をもとに、今後の記事では、戦略的妊活を公開しようと思ってます。
ライフプランの中で、保険も使い、最小回数で採卵を終える方法
自費の使い所
医師への質問術: 「やるべき行程、やらない行程」を炙り出す聞き方
分岐点の見極め: どこで勝負し、どこで撤退・転院するか
私の体験が、あなたの貴重な時間を守り、未来を切り開く情報になれば幸いです!!40代、まじで、大事だから、時間!
