白菜もんじゃで乾杯!うれしい楽しいふたりごはん
齢10歳となった俺🐶の健康も気になるけれど、最近、日本の両親の健康にも懸念事項がでてきて、心配事が絶えない。
あれはたしか先週の真ん中らへんのこと。ふと、「日本の家族(両親)がいなくなって、俺もいなくなったら私は一体全体どうすればいいの?🥺」と弱気なひとりごとを発したところ、どうやらちゃんと聞こえていたらしく向かいにいたヒトが間髪入れずにつぶやいた。
「Je suis là.(=ワタシがいる)」
・・・・おおおお。
そうだった!私結婚してたわ。Otto氏がいた!(笑)
当たり前すぎてつい忘れそうになる、バディの存在。
その心強さを思い出して、なんだかうれしかったもんで、週末は前から氏に所望されていたもんじゃをすることに決めた。
先日のKaraageの記事でも力説したように、食に対するおこだわりが強い我がフランス人Otto氏。そんな氏がハズレなく好んで食べるのが、OKO(お好み焼き)、TACO(たこ焼き)といったいわゆる「粉もん」だ。意外なことに、あの見た目が吐瀉物イマイチなもんじゃだって大好物なのである。
パリでは、深酒友Aちゃん宅で夜な夜なAちゃんの創作ハイクオリティもんじゃに舌鼓を打っていたけれど、北フランスに越してきてからというもの、ひとりもんじゃで優勝した記憶しかない。
そうそう、時を経て、この記事を読んでくださったオランダにお住まいのobentoさん。obentoさんの夢にまでもんじゃが登場し、オランダのご自宅でももんじゃを楽しまれたようだ。越境もんじゃ、うれしい。ひとりもんじゃ冥利に尽きる(なにそれ)。
Otto氏にハイボールをオーダーしてつくってもらい、ガソリンを注入しながらいざ準備スタート。日本のような柔らかキャベツがまったく手に入らない土地にいるので、OKOのとき同様、白菜(Chou Chinois)で代用しよう。適当な大きさに切って、ぶんぶんチョッパーでぶんぶんする。

普通に白菜
そうそう、白菜は最近、近所の中規模Carrefourでも街中のBiocoopでも棚に並ぶようになった。並ぶのは需要があるからってことよね?白菜の素晴らしさに皆さんが気づいてくれて私はうれしいよ。。
生地は、薄力粉(スプーン大盛り2、3杯)、茅乃舎のだし1パック、ウスターソース、切りイカを加え、水(500〜600ccくらい)を加えて混ぜ、粉砕白菜も混ぜ込む。

具材はこんな感じかな?海鮮系を仕入れたかったけど、天気が悪くて港に降りる気力がなかったので、ありもので。
なお、発酵食品つながりで納豆いれてもいい?とダメ元で尋ねると、案の定「🤮」的な返事が一瞬で返ってきたので、Otto氏に忖度したラインナップとなっている。これくらいはね、私が折れないと。

先月のobentoさんのもんじゃに触発されて、絶対近日中にもんじゃをやろうと来たる日に備えてなんちゃってキムチを仕込んでいた過去の私を褒めたいね。アンタできる子だよ。 食いいじ万歳。
最後にセッティング。おうちもんじゃといえばおそらくホットプレートだけど、残念ながら我が家にはまだ仲間入りしていないのでひとりもんじゃ優勝時と同様に。
最近めでたくセミリタイアした長年の親友・卓上IHコンロをひっぱり出してきて、キッチンのセンターテーブルにセットする。2日間、計6戦をかけて行ったひとりもんじゃの記憶はそうそう消えることもなく、セッティングもちょちょいのちょいだ。

油はOtto氏ベトナム土産のキャノーラ油(笑)
鉄板の代わりとなるのが、これまた私の良理道具でお馴染みの釜浅商店の南部浅鍋(大)である。ずいぶん前にその愛をウザいくらい語っている記事がある。クラフティか・・・ずいぶん作ってないな。
最後に、箸休め的なものを準備。なくてもいいけど、飲兵衛の私はあったほうがうれしいので。
前日につくりおきしておいたにんじんのきんぴらと、アンディーブのサラダ、この時期ならではの大好物・新玉ねぎスライスをセット。

乾き物担当は柿の種

準備はととのった。ここからは前回同様、まいります。
第1試合:ベビースターもんじゃ
やはり最初は基本のキから。ベビースター、天かす、紅生姜、青のりでシンプルに決める。
なお、粉砕白菜を炒めるところで油が尋常じゃなく飛ぶことは予想できたので、それを嫌がるだろうOtto氏にはあらかじめ避難勧告を出してその期間はリビングに行ってもらうことにした。

そうそう、昨年一時帰国でただいま大都会したときに仕入れた、もんじゃ焼き用のヘラ。これがようやく日の目をみるときがきましてね。感無量で思わずパチリ。

油の飛びもなくなり、水分も飛んできたところでア・ターブル(いただきます)。
席に着いたOtto氏は、久々にみるもんじゃの風景をまじまじと見つめつつ、ヘラで混ぜる作業を手伝いつつ。
ほどよい頃合いに、新入りのヘラでもんじゃを口に運ぶ。
「ああこれこれ、ワタシにとってジャポンの味!ジャポンを思い出す!最高!」
なんたるご満悦。そんなん言われたら、ふたりもんじゃ冥利に尽きるし、ねえ!と、私も楽しくなる。いつも作ってるごはんと比較して準備時間半分以下なんですけどね。
第2試合:シーフードもんじゃ
ふたりもんじゃはあっという間になくなるのがいい。第2戦はシーフードでいこう。具は、小エビ、天かす、シュレッドチーズ(Otto氏忖度により大量)、青のり。本当は冷凍庫に眠っているタコのひとかけらも刻んでいれようと思ったのだけど、貴重なタコはたこ焼きにした方がいいなと思いとどまる。

油が飛ばなくなったところでOtto氏を召喚したら、ヘラで作業をしはじめる。「この方が早く水分が飛ぶから」と。もんじゃ奉行ですかあなたは。

んなわけないけど、これ、結婚式以来の共同作業じゃないの?たまにはいいね。
楽しくなってサクッと赤ワインに切り替える。いわんこっちゃない。
第3試合:キムチ餅チーズもんじゃ
最初につくった生地と白菜を使い切った第3試合。具材は、私の先見の明なんちゃって自家製キムチ、餅、天かす、チーズ、ネギ。私はここに納豆を入れたかったんだよおおお。


キムチをそのままだと好んで食べないOtto氏だけど、もんじゃにしたらOishiを連発していた。かなり発酵が進んでいた自家製なんちゃってキムチだけど、やっぱり加熱したらマイルドになるね。
数分後、もぎゅもぎゅと満足気に食べ終わったOtto氏。残っている小エビを見つめながら、これ捨てるの?と。捨てるわけないっしょと返答しつつ(=冷凍かそのまま焼くわい)、私はもうお腹9割7分埋まってるけどヤツはまだいけるってことでよろしい?
第4試合:全投入オールスターもんじゃ
過去3試合の余っている具材たちを全投入した、オールスターもんじゃ。前回で生地が終わってしまったので、1回分だけちゃちゃっと追加で作る。白菜もぶんぶんチョッパーのおかげで秒で粉砕。

余りものには福がある。消化試合だったけど、たいへん美味しくいただきましたよ。
ひとりもんじゃでも十分満足していたけど、ふたりだとその楽しさは倍増することに気づかせてもらった夜。
試合後、「何が一番よかった?」と問えば、少し迷うそぶりを見せつつ、「最初のやつが一番ジャポンらしい」と答えるOtto氏。そうか・・・ベビースターラーメンしか勝たんのだな。
美味しい楽しい大好きもんじゃ。
おやつカンパニーとOtto氏の存在に感謝するふたりもんじゃナイトに、あらためて乾杯。

