もう無理です… 〜2型糖尿病とブラック企業化する膵臓の悲劇〜
病気の知識の話って、どうしてこう小難しいの?
なんて思ってませんか?
「体の中で何が起こってるのか」
ちゃんとイメージできないと予防も改善もやる気にならない・・・。
あら、それ当然よ。
こんにちは、ゆのです。
糖尿病内科クリニックに10年勤務している看護師です。
分かりにくい体のメカニズム。
難しい話って眠くなっちゃうのよね。
私も学生時代は睡魔との格闘だったから分かるわ〜。
今だにやる気はあるのに
新しい勉強は眠くなっちゃうのよ?
そんな私なので
眠くなる人の気持ち、めっちゃわかる!
そこで
眠くならないようにお届けるするにはどうしたらいいのか考えてみたの。
堅苦しい話をできるだけ楽しめるように工夫してみました。
2型糖尿病になるまでに膵臓に起きていること。きっとイメージしやすいと思うわ。
きっとあなたの膵臓を守りたくなるわよ?
膵臓守れたら治療の成果が上がること間違いなし👍
それではスタート!
🪫もう力が出ない・・膵臓のエネルギー切れ
それでは早速だけど、まずは、ここに 「鍵(インスリン)職人」がいると思って。
この職人さんは、あなたの膵臓の中で毎日せっせと 鍵(インスリン) を作ってるの。
最初はこんな風に調子よく働いてるわ。
血糖値が上がった?
よし!
鍵(インスリン)を作って、細胞の扉を開けて糖を運び込むぞ!
この職人さん、鍵を作るだけじゃなくて「糖」の運送屋も兼任しているの。「糖」というエネルギーを、各細胞にお届けするのよ。
でね、2型糖尿病になると、この鍵の効きが悪くなる 。
すると細胞が、こう言い出すわけ。
え、この鍵じゃ開かないんだけど?
すると膵臓は焦るのよ。
そこらじゅうに荷物(糖)が溢れかえってるんだもの。
「もっと鍵(インスリン)を作らなきゃ!!!」
職人たちを総動員して鍵(インスリン)を作りまくるの。
🧎♂️膵臓の職人たち疲れ果てる…(膵β細胞の疲弊)
最初のうちはなんとかなるの。
でもね、この インスリン職人たち(膵β細胞)は、昼も夜も働きづめ。
もっと出せ!もっと作れ!
鞭打たれながら健気に必死に働き続けるのよ。
でも考えてみて?
人間だってそうでしょ?
いくら「頑張れ!」ってムチを打たれても、体力の限界 ってものがあるのよ。
職人たちは次第に…
もう無理です……鍵(インスリン)、これ以上作れません……
次々に倒れていくの。
どんなにムチを打たれても、もう誰も立ち上がれない。鍵を作る力は、こうしてだんだん失われてしまうの。つまりはインスリンが出せない状態ね。
これが 膵β細胞の疲弊です。
💣さらに追い打ちをかけるアミリン問題
でね、膵β細胞ってインスリンだけじゃなくて 、アミリンってホルモンも作るの。
でも、このアミリン。2型糖尿病になると悪さするのよ。なんかベタベタしたゴミみたいなものを細胞の周りに溜め込んで、β細胞をさらに弱らせるの。
これって「職場の嫌な人間関係」みたいなもんよね。
もう逃げ場なし。
🪫インクレチンのやる気低下
本当なら食事をすると腸からインクレチンっていうホルモンが出て
「インスリンさん、アシストするわ~!」
ってなるの。
でも2型糖尿病になると、このインクレチンのパワーがガタ落ち。
「あたしもうやる気ないんで……」
って感じでインスリンの応援もしなくなるのよ。
もう、全体的にモチベーションが下がりまくってる状態ね。
💪「職人を守るために」〜インスリン強化療法の考え方〜
ここで必要なのが 「職人たちを守るための対策」。
そう、それが インスリン強化療法 なのよ。
職人さんを「もっと働け!」って追い詰めるんじゃなくて、 外から少しインスリンを補ってあげる ことで、負担を軽くするの。
例えば、パン屋さんが1人で100個のパンを焼いてたら倒れるでしょ?
でも、助っ人が来てくれたら、半分の50個で済む。
そうしたら、職人さんも長く元気に働けるわよね?
それと同じで、インスリン強化療法は膵β細胞がもう限界になる前に
「ちょっと休ませてあげる」
という優しさなのよ。
🗒️まとめ
2型糖尿病は
• 膵臓の職人(β細胞)がインスリンを作りすぎて疲れ果てる病気
• ムチ打たれても、もう限界になったらインスリンは出せなくなる
• だから、外から助っ人(インスリン強化療法)を入れて職人を守ることが必要な場合もある
膵臓の職人さんに
「もっと働け!」ってムチを打つのではなく
「もう無理しないでいいよ」
って手を差し伸べる治療法もあるってこと、覚えておいてね!
あなたにできることは、急激に血糖値が上がるような食生活をしないこと。
そうすれば、膵臓を守ることができて、自前のインスリンを出せる体でいられるわ♪
大丈夫!
あなたなら出来るわよ。
応援してますハート💖
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