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はじめに

昨日は、DXが“進みそうで進まない”理由について私見を述べました。

今日は なぜ私が x.com で「戦略実行設計者(Execution Architect)」という肩書きを使っているのか を説明します。


この肩書きは「自分を大きく見せたい」ための言葉ではない

最初に書いておくと、
これは流行語やマーケティング目的の肩書きではありません。
自分の実務内容を できるだけ誤解なく表せる言葉 を探した結果として、この名称に落ち着きました。


現場では “戦略 → 実行” の接続が途切れやすい

私が関わってきたプロジェクトでは、

  • 経営の意図

  • 現場の実態

  • 技術・データの構造

  • プロジェクト管理の現実

これらがそれぞれ別の方向を向いたまま進むケースが多く、
ひとつの流れとしてつながっていない ことがしばしばありました。

その結果、「戦略はあるのに動かない」「ツールを入れたのに定着しない」など、Day3で触れた“実行の壁”が生まれます。


私が担い続けてきたのは、その“つなぎ”の仕事だった

Day1にも書いたように私は、
要件定義 → 設計・開発 → リリース → 運用 → 改善(+プロジェクト管理)
を一通り経験してきました。

そのなかで私は一貫して、

  • 経営の意図を分解し

  • 現場が動ける表現に翻訳し

  • プロジェクトの計画と現実のズレを調整し

  • 運用定着まで伴走する

という “繋ぐ仕事” を担当してきました。

これは PM・DXコンサル・アーキテクトのどれとも重なりつつ、
どれでも完全には説明できません。


なぜ既存の肩書きでは説明できなかったのか?

違和感を整理すると、こうなります。

・コンサルタント

広すぎて“何の専門家か”伝わらない。

・ITコンサル / DXコンサル / システムコンサル

技術・ツール導入の人に見える。実際には「戦略 → 実行」の翻訳や業務整理の比重が大きい。

・PM

プロジェクト運営に限定されて見える。実際には“構造の翻訳”が中心になる。

・アーキテクト

技術中心の印象が強い。私は経営・業務・技術の“全体の流れ”を扱う。

・ITストラテジスト

近いが、国家資格があり誤解を生む。

・COO

社内役職なので適切ではない。

どれも “経営の意図を実行に変換して動く状態まで持っていく伴走者” という仕事の本質を表せませんでした。


「戦略実行設計者」という言葉に落ち着いた理由

生成AIと壁打ちしながら整理していく中で、
Execution Architect(戦略実行設計者) という概念が見えてきました。

経営のアイデアを、技術・業務・管理の言語に翻訳し、
“動く仕組み(Execution)”として設計し、実行までつなぐ人。

実務は派手ではありません。

  • 経営からの要求の構造化

  • 業務フロー整理

  • 技術選定

  • データ構造の見直し

  • システムと人の動きの整合

  • ベンダーとの会話の翻訳

  • 小さな仕組みを作り、改善する(MVP)

こうして Idea → 設計 → 実装 → 運用 → 改善 を“ひとつの流れ”にまとめるのが役割です。
私はこの「流れを扱う」仕事に最も価値があると考えています。


この役割は、とくに中堅・中小企業では重要性が高い

DXが止まる理由の一つは、
“IT投資という複雑な流れの中に空白が生まれること” です。

その空白を埋める専門家を自社で採用するのは、現実的に難しい。
高度人材をフルタイムで抱えるコストや、プロジェクト終了後の配置場所も課題になります。

私は 戦略実行設計者 として、この空白を埋めることができると考えています。
(具体的な仕事内容は別の記事で整理します)


まとめ

私の経験とスキルを「どう価値に変換するか」を考え抜いた結果、既存の言葉には当てはまらず、
戦略実行設計者 という肩書きに落ち着きました。

明日は、スキルの掛け算について深掘りしていきます。
引き続きよろしくお願いいたします。

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