【社会人野球日本選手権】ヤマハ、8大会ぶり2度目の優勝!|全試合登板のエース佐藤廉が1失点完投、ベテラン矢幡が決勝打
第50回社会人野球日本選手権大会・決勝(京セラドーム大阪)。
8大会ぶり2度目の優勝を目指すヤマハと、
9大会ぶり4度目の優勝を目指す日本生命の一戦は、緊迫した投手戦となりました。
試合は、ヤマハが5回に挙げた2点をエース佐藤廉投手が守り切り、2対1で日本生命を破り、8大会ぶり2度目の優勝を果たしました。
ヤマハのここまでの試合は、以下をご覧ください。
序盤|緊迫の投手戦、両エースが好投
決勝戦にふさわしく、試合は両チームのエースによる投手戦で幕を開けます。
ヤマハの先発は、今大会全試合に登板し、チームを牽引してきたエース左腕・佐藤廉投手。
一方、日本生命の先発は、1回戦、順々決勝で先発したMAX152㎞/h右腕・谷脇弘起投手。
両投手とも、序盤から安定したピッチングを見せ、スコアボードにゼロを並べます。
中盤|ヤマハがチャンスを活かし先制
試合が動いたのは5回表。
ヤマハは、6番・大本拓海選手、8番・土山翔生選手が四球を選び、一死一、二塁とチャンスを広げます。
さらに9番・永濱晃汰選手が低めの球を打ち返し中前安打で一死満塁とすると、打席には1番・矢幡勇人選手。
矢幡選手は、フルカウントから低めの球をライト前へ運び、
2点を先制します。
この一打が、この試合の決勝点となりました。
終盤|日本生命の反撃と佐藤廉の粘投
2点をリードしたヤマハでしたが、日本生命も黙っていません。
8回裏、日本生命は一死から2番・松本渉選手、3番・木倉朋輝選手が連打で、一死一三塁とチャンスを作ります。
ここで、4番・竹村陸選手がセンター前へタイムリーヒットを放ち、2対1と1点差に詰め寄ります。
なおも一死一二塁のピンチでしたが、佐藤投手は5番・山田健太選手をショートゴロ併殺打に打ち取り、日本生命の反撃を1点に抑えます。
9回裏、マウンドにはもちろん佐藤廉投手。
先頭の6番・竹中研人選手を一ゴロに打ち取り一死。
しかし、7番・髙田幸汰選手に中前安打、代打・上西主起選手に左翼線二塁打を浴び、一死二、三塁と一打逆転のピンチを迎えます。
ここで、9番・三島有貴選手をフルカウントから低めのボール球で空振り三振に仕留め、二死。
そして、今大会打率4割超の1番・中津大和選手を1ボール2ストライクから低めのボール球で空振り三振に打ち取り、ゲームセット。
佐藤投手は、11安打を浴びながらも1失点に抑える完投勝利で、チームを優勝に導きました。
ヒーロー|エース佐藤廉、全試合登板の鉄腕
この試合のヒーローは、間違いなくエース左腕・佐藤廉投手でしょう。
今大会、全5試合に登板し、決勝戦でも11安打を浴びながらも粘り強く投げ抜き、1失点完投という最高の形でチームを優勝に導きました。
特に9回裏、一打逆転のピンチを連続三振で切り抜けた姿は、まさに「鉄腕」と呼ぶにふさわしい活躍でした。
また、決勝打を放った矢幡勇人選手も、コーチ兼任という立場でチームを支えながら、大舞台で結果を残す勝負強さを見せました。
ヤマハの収穫|「全員野球」で掴んだ栄冠
ヤマハは、今大会、打線が爆発した試合もあれば、投手戦を粘り強く勝ち切った試合もあり、まさに「全員野球」で掴んだ栄冠と言えるでしょう。
特に、エース・佐藤廉投手の奮闘は目覚ましく、チームの精神的支柱となりました。
初優勝した2016年以来、8大会ぶりの優勝は、チームにとって大きな自信となるでしょう。
日本生命の課題|あと一歩及ばず
一方、日本生命は、ヤマハを上回る11安打を放ちながらも、あと一本が出ず、9大会ぶり4度目の優勝はなりませんでした。
先発の谷脇投手も好投しましたが、5回の失点が響きました。 強豪チームとして、来年以降の巻き返しに期待したいところです。
試合まとめ|「鉄腕」佐藤廉が導いた8大会ぶりの頂点!
佐藤廉投手: 全試合登板、決勝戦で11安打1失点完投勝利
矢幡勇人選手: 5回表に決勝点となる2点タイムリーヒット
ヤマハが、日本生命との接戦を制し、8大会ぶり2度目の社会人野球日本選手権優勝を果たしました。
エース佐藤廉投手の粘投と、ベテラン矢幡選手の勝負強さが光った、記憶に残る一戦となりました。
