【Mt.乗鞍スノーリゾート】一度つぶれかけたスキー場が教えてくれた、「ギブアップ」を口に出す勇気
今日は、
「Mt.乗鞍スノーリゾートでの体験から感じた、
“ギブアップ”を口に出す重要性」
について書いてみようと思います。
ただのスキー場レポではなく、
一度は廃業が決まったスキー場が、どうやって生き残っているのか
そこから僕が感じた「無理をやめる」「限界を言葉にする」ことの大切さ
を、自分の人生経験と重ねながらまとめてみました。
一度は“営業中止”が決まったスキー場、Mt.乗鞍
まず前提として。
今回行ってきた Mt.乗鞍スノーリゾート は、
実は「一度、営業中止が決まったスキー場」です。
経営的に厳しくなり、いったんは幕を下ろすことになった
そこに地元や有志の方々が立ち上がり、クラウドファンディングなどで支援
なんとか存続にこぎつけて、昨シーズン・今シーズンも営業が続いている
そんな背景を持った、“ちょっと特別なスキー場”です。
自分の今シーズンは、12月にやぶはらスキー場へ行き、
それに続く形で今回は Mt.乗鞍スノーリゾートを訪れました。
Mt.乗鞍スノーリゾートの「今」:縮小しつつも、しっかり楽しいゲレンデ
実際に行ってみた率直な感想から。
現在は一部エリアが休止中
動いているリフトは 4本ほど
とはいえコース数は多く、滑りごたえは十分

急斜面のコブも多く、
上級者にとっては“攻めがいのある”スキー場だと思います。
山頂から一気に滑り降りるロングコースもあり、
最長滑走距離も5000mと長く、
1本ごとの満足感が高いゲレンデでした。

一方で、当然ながら課題もあります。
リフトが少ないぶん、待ち時間はやや長め
全体の輸送力という意味では、少し不安も感じる
緩斜面(ほぼ平らな区間)もあり、スノーボーダーの人は板を外して歩いている場面も
初めて行く人は、
「リフトは少なめ」「ところどころ緩斜面もある」
という前提で行くと、ギャップが少ないかもしれません。
……と、ここまでは普通のスキー場レポです。
本題は、この先にあります。
山頂近くのレストハウスで感じた、“無理しない”という選択
僕が一番印象に残ったのは、
山頂近くのレストハウス でした。

普通、スキー場のレストハウスといえば、
カレー
ラーメン
丼もの
いわゆる「ゲレンデ飯」がある食堂をイメージしますよね。
ところが Mt.乗鞍のそのレストハウスは、
食堂としての営業はしていません でした。
簡易的な売店だけが営業
カップ麺やお菓子を販売
お湯だけ提供してくれるスタイル
つまり、
「フルサービスの食堂」はやめて、
“最低限の形”で営業している
という状態だったんです。

人によっては、
「手を抜いている」
「サービスレベルが低い」
と感じるかもしれません。
でも、スキー場の背景を知った上でそこにいた自分は、
まったく逆の感想を持ちました。
ああ、これでいいんだ って。
「完璧じゃなくても、続いてくれる方が嬉しい」という事実
一度つぶれかけたスキー場だからこそ、
無理をしない形で営業を続けている。
フルスペックのレストランはやめる
その代わり、売店+カップ麺+お湯でできる範囲に絞る
それでも、休憩できる場所として機能している
そんな“等身大の営業”でした。
そして面白いのが、
ちゃんとお客さんが入っていた ということです。
カップ麺を食べている人
お菓子をつまみながら、外の景色を眺める人
みんな、普通にそれを受け入れていたんですよね。
「ゲレンデ飯はカレーでしょ!」とか
「インスタ映えするランチじゃないと嫌!」
という人からしたら、物足りないかもしれません。
でも自分は、
“完璧なサービス”じゃなくても、
そこに存在してくれるだけでありがたい場所って、たしかにあるよな
と思いました。
この感覚、スキー場だけの話ではないなと。
スキー場から見えた、「ギブアップを口に出す」という生き方
ここでふと思ったんです。
これって、スキー場運営だけじゃなく、
人生や人間関係も同じじゃないか?
私たちはつい、
「もう無理です」
「限界です」
を口に出すのを、ギリギリまで我慢しがちです。
仕事
家庭
人間関係
いろんな場面で、
我慢して……
壊れてからようやく止まる。
最悪の場合、
取り返しがつかなくなることも、珍しくありません。
でも、本当はそうなる前に
「ここまでしかできません」
「今のやり方では続けられません」
と “ギブアップ” を宣言した方がいい 場面って、
たくさんあるはずなんですよね。
Mt.乗鞍スノーリゾートも、
続けられないから、一度「営業中止」というギブアップをした
その上で、有志が集まって形を変えた
結果として、無理のないスタイルで“生まれ変わって”続いている
この流れを知ると、
ギブアップは「終わり」じゃなくて、「修正」なんだ
と感じます。
僕自身の「ギブアップ経験」:転職と部署異動
スキー場の話を、自分の人生に当てはめてみると……
僕自身も、
仕事で辛い時期が何度かあり、
転職も何回か経験してきました。
言っても何も変わらず、辞めるしかなかった職場
でも、「しんどいです」「これ以上は難しいです」と伝えたことで、部署異動になり、結果的に環境が良くなったケース
どちらも経験しています。
ここから学んだのは、
「ギブアップ」は、負けではなく“軌道修正”だ
ということでした。
壊れるまで黙って耐えるか
壊れる前に「限界」を口に出して、形を変えるか
この差は、思っている以上に大きいな、と。
「無理をやめる」と、見える景色が変わる
Mt.乗鞍のレストハウスを見て思いました。
フルサービスを諦めたからこそ、続けられている部分がある
「ゲレンデ飯を出していないレストハウス」にも、ちゃんとお客さんはいる
完璧じゃなくても、“そこにあってくれること”自体に価値を感じている人がいる
これって、そのまま人にも当てはまると思うんです。
いつも100点で頑張ろうとする
何でも完璧にやろうとして、しんどくなる
「これ以上は無理です」と言い出せず、自分を責める
でも実際は、
7割のクオリティでも助かる人がいる
「今はこれが限界です」と言ってくれた方が、周りも動きやすい
完璧じゃないあなたでも、「いてくれるだけでありがたい」と思われているかもしれない
Mt.乗鞍スノーリゾートを見ながら、
そんなことを考えていました。
スキー場としての魅力と、また行きたいと思えた理由
話がだいぶメンタル寄りになりましたが、
スキー場としての Mt.乗鞍も、素直にとても魅力的でした。
古くて味のある建物
「営業してるのかな?」と思うようなレストハウス
でも、ちゃんと人がいて、笑い声があって、雪があって、滑れるゲレンデ

アクセスも、
高速道路からの距離はそれなりにある
けれど道路はしっかり整備されていて、走りづらさは感じませんでした
「派手さ」はないけれど、
“生き残るために形を変えたスキー場”のリアルな佇まい
という意味でも、すごく印象に残る場所でした。
またタイミングを見て、ぜひ滑りに行きたいと思っています。
まとめ:「ギブアップ」は、終わりじゃなくて “続けるための選択”
Mt.乗鞍スノーリゾートで過ごした1日を振り返りながら、
最後にもう一度、今日のテーマをまとめます。
一度は廃業が決まったスキー場が、形を変えながらも営業を続けている
レストハウスは“フルサービス”をやめて、最低限の売店スタイルに
それでもお客さんはいて、「存在してくれるだけでありがたい」と感じる人がいる
人生や仕事でも同じで、「ギブアップ」を口に出すことで続けられる形がある
壊れるまで我慢するより、壊れる前に「もう無理です」と言うことの方が、よっぽど大事
ギブアップは、負けではなく「修正」だ。
Mt.乗鞍スノーリゾートは、
それを静かに、でも力強く教えてくれた気がします。
もし今、
どこかで限界を感じていることがあるなら。
いきなり全部を投げ出すんじゃなくて
「このままの形では続けられません」と、誰かに打ち明けてみる
そんな一歩を、
Mt.乗鞍からの帰り道に、自分自身にもそっと提案しました。
またこういうスキー場の話や、
そこから感じたことも発信していきたいと思います。
今日も読んでくださって、ありがとうございました。
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