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連載 沖縄ビューティNEWS 第33回

“やんばるの小学校”に宿泊? 沖縄の野趣を堪能できる隠れ宿「BUNAGAYA」

那覇空港から約2時間、沖縄本島北部の大宜味村喜如嘉(きじょか)に、閉校した小学校の校舎を活用した複合施設「喜如嘉翔学校」がある。この施設に2025年にオープンした宿泊施設「BUNAGAYA(ブナガヤ)」が、いま“やんばる(沖縄本島北部の森林地域)のオアシス”として注目を集めている。

「ブナガヤ」とは県内に伝わる森や川の精霊「キジムナー」の別名。沖縄本島北部の大宜味村ではその呼び名で親しまれており、宿泊施設は「ぶながやの棲家にお邪魔する」というコンセプトのもと、沖縄北部の自然を堪能できるように設計されているのが特長だ。

旧小学校の多目的ホールを改装した宿泊部屋は全6室。扉を開けると、正面には大きな窓が配されており、まるで半戸外空間のよう。窓の外には寒緋桜が植えられており、毎年1~2月には満開の桜が楽しめるという。また、夏にかけてはシークワーサーが小さい実をつけることから、宿泊者はその実の収穫しつつ、泡盛や焼酎とともに楽しむこともできるという。

オプションとして朝食には近隣の農家から仕入れた新鮮な卵や野菜、“かちゅーゆ”という鰹節と味噌にお湯を注いだ味噌汁を中心とした「やんばるの朝ごはん」を提供するほか、夕食はテラスエリアでのバーべキューディナーも用意。満点の星空を楽しみながらの夕食からグランピングのような雰囲気を楽しめる。

宿泊プランでは小学校ならではのアクティビティを用意。中でも、旧校舎にあった焼却炉をリノベーションした「ブナサウナ」の体験をセットにした「ハーブで整う夕暮れサウナプラン」は人気を集めている。

「ハーブで整う夕暮れサウナプラン」は16時から18時まで2時間ほどサウナを貸し切れる。敷地内に自生するレモングラスや月桃、シークワーサー、カラキ(沖縄シナモン)などを蒸留し、独自にブレンドした“ハーバルロウリュ”を楽しめる。まるで森林浴をしているような圧倒的な癒しを体験できると好評だ。

また、やんばるの森をガイドとともに歩くプラン「ガイド付き やんばるの森トレッキング」では、やんばるくいなやノグチゲラ、ホントウアカヒゲなど固有種の野鳥を探したり、亜熱帯ならではの植物や昆虫観察など自然散策を楽しめるのが特長。やんばるの自然をより近くに感じられると人気だ。

施設内には14のテナントが入居する。沖縄の伝統工芸や木工の工房が4軒、レストラン・カフェが2軒、ハンモック工房と古本屋、さらに、コワーキングスペースやセレクトショップ、写真館(7月オープン予定)など、さまざまな店舗が入居しているため、滞在中はこれらの店舗をめぐるだけでも、あっという間に時間が過ぎてしまう。

雄大な自然との一体感を感じられる客室やサウナ、さらに伝統工芸やアートに触れる豊かな時間。「BUNAGAYA」はリゾートホテルでは得られない、沖縄の文化体験や“野遊び”を提供してくれる。

■BUNAGAYA(ブナガヤ)
住所:沖縄県国頭郡大宜味村喜如嘉2083
Instagram:@bunagaya_kijokasho

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