2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

日本工業規格

JIS

B 4356-1996

ピニオンカッタ

Pinion type cutters

1. 適用範囲 この規格は,モジュールmが0.75〜12mm,基準圧力角αが20°であるインボリュート平

歯車の加工に用いるピニオンカッタ(以下,カッタという。)について規定する。

備考 この規格の引用規格を,次に示す。

JIS B 0102 歯車用語

JIS B 0174 歯切工具用語

JIS B 0401 寸法公差及びはめあい

JIS B 0405 普通公差−第1部:個々に公差の指示がない長さ寸法及び角度寸法に対する公差

JIS B 0601 表面粗さ−定義及び表示

JIS B 0659 比較用表面粗さ標準片

JIS B 1701 インボリュート歯車の歯形及び寸法

JIS B 4350 歯切工具−歯形及び寸法

JIS B 7153 測定顕微鏡

JIS B 7502 マイクロメータ

JIS B 7503 ダイヤルゲージ

JIS B 7506 ブロックゲージ

JIS B 7513 精密定盤

JIS B 7519 指針測微器

JIS B 7523 サインバー

JIS B 7531 歯厚ノギス

JIS B 7533 てこ式ダイヤルゲージ

JIS B 7535 流量式空気マイクロメータ

JIS B 7725 ビッカース硬さ試験機

JIS B 7726 ロックウェル硬さ試験機

JIS G 4403 高速度工具鋼鋼材

JIS Z 2244 ビッカース硬さ試験方法

JIS Z 2245 ロックウェル硬さ試験方法

JIS Z 8401 数値の丸め方

2. 用語の定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS B 0102及びJIS B 0174による。

page

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

2

B 4356-1996

3. 種類・等級 カッタの種類は,形状によって,ディスク形,ベル形及びシャンク形の3種類とし,等

級は,精度によって,AA級,A級及びB級の3等級とする。

4. 形状・寸法 カッタの形状及び寸法は,表1〜表3による。その歯形は,JIS B 1701に規定する平歯

車を創成できる歯形とし基準ラック歯形は,JIS B 4350による。

表1 ディスク形

単位mm

呼び

モジュール m

歯数

ピッチ円直径

系列(1)

取付面

の厚さ

取付面径

刃幅の面

取長さa

又は

参考

穴径d

page

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

3

B 4356-1996

単位mm

呼び

モジュール m

歯数

ピッチ円直径

系列(1)

参考

取付面

の厚さ

取付面径

刃幅の面

取長さa

穴径d

page

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

4

B 4356-1996

単位mm

呼び

モジュール m

歯数

ピッチ円直径

系列(1)

参考

取付面

の厚さ

取付面径

刃幅の面

取長さa

穴径d

注(1) モジュールの系列は,JIS B 1701による。

備考1. 穴径dの許容差は,AA級,A級及びB級の等級に応じ,それぞれJIS B 0401

に規定するH3,H4及びH5とする(許容差の数値は,表4に示す。)。

2. 幅L及び取付面の厚さL2の許容差は,JIS B 0405に規定する公差等級c(粗

級)とする。

3. 底面の逃げの形状及び寸法は,特に規定しない。

page

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

5

B 4356-1996

表2 ベル形

単位 mm

呼び

モジュールm

歯数

ピッチ円直径

穴径

刃幅

取付面

系列(1)

の厚さ

参考

取付面径

刃幅の面

取長さa

page

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

6

B 4356-1996

単位 mm

呼び

モジュールm

歯数

ピッチ円直径

穴径

刃幅

取付面

系列(1)

の厚さ

取付面径

刃幅の面

取長さa

又は

参考

備考1. 穴径dの許容差は,AA級,A級及びB級の等級に応じ,それぞれJIS B 0401に規

定するH3,H4及びH5とする(許容差の数値は,表4に示す。)。

2. 幅L,刃幅L1及び取付面の厚さL2の許容差は,JIS B 0405に規定する公差等級c

(粗級)とする。

3. 取付面の逃げの形状及び寸法は,特に規定しない。

page

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

7

B 4356-1996

表3 シャンク形

単位mm

呼び

モジュールm

歯数

ピッチ円直径

全長

刃幅

系列(1)

シャンクのテーパ

参考

刃幅の

面取長さ

モールステーパ番号2

モールステーパ番号3

又はF形テーパ

モールステーパ番号4

備考1. 全長L,刃幅L1の許容差は,JIS B 0405に規定する公差等級c(粗級)とする。

2. シャンクは,附属書1による。

page

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

8

B 4356-1996

5. 品質

5.1

外観 カッタの外観は,地きず,割れ,有害なまくれ,きず,さびなどの欠点がなく,仕上げは良

好でなければならない。

5.2

表面粗さ カッタの刃部の表面粗さは,7.1に規定する試験を行ったとき,すくい面においてJIS B

0601に規定する0.80μmRa (3.2μmRy) とする。

5.3

硬さ カッタの刃部の硬さは,7.2に規定する試験を行ったとき,63HRC又は772HV以上とする。

5.4

精度 カッタの精度は,7.3に規定する試験を行ったとき,表4及び表5のとおりとする。

表4 精度

単位μm

番号

項目

公差値又は許容差

等級

穴径

基準寸法

AA級

A級

B級

シャンクの振れ

外周の振れ

底面の振れ

取付面の振れ

すくい面の振れ

すくい角(分)γ

側逃げ角(分)θP

外周逃げ角(分)θ

備考1. 番号1は,ディスク形及びベル形の場合に

は穴径を,シャンク形の場合にはシャンク

の振れを適用する。

2. 番号3及び番号4は,ディスク形及びベル

形の場合だけに適用する。

page

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

9

B 4356-1996

表5 精度

単位μm

項目

番号

等級

呼び

公差値又は許容差

モジュール m

0.75以上

1を超え

1.6を超え

2.5を超え

4を超え

6を超え

10を超え

1以下

1.6以下

2.5以下

4以下

6以下

10以下

12以下

注(2) 負 (−) 側の誤差は,公差値の31を超えてはならない。

9 歯溝の振れ

10 隣接ピッチ誤

11 累積ピッチ誤

12 歯形誤差(2)

13 歯厚 (−)

6. 材料 カッタの材料は,JIS G 4403に規定するSKH51又はこれと同等以上の性能をもつものとする。

7. 試験方法

7.1

表面粗さ カッタの表面粗さは,目視によってJIS B 0659に規定する比較用表面粗さ標準片を用い

て測定する。

page

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

10

B 4356-1996

7.2

硬さ 刃物の刃部の硬さは,JIS B 7726に規定するロックウェル硬さ試験機を用いてJIS Z 2245に

規定するロックウェル硬さ試験方法によって測定する。ただし,ロックウェル硬さ試験機による測定がで

きない場合は,JIS B 7725に規定するビッカース硬さ試験機を用いて,JIS Z 2244に規定するビッカース

硬さ試験方法によって測定してもよい。また,試験機による測定が困難な場合は,やすりによる比較測定

を行ってもよい。

7.3

精度 ディスク形及びベル形の精度は表6によって,シャンク形の精度は表7によって測定する。

なお,使用する測定器具の精度及び性能は附属書2による。

表6 ディスク形及びベル形の精度の試験方法

番号

項目

測定方法

空気マイクロメータ又は内側測

定具で測定する。

空気マイクロメータ,

内側測定具

穴径

測定方法図

測定器具

外周の振れ

つば付きアーバにカッタをはめ

込み,センタ台に取り付けカッ

タの外周面に垂直に測微器を当

て,カッタを回して測定する。

つば付きアーバ,

センタ台,

測微器

底面の振れ

つば付きアーバにカッタをはめ

込み,センタ台に取り付けカッ

タの底面の歯底に近い所に測微

器を当て,カッタを回して測定

する。

つば付きアーバ,

センタ台,

測微器

取付面の振れ

つば付きアーバにカッタをはめ

込み,センタ台に取り付けカッ

タの取付面に測微器を当てカッ

タを回して測定する。

つば付きアーバ,

センタ台,

測微器

すくい面の振

つば付きアーバにカッタをはめ

込み,センタ台に取り付けカッ

タのすくい面に垂直に測微器を

当て,カッタを回して測定する。

つば付きアーバ,

センタ台,

測微器

外周すくい角

精密定盤の上ですくい角だけ傾

けたサインバーにカッタを載

せ,スタンドに取り付けた測微

器をカッタの半径方向に全歯丈

だけ動かして測定する。

サインバー,

ブロックゲージ,

測微器,

精密定盤

page

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

11

B 4356-1996

番号

項目

側逃げ角

外周逃げ角

測定方法

測定方法図

測定器具

つば付きアーバにカッタをはめ

込み,歯すじ方向測定器に取り

付けカッタのピッチ円付近に測

定子を当てて測定する。

つば付きアーバ,

歯すじ方向測定器

つば付きアーバにカッタをはめ

込み,測定顕微鏡に取り付けて

測定する。

つば付きアーバ,

測定顕微鏡

歯溝の振れ

つば付きアーバにカッタをはめ

込み,センタ台に取り付け,カ

ッタのピッチ円付近で両歯面に

接する球状の測定子を歯溝に挿

入し測定子の半径方向の位置を

測微器で測定する。

つば付きアーバ,

センタ台,

測微器

隣接ピッチ誤

つば付きアーバにカッタをはめ

込み,円ピッチ測定機器に取り

付けて二つの測定子を隣り合っ

た歯の対応するピッチ円付近に

接触させ,測定子間の距離を測

微器で読む。この測定を全歯数

にわたって行い,次のようにし

て計算する。

つば付きアーバ,

円ピッチ測定器,

測微器

累積ピッチ誤

隣接ピッチ誤差の測定値=biの最大値

累積ピッチ誤差の測定値=e1…enの最大値と最小値との差

page

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

12

B 4356-1996

番号

項目

測定方法

測定方法図

測定器具

歯形誤差

つば付きアーバにカッタをはめ

込み,歯形測定器に取り付けカ

ッタのすくい面から約1mm隔

たった歯面の軸直角歯形につい

て測定する(3)。

つば付きアーバ,

歯形測定器

歯厚

歯厚マイクロメータ,歯厚ノギ

ス又は測定顕微鏡によって,ま

たぎ歯厚又は弦歯厚を測定する

歯厚マイクロメータ,

歯厚ノギス,

測定顕微鏡

注(3) 測定に使用する基礎円の直径dg (mm) は,次の式による。

dg=d0cos [tan−1 (tanα+tanθρ・tanyf)]

ここに,

D0: カッタのピッチ円直径 (mm)

α: 切られる歯車の基準圧力角

θρ: ピッチ円筒上の側逃げ角

γf: 外周すくい角

(4) またぎ歯厚W (mm) ,またぎ歯数Zm,又は弦歯厚S,すくい面に沿った測定高さh (mm) は,次の式による。

α

1

ただし,Zmは小数点以下をJIS Z 8401

の規定によって丸めた整数とする。

180

2

W=m・cosα [Z・invα+π (Zm−0.5)] +2m・x・sinα

Zm

=

S

=

d

0

sin

h

=

Z

π

2 Z

+

2

x

tan

α

Z

π

2

x tan

α

d

1

+

+

m x

h

k

+

0

1

cos

cos

γ

f

2

2 Z

Z

ただし

x

=

ここに,

d

k

d

0−

2

h

k

2

m

dk: カッタの実測外径 (mm)

d0: カッタのピッチ円直径 (mm)

hk: 歯末の丈 (mm)

α: 切られる歯車の基準圧力角

γf: 外周すくい角

m: モジュール (mm)

Z: カッタの歯数

備考1. 測定方法及び測定器具は,ディスク形の一例を示したものである。

2. 測定器具は,附属書2による。

page

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

13

B 4356-1996

表7 シャンク形の精度の試験方法

番号

項目

測定方法

測定方法図

測定器具

シャンクの振れ

カッタをセンタ台に取り付けシャ

センタ台,

ンクの外周に垂直に測微器を当て,

測微器

カッタを回して測定する。

外周の振れ

カッタをセンタ台に取り付けカッ

センタ台,

タの外周面に垂直に測微器を当て,

測微器

カッタを回して測定する。

すくい面の振れ

カッタをセンタ台に取り付けカッ

センタ台,

タのすくい面に垂直に測微器を当

測微器

て,カッタを回して測定する。

外周すくい角

精密定盤の上でテーパゲージには

精密定盤,

め込んだカッタをすくい角だけ傾

サインバー,

けたサインバーに載せ,スタンドに

ブロックゲージ,

取り付けた測微器をカッタの半径

テーパゲージ,

方向に全歯丈だけ動かして測定す

測微器

る。

側逃げ角

カッタを歯すじ方向測定器に取り

付け,カッタのピッチ円付近に測定

歯すじ方向測定器

子を当てて測定する。

外周逃げ角

歯溝の振れ

測定顕微鏡

カッタを工具顕微鏡に取り付けて

測定する。

カッタをセンタ台に取り付けて表6

表6の番号9参照

の番号9によって測定する。

隣接ピッチ誤差

円ピッチ測定機器に取り付けて表6

の番号10及び番号11によって測定

センタ台,

測微器

表6の番号10参照

円ピッチ測定器,

測微器

する。

表6の番号11参照

歯形誤差

カッタを歯形測定機器に取り付け

表6の番号12参照

歯形測定器

て表6の番号12によって測定する。

表6の番号13参照

歯厚マイクロメータ,

累積ピッチ誤差

歯厚

表6の番号13によって測定する。

歯厚ノギス,

測定顕微鏡

備考1. 測定方法及び測定器具などは一例を示したものである。

2. 測定器具は,附属書1及び附属書2による。

page

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

14

B 4356-1996

8. 検査 カッタの検査は,形状・寸法,外観,表面粗さ,硬さ及び精度について行い,それぞれ4.及び

5.1〜5.4の規定に適合しなければならない。

9. 製品の呼び方 カッタの呼び方は,規格番号又は規格の名称,種類,呼び,モジュールm,基準圧力

角α,等級及び材料記号(5)による。

例 JIS B 4356 ベル形100 m3 20°A級 SKH51

ピニオンカッタ ディスク形125 m3 20°A級 SKH51

注(5) 使用材料が,SKH51又はこれと同等の場合はHSSと,また,SKH55又はこれと同等の場合には

HSS-Coと呼んでもよい。

10. 表示

10.1 製品の表示 カッタには,ディスク形,ベル形は底面に,シャンク形は首部に,次の事項を横書き

に表示する。

(1)

モジュール m

:m5

(2)

基準圧力角 α

:20°

(3)

歯数 Z

:NT20

(4)

切込み歯丈 h

:D+f 11.25(6)

(5)

等級

:A

(6)

材料記号(7)

:SKH51

(7)

製造業者名又はその略号

注(6) 一般にD+fで表す。JIS B 0174参照。

(7) 使用材料が,SKH51又はこれと同等の場合はHSSと,また,SKH55又はこれと同等の場合にはHSS-Coと表示

してもよい。

10.2 包装の表示 カッタの包装には,規格の名称及び10.1に規定する事項を表示する。

関連規格 JIS B 0170 切削工具用語(基本)

JIS B 3301 モールステーパゲージ

JIS B 4003 モールステーパ部をもつシャンク及びソケット−形状・寸法

page

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

15

B 4356-1996

附属書1 テーパシャンク

1. テーパシャンクの形状・寸法 テーパシャンクの形状及び寸法は附属書1表1による。

附属書1表1

単位mm

テーパの種類

テーパ比

基準径 D1(約) d1(約)

モールステーパ番号2

モールステーパ番号3

F形テーパ

モールステーパ番号4

シャンクの長さls

基準長さl

基準寸法

許容差

基準寸法

許容差

備考1. テーパ比は分数値を基準とする。

2. テーパは附属書1表2のテーパゲージで検査し,当たりは75%以上とする。

page

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

16

B 4356-1996

2. テーパゲージ テーパゲージは,附属書1表2による。

附属書1表2

単位mm

テーパの種類

テーパ比

モールステーパ番号2

F形テーパ

モールステーパ番号4

モールステーパ番号3

基準径 D

基準長さl

許容差(1)

基準寸法

許容差

(約)

基準寸法

許容差

基準寸法

基準寸法

注(1) 基準長さについての直径差 (D−d1) の寸法差をいう。

許容差

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

17

B 4356-1996

附属書2 測定器具の精度及び性能

1. 適用範囲 この附属書は,ピニオンカッタの測定器具の精度及び性能について規定する。

2. 測定器具の精度及び性能 測定器具の精度及び性能は,次による。

2.1

空気マイクロメータの基準倍率は5 000倍とし,その性能はJIS B 7535の規定による。

2.2

内側測定具の指示の精度は,使用範囲内で0.001mm以下とする。

2.3

つば付きアーバのセンタ穴と円筒部の振れの公差値は,0.003mm,つば部の端面の振れの公差値は,

直径50mmに付き,0.002mmとする。

2.4

測微器の指示の精度は,使用範囲内で0.003mm以下とする。測微器としてダイヤルゲージを使用す

るときは,JIS B 7503に規定するものを,てこ式ダイヤルゲージを使用するときはJIS B 7533に規定する

ものを,また,指針測微器を使用するときは,JIS B 7519に規定するものとする。

2.5

精密定盤の平面度は,JIS B 7513に規定する1級とする。

2.6

サインバーの精度は,JIS B 7523に規定する2級とする。

2.7

ブロックゲージの精度は,JIS B 7506に規定する1級とする。

2.8

測定顕微鏡の性能は,JIS B 7153による。

2.9

歯厚マイクロメータの性能は,JIS B 7502による。

2.10 歯厚ノギスの性能は,JIS B 7531による。

原案作成委員会 構成表

氏名

(委員長)

(委員)

(関係者)

(事務局)

村 田 良 司

藤 野 達 夫

大 嶋 清 治

伊 藤 哲

因 幸二郎

野 上 彰

羽 山 隆 貫

沢 畠 英 明

日下部 祐 次

福 永 博 幸

三 好 忠 義

徳 増 肇

大 高 義 穂

西 村 欣 也

石 川 侑 男

安 武 昭 彦

手 取 正 輝

片 桐 泰 典

鳥 居 信 良

関 口 徹

田 中 祐 弌

年 成 恭

平 野 武 治

麻呂

西 垣

所属

東京理科大学

通商産業省機械情報産業局

工業技術院標準部

工業技術院機械技術研究所

財団法人日本規格協会

株式会社不二越

日立ツール株式会社

株式会社斎藤ツヰストドリル製作所

株式会社神戸製鋼所

三菱重工株式会社

オーエスジー株式会社

社団法人日本機械工業連合会

社団法人日本工作機械工業会

社団法人日本歯車工業会

社団法人日本金型工業会

社団法人日本工作機器工業会

いすゞ自動車株式会社

株式会社不二越

株式会社神戸製鋼所

株式会社不二越

株式会社神戸製鋼所

日立ツール株式会社

日本工具工業会

日本工具工業会