2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

B 0174:2007

ページ

1 適用範囲 ························································································································· 1

2 引用規格 ························································································································· 1

3 分類······························································································································· 1

4 歯切工具の呼び方 ············································································································· 1

5 用語及び定義 ··················································································································· 2

5.1 歯切工具の名称 ············································································································· 2

5.2 歯切工具の種類 ············································································································· 3

5.3 歯切工具の要素 ············································································································ 18

5.4 歯切工具の角 ··············································································································· 40

5.5 歯切工具の精度 ············································································································ 44

5.6 歯切工具の刃部の損傷 ··································································································· 49

5.7 歯切工具の一般 ············································································································ 51

附属書A(参考)参考文献 ···································································································· 55

(1)

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

B 0174:2007

まえがき

この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本工具工業会

(JSCTA) 及び財団法人日本規格協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申

出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。これにより,

JIS B 0174:1991は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は

もたない。

(2)

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

日本工業規格

JIS

B 0174:2007

歯切工具用語

Gear cutters−Vocabulary

1

適用範囲

この規格は,主に金属切削用として一般に用いる歯切工具1)の呼び方並びに歯切工具に関する用語及び

定義について規定する。

注1) 歯車及びこれに類似の形状のもの(例えば,スプライン軸,スプロケット)の歯溝を切削する

工具。

2

引用規格

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用

規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。

JIS B 0102 歯車用語−幾何学的定義

3

分類

用語の分類は,次による。

a) 歯切工具の名称

b) 歯切工具の種類

1) 刃部材料及び表面処理による分類

2) 構造による分類

3) 取付方法による分類

4) 機能又は用途による分類

c) 歯切工具の要素

d) 歯切工具の角

e) 歯切工具の精度

1) ホブ

2) ピニオンカッタ

3) 丸形シェービングカッタ

4) その他一般

f)

歯切工具の刃部の損傷

g) 歯切工具の一般

4

歯切工具の呼び方

歯切工具は,箇条3のb)の番号順に,該当する用語を組み合わせて呼ぶ。

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2

B 0174:2007

なお,刃部材料に高速度工具鋼を用いたもの,構造がむくのもの及び取付方法がアーバ形のものは,こ

れを省略して呼ぶ(次の例の括弧内の語)。

呼び方

刃部材料及び表面処理

ディスク形はすば歯車用ピ

(高速度工具鋼)

ニオンカッタ

取付方法

機能又は用途

(アーバ形) ディスク形はすば歯車用

ピニオンカッタ

コーティング(高速度工具鋼) 組立

(アーバ形) セミトッピング歯車用多

条ホブ

コーティング超硬ホブ

コーティング超硬(合金)

(むく)

(アーバ形) ホブ

丸形シェービングカッタ

(高速度工具鋼)

(むく)

(アーバ形) 丸形シェービングカッタ

コーティング組立セミトッ

ピング歯車用多条ホブ

5

構造

(むく)

用語及び定義

歯切工具の用語及び定義は,JIS B 0102によるほか,次の5.1から5.7による。

共通的事項は,次による。

− 用語の一部に丸括弧を付けてあるもので,紛らわしくない場合は括弧の中の語を省略してもよい。

− 用語の定義の中の太字で示したものは,この規格に規定しているものを示す。

− 用語欄で用語の下の括弧付きの仮名書きは,読み方を示す。

− 用語欄で併記したものは,先に記載した呼び方を優先する。

− 図は一例を示すものであって,形状及び大きさを示すものではない。

− 図中の括弧内の数字は,この規格の用語の番号を示す。

なお,参考のために量記号,単位記号及び対応英語を示す。

5.1 歯切工具の名称

定義

対応英語(参考)

番号

ピニオンカッタ

用語

歯車形の歯面に切れ刃をもつ歯切工具。

注記 歯車形削り盤に用い,工具と工作物とが一定の関係を保

つ回転運動と往復運動とによって歯切りをする。

ホブ

ウォームのねじすじを横断する多数の溝を設け,ねじすじに沿

って隣り合った溝の間に逃げ面を設けた切れ刃をもつ歯切工

具。

注記 ホブ盤に用い,工具と工作物とが一定の関係を保つ回転

運動と送り運動とによって歯切りをする。

ラックカッタ

ラック形の切れ刃をもつ歯切工具。

注記 歯車平削り盤又は歯車形削り盤に用い,工具及び工作物

とが一定の関係を保つ回転運動と往復運動とによって歯

切りをする。

シェービングカッ

インボリュート円筒歯車又はラックの歯面に多数の切れ刃溝を

もつ工具。

注記 歯車シェービング盤に用い,工具と工作物とに交差角を

与えてかみ合わせ,いずれか一方を強制駆動をしながら

工作物の歯面を仕上げる。

かさ歯車用カッタ

かさ歯車歯切盤に取り付けて,かさ歯車を歯切りする工具。

注記 専用のかさ歯車歯切盤に用いるもののほか,フライス盤

に使用するものもある。

歯切り用フライス

歯切りに用いるフライス。

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3

B 0174:2007

番号

用語

定義

対応英語(参考)

歯切り用ブローチ

歯切りに用いるブローチ。

歯切り用バイト

歯切りに用いるバイト。

歯車転造用丸ダイ

歯車の歯面の仕上げ及びむくからスプラインの盛り上げに用い

る歯車形の転造工具。

歯車転造用平ダイ

歯車の歯面の仕上げ及びむくからスプラインの盛り上げに用い

るラック形状の転造工具。

5.2 歯切工具の種類

5.2.1 刃部材料及び表面処理による分類

番号

用語

定義

対応英語(参考)

高速度(工具)鋼

歯切工具

刃部の材料に高速度工具鋼を使用した歯切工具。

超硬質工具材料歯

切工具

刃部の材料に超硬質合金(超硬合金,サーメット,コーティン

グ合金など)又は非合金の超硬質材料[セラミック,窒化ほう

素(BN)焼結体,ダイヤモンド焼結体など]を使用した歯切工

具。

注記 超硬歯切工具,サーメット歯切工具,コーティング超硬

歯切工具,セラミック歯切工具(ceramic gear cutter),cBN

歯切工具(cubic boron nitride gear cutter),ダイヤモンド歯切

工具(diamond gear cutter)などの種類がある。

超硬(合金)歯切

工具

刃部の材料に超硬合金(炭化タングステンを主体とした焼結物)

を使用した歯切工具。

サーメット歯切工

刃部の材料にサーメット(チタン化合物を主体とした焼結物)

を使用した歯切工具。

コーティング歯切

工具

刃部の材料に炭化物,窒化物,酸化物などを,表面に1層又は

多層に化学的に結合又は物理的に密着させた工具材料を使用し

た歯切工具。

注記 被覆された工具材料の区分によって,コーティング高速

度工具鋼歯切工具(coated high speed tool steel gear cutter),

コーティング超硬歯切工具(coated carbide gear cutter)など

の種類がある。

電着歯切工具

刃部の材料にダイヤモンド及びcBNと粒(砥粒)を表面に1層

又は多層に電着させた歯切工具。

注記 ダイヤモンド電着歯切工具,cBN電着歯切工具などの種

類がある。

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4

B 0174:2007

5.2.2 構造による分類

番号

用語

定義

対応英語(参考)

むく歯切工具,

ソリッド歯切工具

全体が同一材料から作られ,一体となっている歯切工具。

ろう付け歯切工具

刃部の材料をボデーにろう付けした歯切工具。

植刃歯切工具

ボデーに高速度工具鋼,超硬合金などのブレード又はセグメン

トを機械的に取り付けた歯切工具。

組立ホブ

ボデーに多山のブレード又はセグメントを挿入して組み立てた

ホブ。

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5

B 0174:2007

番号

用語

定義

対応英語(参考)

クランプ歯切工具

ボデーにチップ又はブレードを機械的に取り付けた歯切工具。

スローアウェイ歯

切工具

ボデーにスローアウェイチップを機械的に締め付けたクランプ

歯切工具。

組合せ歯切工具

ボデーを組み合わせた歯切工具。

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6

B 0174:2007

5.2.3 取付方法による分類

番号

用語

定義

対応英語(参考)

ディスク形ピニオ

ンカッタ

円板状で中央に取付穴をもち,座ぐり深さが刃幅以下のピニオ

ンカッタ(JIS B 4356参照)。

ベル形ピニオンカ

ッタ

座ぐり深さが刃幅を超え,基準面がボス状になったピニオンカ

ッタ(JIS B 4356参照)。

シャンク形ピニオ

ンカッタ

テーパシャンク又はストレートシャンクの取付部をもったピニ

オンカッタ(JIS B 4356参照)。

ハブ形ピニオンカ

ッタ

取付部分が穴及び穴と同軸のめねじのピニオンカッタ。

穴付きホブ

アーバに取り付ける穴をもったホブ。

注記 ストレート穴ホブとテーパ穴ホブとがある。ストレート

穴ホブは,単にホブという。

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7

B 0174:2007

番号

用語

定義

対応英語(参考)

シャンク形ホブ

テーパシャンク又はストレートシャンクの取付部をもったホ

ブ。

1形ラックカッタ

すくい面が取付面に対してすくい角だけ傾いているラックカッ

タ。

2形ラックカッタ

すくい面が取付面と平行なラックカッタ。

3形ラックカッタ

やまば歯車用のはすばラック形のラックカッタ。

通常,右ねじれ及び左ねじれのカッタをもって一対とする。

1枚歯ラックカッ

歯数が1枚のラックカッタ。

丸形シェービング

カッタ

カッタのピッチ面が円筒のシェービングカッタ(JIS B 4357参

照)

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8

B 0174:2007

番号

用語

定義

ハブ形シェービン

グカッタ

ハブをもつ丸形シェービングカッタ。

注記 主に内歯車のシェービング加工に使用する。

ラック形シェービ

ングカッタ

カッタのピッチ面が平面のシェービングカッタ。

5.2.4

機能又は用途による分類

定義

対応英語(参考)

番号

用語

はすば歯車用ピニ

オンカッタ

はすば歯車を歯切りするピニオンカッタ。

対応英語(参考)

(外歯車用)ピニ

オンカッタ

外歯車を歯切りするピニオンカッタ。

内歯車用ピニオン

カッタ

内歯車を歯切りするピニオンカッタ。

プリグラインディ

ングピニオンカ

ッタ

歯車研削の前加工用のピニオンカッタ。

プリシェービング

ピニオンカッタ

シェービング加工を施す歯車の前加工用のピニオンカッタ。

プロチュバランス

付きピニオンカ

ッタ

プロチュバランス歯形をもったピニオンカッタ。

セミトッピング付

きピニオンカッ

セミトッピング歯形をもったピニオンカッタ。

トッピングピニオ

ンカッタ

トッピング歯形をもったピニオンカッタ。

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9

B 0174:2007

番号

用語

定義

対応英語(参考)

スプラインピニオ

ンカッタ

スプラインを歯切りするピニオンカッタ。

注記 スプラインの歯形によって,インボリュートスプライン

ピニオンカッタ,角形スプラインピニオンカッタ,台形

スプラインピニオンカッタ,ヘリカルスプラインピニオ

ンカッタなどの種類がある。

スプロケットピニ

オンカッタ

スプロケットを歯切りするピニオンカッタ。

注記 スプロケットの種類によって,ローラチェーンスプロケ

ットピニオンカッタ,サイレントチェーンスプロケット

ピニオンカッタ,ブロックチェーンスプロケットピニオ

ンカッタ,フィルムスプロケットピニオンカッタ,タイ

ミングベルトプーリスプロケットピニオンカッタなどの

種類がある。

セレーションピニ

オンカッタ

セレーションを歯切りするピニオンカッタ。

注記 直線(又は山形)セレーションピニオンカッタなどの種

類がある。

荒加工用ピニオン

カッタ

荒加工用歯形をもったピニオンカッタ。

仕上げ用ピニオン

カッタ

仕上げ用歯形をもったピニオンカッタ。

特殊歯形ピニオン

カッタ

特殊な歯形を歯切りするピニオンカッタ。

注記 カム,四角穴などの種類がある。

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10

B 0174:2007

番号

用語

定義

対応英語(参考)

特殊形状ピニオン

カッタ

形状が特殊なピニオンカッタ。

注記 ポットピニオンカッタ

直線溝ホブ

直線溝をもったホブ。

ねじれ溝ホブ

ねじれ溝をもったホブ。

注記 通常,溝は,歯すじに直角になっている。

逆ねじれ溝ホブ

逆ねじれ溝をもったホブ。

注記 逆リードホブともいう。

テーパ付きホブ

ピッチ面が円筒であって,外周の一部がテーパになっているホ

ブ。

円すいホブ

ピッチ面が円すいになっているホブ。

1条ホブ

切れ刃が1条の歯溝に沿っているホブ。

多条ホブ

切れ刃が2条以上の歯溝に沿っているホブ。

歯車用(はん用)

ホブ

円筒歯車を歯切りするはん用ホブ(JIS B 4354参照)。

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11

B 0174:2007

番号

用語

定義

対応英語(参考)

小形歯車用ホブ

時計,計器類などの小形歯車を歯切りするホブ(JIS B 4354参

照)

減速歯車用ホブ

タービン歯車などの大形歯車を歯切りするホブ。通常,食付き

部をもっている。

スプラインホブ

スプライン軸を歯切りするホブ。

注記 軸の歯形及び形状によって,インボリュートスプライン

ホブ,角形スプラインホブ,台形スプラインホブ,テー

パルートスプラインホブなどがある。

セレーションホブ

セレーション軸を歯切りするホブ。

注記 軸の歯形及び形状によって,直線(又は山形)セレーシ

ョンホブ,テーパセレーションホブなどの種類がある。

スプロケットホブ

スプロケットを歯切りするホブ。

注記 スプロケットの種類によって,ローラチェーンスプロケ

ットホブ,サイレントチェーンスプロケットホブ,ブロ

ックチェーンスプロケットホブ,フィルムスプロケット

ホブなどの種類がある。

タイミングベルト

プーリホブ

タイミングベルトプーリを歯切りするホブ。

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12

B 0174:2007

番号

用語

定義

対応英語(参考)

ウォームホブ

ウォームホイールを歯切りするホブ。

注記 通常,ホブのピッチ円筒,条数及び歯面はウォームのそ

れらと等しくなる。ウォームホイールにクラウニングを

付けるためのクラウニングウォームホブ,タンジェンシ

ャル送りで歯切りするために食付き部を設けたホブなど

の種類がある。

鼓形ウォームホブ

(つづみがた―)

ウォームホイールを歯切りするホブで,外周が中央から両端に

向かって大きくなっているホブ。

複リードウォーム

ホブ

ウォームギヤの歯厚を微量調整歯切りするために左右リードを

変えたホブ。

セレーテッドホ

ブ,

ウォームシェービ

ングホブ

ウォームホイールの歯形をシェービング仕上げするホブ。

注記 ウォーム状のねじ面に多数の溝を設けたもの。

荒加工用ホブ

荒加工用歯形をもったホブ(JIS B 4350参照)。

仕上げ用ホブ

仕上げ用歯形をもったホブ(JIS B 4350参照)。

一巻(荒削り)ホ

ほぼ1ピッチ分の歯幅をもった荒加工用ホブ。主に大モジュー

ル歯車の歯切りに使用する。

研削ホブ

刃部の逃げ面を研削仕上げしたホブ。

注記 グランドホブともいう。

非研削ホブ

刃部の逃げ面を研削していないホブ。

注記 アングランドホブともいう。

プリグラインディ

ングホブ

歯車研削の前加工用のホブ(JIS B 4350参照)。

プリシェービング

ホブ

シェービング加工を施す歯車の前加工用のホブ(JIS B 4350参

照)。

プロチュバランス

付きホブ

プロチュバランス歯形をもったホブ(JIS B 4350参照)。

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13

B 0174:2007

番号

用語

定義

対応英語(参考)

セミトッピング付

きホブ

セミトッピング歯形をもったホブ(JIS B 4350参照)。

トッピングホブ

トッピング歯形をもったホブ(JIS B 4350参照)。

修整歯形ホブ

修整歯形をもったホブ(JIS B 4350参照)。

特殊歯形ホブ

特殊な歯形を歯切りするホブ。

注記 半月キー溝用ホブ,非円形歯車用ホブ,フェイスギヤ用

ホブ,ロータ用ホブなどの種類がある。

サイクロイドホブ

サイクロイド歯形をもったホブ。

シングルポジショ

ンホブ

特定の取付位置で歯切りするホブ。

チャンファリング

ホブ

歯形の端面の面取りをするホブ。

ラチェットホブ

ラチェット歯形をもつ歯車を歯切りするホブ。

注記 一般の歯車の歯溝底の丸み又はフィレット径を確保する

ためには,シングルポジションホブにする。

サインカーブホブ

サインカーブ歯形をもった歯車を歯切りするホブ。

内歯車用ホブ

内歯車を歯切りするホブ。

すぐばラックカッ

平歯車及びはすば歯車用のすぐばのラックカッタ。

注記 通常,インボリュート平歯車及びはすば歯車用のラック

カッタを単にラックカッタという。

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14

B 0174:2007

番号

用語

定義

対応英語(参考)

はすばラックカッ

はすば歯車の歯切りに使用するはすばラック形のラックカッ

タ。

荒加工用ラックカ

ッタ

荒加工用歯形をもったラックカッタ(JIS B 4350参照)。

仕上げ用ラックカ

ッタ

仕上げ用歯形をもったラックカッタ(JIS B 4350参照)。

プリグラインディ

ングラックカッ

歯車研削の前加工用のラックカッタ(JIS B 4350参照)。

プリシェービング

ラックカッタ

シェービング加工を施す歯車の前加工用のラックカッタ(JIS B

4350参照。)

セミトッピング付

きラックカッタ

セミトッピング歯形をもったラックカッタ(JIS B 4350参照)。 semi-topping rack

スプラインラック

カッタ

スプラインを歯切りするラックカッタ。

注記 スプラインの歯形によって,インボリュートスプライン

ラックカッタ,角形スプラインラックカッタ,台形スプ

ラインラックカッタなどの種類がある。

スプロケットラッ

クカッタ

スプロケットを歯切りするラックカッタ。

注記 スプロケットの種類によって,ローラチェーンスプロケ

ットラックカッタ,サイレントチェーンスプロケットラ

ックカッタ,ブロックチェーンスプロケットラックカッ

タなどの種類がある。

特殊歯形ラックカ

ッタ

特殊な歯形を歯切りするラックカッタ。

特殊形状ラックカ

ッタ

形状が特殊なラックカッタ。

シェービングカッ

歯車の歯面をシェービング仕上げする歯切工具(JIS B 4357参

照)。

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15

B 0174:2007

番号

用語

定義

対応英語(参考)

特殊セレーション

シェービングカ

ッタ

特殊なセレーション形状をもつシェービングカッタ。主として

小ピッチ歯車のシェービング仕上げに用いる。

リード修整用シェ

ービングカッタ

歯車のリードを修整するため,片歯面にだけセレーションを設

けたシェービングカッタ。

すぐばかさ歯車用

カッタ

すぐばかさ歯車を歯切りするカッタ。

すぐばかさ歯車用

G形刃物

すぐばかさ歯車歯切盤に取り付けて使用する板状のすぐばかさ

歯車用カッタ。上刃物及び下刃物をもって一対とする(JIS B

4351参照)。

注記 使用する機械の大きさによって,75形,150形,300形な

どの種類がある。

荒加工用すぐばか

さ歯車用G形刃

荒加工用歯形をもったすぐばかさ歯車用G形刃物。

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16

B 0174:2007

番号

用語

定義

対応英語(参考)

すぐばかさ歯車用

ロータリカッタ

すぐばかさ歯車を歯切りするロータリ形のカッタ。

まがりばかさ歯車

用カッタ

まがりばかさ歯車を歯切りするカッタ。

インボリュートフ

ライス

インボリュート平歯車及びはすば歯車を歯切りする二番取りフ

ライス(JIS B 4232参照)。

かさ歯車用インボ

リュートフライ

すぐばかさ歯車を歯切りする二番取りフライス。

歯切りエンドミル

外周面に歯形状の切れ刃をもったエンドミル。

注記 主に大形歯車の歯切りに用いる。

スプラインフライ

スプラインを歯切りする二番取りフライス。

注記 スプラインの歯形によって,インボリュートスプライン

フライス,角形スプラインフライス,台形スプラインフ

ライスなどの種類がある。

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17

B 0174:2007

番号

用語

定義

対応英語(参考)

スプロケットフラ

イス

スプロケットを歯切りする二番取りフライス。

注記 スプロケットの種類によって,ローラチェーンスプロケ

ットフライス,サイレントチェーンスプロケットフライ

スなどがある。

セレーションフラ

イス

セレーション軸を歯切りする二番取りフライス。

注記 軸の歯形によって,直線(又は山形)セレーションフラ

イスなどの種類がある。

ウォームフライス

ウォームの歯切りに用いる二番取りフライス。

内歯車用ブローチ

インボリュート歯形の内歯車の歯切りに用いるブローチ。

注記 はすば内歯車用のヘリカルインボリュートブローチもあ

る。

スプラインブロー

スプライン穴の加工に用いるブローチ。

注記 スプラインの歯形及び形状によって,インボリュートス

プラインブローチ,角形スプラインブローチ,台形スプ

ラインブローチ,ヘリカルスプラインブローチなどの種

類がある。

セレーションブロ

ーチ

直線(又は山形)セレーション穴の加工に用いるブローチ。

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18

B 0174:2007

5.3

歯切工具の要素

番号

用語

定義

参考

量記号

対応英語

呼び寸法

歯切工具の大きさを表す寸法。

注記 モジュール,圧力角,外径,全長などがある。

外径

刃部の最大径。

全長

軸方向又は長手方向の全体の長さ。

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

19

B 0174:2007

定義

参考

番号

用語

ピッチ円筒

円筒形のピッチ面。

ピッチ円すい

円すい形のピッチ面。

ピッチ円

ピッチ円筒と正面との交線。円すいホブでは,ピッチ

円すいと背円すいとの交線をいう。

ピッチ円直径

ピッチ円筒の直径。

量記号

対応英語

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

20

B 0174:2007

番号

用語

定義

参考

量記号

対応英語

円盤状歯切工具の軸方向の長さ。

刃幅

刃部の軸方向の長さ。

刃幅の面取り長さ

刃幅の後端部の面取りの寸法。

厚さ

角形状歯切工具の取付部の厚さ。

高さ

角形状歯切工具の底面から刃先までの高さ。

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21

B 0174:2007

番号

用語

定義

参考

量記号

対応英語

穴径

取付穴の直径。

穴の盗み

はめあいを良くするために取付穴に設けた逃げ部。

軸受部

穴とアーバのはまり合う部分。

軸受部の長さ

軸受部の軸方向の長さ。

キー溝

アーバに設けた平行キーにはまり合う溝。

端面キー溝,

サイドキー溝,

面キー溝

ハブの端面に設けたキー溝。

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22

B 0174:2007

番号

用語

定義

参考

量記号

対応英語

ボデー

工具の基幹をいい,それ自身が切れ刃を形成するか,

又はブレード若しくはチップを保持する部分を含め

た全体。

シャンク

工具の柄部をいい,使用に当たってこれを保持する。

ブレード,

インサートブレー

ボデーに機械的に保持されて刃部を構成する比較的

長めのチップ又は台金にチップを固着したもの。

セグメント

一つのブレードに,二つ以上の切れ刃をもつもの。

チップ

ボデーなどに取り付けて使用する刃物材料の小片を

いい,その一部に刃部を形成したもの。

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23

B 0174:2007

番号

用語

定義

参考

量記号

対応英語

ハブ

円筒形状をもつ工具の端面に軸方向に設けた突起部

で,円筒又は円すい形状のもの。

ハブ径

ハブの直径。

ハブ長さ

ハブの軸方向の長さ。

ハブ面

ハブの端面。

ハブの二面幅

ハブ形ピニオンカッタのスパナをかける部分の二面

間の寸法。

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24

B 0174:2007

番号

用語

定義

参考

量記号

対応英語

取付面

ディスク形ピニオンカッタ及びベル形ピニオンカッ

タの締付ナットの当たる側の面。ラックカッタでは,

すくい面側の平面。

取付面径

ディスク形ピニオンカッタ及びベル形ピニオンカッ

タの取付面上の座ぐり径。

座ぐり深さ

ピニオンカッタの歯先を通り軸に直角な面から取付

面までの距離。

取付基準面

工具を機械に取り付けるときの基準となる面。

底面

ディスク形ピニオンカッタ,ベル形ピニオンカッタ及

びハブ形ピニオンカッタの切れ刃と反対側で機械に

取り付ける面。ラックカッタ及びすぐばかさ歯車用G

形刃物では,歯先面と反対側の面。

基準端面

ラックカッタの取付け及び測定の基準となる端面。

表面

(おもてめん)

すぐばかさ歯車用G形刃物の取付側面と反対側で取

付部の面。

裏面

(うらめん)

すぐばかさ歯車用G形刃物の歯面と反対側で切削作

用をしない刃部の面。

端面

両端の面。

側面

シェービングカッタの両端面。

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25

B 0174:2007

番号

用語

定義

参考

量記号

対応英語

刃部

工具の切削に直接あずかる部分。切れ刃,すくい面及

び逃げ面から成る。

切れ刃

刃部構成要素の一つで,すくい面と逃げ面との交線。

右切れ刃

軸中心線より上に刃部を置いて,すくい面に向かって

歯の右側の切れ刃。

左切れ刃

右切れ刃と反対側との切れ刃。

歯先切れ刃

歯先面とすくい面とによって構成する切れ刃。

すくい面

工具の切削を営む主体となる面で,切りくずは,この

面上を擦過する(JIS B 0170の1011参照)。

歯面

すくい面と交わって左右の切れ刃を構成する逃げ面。

右歯面

右切れ刃を含む歯面。

左歯面

左切れ刃を含む歯面。

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26

B 0174:2007

番号

用語

定義

参考

量記号

対応英語

逃げ面

(切削)仕上げ面との不必要な接触を避けるために逃

がした面。すくい面との交線が切れ刃を形成する(JIS

B 0170の1012参照)。

歯先

歯形の頂部。

歯底

歯溝の底の部分。

歯先面

歯先を限る面。

歯底面

歯溝の底の面。

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27

B 0174:2007

定義

参考

番号

用語

歯先面の幅

歯先における歯の厚さ。通常,左右の切れ刃の延長線

が切り取る歯先の長さを表す。

歯底面の幅

歯底における歯溝の幅。通常,左右の切れ刃の延長線

が切り取る歯底の長さを表す。

歯先の丸み

歯先のかどの丸み。

歯底の丸み

歯底の隅の丸み。

歯底のすき間

全歯たけと切込み歯たけとの差。

歯形

データム平面と交差する指定された任意の面と歯面

との交線。

注記 通常,この任意の面として,軸直角平面,歯直

角平面,軸平面などの種類を選ぶ。

基準歯形

工作物の歯形に対応して作った基準の歯形。

量記号

対応英語

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28

B 0174:2007

番号

用語

定義

参考

量記号

対応英語

すくい面歯形

すくい面の周縁の歯形。

正面歯形

すくい面歯形を軸直角平面に投影した歯形。

軸歯形

すくい面歯形を軸を含む平面に投影した歯形。

歯直角歯形

すくい面歯形を歯すじに直角な平面に投影した歯形。

修整歯形

基準歯形の歯末又は歯元を修整した歯形。

荒加工用歯形

荒加工に使用する歯形。

仕上げ用歯形

仕上げ加工に使用する歯形。

前加工用歯形

前加工に使用する歯形。

プリシェービング

歯形

シェービング仕上げする場合の前加工用歯形。

プリグラインディ

ング歯形

研削仕上げする場合の前加工用歯形。

プロチュバランス

歯形

シェービング又は研削仕上げのときに,シェービング

カッタ又はと石の外周が工作物の歯底の丸みと干渉

するのを避けるために歯末にこぶを設けた歯形。

トッピング歯形

歯車の外周も同時切削する歯形。

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29

B 0174:2007

参考

番号

用語

定義

量記号

対応英語

セミトッピング歯

歯切りと同時に歯車の外周円筒と歯面とが交わるエ

ッジの面取りをするために,歯元に面取り用の刃部を

設けた歯形。

歯厚

歯の厚さ。

(円弧)歯厚

歯車形工具と同心の歯形部分の円弧の厚さ。単に歯厚

ともいう。

弦歯厚

一つの歯の両側の歯形と歯車形工具の同心円との交

点間の最短距離。

またぎ歯厚

インボリュート歯車形工具で何枚かの歯をまたいで

測ったときの,平行2平面間の距離。

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30

B 0174:2007

番号

用語

定義

参考

量記号

対応英語

全歯たけ

歯の全体の歯たけ方向の長さ。歯末のたけと歯元のた

けとの和に等しい。

切込み歯たけ

歯車の全歯たけに相当する歯先からの距離。通常,“D

+f ”で表す。

弦高さ

弦歯厚を測るときの弦から歯先円までの距離。

歯末のたけ

歯車の基準円半径と歯先円半径との半径差。

歯元のたけ

歯車の基準円半径と歯底円半径との半径差。

歯溝

(はみぞ)

隣り合った歯に挟まれた空間。

歯溝の幅

(はみぞのはば)

データム直線及び基準円における歯溝の長さ。

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31

B 0174:2007

番号

用語

定義

参考

量記号

対応英語

歯すじ

切れ刃を含む歯溝方向のねじ面と基準円筒又は基準

円すいとの交線。

歯すじのリード

ホブの歯すじに沿って軸の周りを1周するとき軸方向

に進む距離。

条数

ホブの歯すじのリード間の歯溝の数。

注記 1条,2条,3条などがあり,2条以上を多条と

いう。

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32

B 0174:2007

番号

用語

定義

参考

量記号

対応英語

右ねじれ

歯すじを軸方向(ラックカッタでは厚さの方向)に手

前からたどったとき,時計回り(ラックカッタでは,

右進み)になるような方向のねじれ。

左ねじれ

右ねじれの反対の方向のねじれ。

ホブの円周方向に隣り合った刃部の空間。

溝数

溝の数。

溝の深さ

外周から溝の底までの距離。

直線溝

ホブ軸に平行な溝。

ねじれ溝

ホブ軸に対してねじれている溝。通常,歯すじのねじ

れと反対方向のねじれとなる。

逆ねじれ溝

ホブの歯すじのねじれと溝のねじれが同じ方向のね

じれ溝。

溝のリード

溝に沿って軸の周りを1周するとき軸方向に進む距

離。

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33

B 0174:2007

番号

用語

定義

参考

量記号

対応英語

歯数

ピニオンカッタ,シェービングカッタ,ラックカッタ

などの歯の数。

モジュール

基準ピッチを円周率で除した値。歯の大きさを表す単

位であり,ミリメートル単位で表す(JIS B 0102の

1.2.1.4参照)。

ピッチ

隣接する対応歯形の,何らかの規定された方向での均

一な間隔を定義した寸法(JIS B 0102の1.2.1.3参照)。

歯直角ピッチ

隣り合った同じ側の二つの歯面の歯すじの間にある,

歯すじと同じ円筒上の歯直角つる巻き線の弧の長さ

(JIS B 0102の2.1.5.3参照)。

軸方向ピッチ

隣り合った同じ側の二つの歯面の軸に平行な直線と

の交点間の距離(JIS B 0102の2.1.2.9参照)。

正面ピッチ

データム直線

隣り合った同じ側の二つの歯形の間にある基準線(基

準円の弧)の長さ(JIS B 0102の2.1.4.3参照)。

基準ラック歯形の平面とデータム平面a)との交線,又

は標準基準ラック歯形の寸法規定が依存する直線

(JIS B 0102の2.1.8.5参照)。

注a) 基準ラックで,歯厚のピッチに対する比が特定

の標準値になるような平面。

データム平面

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34

B 0174:2007

番号

用語

定義

参考

量記号

対応英語

転位量

基準ラック形工具のデータム直線が歯車の基準円と

交わらないときは転位量を正,交わるときは負とす

る。したがって,内歯車の転位量の符号は,その内側

にそっくりはまり合う外歯車の転位量と同じである

[JIS B 0102の2.1.8.6b)参照]。

注b) 一方の歯の両歯面が他方の歯の歯溝の両歯面に

接触するように重ねたときの,歯車の基準円筒

と基準ラックのデータム平面との間の共通垂直

線に沿った最短距離。

転位係数

ミリメートル単位で表される転位量を歯直角モジュ

ールで除した値,又はインチ単位で表された転位量と

ダイヤメトラルピッチとの積(JIS B 0102の2.1.8.7参

照)。

カム高さ

ホブの歯先面を歯すじに沿った隣のすくい面まで延

長し,その交線と外周との距離。

食付き部

ホブの外周に付けたテーパ部分。

食付き長さ

食付き部の軸方向の長さ。

バックプレート

ラックカッタを使用するとき基準面(データム平面)

に当てて補強に用いる板。

注記 通常,ラックカッタに似た形状である。

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35

B 0174:2007

番号

用語

定義

参考

量記号

対応英語

歯直角刃付け

はすばラックカッタ及びはすば歯車用ピニオンカッ

タのすくい面を歯すじにほぼ直角とする刃付け方法

で,カッタねじれ角と刃付け角とは同一である。

円弧溝刃付け

ラックカッタのすくい面を中空の円すい面又は円筒

面とする刃付け方法。

一溝刃付け

歯の山ごとに一つの溝を用いる円弧溝刃付け。

二溝刃付け

歯の山ごとに二つの溝を用いる円弧溝刃付け。

チャンファ

はすばラックカッタ及びはすば歯車用ピニオンカッ

タの歯形の鋭角側の切れ刃に施す面取り形の刃付け

部。

リップ

はすばラックカッタ及びはすば歯車用ピニオンカッ

タの歯形の鈍角側の切れ刃に施す溝形の刃付け部。

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36

B 0174:2007

参考

番号

用語

定義

量記号

対応英語

第1歯溝までの寸

ラックカッタの基準端面から,第1歯溝の溝幅の中心

までの距離。

第1歯までの寸法

ラックカッタの基準端面から,第1歯の歯厚の中心ま

での距離。

セレーション

シェービングカッタのランドと溝とによって形成す

る部分の総称。

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37

B 0174:2007

定義

参考

番号

用語

セレーションの深

セレーションの溝の深さ。

セレーションピッ

セレーションの隣り合った溝の間隔。

セレーションのラ

ンド

シェービングカッタの隣り合ったセレーション溝の

間に残された歯面を形成する部分。

セレーションのラ

ンド幅

セレーションのランドの幅。

セレーションの端

面ランド

セレーションの両端にあるランド。

セレーションの端

面ランド幅

セレーションの両端ランドの幅。

セレーションの溝

シェービングカッタの歯元から歯先に至る歯面に設

けたセレーションの溝。

注記 セレーションのスロットともいう。

セレーションの溝

セレーションの溝の幅。

量記号

対応英語

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38

B 0174:2007

番号

用語

定義

参考

量記号

対応英語

逃げ溝

シェービングカッタの歯底に設けられた溝又は穴。

ディファレンシャ

ルセレーション

シェービングカッタの各歯のセレーションの溝が漸

次ずれているセレーション。

スタッカードセレ

ーション

シェービングカッタの各歯のセレーションの溝が千

鳥になっているセレーション。

すり割りセレーシ

ョン

シェービングカッタの歯にセレーションの溝割り溝

を入れたセレーション

注記 通常,歯形の小さいシェービングカッタに使用

する。

修整リード

シェービングカッタの修整した歯すじ。

注記 歯すじを中凸に修整したものをクラウニング,

中凹に修整したものをリバースクラウニング又

はホローリードという。

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39

B 0174:2007

参考

番号

用語

定義

取付基準面のたけ

すぐばかさ歯車用G形刃物の取付基準面部の高さ。

上刃物

すぐばかさ歯車用G形刃物の刃部を上にして取付側

面から見て刃が右側にある刃物。

注記 被削歯車の上向きの歯面を切削する。

下刃物

すぐばかさ歯車用G形刃物の刃部を上にして取付側

面から見て刃が左側にある刃物。

注記 被削歯車の下向きの歯面を切削する。

歯面の高さ

すぐばかさ歯車用G形刃物の底面と取付基準面との

交点から歯面までの距離。

量記号

対応英語

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40

B 0174:2007

5.4

番号

歯切工具の角

用語

定義

参考

量記号

対応英語

ねじれ角

つる巻き線の接線と,この曲線をのせている円筒の直

線母線との間の角(JIS B 0102の1.4.1.2参照)。

注記 通常,基準円筒上又は基準平面上のねじれ角を

基準円筒ねじれ角又は単にねじれ角といい,基

礎円筒ねじれ角と区別することがある。

右歯面ねじれ角

はすば歯車用ピニオンカッタの右歯面のねじれ角。

注記 これをピッチ円筒ねじれ角といい,番号4001

の注記と同様に基礎円筒ねじれ角と区別するこ

とがある。

左歯面ねじれ角

はすば歯車用ピニオンカッタの左歯面のねじれ角。

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41

B 0174:2007

番号

用語

定義

参考

量記号

対応英語

溝のねじれ角

ホブの溝のねじれ角。円筒ホブの場合は,基準円筒に

おいて溝のつる巻き線の接線とその点を通る軸平面

とがなす角。円すいホブの場合は,基準円すいにおい

て溝のつる巻き線の接線を半径に直角な平面に投影

したものと,その点を通る軸平面とがなす角。

注記 通常,溝のリードで代用する。

進み角

つる巻き線の接線とこの曲線をのせている円筒の軸

に垂直な平面とのなす角度(JIS B 0102の1.4.1.3参

照)。

円筒ホブの場合は,歯すじの接線とその点を通る軸直

角平面とのなす角。円すいホブの場合は,歯すじの接

線を半径に直角な平面に投影したものと,その点を通

る軸直角平面とがなす角。

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42

B 0174:2007

番号

用語

定義

参考

量記号

対応英語

すくい角

基準面(データム平面)に対するすくい面の傾きを表

す角(JIS B 0170の3008参照)。

外周すくい角

歯先切れ刃のすくい角。

注記 単に,すくい角又はラジアルレーキともいう。

逃げ角

(切削)仕上げ面に対する逃げ面の傾きを表す角(JIS

B 0170の3013参照)。

外周逃げ角

歯先切れ刃の逃げ角。

側逃げ角

右切れ刃及び左切れ刃の逃げ角。

刃付け角

はすば歯車用ピニオンカッタでは,すくい面の軸直角

面に対する角。はすばラックカッタでは,すくい面の

取付基準面に対する角。

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43

B 0174:2007

番号

用語

定義

参考

量記号

対応英語

圧力角

歯形上の任意の点における歯形への接線とその点を

通る軸平面とがなす鋭角。

かみ合い圧力角

かみ合いピッチ円上の圧力角。

取付角

2形ラックカッタを歯車平削り盤に取り付ける切削方

向と基準面(データム平面)の垂線とがなす角。

取付基準面の角度

すぐばかさ歯車用G形刃物の取付基準面と底面とが

なす角。

裏面の角度

すぐばかさ歯車用G形刃物の裏面と表面とがなす角。

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44

B 0174:2007

5.5 歯切工具の精度

5.5.1 ホブ

番号

用語

定義

ハブ外周の振れ

ハブ面の振れ

参考

量記号

対応英語

ホブの理論上の中心からハブ外周までの半径の最大

値と最小値との差(JIS B 4355の6.参照)。

ホブの軸に垂直な面からハブ面までの寸法の最大値

と最小値との差(JIS B 4355の6.参照)。

歯先切れ刃の振れ ホブの理論上の中心から刃部歯先までの半径の最大

値と最小値との差(JIS B 4355の6.参照)。

溝の隣接分割誤差 ホブの隣り合ったすくい面の対応する点で測った円

筒長さの隣り合った二つの値の差(JIS B 4355の6.参

照)。

溝の累積分割誤差 ホブの任意の二つのすくい面の対応する点で測った

円筒長さの和の実際の値と,理論値との差(JIS B 4355

の6.参照)。

向心度

ホブのすくい面の軸直角断面における検査範囲内で

中心を通る直線と実際の線との差。すくい角付きホブ

ではすくい面に沿った実際値と理論値との差(JIS B

4355の6.参照)。

溝のリード誤差

ホブの基準円筒付近において,検査範囲内のホブの長

さに対応する実際の溝のつる巻き線と,理論の溝のつ

る巻き線との差。通常,円周方向の寸法をもって表す。

歯厚誤差

データム直線上における実際の歯厚と,設計上の歯厚

との差(JIS B 4355の6.参照)。

歯末のたけ誤差

実際の歯末のたけと,設計上の歯末のたけとの差(JIS

B 4355の6.参照)。

歯元のたけ誤差

実際の歯元のたけと,設計上の歯元のたけとの差(JIS

B 4355の6.参照)。

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45

B 0174:2007

番号

用語

定義

参考

量記号

対応英語

歯形誤差

実際の歯形とデータム直線の交点を通る設計上の歯

形を基準とし,これに垂直な方向に測って歯形検査範

囲内における正側誤差と負側誤差との和。

圧力角誤差

設計上の圧力角と実際の圧力角との差。

歯すじの隣接誤差

ホブピッチ円筒の歯すじに沿った任意の隣り合った

切れ刃の各々を通る理論歯すじつる巻き線の軸方向

の隔たり(JIS B 4355の6.参照)。

歯すじの1アキシ

ャルピッチ累積

誤差

歯すじの3アキシ

ャルピッチ累積

誤差

ホブピッチ円筒の歯すじに沿った任意の1回転内にお

いて,任意の切れ刃を通る理論歯すじつる巻き線の軸

方向の隔たり(JIS B 4355の6.参照。)

ホブピッチ円筒の歯すじに沿った任意の3回転内にお

いて,任意の切れ刃を通る理論歯すじつる巻き線の軸

方向の隔たり(JIS B 4355の6.参照。)

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46

B 0174:2007

参考

番号

用語

定義

量記号

対応英語

歯すじの作用線隣

接ピッチ誤差

ホブ歯すじの作用線c)に沿ったかみ合い範囲におい

て,任意の隣り合った切れ刃の各々を通る作用線方向

の理論歯すじとの隔たり(JIS B 4355の6.参照)。

注c) ホブの圧力角に対する法線。

歯すじの作用線累

積ピッチ誤差

ホブ歯すじの作用線に沿ったかみ合い範囲において,

任意の二つの切れ刃を通る作用線方向の理論歯すじ

との隔たり(JIS B 4355の6.参照)。

すくい面の単一ピ

ッチ誤差

隣り合った同じ側のデータム直線上における実際の

ピッチと理論ピッチとの差(JIS B 4355の6.参照)。

すくい面の隣接ピ

ッチ誤差

データム直線上の隣り合った二つのピッチの差(JIS B

4355の6.参照)。

すくい面の3アキ

シャルピッチ誤

データム直線上において連続した3ピッチの実際のピ

ッチの和と,理論値との差(JIS B 4355の6.参照)。

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47

B 0174:2007

5.5.2

ピニオンカッタ

参考

番号

用語

定義

シャンクの振れ

軸心からシャンク外周までの半径の最大値と最小値

との差(JIS B 4356の7.3参照)。

外周の振れ

軸心から歯先外周までの半径の最大値と最小値との

和(JIS B 4356の7.3参照)。

基準面の振れ

ピニオンカッタの軸に垂直な面から基準面までの寸

法の最大値と最小値との差(JIS B 4356の7.3参照)。

取付面の振れ

ピニオンカッタの軸に垂直な面から取付面までの寸

法の最大値と最小値との差(JIS B 4356の7.3参照)。

すくい面の振れ

ピニオンカッタの軸に垂直な面から軸から一定の半

径上にあるすくい面上の点までの寸法の最大値と最

小値との差(JIS B 4356の7.3参照)。

すくい角誤差

すくい面における実際のすくい角と設計上のすくい

角との差(JIS B 4356の7.3参照)。

側逃げ角誤差

データム直線上又は基準円における実際の側逃げ角

と設計した側逃げ角との差(JIS B 4356の7.3参照)。

外周逃げ角誤差

歯先切れ刃における実際の逃げ角と設計上の逃げ角

との差(JIS B 4356の7.3参照)。

量記号

対応英語

5.5.3 丸形シェービングカッタ

定義

参考

番号

用語

側面の振れ

シェービングカッタの軸に垂直な面から側面までの

寸法の最大値と最小値との差(JIS B 4357の8.3参照)。

歯すじ方向誤差

実際の歯すじ曲線と,理論上の曲線との差。基準円筒

上の寸法と方向とをもって表す。

歯すじの対称度

シェービングカッタの両歯面の歯すじ方向誤差の差

(JIS B 4357の8.3参照)。

量記号

対応英語

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B 0174:2007

5.5.4

その他一般

定義

参考

番号

用語

全歯形誤差

実際の歯形と基準円との交点を通る設計した歯形を

基準とし,これに垂直な方向に測って歯形検査範囲内

における正側誤差と負側誤差との和(JIS B 1702-1の

3.2.2参照)。

歯形検査範囲

通常,相手歯車とかみ合う歯形の範囲(JIS B 1702-1

の3.2.1.3参照)。

歯溝の振れ

玉又はピンなどの接触片を歯溝の両側歯面に接触さ

せたときの,半径方向位置の最大差(JIS B 1702-2の

B.2参照)。

単一ピッチ誤差

隣り合った同じ側の基準円上における実際のピッチ

と理論ピッチとの差(JIS B 1702-1の3.1.1参照)。

隣接ピッチ誤差

基準円上の隣り合った二つのピッチの差。

累積ピッチ誤差

2ピッチ以上離れた二つの歯の間の単一ピッチ誤差の

和(JIS B 1702-1の3.1.3参照)。

全歯すじ誤差

実際の歯すじ曲線と理論歯すじ曲線との差。基準円上

の寸法をもって表す(JIS B 1702-1の3.3.2参照)。

歯厚誤差

基準円上における実際の歯厚と設計した歯厚との差。

取付面の平行度

ラックカッタの基準面(データム平面)から取付面ま

での寸法の最大値と最小値との差。

歯先の平行度

ラックカッタの歯先切れ刃から底面までの寸法の最

大値と最小値との差。

すくい面の平行度

ラックカッタの基準面(データム平面)からすくい面

のピッチ線の位置までの寸法の最大値と最小値との

差。

量記号

対応英語

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49

B 0174:2007

5.6

歯切工具の刃部の損傷

番号

用語

定義

参考

量記号

対応英語

摩耗

切削中に生じた漸進的な損失。

逃げ面摩耗

逃げ面に生じる摩耗。発生場所によって,外周逃げ面

摩耗又は側逃げ面摩耗に区分される。

逃げ面摩耗幅

逃げ面摩耗の切削方向の幅。

コーナ摩耗

逃げ面摩耗のうち,かど部に生じる摩耗。三角摩耗と

もいう。

コーナ摩耗幅

コーナ摩耗の切削方向の幅。

すくい面摩耗

すくい面上に生じる摩耗。

クレータ摩耗

すくい面摩耗のうち,くぼみが生じる摩耗。

クレータ(摩耗)

深さ

クレータ摩耗のくぼみの深さ。

チッピング

切れ刃に生じる小さな欠け。

欠損

破損

切れ刃に生じた大きな欠け。

刃部及びチップの全体に及ぶ破壊。

注記 通常,破損が生じると切削不能となり,再研削

も困難となる。

はく離

刃部に生じたりん(鱗)片状の欠失。

き裂

刃部に生じたき裂及び割れ。

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B 0174:2007

番号

用語

定義

参考

量記号

対応英語

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51

B 0174:2007

5.7

番号

歯切工具の一般

用語

定義

参考

単位記号

対応英語

切削速度

切れ刃の一点における工具と工作物との相

対運動の速度の主運動方向の成分(JIS B

0170の4002参照)。通常,切削速度は,次

の式で計算する。

ホブの場合:

ここに, V : 切削速度(m/min)

D : ホブの外径(mm)

n : ホブの回転速度(min−1)

ピニオンカッタの場合:

ここに, V : 切削速度(m/min)

L : ストロークの長さ(mm)

n : カッタストローク数(スト

ローク/min)

量記号

送り速度

切れ刃上の一点における工具と工作物との

相対運動の速度の送り運動方向の成分(JIS

B 0170の4004参照)。通常,シェービング

カッタの送り速度は,次の式で計算する。

ここに, F : 送り速度(mm/min)

n : カッタの回転速度(min−1)

zc : カッタの歯数

zg : 歯車の歯数

fg : 歯車1回転当たりの送り

送り(量)

送り運動の方向への工具の単位移動量。通

常,ホブによる歯切りは工作物の1回転当

たり,ピニオンカッタは1ストローク当た

りの移動量で表す(JIS B 0170の4009参

照)。

mm/スト

ローク

切削ストローク数

注記 図は,ホブ切りの例を示す。

歯車形削り盤及び歯車平削り盤の歯切り時

のカッタの1分間の往復回数。

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B 0174:2007

番号

用語

定義

参考

量記号

単位記号

切下げ

工具の歯先で歯車の歯元における歯形曲線

の一部が切り取られる現象。

対応英語

フィレット

工具の歯先の丸み又はかどが被削歯車の歯

底の隅に作用して作る曲線又は曲面。

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B 0174:2007

定義

参考

番号

用語

量記号

単位記号

アキシャルフィー

被削歯車の軸に平行な送り。

ラジアルフィード

被削歯車の軸の中心に向かう送り。

注記 インフィードともいう。

タンジェンシャル

フィード

被削歯車の基準円の接線方向に向かう送

り。

コンベンショナル

歯切法

ホブ又は歯切り用フライスの回転及び送り

の方向が工具と工作物との接触点において

同一方向であるような歯切方法。

注記 歯切り用フライスの場合は,上向き削

りともいう。

クライム歯切法

ホブ又は歯切り用フライスの回転及び送り

の方向が工具と工作物との接触点において

反対方向であるような歯切方法。

注記 歯切り用フライスの場合は,下向き削

りともいう。

交差角

シェービングカッタと被削歯車とをかみ合

わせたとき,両軸がなす角度。

対応英語

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B 0174:2007

参考

番号

用語

定義

量記号

単位記号

コンベンショナル

シェービング

シェービングカッタの送り方向が被削歯車

の軸に平行なシェービング方法。

ダイヤゴナルシェ

ービング

シェービングカッタの送り方向が被削歯車

の軸に対して角度をもったシェービング方

法。

アンダーパスシェ

ービング

シェービングカッタの送り方向が被削歯車

の接線方向に行われるシェービング方法。

プランジカットシ

ェービング

シェービングカッタの送り方向が被削歯車

の半径方向に行われるシェービング方法。

仕上げ代

前加工と仕上げ加工とにおける被削歯車の

歯厚の差。

シェービング代

シェービング加工における仕上げ代。

対応英語

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B 0174:2007

附属書A

(参考)

参考文献

序文

この附属書は,参考文献について記載するものであって,規格の一部ではない。

参考文献

JIS B 0121 歯車記号−幾何学的データの記号

JIS B 0170 切削工具用語(基本)

JIS B 1603 インボリュートスプライン―歯面合わせ−一般事項,諸元及び検査

JIS B 1701-1 円筒歯車−インボリュート歯車歯形 第1部:標準基準ラック歯形

JIS B 1702-1 円筒歯車−精度等級 第1部:歯車の歯面に関する誤差の定義及び許容値

JIS B 1702-2 円筒歯車−精度等級 第2部:両歯面かみ合い誤差及び歯溝の振れの定義並びに精度許容

JIS B 4232 インボリュートフライス

JIS B 4350 歯切工具−歯形及び寸法

JIS B 4351 すぐば傘歯車用G形刃物

JIS B 4354 歯車用ホブ−第1部:むくホブの形状寸法

JIS B 4355 歯車用ホブ−第2部:歯車用ホブの精度

JIS B 4356 ピニオンカッタ

JIS B 4357 丸形シェービングカッタ