2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格
JIS
B 4433-1990
ナットタップ
Nut Taps
1. 適用範囲 この規格は,表1に示すめねじのねじ立てに用いるナットタップ(以下,タップという。)
について規定する。
備考1. この規格の本体で規定するタップは,ナットねじ立て盤で使用する場合ベントシャンク又は
ストレートシャンクに接合して使用し,ニブタップともいう。
2. ストレート形ナットタップについては,附属書に示す。
表1 適用するめねじの種類
ねじの種類
メートル並目ねじ
ねじの呼び
適用規格
JIS B 0205(メートル並目ねじ)
JIS B 0209(メートル並目ねじの許容限界寸法及び公差)
メートル細目ねじ
JIS B 0207(メートル細目ねじ)
JIS B 0211(メートル細目ねじの許容限界寸法及び公差)
ユニファイ並目ねじ No.3-48UNC〜1-8UNC
JIS B 0206(ユニファイ並目ねじ)
JIS B 0210(ユニファイ並目ねじの許容限界寸法及び公差)
ユニファイ細目ねじ No.3-56UNF〜112UNF
JIS B 0208(ユニファイ細目ねじ)
JIS B 0212(ユニファイ細目ねじの許容限界寸法及び公差)
2. 用語の意味 この規格で用いる主な用語の意味は,JIS B 0176(ねじ加工工具用語)及びJIS B 0101
(ねじ用語)による。
3. 種類・等級 タップの種類は,ねじ部の長さ (l) によって20T,24T,28T及び32Tの4種類とし,等
級は,ねじ部の精度のうち,有効径公差によってA級及びB級の2等級とする。その公差を表2に示す。
また,公差位置を示す数字を添えて公差域の記号を表3に示す。
備考 等級と有効径公差域の関係を図に示す。
表2 等級及び有効径公差
単位 μm
等級
A級
B級
公差
引用規格及び関連規格:26ページに示す。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2
B 4433-1990
表3 有効径公差域の記号
等級
A級
B級
記号
図 等級と有効径公差域の関係
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
3
B 4433-1990
4. 形状・寸法 タップの形状及び寸法は,表4〜5による。
表4 メートルねじ用タップの形状及び寸法
備考1. ねじ部のセンタは,突出しセンタ又はセンタ穴とする。
2. ベント部のhは,使用機械の形式によって図に示す2種類がある。
単位mm
ピッチ
全長L
ねじ部の長さl
シャンク径
d′(参考)
(参考)
(参考)
呼び
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
4
B 4433-1990
単位mm
呼び
ピッチ
全長L
ねじ部の長さl
シャンク径
d′(参考)
(参考)
(参考)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
5
B 4433-1990
単位mm
呼び
ピッチ
全長L
ねじ部の長さl
シャンク径
d′(参考)
(参考)
(参考)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
6
B 4433-1990
単位mm
呼び
ピッチ
全長L
ねじ部の長さl
シャンク径
d′(参考)
(参考)
(参考)
注(1) ストレートシャンクのL″は,使用者側でベントシャンクに加工して使用する場合のものを示す。
備考1. lの許容差は,JIS B 0401(寸法公差及び はめあい)に規定するjs 17とする。
2. dの許容差は,JIS B 0401に規定する,h 12とする。
3. 食付き部の長さlcは,原則としてlの70%とする。
4. 食付き部の面取り長さaは,原則として2山とする。
5. 溝数は,呼び,使用条件などによって3,4,5又は6とする。
6. 全長Lは受渡当事者間の協定によって,表に示すものと異なる寸法とすることができる。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
7
B 4433-1990
表5 ユニファイねじ用タップの形状及び寸法
備考1. ねじ部のセンタは,突出しセンタ又はセンタ穴とする。
2. ベント部のhは,使用機械の形式によって2種類ある。
単位mm
ねじ部の長さl
呼 び
シャンク径
ピッチ 全 長L
d′(参考)
(参考)
(参考)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
8
B 4433-1990
単位mm
ねじ部の長さl
呼 び
シャンク径
ピッチ 全 長L
d′(参考)
(参考)
(参考)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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B 4433-1990
単位mm
ねじ部の長さl
呼 び
シャンク径
d′(参考)
(参考)
(参考)
ピッチ 全 長L
注(1) ストレートシャンクのL″は,使用者側でベントシャンクに加工して使用する場合のものを示す。
備考1. lの許容差は,JIS B 0401に規定するjs 17とする。
2. dの許容差は,JIS B 0401に規定するh 12とする。
3. 食付き部の長さlcは原則としてlの70%とする。
4. 食付き部の面取り長さaは,原則として2山とする。
5. 溝数は,呼び,使用条件などによって3,4,5又は6とする。
6. 全長Lは受渡当事者間の協定によって表に示すものと異なる寸法とすることができる。
5. 品質
5.1
外観 タップの外観は,地きず及び割れ並びに有害なまくれ,きず,さびなどの欠点がなく,仕上
げは良好でなければならない。
5.2
硬さ タップの刃部の硬さは,7.1による試験を行ったときHRC60 (HV 700) 以上とする。
5.3
シャンク及びねじ部の精度 タップのシャンク及びねじ部の精度は,7.2による試験を行ったとき,
次のとおりとする。シャンク径の精度は,表4〜5による。ねじ部の精度のうち,ねじ部の外径,有効径及
び谷の径の基準寸法は表6〜7によって,その許容差及び公差並びにピッチ及び山の半角の許容差は,表8
〜11による。
シャンク及びねじ部の振れの公差値は,表12による。
表6 メートルねじ用タップのねじ部の基準寸法
単位 mm
呼 び
ピッチ
外径
有効径
谷の径
基準寸法
基準寸法
基準寸法
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B 4433-1990
単位 mm
呼 び
ピッチ
外径
基準寸法
有効径
基準寸法
谷の径
基準寸法
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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B 4433-1990
単位 mm
呼 び
ピッチ
外径
基準寸法
有効径
基準寸法
谷の径
基準寸法
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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B 4433-1990
表7 ユニファイねじ用タップのねじ部の基準寸法
単位 mm
呼び
ピッチ
外径
基準寸法
有効径
基準寸法
谷の径
基準寸法
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B 4433-1990
表8 メートルねじ用タップ及びユニファイねじ用タップのA級の有効径の許容差及び公差
備考 この図の太い実線は基準山形を,また斜線を施した部分は,タップの公差域を示す。
単位 μm
有効径(2)
公差域の記号
上の許容差
下の許容差
公差
注(2) この表の有効径は単独有効径とする。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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B 4433-1990
表9 メートルねじ用タップ及びユニファイねじ用タップのB級の有効径の許容差及び公差
備考 この図の太い実線は基準山形を,また斜線を施した部分はタップの公差域を示す。
単位 μm
有効径(2)
公差域の記号
上の許容差
下の許容差
注(2) この表の有効径は,単独有効径とする。
公差
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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B 4433-1990
表10 メートルねじ用タップの外径,谷の径,ピッチ及び山の半角の許容差
備考 この図の太い実線は基準山形を,また斜線を施した部分はタップの公差域を示す。
単位 μm
ピッチ
外
径
上の許容差 下の許容差
谷
の
径
上の許容差
山の半角
ピッチの許容差(3)
の許容差
(25mmに付き)
(分)
規定しない。 36+ (em) 規定しない。
注(3) この表のピッチの許容差は,長さ25mm離れた任意の二つの山と山との間の
ピッチ合計に対するものをいう。ただし,測定することができるねじ部の長
さ (lmm) が25mmより短いときは,ピッチの許容差は表中の数値に0.2lを
乗じた値とする。
備考 タップの谷底は,一般に丸みを付け,谷底の丸みとフランクとが接する点が,
原則として基準山形の谷の径に相当する直線ABより軸心側になければなら
ない。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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B 4433-1990
表11 ユニファイねじ用タップの外径,谷の径,ピッチ及び山の半角の許容差
備考 この図の太い実線は基準山形を,また斜線を施した部分はタップの公差域を示す。
単位 μm
外径
下の許容差
上の許容差
谷の径
山の半角
ピッチの許容差 (4)
の許容差
(25.4mmに付き)
(分)
上の許容差
山数
ピッチ
規定しない。
規定しない。
注(4) この表のピッチの許容差は,長さ25.4mm離れた任意の二つの山と山との間のピッチ合
計に対するものをいう。ただし,測定することができるねじ部の長さ (lmm) が25.4mm
より短いときは,ピッチの許容差は表中の数値に0.2lを乗じた値とする。
備考 タップの谷底は,一般に丸みを付け,谷底の丸みとフランクとが接する点が,原則と
して基準山形の谷の径に相当する直線ABより軸心側になければならない。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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B 4433-1990
表12 シャンク及びねじ部の振れの公差値
単位 mm
外径の基準寸法
シャンクの振
れの公差値t1
ねじ部の振れ
の公差値t2
10未満
10以上
備考 図示方法は,JIS B 0021(幾何公差の図示方
法)による。
6. 材料 タップのねじ部の材料は,JIS G 4403(高速度工具鋼鋼材)に規定するSKH51又はこれと同等
以上の性能をもつものとする。
ねじ部とシャンクとの材料が異なるもののシャンクの材料は,JIS G 4051(機械構造用炭素鋼鋼材)に
規定するS55C又はこれと同等以上の性能をもつものとする。
7. 試験方法
7.1
硬さ タップの刃部の硬さは,JIS B 7726(ロックウェル硬さ試験機)に規定する試験機を用いて,
JIS Z 2245(ロックウェル硬さ試験方法)に規定する試験方法によって測定する。ただし,ロックウェル
硬さ試験機によって測定できない場合は,JIS B 7734(微小硬さ試験機)に規定する試験機を用い,JIS Z
2251(微小硬さ試験方法)に規定する試験方法によって測定してもよい。
また,試験機による測定が困難な場合は,やすりによる比較測定を行ってもよい。
7.2
シャンク及びねじ部の精度 タップのシャンク及びねじ部の精度は,表13によって測定する。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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B 4433-1990
表13 タップの測定方法
番号
項目
シャンク径
外
測定方法
外側マイクロメータで測定す
る。
測定器具
JIS B 7502(外側マイクロメ
ータ)に規定する外側マイ
クロメータ。
食付き部に近い完全山部の切れ
刃側を外側マイクロメータで測
径
定する。
ねじ部の長さの先端からほぼ
60%の位置の切れ刃側をねじ測
定用三針を用いて外側マイクロ
有効径
メータで測定するか,ねじ有効
径測定機又はねじ有効径比較測
定器で測定する。
ねじ山の軸線を,測定テーブル
の移動方向と一致させ,工具顕
微鏡の鏡筒をリート角だけ傾
け,ねじ山Aと60°細線又はね
じ山形細線とを一致させて,マ
イクロメータの目盛を読む。次
ピッチ
に必要山数だけ離れたねじ山B
まで移動テーブルを動かして
60°細線又はねじ山形細線とね
じ山Bを一致させ,マイクロメ
ータの目盛を読む。このときの
A,Bの読みの差が実測値であ
る。
ね
じ
部
の
精
度
測定方法図
JIS B 0271(ねじ測定用三
針)に規定するねじ測定用
三針。
JIS B 7502に規定する外側
マイクロメータ。
ねじ有効径測定機は,JIS B
7519(指針測微器)及びJIS
B 7504(マイクロメータヘ
ッド)を装備したもの。
ねじ有効径比較測定器は,
指針測微器又はJIS B 7509
(0.001mm目盛ダイヤルゲ
ージ)に規定する0.001mm
目盛ダイヤルゲージを装備
したもの。
JIS B 7153(工具顕微鏡)に
規定する工具顕微鏡。
ねじ山の軸線を測定テーブルの
移動方向と一致させ,工具顕微
鏡の鏡筒をリード角だけ傾け,
山の半角
ねじ山のフランク面に顕微鏡の
十字線を合わせ,その回転角21
を測角顕微鏡で読み取る。同様
aを測定する。
にして22
振
れ
ねじ部振れは,両センタを基準にして
回転し,ねじ部及びシャンクに
シャンク
ついてダイヤルゲージによって
測定する。
JIS B 7503(0.01mm目盛ダ
イヤルゲージ)に規定する
0.01mm目盛ダイヤルゲー
ジ。
備考 測定方法及び測定器具は,一般的な例を示したものである。
8. 製品の呼び方 タップの呼び方は,規格番号又は規格名称,種類,呼び,等級の記号及びねじ部の材
料記号(5)による。
なお,左ねじの場合は,呼びの前に“左”を付け加える。
例: JIS B 4433 20T M 10 A 25 SKH 51
ナットタップ 24T M 10×1.25 A 30 SKH 51
JIS B 4433 左 28T
5-24UNF B 20 HSS
16
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19
B 4433-1990
注(5) 使用材料が高速度工具鋼鋼材の場合は,HS又はHSSと呼んでもよい。
9. 表示
9.1
製品の表示 タップにはシャンクに次の事項を表示する。ただし,シャンク径3.9mm以下のタップ
には,左ねじの記号,呼び及び有効径公差域の記号以外は省略してもよい。
例
(1) 左ねじの記号
: L(右ねじの場合は付けない。)
(2) 呼び
: M10×1.5(メートル並目ねじの場合は,ピッチを付ける。)
(3) ねじ部の材料記号(6)
: SKH51
(4) 製造業者名又はその略号 :
(5) 有効径公差域の記号
: A25
注(6) 使用材料が高速度工具鋼鋼材の場合にはHS又はHSSと表示してもよい。
9.2
包装の表示 タップの包装には,規格名称及び9.1に規定する(1)〜(5)の事項並びにねじ部の長さの
種類及び溝数を表示する。
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B 4433-1990
附属書 ストレート形ナットタップ
1. 適用範囲 この附属書は,JIS B 0205に規定するねじの呼びM2.5〜30のねじ立てに用いるストレート
形ナットタップ(以下,タップという。)について規定する。
なお,この附属書で規定する以外の事項は,この規格の本体による。
備考 このタップは,JIS B 0209-1982の本体及び附属書に規定するねじのいずれにも選択によって使
用できる。
2. 種類・等級 タップの種類は,形状によって,長タップ及び短タップの2種類とし,等級は,ねじ部
の精度(附属書表3〜5)及び振れの公差値(附属書表6)によって,2級及び3級の2等級とする。
なお,2級は,許容差のとり方によって,a及びbの二つとする。
等級の記号は,附属書表1による。
附属書表1 等級の記号
2級
等
級
記
号
2a級
2b級
級
3. 形状・寸法 タップの形状及び寸法は,附属書表2による。
附属書表2 形状及び寸法
備考 呼びM4以下は突出しセンタ,M4を超えM10以下に突出しセンタ又はセンタ穴とし,M10を
超えるものはセンタ穴とする。
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B 4433-1990
単位mm
全長L
シャンク
シャンク四角部
四角部の
の幅K(1)
長さlκ (1)
参
考
基準寸法 許容差 基準寸法 許容差 基準寸法 許容差 基準寸法 許容差 基準寸法 許容差 基準寸法
溝数
外径の基
呼 び 準寸法
ピッチ
長タップ
ねじ部の長さ
シャンク径
短タップ
3又は4
3又は4
3又は4
3又は4
3又は4
3又は4
3又は4
3又は4
3又は4
3又は4
3又は4
3又は4
3又は4
3又は4
3又は4
注(1) JIS B 4002(工具のシャンク四角部)による。
備考1. 食付き部の長さlcは,原則としてlの75%とする。
2. 食付き部の面取り長さαは,原則として2山とする。
4. 品質
4.1
硬さ タップの刃部の硬さは,本体7.1による試験を行ったとき,合金工具鋼のタップはHRC 58 (HV
660) 以上とし,高速度工具鋼のタップはHRC 60 (HV 700) 以上とする。シャンクは有害な変形,損傷を起
こさないような適切な熱処理を施さなければならない。
4.2
シャンク及びねじ部の精度 タップのシャンク及びねじ部の精度は,本体7.2による試験を行ったと
き,次のとおりとする。シャンク径の精度は附属書表2による。ねじ部の精度は附属書表3〜5による。
シャンク及びねじ部の振れの公差値は,附属書表6による。
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B 4433-1990
附属書表3 2a級のねじ部の精度
備考 この図の太い実線は基準山形を,また斜線を施した部分はタップの公差
域を示す。
単位 μm
外
径
有 効 径 (2)
谷
の
径
ピッチの
山の半角
許容差(3)
呼 び ピッチ
の許容差
下の許
上の許
下の許
上の許
基準寸法
上の許
基準寸法
公 差 基準寸法
下の許
(25mmに
(分)
容差
容差 容差
容差
(mm) 容差
容差
付き)
規
規
定
定
し
し
な
な
い
い
注(2) この表の有効径は,単独有効径とする。
(3) この表のピッチの許容差は,長さ25mm離れた任意の二つの山と山との間のピッチ合計に対するものをいう。た
だし,測定することができる完全山部の長さ (limm) が25mmより短いときは,ピッチの許容差は,表中の数値に
0.2liを乗じた値とする。
備考 山頂の形状は,原則として平らにし,また谷底の形状は,上の許容差を超えない範囲内で,丸みが付いていても,
平らであっても,いずれでもよい。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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B 4433-1990
附属書表4 2b級のねじ部の精度
備考 この図の太い実線は基準山形を,また斜線を施した部分はタップの公差
域を示す。
単位 μm
有 効 径 (2)
外
径
谷
の
径
ピッチの許
山の半角
容差(3)
呼 び ピッチ
の許容差
下の許
上の許
下の許
上の許
基準寸法
上の許
公 差 基準寸法
基準寸法
下の許
(25mmに
(分)
容差
容差 容差
容差
容差
容差
付き)
規
定
し
な
い
規
定
し
な
い
注(2) この表の有効径は,単独有効径とする。
(3) この表のピッチの許容差は,長さ25mm離れた任意の二つの山と山との間のピッチ合計に対するものをいう。た
だし,測定することができる完全山部の長さ (limm) が25mmより短いときは,ピッチの許容差は,表中の数値に
0.2liを乗じた値とする。
備考 山頂の形状は,原則として平らにし,また谷底の形状は,上の許容差を超えない範囲内で,丸みが付いていても,
平らであっても,いずれでもよい。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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B 4433-1990
附属書表5 3級のねじ部の精度
備考 この図の太い実線は基準山形を,また斜線を施した部分はタップの公差
域を示す。
単位 μm
外
径
有 効 径 (2)
谷
の
径
ピッチの許
山の半角
容差(3)
呼 び ピッチ
の許容差
下の許
上の許
下の許
上の許
基準寸法
上の許
公 差 基準寸法
基準寸法
下の許
(25mmに
(分)
容差
容差 容差
容差
(mm) 容差
容差
付き)
規
規
定
定
し
し
な
な
い
い
注(2) この表の有効径は,単独有効径とする。
(3) この表のピッチの許容差は,長さ25mm離れた任意の二つの山と山との間のピッチ合計に対するものをいう。た
だし,測定することができる完全山部の長さ (limm) が25mmより短いときは,ピッチの許容差は,表中の数値に
0.2liを乗じた値とする。
備考 山頂の形状は,原則として平らにし,また谷底の形状は,上の許容差を超えない範囲内で,丸みが付いていても,
平らであっても,いずれでもよい。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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B 4433-1990
附属書表6 シャンク及びねじ部の振れの公差値
単位 mm
等
級
級
級
シャンクの振れの公差値
ねじ部の振れの公差値t2
注(4) 長タップの場合は,シャンク端面から
短タップのシャンクまでの長さの範囲
に適用する。
備考 図示方法は,JIS B 0021による。
5. 材料 タップのねじ部の材料は,JIS G 4404(合金工具鋼鋼材)に規定するSKS 2若しくは,JIS G 4403
に規定するSKH 51又はこれらと同等以上の性能をもつものとする。
ねじ部とシャンクとの材料が異なるもののシャンクの材料は,JIS G 4051に規定するS55C又はこれと
同等以上の性能をもつものとする。
6. 製品の呼び方 タップの呼び方は,規格番号又は規格名称,種類,呼び,等級及びねじ部の材料記号
(5)による。
なお,左ねじの場合は,呼びの前に“左”を付け加える。
例: JIS B 4433 短 M8 3級SKS 2
JIS B 4433 長 M3 2b級SKH 51
ストレート形 ナットタップ 長左 M 8 2a 級 HSS
注(5) 使用材料が高速度工具鋼鋼材の場合はHS又はHSSと呼んでもよい。
7. 表示
7.1
製品の表示 タップにはシャンクに次の事項を表示する。ただし,シャンク径3.9mm以下のタップ
には,左ねじの記号,呼び及び等級の記号以外は省略してもよい。
例
(1) 左ねじの記号
: L(右ねじの場合は付けない。)
(2) 呼び×ピッチ
: M8×1.25
(3) ねじ部の材料記号(6)
: SKH 51
(4) 製造業者名又はその略号 :
(5) 等級の記号
: IIb
注(6) 使用材料が高速度工具鋼鋼材の場合は,HS又はHSSと表示してもよい。
7.2
包装の表示 タップの包装には,規格名称及び7.1に規定する(1)〜(5)の事項を表示する。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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B 4433-1990
引用規格:
JIS B 0021 幾何公差の図示方法
JIS B 0101 ねじ用語
JIS B 0176 ねじ加工工具用語
JIS B 0205 メートル並目ねじ
JIS B 0206 ユニファイ並目ねじ
JIS B 0207 メートル細目ねじ
JIS B 0208 ユニファイ細目ねじ
JIS B 0209 メートル並目ねじの許容限界寸法及び公差
JIS B 0210 ユニファイ並目ねじの許容限界寸法及び公差
JIS B 0211 メートル細目ねじの許容限界寸法及び公差
JIS B 0212 ユニファイ細目ねじの許容限界寸法及び公差
JIS B 0271 ねじ測定用三針
JIS B 0401 寸法公差及びはめあい
JIS B 4002 工具のシャンク四角部
JIS B 7153 工具顕微鏡
JIS B 7502 外側マイクロメータ
JIS B 7503 0.01mm目盛ダイヤルゲージ
JIS B 7504 マイクロメータヘッド
JIS B 7509 0.001mm目盛ダイヤルゲージ
JIS B 7519 指針測微器
JIS B 7726 ロックウェル硬さ試験機
JIS B 7734 微小硬さ試験機
JIS G 4051 機械構造用炭素鋼鋼材
JIS G 4403 高速度工具鋼鋼材
JIS G 4404 合金工具鋼鋼材
JIS Z 2245 ロックウェル硬さ試験方法
JIS Z 2251 微小硬さ試験方法
関連規格:JIS B 0123 ねじの表し方
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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B 4433-1990
機械要素部会 ねじ加工工具専門委員会 構成表
(委員会長)
(専門委員)
(事務局)
氏名
吉 本 勇
大 橋 宣 俊
丸 山 弘 志
中 村 智 男
伊佐山 建 志
吉 田 藤 夫
松 井 博
八 馬 厚 雄
大 村 進
竹 川 日出夫
山 口 允 也
大 岡 吉 郎
野 上 彰
飯 島 武 彦
石 井 清 志
尾 形 卓
中 村 正 美
室 原 達 也
山 田 輝 一
竹 井 辰 男
畠 山 孝
所属
拓殖大学
相模工業大学
東京理科大学
日本ねじ研究協会
通商産業省機械情報産業局
工業技術院標準部
株式会社彌満和製作所
酒井精工株式会社
株式会社野村工具製作所
オーエスジー株式会社
株式会社田野井製作所
株式会社大岡製作所
株式会社不二越
神鋼ボルト株式会社
株式会社サトーラシ嵐山工場
株式会社桂川精螺製作所
株式会社杉浦製作所
ミネベア株式会社藤沢製作所
株式会社フセラン
日本工具工業会
工業技術院標準部機械規格課