2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格
JIS
B 9119-1989
噴霧機用ホース継手及びホースつなぎ
Hose Couplings and Hose Joints for Sprayer
1. 適用範囲 この規格は,JIS B 9112(人力噴霧機),JIS B 9113(動力噴霧機)による噴霧機に使用す
るホース継手及びホースつなぎ(以下,それぞれホース継手,ホースつなぎという。)について規定する。
備考 この規格の中で{ }を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって参考とし
て併記したものである。
2. 用語の意味 この規格で用いる主な用語の意味は,次による。
(1) ホース継手 ホースの結合を行う金物で,ねじ締め結合部をもつもの。
(2) ホースつなぎ その端部にホースを差し込むだけでホースの結合を行う金物。
ねじ締め結合部はもたない。
3. 種類及び組継手各部の名称 ホース継手及びホースつなぎの種類は,形状によって,表のとおり,ホ
ース継手について5種類,ホースつなぎについて3種類とする。
また,組継手各部の名称は,図による。
引用規格:
JIS B 0202 管用平行ねじ
JIS B 0401 寸法公差及びはめあい
JIS B 9112 人力噴霧機
JIS B 9113 動力噴霧機
JIS H 5101 黄銅鋳物
関連規格:
JIS H 3260 銅及び銅合金線
JIS K 6337 散水用ゴムホース(ガーデンホース)
JIS K 6339 農業用噴霧機ホース
JIS K 6765 噴霧機用ポリエチレンホース
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B 9119-1989
表 ホース継手及びホースつなぎの種類
区
分
種
類
部品名称
ホースめねじ
中しん(付表1の図),
排 出
ナット(付表2の図)
ホースおねじ
(付表3の図)
組継手
ホース継手
吸 水
パッキン受付き
パッキン受なし
ホースめねじ
中しん(付表4の図)
ナット(付表5の図)
ホースおねじ
パッキン受付き
T継手
(付表7の図)
Y継手 パッキン受付き(付表7の図)
パッキン受なし(付表7の図)
ホースつなぎ
棒つなぎ(付表8の図)
Tつなぎ(付表8の図)
Yつなぎ(付表8の図)
(付表6の図)
パッキン受なし
図 組継手各部の名称
4. 形状及び寸法 ホース継手及びホースつなぎの形状及び寸法は,付表1〜3による。
5. 材料 材料は,JIS H 5101(黄銅鋳物)のYBsC3又は耐食性及び強さがこれと同等以上のものとする。
また,パッキンの材料は,牛革又は品質がこれと同等以上のものを使用する。
6. 外観 ホース継手及びホースつなぎの外観は,仕上がりが良好で有害な鋳巣,鋳ばりその他の欠点が
あってはならない。
7. 組立精度 ホース継手及びホースつなぎの組立精度は,良好でなければならない。
8. 耐圧及び漏れ 3.5MPa {35kgf/cm2} の水圧を30秒間加え,各部に水漏れその他異常があってはならな
い。ただし,組継手(吸水)については,水圧0.35MPa {35kgf/cm2} とする。
9. 検査 ホース継手及びホースつなぎの検査は,材料,形状,寸法,外観,組立精度及び耐圧並びに漏
れについて行い,4.〜8.の規定を満足しなければならない。
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B 9119-1989
10. 製品の呼び方 ホース継手及びホースつなぎの製品の呼び方は,規格番号,種類,呼び及び部品名称
(組継手の場合)による。
例: JIS B 9119組継手(吸水)22中しん
11. 表示 製品の包装には,次の事項を表示する。
(1) 区分,種類及び呼び
(2) 製造業者名又はその略号
(3) 部品名称(組継手の場合)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付表1 組継手(排出)中しん
単位 mm
呼び
寸法 許容差 基準
基準
寸法 許容差 基準
寸法 許容差
備考1. B及びB1の寸法は,参考値とする。
2. 寸法許容差の指定のないものは,JIS B 0401(寸法公差及びはめあい)のjs16又はJs16とする。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付表2 組継手(排出)ナット
単位 mm
呼び
ねじの
呼
び
基準
寸法
I(二面幅寸法)
基準
許容差
許容差
寸法
基準
寸法
基準
寸法
許容差
許容差
備考1. 呼び7のナットに限り,形状をちょうナット形にしてもよい。
2. D部ねじは,JIS B 0202(管用平行ねじ)による。
3. 寸法許容差の指定のないものは,JIS B 0401のjs16又はJs16とする。
4. 六角以外のものの形状及び寸法は,規定しない。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付表3 組継手(排出)ホースおねじ
単位 mm
呼び
ねじの
基準
寸法 許容差
呼 び
呼び
寸法 許容差 基準
基準
寸法 許容差 基準
寸法 許容差 基準
寸法 許容差
寸法 許容差 寸法
基準
基準 許容差 基準
寸法 許容差
注(1) Pの寸法は,六角二面幅とし,丸形を用いる場合には,次の表による。
呼び
備考1. B及びB1の寸法は,参考値とする。
2. 寸法許容差の指定のないものは,JIS B 0401のjs16又はJs16とする。
3. D部ねじは,JIS B 0202による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付表4 組継手(吸水)中しん
単位 mm
寸法 許容差 基準
基準
寸法 許容差 基準
寸法 許容差
呼び
備考1. Bの寸法は,参考値とする。
2. 寸法許容差の指定のないものは,JIS B 0401のjs16又はJs16とする。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付表5 組継手(吸水)ナット
単位 mm
呼び
ねじの
呼 び
基準
寸法 許容差
基準
寸法 許容差
基準
寸法 許容差
21(最小)
25(最小)
28(最小)
32(最小)
36(最小)
40(最小)
48(最小)
54(最小)
66(最小)
備考1. S,Yの寸法は参考値とし,形状は特に規定しない。
2. D部ねじは,JIS B 0202による。
3. 寸法許容差の指定のないものは,JIS B 0401のjs16又はJs16とする。
32(最小)
38(最小)
42(最小)
48(最小)
56(最小)
60(最小)
70(最小)
80(最小)
100(最小)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付表6 組継手(吸水)ホースおねじ
単位 mm
呼び
ねじの
基準
寸法 許容差
呼 び
寸法 許容差 基準
基準
寸法 許容差 基準
寸法 許容差
基準
寸法 許容差
備考1. Bの寸法は,参考値とする。
2. 寸法許容差の指定のないものは,JIS B 0401のjs16又はJs16とする。
3. D部のねじは,JIS B 0202による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付表7 T継手及びY継手
単位 mm
呼び
寸法 許容差 ねじの
基準
呼
び
寸法 許容差 基準
基準
寸法 許容差 基準
寸法 許容差
基準
寸法 許容差
備考1. D部ねじは,JIS B 0202による。
2. 寸法許容差の指定のないものは,JIS B 0401のjs16又はJs16とする。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付表8 ホースつなぎ
単位 mm
基準寸法 許容差
呼び
備考1. Bの寸法は,参考値とする。
2. 寸法許容差の指定のないものは,JIS B 0401のjs16
又はJs16とする。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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B 9119-1989
参考1
これは,参考のために添付したもので,規格の一部ではない。
1. 噴霧機ホース 噴霧機の吐出し用として一般に使用されるホースを材料によって分類すると,次の2
種類となる。いずれの品目も工業標準化法第19条に基づく指定商品に指定され,JISマーク表示制度が適
用されている。
(1) 農業用噴霧機ホース (JIS K 6339)
(2) 噴霧機用ポリエチレンホース (JIS K 6765)
2. ホース内径の許容差 噴霧機ホースは,それぞれの規格で次のような内径及びその許容差が規定され
ている。
(1) 農業用噴霧機ホース
単位 mm
項目
内径
内径許容差
呼び
(2) 噴霧機用ポリエチレンホース
単位 mm
項目
呼び
内径
3. ホースと金具との接続方法 ホースと金具との接続方法は,次のように行うのがよい。
(1) 農業用噴霧機ホース この場合は,ホースと金具とを接続するには金具の先端に油(できれば植物油)
を少し塗布して,ホースの中へ一気に差し込み,抜止めには針金若しくはパンチバンド,かしめ用キ
ャップを用いる。針金は焼鈍した黄銅線[JIS H 3260(銅及び銅合金線)]の1.2mm径のものを2回
巻き付けて,2段以上しばる。ただし,樹脂製ホース接続の場合は,60〜80℃の湯の中へ接続するホ
ースの先端を浸し,引き上げてから一気に差し込む。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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B 9119-1989
参考2
これは,参考のために添付したもので,規格の一部ではない。
1. 噴霧機用吸水ホース 噴霧機の吸水用として一般に使用されるホースを材料によって分類すると,次
の2種類となる。
(1) 散水用ゴムホース(ガーデンホース) (JIS K 6337)
(2) 硬質ビニル線入塩化ビニルホース
なお,(1)の品目については,工業標準化法第19条に基づく指定商品に指定され,JISマーク表示制度が
適用される。
2. ホース内径の許容差 散水用ゴムホースについては,規格上,次のような内径及びその許容差が規定
されている。
(1) 散水用ゴムホース(編上式ホース)
単位 mm
項目
内径
内径許容差
呼び
3. ホースと金具との接続方法 ホースと金具との接続方法は,次のように行うのがよい。
(1) 散水用ゴムホース この場合は,ゴムホースと金具とを接続するには金具の先端に油(できれば植物
油)を少し塗布して,ホースの中へ一気に差し込み,抜止めには針金若しくはパンチバンド,かしめ
用キャップを用いる。針金は焼鈍した黄銅線 (JIS H 3260) の1.2mm径のものを2回巻き付けて縛る。
(2) 硬質ビニル線入塩化ビニルホース この場合は,空気の吸込みを防止することから,金具外面に接着
剤を塗布して金具に差し込む。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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B 9119-1989
解説表1 改正原案作成委員会 構成表(昭和50年度)
(一般機械部会 農業機械専門委員会 構成表)
氏名
(委員長)
(専門委員)
(事務局)
手 塚 右 門
安 田 圭 三
逢 坂 国 一
前 田 耕 一
有 吉 亮
中 島 元 夫
成 沢 登美雄
細 山 吉太郎
三箇山 正 雄
水 田 栄 久
春 日 俊 夫
渡 辺 波 夫
竹 内 健 二
松 川 東 一
伊 藤 彰 一
所属
全国農業協同組合連合会
通商産業省機械情報産業局
工業技術院標準部
農林水産省農蚕園芸局
農業機械化研究所
社団法人日本農業機械工業会
松山株式会社
株式会社丸山製作所
久保田鉄工株式会社
井関農機株式会社
全国農業協同組合連合会
社団法人日本農業機械化協会
国際協力事業団
工業技術院標準部
工業技術院標準部機械規格課
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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B 9119-1989
解説表2 改正原案作成委員会 構成表(昭和63年度)
氏名
(委員長)
(事務局)
田 原 虎 次
藍 房 和
白 井 宏
吉 田 藤 夫
寺 本 忠 孝
戸 崎 紘 一
船 曳 英 夫
佐 藤 功
渡 辺 崇
木 内 渥
平 松 献 三
郡 惟 司
相 馬 敏 光
友 松 武 夫
町 田 敏 郎
伊 東 秀 見
吉 田 隆 三
泉 蔵 寛
吉 村 智 光
栗 原 靖 一
天 野 謙
所属
日本大学
東京農工大学
通商産業省機械情報産業局
工業技術院標準部
農林水産省農蚕園芸局
生物系特定産業技術研究推進機構
社団法人日本農業機械化協会
全国農業協同組合連合会
全国農業機械商業協同組合連合会
株式会社丸山製作所
株式会社共立
有光工業株式会社
佐々木農機株式会社
株式会社マルナカ製作所
富士ロビン株式会社
株式会社日東製作所
株式会社ダイシン
オリンピア工業株式会社
麻場産業株式会社
社団法人日本農業機械工業会
社団法人日本農業機械工業会