2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

日本工業規格

JIS

F 2607-1994

貨物船−手すり

Shipbuilding−Cargo ships−Guardrails

1. 適用範囲 この規格は,貨物船の手すり(以下,手すりという。)について規定する。

備考1. この規格の引用規格を,次に示す。

JIS B 1256 平座金

JIS G 3191 熱間圧延棒鋼とバーインコイルの形状,寸法及び重量並びにその許容差

JIS G 3194 熱間圧延平鋼の形状,寸法及び重量並びにその許容差

JIS G 3452 配管用炭素鋼鋼管

2. この規格の対応国際規格を,次に示す。

ISO 5480-1979 Shipbuilding−Guardrails for cargo ships

2. 用語の定義 この規格で用いる主な用語の定義を,次に示す。

(1) 手すり 人が甲板から海中に転落しないようにするための構造物で,手すり柱,レール,頂部レール

及びステーで構成する(付図1〜5参照)。

(2) 手すり柱 手すりの直立構造部材。

(3) 頂部レール 一連のレールのうち最上部のもの。

(4) レール 手すり柱間の水平部材。

(5) ステー 手すり柱と甲板に取り付ける二次的構造支持材。

3. 種類 手すりの種類は,表1のとおりとする。

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F 2607-1994

表1 種類

種類

手すり柱

頂部レール

65×16平鋼

レール

ステー

参考

計算質量 (kg)

φ19棒鋼

65×16平鋼

φ19棒鋼

φ19棒鋼

50×19平鋼

50×12平鋼

φ16棒鋼

50×19平鋼

φ16棒鋼

50×12平鋼

65×16平鋼

断面寸法

φ16棒鋼

φ19棒鋼

φ16棒鋼

φ19棒鋼

φ19棒鋼

φ16棒鋼

φ19棒鋼

φ16棒鋼

φ19棒鋼

φ16棒鋼

φ19棒鋼

φ16棒鋼

φ19棒鋼

65×16平鋼

備考1. H1, H2, W1, W2及びW3は,乾げん(舷)甲板用を示し,H3及びH4は,上層

甲板用を示す。

2. H1〜H4は鋼管頂部レール及びW1R〜W3F1は木製頂部レールを示す。

3. 計算質量は頂部レール及びレール長さ1 500mmで手すり柱1本分を示す。た

だし,ステー及び木製頂部レールは含まない。

4. 種類のH1, H3及びH4は付図1による。

5. 種類のH2は付図2による。

6. 種類のW1R〜W3F1は付図3による。

7. 種類のW1R〜W3F1用の頂部レールは付図4による。

4. 材料 手すりの材料は,表2のとおりとする。

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F 2607-1994

表2 材料

部品名称

材料

手すり柱,ステー

JIS G 3194(50×12, 50×19又は65×16,平鋼)

頂部レール

レール

JIS G 3452(25A又は32A, SGP)又は構造用木材

JIS G 3191(φ16又はφ19)棒鋼及び

5. 構造,形状及び寸法 手すりの構造,形状及び寸法は,付図1〜5による。

6. 製品の呼び方 手すりの呼び方は,規格の名称又は規格番号,種類,頂部レール寸法,及びレールの

寸法による。

例1. 貨物船−手すり H1-25-φ19

例2. JIS F 2607 H1-25-φ19

7. 表示 手すり柱の見やすい箇所に,容易に消えない方法で,受渡当事者間の協議により定めた事項を

表示する。

付図1 手すり (H1, H3, H4)

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F 2607-1994

付図2 手すり (H2)

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F 2607-1994

付図3 手すり (W1R〜W3F1)

単位 mm

部品番号

部品名称

材料

手すり柱

平鋼

六角ボルト

六角ナット

平座金

手すり座

棒鋼

鋼又は黄銅

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F 2607-1994

付図4 木製頂部レール (WlR〜W3Fl)

単位 mm

R形

F1形

F2形

付図5 手すり柱用ステー

参考図1

備考 ステーは、手すり柱3〜4本に対して、1本の割合

で設ける。

備考1. ※印の穴は,手すりの末端に用いる手すり柱に

は開けない。

2. 手すり柱の足部の形状及び中間横棒の間隔は,

取付場所の構造に応じて変えてもよい。

3. 手すり柱の間隔は,1500mmを超えないものと

する。

関連規格 JIS B 1180 六角ボルト

JIS B 1181 六角ナット

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F 2607-1994

JIS F 2607 原案担当作業委員会 構成表

(委員長)

(事務局)

氏名

所属

水 野 博 介

日永田 憙 輝

飯 本 弘 一

悦 勝 三 次

岸 本 衛

炭 竈 豊

清 水 明 夫

樽 正 廣

島 居 貞 博

高 本 格 郎

下 川 晃 正

山 浦 俊 和

山 本 繁 樹

上 田 満 弘

平 野 文 夫

木 舟 伸 彦

秦 謙太郎

佐 藤 忠 之

川 添 強

木 田 宏

三菱工業株式会社神戸造船所

財団法人日本海事協会

川崎重工業株式会社船舶事業本部

株式会社サノヤス・ヒシノ明昌水島造船所

住友重機械工業株式会社船舶海洋鉄構事業部追浜造船所

NKK総合エンジニアリング事業部津製作所

日立造船株式会社舞鶴工場

石川島播磨重工業株式会社船舶海洋事業本部エンジニアリング部

尾道錨製造株式会社

株式会社寿鋳造

日本機械製鎖株式会社

日本製鎖株式会社

濱中製鎖工業株式会社

株式会社上田鉄工所

三和鉄工株式会社

株式会社寺本鉄工所

川崎重工業株式会社西神戸工場

株式会社福島製作所

三菱重工業株式会社長崎造船所

財団法人日本船舶標準協会