2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
F 7121:2003
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,財団法人日本船舶
標準協会(JMSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調
査会の審議を経て,国土交通大臣が改正した日本工業規格である。
これによって,JIS F 7121:1996は改正され,この規格に置き換えられる。
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F 7121:2003
目
次
ページ
1. 適用範囲 ························································································································ 1
2. 引用規格 ························································································································ 1
3. 流体の状態と最高使用圧力との関係 ···················································································· 1
4. 種類 ······························································································································ 1
5. 構造,形状及び寸法 ········································································································· 1
6. 材料 ······························································································································ 2
7. 検査 ······························································································································ 2
8. 製品の呼び方 ·················································································································· 2
9. 表示 ······························································································································ 2
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日本工業規格
JIS
F 7121:2003
船用筒形水こし
Shipbuilding―Can water filters
1. 適用範囲 この規格は,船の水管系に使用する筒形水こし(以下,水こしという。)について規定する。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0205-1 一般用メートルねじ−第1部:基準山形
JIS B 0205-2 一般用メートルねじ−第2部:全体系
JIS B 0205-3 一般用メートルねじ−第3部:ねじ部品用に選択したサイズ
JIS B 0205-4 一般用メートルねじ−第4部:基準寸法
JIS B 2210 鋳鉄製管フランジ通則
JIS F 7102 船舶機関部管系用ガスケット及びパッキン使用基準
JIS F 7200 船用こし器の検査通則
JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材
JIS G 4051 機械構造用炭素鋼鋼材
JIS G 4303 ステンレス鋼棒
JIS G 4304 熱間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
JIS G 4801 ばね鋼鋼材
JIS G 5501 ねずみ鋳鉄品
JIS G 5502 球状黒鉛鋳鉄品
JIS H 3250 銅及び銅合金棒
JIS H 3260 銅及び銅合金線
JIS H 5120 銅及び銅合金鋳物
3. 流体の状態と最高使用圧力との関係 水こしに対する流体の状態と最高使用圧力との関係は,常温の
水で0.2 MPaとする。
4. 種類 水こしの種類は,流れ方向によってS形,LA形,LB形,LC形,LD形とする。また,こし筒
の穴径は4 mm及び8 mmの2種類とする。
5. 構造,形状及び寸法 水こしの構造,形状及び寸法は,付表1及び付表2のとおりとし,本体肉厚a
の許容差は−10 %〜 +15 %とする。ただし,許容差の計算値が1 mm未満の場合は,許容値は,1 mmと
する。
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F 7121:2003
6. 材料 水こしの材料は,次による。
a) 本体及びふたは,JIS G 5501のFC200とする。
b) その他の材料は,付図1及び付図2によることが望ましい。
7. 検査 水こしの検査は,JIS F 7200の規定によって,a〜b) について行う。
a) 材料検査
b) 溶接検査
c) 外観検査
d) 寸法検査
e) 組立検査
f)
水圧検査 0.3 MPaの試験圧力で行う。
8. 製品の呼び方 水こしの呼び方は,規格名称,呼び径及び種類又はその略号による。ただし,規格名
称の代りに規格番号を用いてもよい。
例 呼び径25のS形,かつ,こし筒穴径が8 mmのもの
船用筒形水こし25S形こし筒穴径8又はFWT 25 S 8若しくはJIS F 7121-25S-8
こし筒の穴径を示す。
種類を示す。
呼び径を示す。
船用筒形水こしを示す略号。
9. 表示 本体の表面に,次の事項を表示する。
a) 呼び径例
例 25
b) 流れ方向の矢印
c) 製造業社名又はその略号
d) 製造年月
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F 7121:2003
付表 1 構造,形状及び寸法(呼び径25〜100のもの)
出口フランジのボルト穴は,本体の中心線振分けとする。
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F 7121:2003
付表 1 構造,形状及び寸法(呼び径25〜100のもの)(続き)
単位 mm
呼
び
径
フランジ
ボルト穴
全体の
高さ
(約)
本体
中心円
の径 C
数
ボルト
のねじ
の呼び
単位 mm
呼
び
径
こし筒
ふた押さえ
t1 ねじの
呼び
プラグ
参 考
ねじの呼
び
こし筒通過面積(cm2)
計算質量(kg)
こし筒穴径 4 mm
こし筒穴径
こし筒穴ピッチ こし筒穴ピッチ
こし筒穴ピッチ
こし筒を こし
含む
筒
備考1. フランジの寸法は,JIS B 2210の呼び圧力5Kの規定による。
2. d4 のねじは,JIS B 0205-1〜-4の規定による。
3. d5 部のねじは,JIS B 0205-1〜-4の規定による。
4. こし筒穴径は,4 mm及び8 mmの2種類とする。こし筒穴ピッチは,こし筒穴径4 mmが6 mm又は7 mm,
こし筒穴径8 mmが11 mmとする。
5. めっき後のこし筒穴の面積比は,こし筒穴ピッチ6 mm(こし筒穴径4 mm)が約3〜3.5倍,こし筒穴ピッチ
7 mm(こし筒穴径4 mm)が 約2.5〜3倍,こし筒穴ピッチ11 mm(こし筒穴径8 mm)が約4〜4.5倍とする。
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F 7121:2003
部品番号
部品名称
材料
JIS G 5501のFC200
部品番
号
部品名称
材料
ふた押さえ
JIS G 4051のS25C,JIS G 3101
のSS400又はJIS G 5502の
ふた押さえボ
ルト
プラグ
本体
ふた
こし筒
底板
ふた用取っ手 JIS G 3101のSS400
つば
止めねじ
JIS G 4303のSUS420J1
あて板
ガスケット
JIS F 7102の規定による。
取っ手兼こ
し筒押さえ
JIS G 3101のSS400又は
JIS G 4304のSUS304-HP
JIS G 4801のSUP3又は
JIS G 4304のSUS304-HP
JIS H 3250のC3771BD
JIS H 3250のC3771BD
又はJIS H 5120のCAC406
備考1. 部品名称で太字のものの材料は,6. a) に規定する材料を示す。
2. 材料がSS400のもので部品番号3〜7のこし筒は,組み立て溶接後亜鉛めっきを行う。
付図 1 材料(呼び径25〜100のもの)
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付表 2 構造,形状及び寸法(呼び径125〜400のもの)
出口フランジのボルト穴は,本体の中心線振分けとする。
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付表 2 構造,形状及び寸法(呼び径125〜400のもの)(続き)
単位 mm
呼
び
径
形は,L2
を0とす
る。)
フランジ
ボルト穴
中心円
の径
数
参考
本体
ボルト
のねじ
の呼び
全体
の高
さ
単位 mm
呼
び
径
ふ
た
こし筒
ヒンジ
ボルト
d3 H4 数 ねじの A
呼び
据付脚
参 考
ボ
ル
ト
穴
こし筒通過面積(cm2)
こし筒穴径
こし筒 こし筒
穴ピッチ 穴ピッチ
計算質量(kg)
こし筒穴径
こし筒
こし筒
を含む
こし筒穴
備考1. フランジの寸法は,JIS B 2201の呼び圧力5 Kの規定による。
2. d4 部のねじは,JIS B 0205-1〜-4の規定による。
3. プラグ部のねじは,JIS B 0205-1〜-4の規定による。
4. こし筒穴径は,4 mm及び8 mmの2種類とする。こし筒穴ピッチは,こし筒穴径4 mmが6 mm又は7 mm,
こし筒穴径8 mmが11 mmとする。
5. こし筒穴の面積比はめっき後において,こし筒穴ピッチ6 mm(こし筒穴径4 mm)が約3.5〜4倍,こし筒穴
ピッチ7 mm(こし筒穴径4 mm)が約2.5〜3倍,こし筒穴ピッチ11 mm(こし筒穴径8 mm)が約4〜4.5倍
とする。
6. A部のボルトは,工作の都合によって植込みボルトにしてもよい。
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F 7121:2003
部品番号
部品名称
本体
ふた
こし筒
底板
つば
あて板
材料
JIS G 5501のFC 200
JIS G 3101のSS 400又は
JIS G 4304のSUS 304-HP
取っ手兼
こし筒押
さえ
JIS G 4801のSUP 3又は
JIS G 4304のSUS 304-HP
ヒンジボ
ルト
JIS H 3250のC 3771 BD
止め輪
部品番号
部品名称
材料
ピン
JIS H 3250のC 3604 BD
六角ナット
JIS H 3250のC 3771 BD
座金
JIS G 3101のSS 400
プラグ
JIS H 3250のC 3771 BD
又はJIS H 5120のCAC 406
アイボルト
JIS G 4051のS 20 C
止めねじ
JIS G 4303のSUS 420 J1
割りピン
JIS H 3260のC 2600 W
ガスケット
JIS F 7102の規定による。
備考1. 部品名称で太字のものの材料は,6. a) に規定する材料を示す。
2. 材料がSS 400のもので部品番号3〜7のこし筒は,組み立て溶接後亜鉛めっきを行う。
3. 部品番号12の座金は,亜鉛めっきを行う。
付図 2 材料(呼び径125〜400のもの)