mkpasswd
何するコマンド?
書き方
mkpasswd [オプション] [ユーザ名]
オプション
| オプション | 説明 |
|---|---|
| -l 【文字数】 | 生成するパスワードの文字数を指定する The -l flag defines the length of the password. The default is 9. The following example creates a 20 character password. |
| -d 【個数】 | 作るパスワードに含まれる数字の最低個数を指定する The -d flag defines the minimum number of digits that must be in the password. The default is 2. The following example creates a password with at least 3 digits. |
| -c 【個数】 | 作るパスワードに含まれる小文字の最低個数を指定する The -c flag defines the minimum number of lowercase alphabetic characters that must be in the password. The default is 2. |
| -C 【個数】 | 作るパスワードに含まれる大文字の最低個数を指定する The -C flag defines the minimum number of uppercase alphabetic characters that must be in the password. The default is 2. |
| -s 【個数】 | 作るパスワードに含まれる特殊文字(記号)の最低個数を指定する The -s flag defines the minimum number of special characters that must be in the password. The default is 1. |
| -p | うんちゃらかんちゃら The -p flag names a program to set the password. By default, /etc/yppasswd is used if present, otherwise /bin/passwd is used. |
| -p | 両手を使って交互に入力するようなパスワードを生成する The -2 flag causes characters to be chosen so that they alternate between right and left hands (qwerty-style), making it harder for anyone watching passwords being entered. This can also make it easier for a password-guessing program. |
| -v | 処理中の状況を見えるようにする? The -v flag causes the password-setting interaction to be visible. By default, it is suppressed. |
補足事項
基本的な使い方は
mkpasswd
です。
ランダムなパスワードが生成されて、画面に表示されまます。
ちなみに、オプションを付けないで実行したときは
mkpasswd -l 9 -d 2 -c 2 -C 2 -s 1
を実行したのと同じ結果になります。
「-l」オプションは、パスワードの文字数を指定するオプションです。
例えば
mkpasswd -l 9
を実行すると、9文字のパスワードが生成されます。
「-d」オプションは、パスワードに含まれる数字の個数を指定するオプションです。
例えば
mkpasswd -d 2
を実行すると、数字が2文字分含まれるパスワードが生成されます。
「-c」オプションは、パスワードに含まれる英字小文字の個数を指定するオプションです。
例えば
mkpasswd -c 2
を実行すると、小文字の英字が2文字分含まれるパスワードが生成されます。
「-C」オプションは、パスワードに含まれる英字大文字の個数を指定するオプションです。
例えば
mkpasswd -C 2
を実行すると、大文字の英字が2文字分含まれるパスワードが生成されます。
「-s」オプションは、パスワードに含まれる特殊文字(記号)の個数を指定するオプションです。
例えば
mkpasswd -s 1
を実行すると、記号が1文字分含まれるパスワードが生成されます。
「-2」オプションにも触れておきましょう。
「-2」オプションを指定すると、両手を使って交互に入力するようなパスワードが生成されます。
要するに
1文字目:キーボードの左半分にあるキーのどれか
2文字目:キーボードの右半分にあるキーのどれか
3文字目:キーボードの左半分にあるキーのどれか
4文字目:キーボードの右半分にあるキーのどれか
・
・
なパスワードが生成されるということです。
入力するには両手を使って交互にポチポチやる必要があります。
あと、使うことは少ないと思いますが、生成したパスワードをユーザに割り当てることも可能です。
例えば、私の環境で
mkpasswd -v piyota
を実行したところ、以下の結果が表示されました。
spawn /bin/passwd piyota
ユーザー piyota のパスワードを変更。
新しいパスワード:password for piyota is vo4lN4_Fd
表示を見る限り、ランダムなパスワードを生成して、ユーザ「piyota」のパスワードを生成したパスワードに変更しているようです。
ちなみに「-v」オプションをくっつけないと画面には何も表示されません。
ご注意ください。
「mkpasswd」コマンドの使い方は、そんなところでしょうか。
私の環境(CentOS 7)では、最初「mkpasswd」が使えませんでした。
実行しても
mkpasswd: Command not found.
と表示される状況だったのです。
結局は
yum install expect
を実行して「expect」パッケージをインストールしたら、使えるようになりました。
CentOS環境の方は、お試しください。
Macとか使っている人は「mkpasswd」コマンドが使えないと思います。
「pwgen」が似たような役割を果たすコマンドみたいです。
