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木村翔

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
木村 翔
基本情報
本名 木村 翔
階級 フライ級
身長 165.0 cm [1]
リーチ 169.0cm[1]
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1988-11-24) 1988年11月24日(37歳)
出身地 埼玉県熊谷市
スタイル 右ボクサーファイター
プロボクシング戦績
総試合数 26
勝ち 19
KO勝ち 12
敗け 3
引き分け 4
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木村 翔(きむら しょう、男性、1988年11月24日 - )は、日本の元プロボクサー。元WBO世界フライ級王者。プロデビューから2019年12月までは青木ボクシングジムに所属し、2020年1月から現役引退までは花形ボクシングジムに所属していた[2]。入場テーマ曲は、竹原ピストルの「Forever Young」

来歴

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埼玉県熊谷市出身。埼玉県立本庄北高等学校卒業[3]。

中学校3年から熊谷コサカジムでボクシングを始める[4]。高校1年時にインターハイへ出場するも、2年時にはボクシング部を辞めて競技からも離れた[5]。23歳でボクシングを再開し、プロ入りを目指す際に熊谷コサカジム会長から青木ジムを紹介され入門する[4]。

2013年4月22日、後楽園ホールで王子翔介とプロデビュー戦となる50kg契約4回戦を行い、初回1分15秒KO負けを喫した。

2014年9月26日、後楽園ホールで行われた第71回東日本新人王戦のライトフライ級準決勝で小久保聡と対戦し、4回1-0(39-38、38-38×2)の判定で引き分けたが規定により決勝進出を逃した[6]。

2015年5月26日、後楽園ホールで行われた「DANGAN」B級トーナメントライトフライ級決勝で金子智之と対戦し、5回3-0(48-47、49-46が2者)の判定勝ちを収め「DANGAN」B級トーナメント優勝を果たした[7]。

2015年9月17日、後楽園ホールで行われた「DANGAN139」で成塚亮とライトフライ級8回戦を行い、6回終了TKO勝ちを収めた[8]。

2016年2月29日、後楽園ホールで行われた「スヴェンソン・エキサイトボクシング」で寺次孝有希とライトフライ級8回戦を行い、3回2分21秒TKO勝ちを収めた[9]。

2016年5月12日、後楽園ホールで行われた「DAGAN160」で内野々大叶と49.5kg契約8回戦を行い、5回1分45秒TKO勝ちを収めた[10]。

2016年11月23日、住吉スポーツセンターで日本フライ級12位の坂本真宏とWBOアジア太平洋フライ級王座決定戦を行い、12回2-0(116-112×2、114-114)の判定勝ちを収め王座獲得に成功した[11]。

2017年5月13日、香港コンベンション・アンド・エキシビション・センターで行われた「DEF FHIGT NIGHT」でサックシット・チャイヨンジムと対戦し、2回2分11秒KO勝ちを収めた[12]。

2017年6月8日、同年7月11日に元WBA世界ミニマム級王者のクワンタイ・シッモーセンとWBOアジア太平洋王座の初防衛戦を行うことが決定した[13]。しかし6月27日、同年7月28日に上海でWBO世界フライ級王者の鄒市明に挑戦することが決定した為、上述のクワンタイ戦は中止となった[14]。

2017年7月28日、上海オリエンタルスポーツセンターでWBO世界フライ級王者の鄒市明に挑戦し、11回2分28秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した[3][4][15][16]。日本の男子ボクサーが海外敵地で世界タイトル(JBC公認)を奪取するのは、1981年11月7日に三原正がアメリカでWBA世界スーパーウェルター級王座を獲得して以来36年ぶりとなった(その間、平仲明信と亀田和毅が海外で王座奪取に成功しているが、いずれも中立地開催だった)。

2017年12月31日、大田区総合体育館で元WBC世界フライ級王者でWBO世界フライ級1位の五十嵐俊幸と対戦し、9回2分34秒TKO勝ちを収め初防衛に成功した[17]。

2018年7月27日、青島でWBO世界フライ級3位のフローイラン・サルダールと対戦し、6回54秒KO勝ちを収めて2度目の王座防衛に成功した[18]。

2018年9月24日、武田テバオーシャンアリーナでWBO世界フライ級1位で2階級制覇王者の田中恒成と3度目の防衛戦を行い、12回0-2(112-116、113-115、114-114)の判定負けを喫し、王座から陥落した[19]。

2019年3月30日、上海でピグミー・ゴーキャットジムとOPBF東洋太平洋フライ級シルバー王座決定戦を行い、3回2分20秒TKO勝ちで王座獲得に成功した[20]。

2019年5月26日、中国撫州市でWBA世界ライトフライ級王者のカルロス・カニサレスに挑戦するも、12回0-3(109-119×2、110-118)で判定負けを喫し2階級制覇達成ならず[21]。

2020年2月15日、フィリピンマニラで元WBO世界ミニマム級王者のメルリト・サビーリョと対戦し、2回2分16秒TKO勝ちを収めた[22]。なお、プロデビュー以来所属していた青木ボクシングジムは2019年12月で休会したため、暫定的という形で花形ボクシングジムに移籍し、後に正式に移籍した。

2021年2月11日、国立代々木競技場で開催のチャリティーボクシングイベント『LEGEND』で元K-1 WORLD GPスーパーバンタム級王者・武居由樹とエキシビジョンマッチを行った[23]。

2022年5月9日、後楽園ホールにて堀川龍と対戦し、8回0-1(75-77、2者が76-76)の判定で引き分け。2年3ヶ月ぶりの試合を白星で飾れなかった[24]。

2025年4月27日、地元熊谷の彩の国くまがやドームで引退セレモニーを行い、断髪式を模した「バンテージカット」で締めた[25][26][27]。

エピソード

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  • 鄒市明に勝利したことで中国では福原愛に次ぐ有名な日本人アスリートになっている[28]。

戦績

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・プロボクシング:26戦 19勝 (12KO) 3敗 4分

戦 日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
12013年4月22日★1R 1:15KO王子翔介(E&Jカシアス)日本の旗 日本プロデビュー戦
22013年7月24日☆4R判定2-1小久保聡(三迫)日本の旗 日本
32013年11月24日☆4R判定3-0入江遼(スターロード)日本の旗 日本
42014年1月29日☆4R判定ルンギャット・シットサイトーンタイ王国の旗 タイ
52014年4月4日☆4R判定3-0下沖克徳(角海老宝石)日本の旗 日本
62014年7月1日☆4R判定3-0工藤優雅(マナベ)日本の旗 日本
72014年9月26日△4R判定1-0小久保聡(三迫)日本の旗 日本
82015年2月18日△6R判定0-1青山功(セレス)日本の旗 日本
92015年5月26日☆5R判定3-0金子智之(国際)日本の旗 日本
102015年7月25日☆2R 0:51TKOサーイチョン・オーウワンスワンタイ王国の旗 タイ
112015年9月17日☆6R 終了TKO成塚亮(ワタナベ)日本の旗 日本
122015年11月30日☆1R 1:22TKO荘田直紀(ミサイル工藤)日本の旗 日本
132016年2月29日☆3R 2:21TKO寺次孝有希(ミサイル工藤)日本の旗 日本
142016年5月12日☆5R 1:45TKO内野々大叶(ウエスタン延岡)日本の旗 日本
152016年7月6日☆1R 2:35KOプラーブプラーム・シットサイトーンタイ王国の旗 タイ
162016年11月23日☆12R判定2-0坂本真宏(六島)日本の旗 日本WBOアジア太平洋フライ級王座決定戦
172017年5月13日☆2R 2:11KOサックシット・チャイヨンジムタイ王国の旗 タイ
182017年7月28日☆11R 2:28TKO鄒市明中華人民共和国の旗 中華人民共和国WBO世界フライ級タイトルマッチ
192017年12月31日☆9R 2:34TKO五十嵐俊幸(帝拳)日本の旗 日本WBO防衛1
202018年7月27日☆6R 0:54KOフローイラン・サルダールフィリピンの旗 フィリピンWBO防衛2
212018年9月24日★12R判定0-2田中恒成(畑中)日本の旗 日本WBO王座陥落
222019年3月30日☆3R 2:20TKOピグミー・ゴーキャットジムタイ王国の旗 タイOPBF東洋太平洋フライ級シルバー王座決定戦
232019年5月26日★12R判定0-3カルロス・カニサレスベネズエラの旗 ベネズエラWBA世界ライトフライ級タイトルマッチ
242020年2月15日☆2R 2:16TKOメルリト・サビーリョフィリピンの旗 フィリピン
252022年5月9日△8R判定0-1堀川龍(三迫)日本の旗 日本
262023年1月25日△10R判定0-1ウラン・トロハツ中華人民共和国の旗 中華人民共和国WBAインターナショナルフライ級タイトルマッチ
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獲得タイトル

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  • WBOアジア太平洋フライ級王座(防衛0=返上)
  • WBO世界フライ級王座(防衛2)
  • OPBF東洋太平洋フライ級シルバー王座(防衛0)

TV出演

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脚注

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  1. 1 2 田口良一&京口紘人が予備検診、23日ダブル世界戦 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年7月21日
  2. ↑ 木村翔2・15再起戦は花形ジム所属、当日試合限定 日刊スポーツ 2020年1月21日
  3. 1 2 “木村翔、敵地中国で世界初挑戦TKO勝ち…デビュー戦1回KO負け、生活費は酒店で稼ぐ”. スポーツ報知. 報知新聞社. 2017年7月29日. 2017年7月29日閲覧.
  4. 1 2 3 “木村翔が金星新王者! 敵地で中国スター選手から奪取”. ニッカンスポーツ・コム. 日刊スポーツ新聞社. 2017年7月29日. 2017年7月29日閲覧.
  5. ↑ “【ボクシング】元ヤンチャ少年の木村翔、中国の英雄ゾウにTKO勝利し世界王座奪取 - eFight 【イーファイト】 格闘技情報を毎日配信!”. 2020年11月9日閲覧。
  6. ↑ 東日本新人王準決勝26日の結果 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年9月26日
  7. ↑ DANGAN-B級トーナメント決勝、カーニバル表彰式 Boxing News(ボクシングニュース) 2015年5月26日
  8. ↑ 堀川謙一が日本L・フライ級新王者、小野心を7回TKO Boxing News(ボクシングニュース) 2015年9月17日
  9. ↑ 溜田剛士がKO勝ち、タイトル挑戦アピール Boxing News(ボクシングニュース) 2016年2月29日
  10. ↑ 江藤光喜が3-0判定勝ち、世界挑戦失敗から再起 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年5月12日
  11. ↑ 向井寛史&木村翔がWBOアジアP王座獲得 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年11月23日
  12. ↑ 田中恒成の防衛戦TBS生中継、香港DEF日本選手結果 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年5月14日
  13. ↑ 荒川&木村翔7.11防衛戦、溜田剛士が大橋ジム移籍 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年6月8日
  14. ↑ 木村翔がゾウ・シミンに挑戦、7.28WBOフライ級 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年6月27日
  15. ↑ Kimura dethrones Shiming with shock TKO Fightnews.com 2017年7月28日
  16. ↑ 木村翔がゾウを11回TKO! WBOフライ級王座獲得 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年7月28日
  17. ↑ 木村翔が初防衛、元王者の五十嵐俊幸に9回TKO勝ち Boxing News(ボクシングニュース) 2017年12月31日
  18. ↑ 木村翔が中国で6回KOのV2 1位の田中恒成も観戦 Boxing News(ボクシングニュース) 2018年7月28日
  19. ↑ 田中恒成が3階級制覇 木村翔との激闘を制す Boxing News(ボクシングニュース) 2018年9月24日
  20. ↑ 前世界王者の木村翔 上海の再起戦は3回TKO勝ち Boxing News(ボクシングニュース) 2019年3月30日
  21. ↑ 木村翔も及ばず カニサレスに空転させられ完敗 Boxing News(ボクシングニュース)2019年5月26日
  22. ↑ 元世界王者の木村翔 フィリピンで再起戦勝利 「今年中に世界戦ができるよう精進する」 Boxing News(ボクシングニュース)2020年2月15日
  23. ↑ “チャリティーボクシングイベント『LEGEND』これは凄いイベント!キービジュアル解禁”. PR TIMES (2021年2月8日). 2022年1月6日閲覧。
  24. ↑ 元世界王者の木村翔が堀川龍と引き分け引退を示唆 「ハングリーさを失っている」/ボクシング サンスポ 2022年5月9日
  25. ↑ “木村翔が郷里熊谷で引退セレモニー 八重樫東さんと激しく打ち合いファンをわかせる”. BOXING NEWS. 2025年4月27日. 2025年4月28日閲覧.
  26. ↑ “木村翔の引退スパーリングに八重樫東!”. ボクシングモバイル. 2025年4月27日. 2025年4月28日閲覧.
  27. ↑ “元世界王者木村翔「超えれば世界王者になれる」元3階級制覇王者八重樫東氏と引退EX戦”. 日刊スポーツ. 2025年4月27日. 2025年4月28日閲覧.
  28. ↑ WBO世界王者・木村翔のV2戦はなぜ異例の中国開催になったのか? The PAGE 2018年7月20日
  29. ↑ 本人のTwitter Twitter 2018年3月16日

関連項目

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外部リンク

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前王者
鄒市明
WBO世界フライ級王者
2017年7月28日 - 2018年9月24日
次王者
田中恒成