【弁理士・難関資格試験/具体例あり】 成績を確実に上げる方法:合否を分ける「苦手」との向き合い方
こんにちは。「30日チャレンジ」の運営を担当している伊藤です。
元弁理士で、現在は学習塾Dear Hopeにて数学・物理を担当しています。
今回は、ズバリ、最短距離で合格に近づくためのコツをお伝えします。
このテーマだけを聞くと、楽をして合格できるのかなと思われるかもしれませんが、真実はその逆です。今回は少し厳しい話かもしれません。
しかし、実際に取り組んでいただければ、成績が伸びる実感が得られるはずです。
なお、今回は、「何を」勉強するかについてです。
「どう」勉強するかについては、ぜひ、以下の有料記事をご参考ください。
ではさっそく、本題に入りましょう。
快適な領域から飛び出そう
資格試験の勉強をしていると、
気が重く、どうしても後回しにしてしまう分野
何度説明されても、入ってこないテーマ
が出てくるものです。つまり、苦手な分野です。
そのとき、多くの人は無意識に、こんな期待を抱きがちです。
あまり時間をかけずに、なんとか切り抜けられないかな…
深く踏み込まずに済ませる方法はないかな…
いわば、「本丸」の周囲をうろうろしながら遠巻きに様子見をしている状態です。
そんなとき、「このままではダメなのではないか」という予感も背後に張り付いていないでしょうか。
はたして、その予感は正しいのです。
中途半端が、いちばん時間を奪う
苦手を軽く済ませようとすると、
何度も同じところで引っかかる
その分野の問題になると、いつもモヤモヤした気分になる
そのたびに集中力が削られる
という状態になり、学習の密度が低下します。
これでは、時間がかかる割に、実力がさほど養われません。
苦手分野を遠巻きに見ていたなと感じた方は、ぜひ、その快適で安全な領域から出て、いよいよ「本丸」に攻め入ろうではありませんか。
つまり、今回お伝えしたい「最短距離で合格に近づくためのコツ」の1つ目は、次のようになります。
コツ① 苦手には真正面から取り組む
苦手を克服すれば、確実に得点力は向上します。
これは間違いありません。
筆者の経験:高校時代の数学の勉強
はじめに、筆者の苦手克服の体験談をご紹介したいと思います。現在、筆者は数学を教えていますが、実は最初は苦手意識がありました。
例えば、高校時代、漸化式(数列の分野)がさっぱり分かりませんでした。
さらに、確率も苦手で、テストでも赤点でした。
これらの単元は、しばらくは敬遠していましたが、いつまでたってもできるようにはなりませんでした。(あたりまえですね)
ある時、いよいよその中途半端な状態に嫌気がさし、本気で向き合う覚悟を決めました。
(漸化式の克服)
放課後に職員室に何度も通い、先生に質問をしました。さらに、教わったことをヒントに、問題集でさまざまなタイプの漸化式を演習しました。
そうして100問くらい問題を解くと、全体像が見えてきました。
その後は、「こういう漸化式ならどう解いたらいいだろうか?」 と、問題集に載っていないような複雑な(?) 漸化式を自分でつくり、その解き方をいろいろ検討することもしました。
そうこうしているうちに、大学入試で出題されるような漸化式の問題では、解けないものはないくらいに、得意な分野になりました。
(確率の克服)
確率は、とにかく演習量が不足していて、フィーリングで解いていたことが問題だと感じました。そこで、教科書傍用問題集などで基本パターンを徹底的に練習しました。
すると、例えば、「5人で1回じゃんけんをしたときの手の出し方」と、「5人をA、B、Cの3部屋に分けるときの分け方」とは、本質的には同じモデルである(A=グー、B=チョキ、C=パー、と対応)というような「解釈の仕方」がつかめてきました。
つまり、確率はパターンが多すぎるから難しいと思っていたけれども、実は状況設定が多様なだけであって、本質的に異なるモデルはそれほど多くないということが分かってきました。
そういった俯瞰的な視座を得て、確率も得意な分野に変わりました。
これらの経験から強く感じているのは、苦手な分野ほど、真正面から向き合い、正しく手当すれば、伸び幅が大きいということです。
苦手と感じる原因は意外と些細なもの
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