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計画性がない人ほど臨機応変!柔軟性が高い説

「計画性がない人」と聞くと、世間はすぐに眉をひそめる。

検索すれば「イライラする」という予測ワードが出てくるし、まるで計画できない人間は、明日のパンも決められないダメ人間みたいな扱いである。

だけど、よく考えて欲しい。
本当に“計画できる人”のほうが優秀なのだろうか。

沖縄で働いていた頃、職場に“計画を立てるのが大好きな上司”がいた。仕事終わりになると、毎日一時間以上かけて翌日の予定を組み立てるのである。

予約表を見ながら、「この時間帯はこう動いて」「ここでスタッフを入れ替えて」「もし風向きが変わったら──」と、まるで軍師のような顔で会議をしていた。

私はその横で「はよ帰りたいなぁ」と思っていた。

そもそも客商売というものは、そんな綺麗に進まない。お客さんのテンションひとつで予定は変わるし、「今日はゆっくりしたい」と言い出す人もいれば、「もっと遊びたい!」と元気なる人もいる。

天気も変わる。機材も壊れる。人も遅れる。現場はずっと予定外なのだ。

そして、計画好きな人ほど、その“予定外”に弱い。

「あれ? なんでこうなった!?」
「予定が狂った!」

顔色を変えてパニックになる。その横で私は、「まぁ、しゃーない」と別ルートを考えていた。

計画がない人間は、何も考えていないと思われがちだが、逆である。最初から「予定通りに進まない」と思っているので、崩れても腹が立たない。

昔、修学旅行の“しおり”を完璧に読み込むタイプの子がいた。集合時間、持ち物、見学ルートまで頭に入っていて、先生より真面目である。ところが、バスが遅れたり、昼食場所が変わったりすると、一気に不機嫌になる。

一方で、しおりをほぼ読んでないタイプは、「へぇ、変更なんや」で終わる。適応力は異常に高い。

人生も、わりとこれに近い。

もちろん、計画を立てられるのも才能だ。私は確定申告を毎年ギリギリまで放置するタイプなので、その能力には普通に憧れる。

ただ、“計画できる人=偉い”“無計画=ダメ”という空気には、どうにも納得できないのだ。

細かい計画を立てたところで、人生なんて予定外だらけではないか。

電車は遅れるし、雨も降る。急に三者面談は入るし、半額チキンは売り切れる。結局、生きていく上で最後に必要なのは、「予定通りに進める力」より、「予定外を笑って処理する力」だ。

行き当たりばったり上等!

その場で偶然見つけた店が、当たりだったときの嬉しさは人一倍である。

🔗 前章はこちら:同じ話が気になる😵
🌀 シリーズ序章:ADHD?いや、ただのナマケモノかもしれん🦥

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