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『王様戦隊キングオージャー』 第8話「王と王子の決闘裁判」 感想

概要

放送局:テレビ朝日系列
放送日時:2023年4月23日(日曜日) 9時30分~10時00分

脚本:高野 水登
監督:山口 恭平
アクション監督:渡辺 淳
特撮監督:佛田 洋 (特撮研究所)

番組公式サイト リンク

感想

 今回は「ギラの出自」「ラクレスの真意」について謎を残す回でした。

 まずは「ギラの出自」。
 ギラが誘拐されたのは15年前。これは、前回ヒメノ様の口から語られた「神の怒り」と同時期第5話での過去回想を見る限り、当時のラクレスはもちろん、ギラもその頃のことを覚えていておかしくない(むしろ、「ラクレスにギラという弟がいたこと」をシュゴッダムの人間でさえ覚えていないのがおかしいぐらいの)年齢。にも関わらず、ラクレスの口からギラが誘拐されたことを語られたのは第6話になってから、ギラ自身も王宮に対して「僕の過去はここにはない」と言う。そして、今回リタ様からかつて何があったかを問われても答えは「何も覚えていない」
 今までも今回も、不自然なくらいギラ(とラクレス)の過去が描かれていないのです。まるでその頃のことは忘れてしまったかのように。
 予想としては、シュゴッドと会話できるギラ(あるいはその能力の源となっている何か)を利用せんと企んだ黒幕によって攫われ、その時に王族の者だったという記憶を関係者全員から消されたのだと思います。

 続いて、「ラクレスの真意」。
 今回の決闘裁判で、「彼はただの邪智暴虐の王ではないのか?」「もしかしたら本性は…?」と思わせるシーンが2つありました。一つは毒薬を偽ヤンマ総長(ゲロウジーム)に使ったこと。もう一つはギラに放った必殺技が急所を外れていたことです。
 前者は、横槍を入れた邪魔者を始末するためとはいえ、毒薬はとっておきの切り札。剣で斬り伏せれば済むところを、わざわざ毒を撃った(言うまでもないが、ここで使うとギラに使えない)ところが引っかかりました。
 後者は、見ていた方ならわかると思いますが、オオクワガタオージャーの必殺技は、エフェクト的に当たりさえすれば急所もなにも関係ない(…はず)。さらに、目を覚ましたギラがヒメノ様からそのことを告げられた瞬間、彼は「そんなはずは…」といった表情をしていました。
 もしかしたら、弟同様「何らかの事情から、今のような"邪悪の王"として振る舞わざるを得なくなった」のかなと予想しております。

 かくして、死んだことにして身を隠すギラ。次回からどの国が彼を匿うかのギラ争奪戦が始まるようです。ギラはにんきもの

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