奈良国立博物館、超国宝展レポート。超 国宝の「超」って⁈
Oh!KOKUHO 超国宝展
奈良国立博物館に行ってきました。
関西3国宝展では1番良いとの前評判です。
行った日は日曜日、5月18日。
この日は1977年に国際博物館会議(ICOM)が設けた「国際博物館の日」です。常設展示は無料てなっていましたが、特別展は特別なので無料ではありません。
奈良国立博物館 名品展・特別陳列・特集展示のみこの日は無料。
超 国宝の超って何がやねん⁈
ということで、公式から
超 国宝―祈りのかがやき―
「国宝」は私たちの歴史・文化を代表する国民の宝として広く知られています。「超国宝」という言葉には、そうしたとびきり優れた宝という意味とともに、時代を超え先人たちから伝えられた祈りやこの国の文化を継承する人々の心もまた、かけがえのない宝であるという思いを込めました。
まずは、とびきり優れた宝
そして、時代を超え先人たちから伝えられた祈り、この国の文化を継承する人々の心もまた、かけがえのない宝。
目に見えないものも含めた「超国宝」ということ。
これは深いですね。

会期は令和7年(2025)4月19日(土)~6月15日(日)
前期展示:4月19日(土)~5月18日(日)
後期展示:5月20日(火)~6月15日(日)
※会期中、一部の作品は展示替え
大阪市美とほぼ同じ。
思いのほか短いです。2ヶ月弱です。
場所は、奈良国立博物館 東・西新館
アクセスはJR大和路快速か、近鉄で。
JR奈良駅からだと歩くと2km以上あるので、バスを利用します。
奈良公園の中をぶらぶらあるけば、博物館です。
奈良公園、さすがに観光客が多いです。
まさか国立博物館の日だから、ではなく、いつも多い。鹿も多い。


さて、さっそくいきましょう。
音声ガイドの話 胆に入るとは
岡田准一さんの音声ガイドの話。
ザ・ひらパー・プロファイラー。
さすがは、ならはく。
圧倒的なボリュームでした。この展覧会を見ずして仏教神道美術語るカナレ
『この展覧会を見ずして、仏教・神道美術を語るなかれ」奈良国立博物館渾身の"超"国宝展!
あ、写真撮影禁止なので写真はありません。
実際に足を運んでみてください。
当日一般2,200円、損はありません。
奈良国立博物館が歩んできた130年の歴史をふまえ、構成は全7章。
第1章 南都の大寺
南都(奈良)なんですね。
名だたる大寺の協力によって成り立つならはく。
まずは、観音菩薩立像かんのんぼさつりゅうぞう。デカいのでびっくり。飛鳥時代・7世紀。
後ろは光の表現ですかね、一瞬大きな頭に見えました。
金銅八角燈籠火袋羽目板こんどうはっかくどうろうひぶくろはめいた
東大寺の正面にある金銅八角燈籠の中身ですね。
細工が繊細で細かい。
第2章 奈良博誕生
奈良博のはじまりに焦点をあてた内容。
意外なことに奈良博の原型は、明治8年(1875)から18回にわたり、東大寺を会場として奈良の文化財や産業を紹介する「奈良博覧会」
文化財ではなく、ミニ万博というか産業の紹介。
明治28年(1895)に帝国奈良博物館(現 奈良博)が誕生しました。かなり明治の最初にほぼ毎年に博覧会を開催するパワーがすごい。
奈良・興福寺から
龍燈鬼立像りゅうとうきりゅうぞう
天燈鬼立像てんとうきりゅうぞう
めっちゃ愛嬌がある表情で、筋肉むきむきの鬼
ゆるキャラの原型っぽいなと。
第3章 釈迦を慕う
奈良といえば釈迦信仰
その系譜と名宝をたどる章です。
目玉は、金亀舎利塔きんきしゃりとう
きんきらきんの黄金。鑑真和上の渡海中、海に沈んだ舎利を亀が背にして浮かび上がってきたとの故事にちなんで造られたものです。唐招提寺を象徴する秘宝。よく貸してくれましたね。高さ92cmあるのでかなり大きい。亀の上に建物というシュールでSF的な印象です。
第4章 美麗なる仏の世界
善を尽し、美を尽す。仏像や仏画を中心とした祈りの造形、美しい仏の姿を通して仏の世界へようこそ。
大日如来坐像だいにちにょらいざぞう
菩薩半跏像ぼさつはんかぞう
岡田君が熱く語っていた筋肉と肉体美の仏像です。思った以上にしっかりがっしりした体格です。
第5章 神々の至宝
石上神宮の七支刀しちしとう
とびきり古い古墳時代・4世紀
全長74.8センチメートル、剣身の左右に段違いに3本ずつ、6本の枝刃を持つ。剣身に金象嵌の銘文が記されています。
日本書紀にも登場する特級展示品。行列が出来ていて、なかなか見るのに時間がかかります。儀式用といいますが、6本の枝刃が呪術的です。
第6章 写経の美と名僧の墨蹟
写経や名僧の墨跡の展示。
漢字がとても美しい。びっしり細かく漢字が小さすぎてよく見えないので拡大鏡が必須かな。
金光明最勝王経金字宝塔曼荼羅こんこうみょうさいしょうおうきょうきんじほうとうまんだら
元の『金光明最勝王経』の経文を、紺色に染めた紙に金泥で塔の形に書き写したもの。
なんでそんな手間を、、と気になった作品。
第7章「未来への祈り」
未法の時代を越えて受け継がれる祈りと文化の光
菩薩半跏像ぼさつはんかぞう(伝如意輪観音でんにょいりんかんのん)
写真家六田知弘の眼
写真は撮れないですが、プロの写真家のパネルは撮影可でした。


金光明最勝王経(国分寺経)



地獄草紙のうち鶏地獄・函量所(かんりょうじょ)


(ししゅうしゅしあみださんぞんぞう)

藥師如来坐像


萶日鹿曼荼羅

十一面観音菩薩像
奈良国立博物館公式キャラクター「ざんまいず」
所蔵品をモチーフに誕生した、5匹の動物キャラクター達です。




会場のあちこちに登場していて、仏像がメインのならはく、親和性が高いな
最後に動画リンクで、今日はおしまい
おまけの続報(海洋堂フィギュア・ガチャ)
奈良博で見た、国宝・天燈鬼
大型SMでガチャ発見。
日本の至宝 仏像立体図録4 (海洋堂原型)
引いたら、●天燈鬼 でました。
これ、、、
博物館会場で売ったらバカ売れすんじゃないか?
一個400円


■ラインナップ
各「経年カラー」「朽木調カラー」「金箔雅趣カラー」の3パターンあり
●天燈鬼
●龍燈鬼
●月光菩薩
●執金剛神
ほかの国宝展レポートはこちら
