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2025年オフ、Bリーグの移籍市場、現時点での動向から、いま正直に感じてること(6月4日版)。【バスケ】【Bリーグ】



 いずれCSファイナルのことは、どこかで別途で綴りたいと思うが、「比江島という『生ける伝説』を、リアルタイムで楽しめてることに、BIG感謝である」が正直な想い。
 それと共に、今オフの移籍市場、動きのスピード感を感じる一方で、何人かの有力日本人選手が動向未確定であるが、果たしてと。



 (今回のnote記事は、実際に既に公式発表がなされていることと、ズレがいくつか既に発生している可能性があることに、留意をして頂けると有難く思います。正直、今オフのBリーグの移籍市場は、かつてないほどにすさまじいハイペースで進んでいる感じで、「ついていけてない」感じが少なからずありますが…。)




 「2025年、Bリーグの移籍市場」。
 今オフは、CS終了を待たずに、移籍市場の動き、それも「公式発表そのもの」が、次々と発表されています。

 前回、「5月26日のnote記事」でも言及させて頂いてるように、自分は

 「『CS終了を待たずに、移籍補強の公式発表が公然とできる現行の仕組み』は、『ファンあってのプロバスケ球団』という大原則を無視していないか?NBA、豪州NBL、野球のNPBやMLBは、『ポストシーズンの終了を待ってからの上での、移籍市場(ストーブリーグ)の開幕』になってる。
 はっきり伝えよう、現行の仕組みは、『公正(フェア)ではない』、2026年秋からの『B.革新』においては、何よりもまず『公正が確保された移籍市場のシステムの構築がマスト』と強く伝えたい!
 (放出[=自由交渉選手リスト入り]の公式発表はやむなしとは思うが)

 はっきりと正直に述べれば、そう、現実社会になぞらえれば、

 「『入試本番』を待たずに、『入学式・始業式・新年度の各種行事をやろうとしている』ようなものである。」

 これはやや極端な表現であるかもしれません。ですけど、「CS(ポストシーズン、プレーオフ)に出場する」ということは、「バスケ人としての大目標の1つである」はずでしょう?と強く感じるのです。

 そう、なんというか、現行のシステムって、「『CSに出場すること自体へのリスペクト』を、あまり感じない」と映ってるんですよね。
 これは、現行のCSが「準決勝、決勝が『3戦2勝制』という『超短期決戦での決着』」であることを含めてと。
 (ちなみに、「B.革新」において、「決勝が『5戦3勝制』へと改良される」ことは既に決まっています。)






 この「ポストシーズンのこと」、及び「今回のCS、特に決勝(ファイナル)のこと」は、今回は深入りはせず、今オフのうちに別途で言及の機会を持ちたい、と考えてます。
 ですけど、せっかくですので、少しですけど、CSファイナルのことを綴ることから始めます。



 はい、CSファイナル、「宇都宮vs琉球」。内容的にもとても濃密でしたし(戦術的なエポックメイキングな場面があったを含めて)、自分的には、これは「1人の人間」「1人のバスケファン」の両面で、

 「比江島は、名実共に『生ける伝説』へと上り詰めた。
 引退のときは、『永久欠番』(宇都宮、三河の両方で)は勿論、
 『日本バスケの殿堂入り』(勿論、一発クリアで)で即答でしょう?」

















 はい、自分は、2022年(3年前)の宇都宮の優勝時に、「比江島大好きを爆発させてるnote記事」を綴ってるほどには、「比江島のファン」です。
 第1戦。宇都宮の攻守の両面での総合力を見せつけた勝利でしたが、比江島は「アシスト、守備、スペーシング」といった面では結構な貢献でしたけど、得点面は正直に散々でした。
 惨憺たる感じは、第2戦でより顕著に。比江島は、もともとFTが「スコアラーにしては、それほど得意ではない」(例年、70%~75%程度)のですが、第2戦の終了時点で「FT,3/10」の有様。

 いずれ、後日に別途で機会を設けて、

 「比江島は、準決勝の千葉J戦のときから、伏線的な包囲網を既に仕掛けられて、そのときから苦しんでいた。そして、この千葉J、及びその後の琉球が敷いた守備戦術は、恐らく今後のBリーグの『効果的な守備戦術』として、一気に普及する可能性は恐らく高いだろうと読む。」

 ということを含めて、CSファイナルのことを綴ろうと思ってます。
 で、第3戦も、3Qまでは、比江島は苦しんでいた。そして、宇都宮自体も。3Q終了時、自分は「ああ、90%、負け試合だなあ…」と正直感じましたので。

 しかし、4Q。感覚的には、「少し空いたゾーンを、比江島は、宇都宮は、逃さずに仕留めた」、正直、そのような感じです。でも琉球も粘る。
 そして、「4Q,33.7秒」。ニュービル→比江島、渾身の左コーナー3P!
 スポーンと入った!竹内公輔のスクリーンも秀逸!
 吠えた比江島!あの3年前、「4Q,46.5秒」の「The Step」のときのように!


 勝敗を分けたのは、「琉球、クーリーの5ファウル、退場」(4Q,5:48)。
 これも3年前と重なる決着でした。

 クーリーの琉球入り(Bリーグ入り)からの6年間。
 Bリーグは、「クーリーを中心に回り続けてきた。これはいまもずっとそう」。特にBリーグのセンターは「クーリーとどれほど勝負できるか」が、とても重要な要素であり続けてきた。
 そう、「リムプロテクター」であるか以上に、「ゴール下のパワー」という要素が重要視される感じに。
 負けはしたけど、そう、「負けて強し」。「比江島」と「クーリー」(そしてもちろん「ニュービル」もですが)という「永遠の伝説」を、このリアルタイムで楽しめてること自体に、とても感謝であると。

 「73-71」。後世に永遠に語り継がれて欲しい、CS決勝の第3戦。
 2022年のCS決勝第2戦を、名勝負の度合いでいえば、恐らく上回った感じです。「永遠に輝き続ける、とても濃密な試合」であると!

 はい、「CSファイナル」のことは、いずれ別途で改めて言及の機会を持ちたい、と思っております。では、今オフの移籍市場のことへと、話を進めさせて頂きます。



 (←https://extrapass.net/bleague-iseki-keiyaku25-26/#google_vignette



 では、「今オフの移籍市場のこと」です。
 今回、特に綴らせて頂きたいのは、「島根」「広島」「京都」です。
 理由は、「要注目球団」であり続けてきていることもですけど、この3球団は、「来季の選手編成の全体像が、ほぼ見えてきている」からです。
 「いや、CS終了を待たずに、ほぼ大枠を決めてるってことじゃん」でもあります。これ自体に、違和感がないといえば、正直嘘になります。
 でも、これがBリーグの現行制度である以上、「先手必勝」のスタイルは、理に適ってはいる。


 ですけど、そう、後述で改めて言及させて頂きますけど、「島根」「広島」「京都」、それぞれの立ち位置は、微妙に異なっている感じかなと。
 いま、自分の心は、(自分の応援球団は「京都」「大阪」「神戸」「奈良」な訳ですが、)「もやもや感がないといえば、正直嘘になる」の感じです。


 で、「島根」「広島」「京都」のことをメインに話を進めさせて頂きますけど、説明の都合上から、まず、「その他的な動向のこと」から、先に話を進めさせて頂きます。
 球団というよりは、動向が確定していない、何人かの有力日本人選手です。ではまず、動向が確定した数人の日本人選手への言及を、少しですがします。



 ・池田(B2青森→越谷)
 (まず1年、試合に出場できそうな球団で価値を証明して、来オフに改めてのシナリオ?と想像。越谷の全体像が分からないと何とも言えないが、「PGに池田、SGにクレモンズ」のイメージになるのか?
 この場合、イメージ的には、23-24の京都、つまり「PGに岡田、SGにマシュー・ライト」の再現になるイメージだが。)

 ・鶴巻、中村功(茨城[残留])
 (今オフの茨城の最重要テーマは、「鶴巻、中村功をまず残留させること」と読んでいた。7人のPG/SGという、極端に尖った編成だが[面白そうだが、極端にスモールだよなとも。ジェイコブセンを、7フッタータイプへと替える構想か?]、この2人は「今オフの移籍市場で動く」ことが有力視されていた[特に鶴巻は「190cmのサイズとスピード、パス能力を兼備の稀有な守備型の大型SF」として唯一無二であるので、恐らく人気すると]。
 ↓
 公式発表のニュアンス的には、
 鶴巻[そもそも今オフに移籍の意向はなかった。少なくとももう1年は地元の茨城で。来オフは「有力選手の大移動が確実に起こる」から、その時に自分の正直な気持ちを改めて確かめても遅くない、の感じか。
 いかにも寡黙な人間性なので、「そもそも環境を変えたくない、ましてや茨城は地元球団だし」は、充分にあり得るとは思っていた。で、恐らくいくつかの球団は鶴巻に接触したけど「今オフは残留の意向」と早い段階で速攻で伝えていた可能性が高い、京都や島根の動きは、そう考えるととても納得できる。]
 中村功[熟考の末の決断。少なくとももう1年は茨城で。来季に今季と同等以上の成績を示せれば、「良質のコンボガード」として「自分をより高く売れる」の判断か。中山〈秋田〉に移籍の可能性があり、そうなると自分の市場価値は相対的に下がるの判断があった可能性も。]
 の感じかな、と正直映ってます。)

 ・阿部(SR渋谷→佐賀)
 (今季はSR渋谷で「黒歴史的な大失敗」に終わった。とはいえ、もとは守備力やバスケIQに優れて、特に早い展開でより輝ける実力者である。
 その意味で、キャリアで最も輝いてた仙台行きか、自らが最も輝いたときのHC[藤田弘輝HC]が指揮する大阪行き?がより有力視であった。
 そう、佐賀行きは「意外」ではある、でも「なるほどね」でもある。はっきりと「守備重視の文化」であり、自分を知る金丸、山下の存在があることもプラス。ガルシア、角田がいるので、6thマン的な起用の可能性がより有力だが、「20分程度の出場機会はほぼ確実に見込める」意味で、理に適っているかなと。)


 その上で、動向が未確定の、数人の有力日本人選手をです。


 ・中山(秋田→?)
 (この動向は、秋田ファンは勿論、多くのバスケファンが、固唾[かたず]を呑んで動向を注視の感じと想像。
 はっきりしていることは、「ボールは中山にある」「すべてのカードをテーブルに並べて、恐らく熟考中である」こと。裏を返せば、「今オフに残留の結論≒生涯秋田≒永久欠番へ」ということだ。
 どこなのかはわからない。「関東圏の球団が興味」ということは、今オフの突入を待たずに既に噂レベルではあった。資質能力とバスケスタイルがより合致できる意味では「群馬」「横浜BC」の2球団が挙がる。
 群馬だと「細川をSFに回せば、サイズはともかくスピード面では合致できるし、強固な守備組織を築ける」、横浜BCだと「強烈な3ハンドラーを形成できて、相手に的を絞らせない」。サラリーキャップの面でも、移籍するならば、この2球団のいずれかがより有力だろう。ただ、この週末になり、突如として「えっ?」という噂レベルが…と。)

 ・小酒部(A東京→?)
 (いまの段階では、自分は正直「あまり信じてはいない」。そう、ここも「群馬」「横浜BC」が触手を伸ばしているってことでは?の噂がと。
 確かに、「あり得なくはない」、これは群馬、横浜BCのいずれも「SFにパワーとバスケIQをもたらせる」「最高レベルの守備力と爆発力、そして『勝者のメンタリティー』という一石三鳥を一気に手中にできる」、いわば補強球団側からすれば「特大のメリット」をもたらせるからだ。
 今季の30分換算EFFは「9.09」。終盤にやや失速した感はあるが、今季は「リーグ有数のSG/SF」に名を連ねるに成長した感はある。「この7月で27歳」、つまり「新たなる軸の存在」になり得る意味でもメリットといえる。
 ↓
 「移籍があり得る」のは、はっきり述べれば「A東京側の事情」だ。そう、A東京は「サラリーキャップがやばいので、テーブス・小酒部・安藤周人のうち1人は放出がマスト」といわれてるし、しかも「来オフの齋藤拓実の争奪戦」は、企業のプライド的にまず高確率で参戦するだろう。
 で、今オフの突入時は安藤周人の退団説が流れてたが、どうやら残留で決着しそうだと。よって、玉突き的に小酒部が「泣く泣く移籍市場へ」という理屈は、確かに成立する。
 根拠は「A東京のファン感謝祭時の挨拶で、『来季にまた会いましょう』の趣旨の言葉がなかったこと」とのこと。熟考中なのか、それとも移籍交渉が大詰めであるのか。
 ↓
 個人的には、よりあり得そうなのは「群馬」であると読んでいる。
 「現状、SFを務め得る日本人自体が細川のみである」
 「年齢構成が地味に高齢化しつつある」
 「ブラックシアーの補強がほぼ確定、28歳という年齢に照らして、そのタイムラインに合致し得る日本人選手が必要」
 「今季、細川のEFFは意外と伸びなかった(5.67。11月で28歳)。良質の選手ではあるが、あくまでも『日本人のno.2~no.3の選手』という勝負付けも、ほぼできた感がある」
 そして何よりも、
 「ミリングHCと小酒部は『守備重視のマインド』で根っこで共鳴し合える。攻防の両面でいくつもの引き出しがある意味でも、ミリングHCの戦術家ぶりを発揮するには、これ以上ない存在といえる」
 こと。いや、「中山が群馬、小酒部が横浜BC」ということも勿論あり得るが、いずれにせよ、確かに小酒部が移籍になれば、「短期、中長期の両面で、自分たちがより主導権を握れる」の貴重なカードになる。)

 ・フリッピン(群馬に残留?琉球?)
 (どうやら、この2つに絞られつつある、というか「群馬が全力で慰留」と「琉球が、岸本の年齢面もあり、全力で呼び戻しか?」、2球団共に資金力がある、それ故に京都と秋田は「手を引かざるを得なかった」と考えると、確かに理屈には合う。
 これもまた、「ボールはフリッピンにある」。ただ、はっきりしていることは、今季の30分換算EFFは「10.97」であり、「第2PGとしてはあまりにも贅沢といえる」こと。群馬が慰留に成功できれば、「フリッピンの慰留に成功自体が、群馬にとっての大勝利」といえる。
 一方で、「琉球への帰還の方が、より理に適う」とも映る。岸本は、今季の30分換算EFFは「12.71」と普通に健在であるが、35歳になり、「体力的には出場時間を管理したい」の域にいよいよ突入になる。で、崎濱ははっきりと逸材であるが、まだ20歳、経験を積ませたい。
 そうなると、「崎濱が成長するまでのつなぎ」でも、「岸本の体力面での衰えに備えて」でも、フリッピンを帰還させたい派、確かにロジカル[合理的]といえる。
 ああ、琉球が手を出したならば、そりゃあ京都[と秋田]に勝ち目はない、京都が「プランC」にせざるを得なかったになる訳だと。)

 ・鵤(宇都宮→?)
 (小川の成長で、今季は一気に出場機会が減少した。いま、手元にあるカードは恐らく2つ。「宇都宮に残留で、第3PG&メンター[精神的支柱]を呑むのか[ただ、『15分限定でならばまだやれる』でもある]」「来年1月で32歳、トップシーンからの退場はまだ早い、あと2年程度は第一線でやれるを信じて環境を変える[=移籍]か」と。
 30分換算EFFは「8.53→9.10→9.39→7.48」。確かに今季は成績をとしているが、「そもそも、宇都宮だから輝けてる選手」の解釈もできるのだ。
 そう、「PG/SGとしては、唯一無二のパワーの持ち主」「守備型PGとしては、いまも最高レベル」「勝者のメンタリティーの持ち主」、その意味では希少価値といえる。恐らく年俸がそれなりにする、でも年俸に比してEFFは…、の意味でも、立ち位置が難しいともいえる。
 ↓
 加えて、今季、A東京で明らかに期待を裏切った大倉は「来季もよろしくです」、つまり「来季もA東京に残留」と思われること。その意味では、「選手としての価値の再証明の意味では、移籍した方がよい」と映るが、鵤自身が「宇都宮だから輝けてる選手」[移籍して、かえって「過大評価の選手だったの烙印のリスク」は、正直否めない]の傾向があること、そして「宇都宮自体が、サラリーキャップ的な事情で、今オフは大きく動けない」事情をも踏まえると、「もう1年は宇都宮に残留」の可能性が恐らく高いだろう。
 仮に移籍ならば、火の車状態だが資金力はある「SR渋谷」あたりか。確かに、ベンドラメの第2PGとしてはドンピシャではあるけどと。)

 ・シェーファー(三河→?)、渡邉飛勇(B2信州→?)、ドンリー(B2信州→?)
 (シェーファーは、毎オフのたびに「今オフこそ移籍か?→三河に残留」が、いわば「移籍市場の様式美」と化している。今オフは一転して「移籍の大きな噂がない」のだが、「あからさまに継続路線の三河で、ここまで残留の公式発表がない」のだ。
 「このオフこそ移籍か?」と、移籍市場のたびに言われるのは、「残留が、シェーファーにとってベストとはいえない」といわれてるから。勿論、ファンから見てと、本人自身から見てでは、「本人にしかわからない」があるのだろうとは想像できるがと。
 直近3年の30分換算EFFは「10.30→9.99→9.98」。「帰化枠のBランクと同等程度の貢献が見込める貴重な存在」といえる。
 ↓
 で、渡邉飛勇。今季のB2信州行きの判断は「大正解」であった。「まとまった出場機会を得れば、能力はあるんだ」を明確に証明した。で、今オフは越谷行きの噂が浮上したが、「より有力球団が触手を伸ばしてる?」の可能性は、充分にあり得るのだ。
 今季の30分換算EFFは「15.72」。B2とはいえ、「日本人選手としては、異次元の数値」だ。恐らくB1でも「EFFで10超え」は、充分に期待できる。そう、「帰化枠のBランクと同等以上の貢献が見込める貴重な存在」だと。
 ↓
 しかも、シェーファーは「来年1月で28歳」、渡邉飛勇は「12月で27歳」。2人共に「むしろこれからが全盛期」である。
 その上に今季は、パーカー、ニカが「体力面での衰えが顕著」であったので、帰化枠の構図が
 Sランク(ロシター、ホーキンソン、カーク)
 (ジャクソンが帰化の場合は「A+」の感じか)
 Aランク(エドワーズ、エヴァンス・ルーク)
 (メイヨが帰化の場合は、このAランクに)
 Bランク(リチャードソン、ハレルソン、ケネディ)
 (ローソンが帰化の場合は、「B+」の感じか。B2ではリチャードソンを上回ってた)
 そう、Bランク以上の帰化枠は「8人~11人」しかいないのだ。アジア枠のAJ・エドゥも「B+ランク相当」であるが、これでも「9人~12人」。
 シェーファー、渡邉飛勇の需要は、おのずと爆上がりになる。
 ↓
 候補になり得る球団の選択肢も多そうだ。
 ・島根(Cの選択肢を持たせるならば、おのずと「シェーファーor渡邉飛勇」になる。「タマヨ」「マロンゾ」といった「アジア枠の良質の選手」は、この2人はいずれも「3.5番タイプ」であるので、島根の事情には正直符合しないので。)
 ・広島(市川と契約更改をしているが、市川が「ラシードのような成長曲線にできるかは未知数」。今季の起用法的に、朝山HCの信頼度は正直高くはない。千葉Jのスミスという有力な海外情報に照らせば[確かに、千葉Jの「奥歯にものが挟まった感じの、公式発表での文章」にも合致し得る]、バランス的には「市川を他球団に期限付き移籍、シェーファーor渡邉飛勇をコーバーンの控えで補強」だと、確かにドンピシャなのだ。
 [後述で改めて言及するが、広島の日本人選手は、「no.1が負傷明けの寺嶋」という現状だ。しかもその寺嶋も「オールスターレベルかというと、正直微妙の現況」といえる。全体的に広島の日本人選手は若手が多いことをも含めると、はっきり述べれば「年俸的には恐らく安価」。故に、シェーファーor渡邉飛勇の補強は、キャップスペース的には恐らく「ある」と考えてよいのだ。])
 ・横浜BC(アジア枠でラベナ兄[K・ラベナ]の残留が確定済み。一方で、G・クラークの残留交渉が難航の模様で、国内組の[しかもB2上がりの]ブラウンjr[神戸]orベル[山形]という「プランB」が浮上中だとか。
 しかもこの2人は「一応は3.5番であるが、完全にSF寄り」である。そうなると、「明確に、PFを務め得る日本人ビッグマンが必要」である。しかも恐らく「20分程度の出場が見込める」意味でである。
 そう考えると、シェーファーor渡邉飛勇というのは、「とてもロジカル」といえる。
 シェーファー(20:31→14:39→14:12)
 渡邉飛勇(20:59)
 ドンリー(23:14→20:08)
 [ドンリーの「30分換算EFF」は「7.61→13.12」。ドンリーは「貴重な3.5番タイプ」であり、「汚れ仕事と3P能力を併せ持つ」ので、ドンリーを確保できるだけで、一気に「選手編成に柔軟性を担保できる」メリットを持つ。
 で、ドンリーは「故郷が横須賀」とのこと。つまり「3人の中では、ドンリーの補強が、最も合理的といえる」のだ。]
 シェーファー、渡邉飛勇、ドンリーのいずれも、横浜BCだと「出場機会を同等か、むしろ増加が見込める」。)
 ↓
 いずれにせよ、そう、「シェーファー、渡邉飛勇、ドンリー→島根、広島、横浜BCのいずれか」、これがとてもロジカルであるといえる。
 可能性の意味では、「ドンリーの横浜BC」がまず恐らくの最有力。横浜BCは「必要なのは、3P能力を併せ持つPF」であり、ドンリーはまさに「win-win」であるからだ[渡邉飛勇、ドンリーを一気に失いそうな信州は、いわば「たまったものではない」といえるが]。
 あとは、シェーファー、渡邉飛勇が、「どちらかが島根、どちらかが広島」ということになる。シェーファーは、かつても島根の補強説が浮上していたことに照らせば、より有力は
 「シェーファー(島根)、渡邉飛勇(広島)、ドンリー(横浜BC)、これが恐らくの最有力」となる感じだが、果たして。)



 そう、「動向が確定、未確定の、何人かの有力日本人選手のこと」。
 これに言及してから説明を掘り下げる方が、今回については、話の展開がよりしやすいの判断です。


 (1)島根(「ポスト安藤誓哉」を、「岡田侑大の補強」という「完璧な回答」で応えて、「これ以上ない再構築」を存分に示した。その上で、3人の外国人が全員残留で、良質なロールプレイヤーも[それも最大級に、岡田と同世代の選手で]揃えて、「Win Nowと再構築の両立」を、ほぼ完璧なムーブで示す、強烈な補強といえる[ラストピースの『日本人ビッグマンの補強』次第の注釈付きではあるが]。)



 PG([岡田][中村太地]納見
 SG([松脇?][飯尾]、北川)
 SF(クラーク、横地、白濱)
 PF([シェーファー?]介川
 C(ニック・ケイ、マカドゥ)




 今回、時間の関係上、細かいEFFの計算を添えてはできません。
 ですけど、いま、「アンダーライン」を何人かの選手に示させて頂いてますけど、この「アンダーライン」は「岡田と同世代、あるいはより下の世代の選手」ということで示させて頂いてます
 そう、「日本人選手」の「10人」のうち、なんと「8人」が、「岡田と同世代(あるいはそれ以下)の若手・中堅」です


 「岡田と外国人にドンと投資をして、その周りは『岡田とできるだけ同世代で、かつ安価で、かつ守備意識が特に強いロールプレイヤー』で徹底的に固める。」


 「8億円という『サラリーキャップの上限に収める』をクリア」
 「3年計画程度のタイムラインを強く意識」
 「良質の日本人ビッグマンを確保できれば、ポジションバランスはほぼ完璧」
 「よくも悪くも『岡田ありき』であるが(岡田が負傷離脱だと、一気に崩れかねない選手構成ではある)、守備型で徹底的に固めることで失点数を計算できて、岡田と外国人に気持ちよくプレーさせる、そうすれば『悲願のCS決勝、そして優勝へ』を叶え得る、のビジョンが伝わる」


 そう、実は昨オフに、島根はGMを変更しています。
 (「ミスターSR渋谷」こと、広瀬健太さん。役職名は「育成強化本部長」だが、実質的には「GM」です。)
 で、島根は昨季、「年齢構成が、32歳~34歳に集中」で、「Win Nowか終戦か」の、極端な二者択一といえる選手構成になってました。

 「安藤誓哉の退団」は、予定外であったかもです。安藤は、島根にとって「名誉生え抜き」といえる「生ける伝説」の領域にいましたし、安藤誓哉の入団があったから、島根は一気に「CSレベルの球団」になりましたから(現に、安藤誓の入団から「4年間で3回のCS出場、うちCS準決勝が1回」ですので)。


 「ポスト安藤誓哉」という課題。現実的な候補者は、ほとんどいない。
 これをどう解決するのか?出した答えは「岡田侑大の補強」。
 「岡田は、京都から移籍するはずがない」。この雰囲気を、一瞬で打破した。確かに「最も理に適ってる答え」ではある、でも「岡田をよく、口説き落としたよな」と。

 (それも、「岡田の補強」により、「京都の戦力を一気に削ぐ(そぐ)」ことに成功。今オフはPGでは、「安藤誓哉」「岡田」「フリッピン」くらいしか、有力日本人選手では移籍市場にいない感じであり、京都はこの時点で「フリッピンか、ギブアップか」の二者択一に追い込まれた。
 フリッピンも良質のPGではあるが、岡田を失った時点で、京都目線では「穴を埋める手段は事実上ない」に陥ってた。その意味でも、岡田の補強は「これ以上ない、完璧な一手」になったといえる。)


 これだけではない。「岡田の周りの選手を『質と量をどう両立で確保できるか?しかも、できるだけタイムラインを符合できるにはどうすれば?』」という、とても難しい問いを、ほぼ完璧にやってのけたこと。
 このnote記事の執筆時点では、松脇はまだ発表されてません。ただ、「SG/SFのあと1人は、ほぼ松脇だろう」という雰囲気になっています。
 (松脇は、かつて富山時代に、岡田・前田と「若手三銃士」を結成していた。盟友関係であるともいわれている。)

 飯尾、横地、介川と、「EFF的に大丈夫か?」という選手が何人かいますし、北川、白濱は、「よくも悪くも、精神的支柱として」の感じに恐らくなるでしょう。EFFの額面上では、「実質の8人ローテ」(3外国人、岡田+シェーファー、松脇、中村太地、納見)になるリスクは正直あります。
 そう、ここから、飯尾、横地のいずれか(できれば2人共に)が戦力として機能できれば、「優勝候補」になる可能性は充分にあるだろうと。


 それと、ニック・ケイ。Bリーグにずっといることにとても感謝です。
 そう、ニック・ケイの技術レベルならば、「いや、中国CBAでも普通に中心選手としてスタメンでしょう?」ですので。(中国CBAならば、いまより多くの給与を確保できただろうを含めて。)
 それが、日本を気に入ってることもですし、「ずっと島根で、しかも5年目に突入」であること。

 「この8月で33歳」。年齢的には、恐らく最後は母国(豪州。オーストラリア)に帰還するであろうことを含めると、「あと1年、長くてあと2年程度」だろう、と正直読んでいます。
 ですけど、そう、「ニック・ケイがいるうちに優勝を」。今オフの大型補強からは、この意志が伝わるんですよね。
 はい、「ニック・ケイは、退団(恐らくは母国への帰還)が発表の際は、これと同時に『背番号4を永久欠番に』!」、そう強く願います。


 マカドゥについては、広瀬健太GMとは、「SR渋谷時代のチームメイトで、日本バスケの特徴をレクチャーしてくれた」とのこと。島根入りの理由の大きな1つも「広瀬健太GMの存在」とのことで、今季は(大怪我からの完全復活を叶えた)ことをも含めると、残留はロジカルといえます。

 むしろ「嬉しい驚き」は、C・クラークの残留。今季の起用法的に、「退団を決断でも驚かない」と囁かれていましたので、残留は「隠れた大きな補強」といえるでしょう。
 尤も、今季も「6thマンという起用法に苦慮しながらも、実力はある程度は証明できていた」感じですので、来季は「よりオールラウンドに、というクラークらしさに期待しよう」の感じです。



 (2)広島(継続路線で、「ほんとうの勝負」は「エバンスが帰化の、2026-2027以降?」と思いきや、長年の懸案である「パワー型のセンターの補強」の成功は勿論、ここにきて「クリエイティブな立ち回り」の噂が急浮上。これがもしガチならば、「一気にWin Nowモード」の感が。)



 PG(寺嶋、中村拓人、ロバーツ)
 SG([晴山]、山崎、上澤)
 SF(エバンス、[スミス?]、渡部)
 PF(メイヨ、三谷)
 C([コーバーン]、[渡邉飛勇?])






 今オフの広島。自分は、「地元選手で、今季に一気にスター選手の域に到達した[しかも、三遠との現行契約が今オフで切れるといわれている]大浦の補強に動くのかどうか?」と読んでいました。
 継続路線自体は、ほぼ予想通り。「まずは組織的守備ありき」「積み上げを重視する」、広島はこの傾向がはっきりしているのでと。「よくも悪くも、若手・中堅をベースに」も、ずっと一貫してます。
 正直、ロバーツ・ケインの残留は「ささやかな驚き」でしたけど(個人的には、まとまった出場機会を与えられる球団への期限付き移籍がより望ましいのでは、と感じていたので。いわゆる「素材型」って感じですので)、大枠は納得の感じと。

 ただ、今季の広島が、なぜ想像以上に苦しんだのかというと、

 「EASLとの過密日程に苦しんだ」
 「負傷者の続出。エバンス、ブラックシアー等、鍵となる選手が代わる代わるの負傷離脱に(運に見放された、ともいえる)」
 「河田(ネパウエ)の急激な衰え。ヘルニアで、一気に『体力面』『ゴール下でのパワー・スピード』を失った感が。結果、『vs広島は、パワーでゴリ押し切れるならばそれで行く』の半マニュアル化を誘発」
 「日本人選手のno.1が、負傷離脱明けの寺嶋という現況。中村拓人、三谷、渡部らの飛躍が期待されたが、『ギリCSレベル』より上の領域への突破者は誰も現れず。確かに外国人はとても強烈であるが、『日本人選手の質的な向上という課題をむしろ浮き彫りにした感』がと」


 この4つです。「卵が先か、鶏が先か」の感じとも正直映りますけど、「いいチームだよね」ではあるけど、その先の意味ではどうだろうかと。

 そのような中で、「ブラックシアーの流出(ミリングHCを追うように、群馬への流出が事実上の確定)」。28歳とまだ若く、「今季の30分換算EFFで、全体1位」であること(それまででも、「EFFで全体トップ10」ではあり続けていた)。正直、とても痛恨だろうと映ります。


 ですけど、そこからの動きは、さすがは岡崎修司GMだなと。
 第1に、「コーバーンの補強」。この3年間(エバンス中心の体制になって以降)、広島にとっての弱点であり続けていた「vsパワー型のセンターへの、ゴール下での守備」(はっきり述べれば、「vsクーリー、vsエサトン」に対応できるように)の補強に成功できたこと。
 第2に、「晴山の補強」。戦力としては「固定砲台(キャッチ&シュートの3Pと、FTに特化。一方で守備やパスはあまり期待できない)」の一芸選手ですけど、「人間性の素敵さ」「バスケに対する姿勢」の評価は、よく耳にします。「チームの心を1つにできる、独特の資質能力」、これを持つ選手は、それこそマジで貴重ですので(京都の雰囲気がいつもよいのは、「ラシード」「澁田」の2人の存在がとても大きいように)。


 選手編成の大枠が固まったところで、「今オフの基本方針を含めた中間報告」をしっかり発信するところも、岡崎GMの素敵さです。だからこそ、



 だからこそ、そう、「ロスター決定時に、所属全選手の残り契約年数(オプションの種類を含めて)の明示」がなされると、「100点」である感じなんですよね。


 特に好感といえるのが、


 【外国籍・帰化選手の編成について】

 すでに個別の契約合意文でご案内をいたしましたが、ニック・メイヨ選手の日本国籍取得(帰化)の法務局への申請と受理を2025年1月に完了しております。慎重に申請プロセスを進めたこともあり、過去の傾向や最近の事例なども踏まえて、最短となる7月中の認定ではないかとの見解をいただいている状況です
 クラブとしては、メイヨ選手の帰化認定を最優先とし、認定後はメイヨ選手の登録を外国籍選手から帰化選手に切り替えて今シーズンを戦っていく想定の編成としております。ご存知のように、Bリーグでは外国籍選手は3名、帰化選手は1名までしか契約できないという制限があるため、現時点ではもう1名の新規外国籍選手と契約ができない状況となっております。

 新規外国籍選手については、メイヨ選手の帰化認定が前提となるため、契約開始時期が明確に見えず、契約締結までのハードルが高い状況ではありますが、現状では数名の候補に対し、交渉を続けており、すぐにでも合意できるような状態を準備しております。今シーズンのCS出場クラブや今までの優勝してきたクラブの傾向を見てもわかるように、強力な帰化選手がいることと、シーズンを通して戦える外国籍選手を揃えることは上位進出において重要なポイントとなります
 今シーズンと比べて、来シーズンのロスターのラインナップは大きく変わらない編成ですが、メイヨ選手が帰化選手として長い時間プレーすることができれば、今まで以上にリーグの中でも総合力の高いチームになれると考えておりますので、早期に外国籍選手のロスター確定ができるよう尽力してまいります。」

 (2025年5月22日、「2025-26シーズンの編成状況について、GMの岡崎修司より中間のご報告」より。)


 そう、いま、アンダーラインを示させて頂いた個所。


 「ニック・メイヨ選手の日本国籍取得(帰化)の法務局への申請と受理を2025年1月に完了しております。慎重に申請プロセスを進めたこともあり、過去の傾向や最近の事例なども踏まえて、最短となる7月中の認定ではないかとの見解をいただいている状況です。」

 「メイヨ、7月に帰化が正式に確定へ」。いままででならば、帰化の確定は「2月~3月頃」でした。「なかなか帰化が確定しないなあ…」と、もやもや感を抱いてたファンも恐らく少なからずいるのでは、と想像でしたけど、「7月」というゴールラインの時期が示されたことは、

 「チャールズ・ジャクソン」(京都)
 (後述するが、昨オフからずっと、「ジャクソンの帰化を見据えたありきの選手編成」であること。尤も、帰化に失敗すれば、京都にとっては大ダメージにもなる訳だが。)

 「ベンジャミン・ローソン」(B2福井→FA)
 (帰化申請中を公言と伺う。帰化が実現ならば「B+ランクの帰化枠のセンター」として、恐らく需要が見込める。)


 帰化待ちといわれているこの2人(あるいは京都)にとっても、大きな影響になるだろうなと。
 そして、来季以降においても、「帰化の認可の目安→7月~8月」ということで、「帰化に備えた、外国人のペンディング(帰化が認可でき次第での新規契約。恐らくは「アウトサイド」「ハンドラー」「3.5番」の選手が中心になるか)」も、来季以降は盛んになるかもしれません。


 で、メイヨの「30分換算EFF」は「18.25→19.43→18.39→16.29」
 厳密には「A+ランク」の感じ。ただ「この8月で28歳」という若さを考慮されそうとなれば、「1億円を少し超えるライン」になるかなです。

 で、来オフの帰化が確実視といえるエバンス。現行契約は来オフまでが示唆されていますがと。
 エバンスの「30分換算EFF」、「26.58→26.01→24.15→26.39」
 はっきり言って「異次元」です。ちな、今季の30分換算EFFは「全体2位」です。
 そう、来オフになると「Sランクの帰化枠」が確定。「2億円」と考えてよいでしょう(「スター選手条項」が当然に適用で、「1.5億円」のカウントになりますが)。「来年の1月で34歳」ですので、成績が緩やかな下降線のリスクはありますが、それでも「27-28までは、ほぼ確実にSランクレベルを堅持できそう」かなと。
 エバンスのプレーは、身体能力にほぼ依存せず、バスケIQに基づいていますので。京都のカロイアロがそうで、実年齢を聞くと、「えっ?そうなの?」と。




 で、今オフに補強の、コーバーン。新潟時代(22-23に所属)の「30分換算EFF」が「24.57」です。


 メイヨ(18.25→19.43→18.39→16.29)
 エバンス(26.58→26.01→24.15→26.39)
 コーバーン(24.57)


 3人の合計のEFFでだと「67.25」
 とりわけ、エバンスは実に強烈で、

 エバンス出場時(26勝24敗)
 エバンス欠場時(2勝8敗)

 そりゃそうですよね、「EFFの全体2位」がいるといないとでは、やはり勝率の期待値が当然に全く異なると。
 この、エバンスへの依存度を、(勿論、ある程度はどうしても出る訳ですが、)できるだけ軽減できるように。広島にとっての「永遠の課題」といえます。


 で、メイヨの帰化が「7月に実現できそう」。そうなると当然に、「4人目の外国人/帰化枠の確保」が重要テーマになってきます。ましてや、広島は正直、日本人の質が高いとはいえないので、この「4人目の外国人/帰化枠の確保」、及びこの選手がどれほど機能できそうかは、「広島が、CS出場圏に返り咲けるかどうかに、まさしく直結である」といってよいと。
 選手編成的には、エバンスに似た「3.5番タイプ」を置けることがベストかなですが、今オフの「3.5番タイプ」は、
 「カロイアロ、C・クラーク、ライスナー、フランクス→4人共に残留」
 になってる、つまり「移籍市場自体にいない」。
 B2上がりの「ブラウンjr、ベル」はいますが、広島の目線でだと「この2人は求めるラインに届いてない」になると想像です。

 だからといって、この「3.5番タイプ」、豪州NBL、韓国KBLからの調達も、どうやら望めない。さあ、どうしようかと。



 …と考えていると、なんと、このnote記事を執筆の最中に、「えーっ!」という海外情報が入ってきました。
 「C・スミス、広島と交渉、ほぼ合意か」の趣旨で。
 C・スミスというのは、「クリストファー・スミス」。
 千葉Jに所属で、Bリーグを代表する「3Pスコアラー」です。
 (理不尽な得点スキル」が、正直な感覚ですけど、意外にも、23-24に所属してた「豪州NBL、ブリズベン」では「PER(12.4)」と不本意な結果に終わっている。そのために千葉Jに復帰してきた。)




 【C・スミス、「30分換算EFF」「TS%」。】

 30分EFF(24.60→23.68→22.50→21.01)
 TS%(65.5→66.8→61.5→58.3)


 EFF自体は、実は緩やかな下降線ですが、「SG/SFで、EFFが20超え」。
 得点面にほぼ特化の選手としては、なかなかに強烈といえます。何しろ、シンプルに「比江島の上位互換である」訳ですので。
 (得点効率を示す)TS%も、4年間のすべての年で「55%」を余裕で上回る。うち3回は「60%超え」の異次元さです。
 「来年の3月で32歳」、もう少しは全盛期レベルを見込めそうなことも、プラスであるといえます。


 FG成功数(6.69→7.01→8.25→6.32)
 3P成功数(2.42→3.28→4.12→2.55)
 FT成功数(4.87→4.07→5.15→4.41)

 (「FG」「3P」「FT」の成功数は、いずれも「30分換算」です。)


 そう、現代バスケで特に重要といわれるのが「3P」「FT」ですけど、いままでは成功率がより重要視されてきました(勿論、これからも重要ではあると思うのだが)。
 ですけど、今季の三遠。「3PとFT、成功率以上に、成功数こそより重要である」
 そう、実際、ヌワバとメイテン。「FTの成功数は多いけど、FTの成功率は高くはない」のです。

 恐らく、スミスの役割は、千葉J時代と同様に「第3外国人」です。
 ですけど、スミスは恐らく、FG試投数という意味で、2ndオプション的な立ち位置になる可能性が高いのではと。
 そう考えた際に、「FG成功数を、どれほど見込めそうか」、これがとても重要になってきます。


 浮かび上がってきた数字。「30分換算での数字」なことに留意ですが、

 「FG成功数」(6.5)、「3P成功数」(2.6)、「FT成功数」(4.5)。
 (→いずれの数字も、「リーグ全体でトップ10~20に相当」。
 特に「3P成功数」は、年度によってはトップ5になるかもと。)


 よくも悪くも、「スコアラー」らしく、「得点能力にほぼ全振り」といえる選手ですけど、この「得点能力が、リーグ最高レベル」「2ndオプションとしてでならば、これ以上ない存在」であるならば、
 「そりゃあ、ポジションバランスに、ズレがやや生じても、補強に動くのは、むしろ合理的であるといえるよね。」
 の感じです。




 「尚、クリストファー・スミス選手は移籍予定となるクラブと既に基本合意はしておりますが、リリースの日程が決まっていないため、6月2日(月)の15時に自由交渉選手リストに公示されます。」

 (2025年5月31日、千葉Jの球団公式、「2024-25シーズン クリストファー・スミス選手契約満了のお知らせ」より。)


 なんだこれ、この「奥歯に物が挟まったような、独特の表現」はと。
 ですけど、そう、「合意はできてるけど、サインはまだ」というのは、「(メイヨが)帰化が確定するのを待ってるから」と考えると、「すとんと落ちる」ではあるのです。



 メイヨ(18.25→19.43→18.39→16.29)
 エバンス(26.58→26.01→24.15→26.39)
 コーバーン(24.57)
 C・スミス(24.60→23.68→22.50→21.01)


 「26.39」「24.57」「21.01」「16.29」。
 4人の合計のEFFでだと「88.26」。平均でだと「22.07」です。

 それも、この4人。


 エバンス(リーグで最高級の「バスケIQ」「オールラウンダー」)
 →(来オフは「Sランクの帰化枠」事実上確定済み。推定「2億円」)

 コーバーン(リーグで最高級の「リムプロ」「リムラン」の古典型C)
 →(「9月で26歳」の若さも魅力。推定「1億円」?)

 C・スミス(リーグで最高級の「スコアラー型SG/SF」)
 →(勝負強さも特徴の1つ。ハンドラーにもなれる。推定「1.2億円」?)

 メイヨ(SF/PF/Cのいずれにも対応できる「Aランクの帰化枠」)
 →(「オールラウンダー」「8月で28歳」。推定「1.2億円」?)


 そう、「外国人/帰化枠の4人」で(推定でだが)合計で「5億円程度」。
 (エバンスは「スター選手条項」適用で「1.5億円」として計算。)
 広島は、2026年からのサラリーキャップの上限である「8億円」まで持っていける資金力がすでにある、と言われてますので、「日本人の7人~8人で3億円」、平均すると「3500万円程度」の計算。
 今季やこれまでの成績でだと、寺嶋とあと1人にそれなりの年俸でも、それ以外の日本人は「安価で正直問題ない」といえること(中村拓人、三谷、渡部あたりは「ミッドレベルを出したい」といえる選手へと成長を遂げて欲しい、ではありますが…)。

 そして、そう、いまのBリーグは、「『良質の帰化枠を擁していること』が、『【CS出場、そしてその先へ】のために、とても重要な要素である』」になっている感じですが、広島は、「8億円の上限ギリギリでも対応できる資金力が、既にある」、だからこそ、「良質の帰化枠」も「最高レベルの外国人を複数人」も、可能であるといえるんですよね。



 (1)基本型
 (寺嶋-三谷-エバンス-メイヨ-コーバーン)

 (2)4Qのクラッチタイム
 (寺嶋-C・スミス-渡部-エバンス-メイヨor?)
 (寺嶋-中村拓人-C・スミス-エバンス-メイヨor?)

 (3)エバンス不在時
 (中村拓or寺嶋-C・スミス-山崎or晴山-メイヨor?-コーバーン)


 そう、恐らく、4Qのクラッチタイム(4Qの90秒タイムアウトの終了後からの、ラスト5分間のこと)では、「エバンス、C・スミス」の起用が、恐らくの基本型になるでしょう。

 そうなると、勿論、「PF/Cのいずれにも対応可能である、Aランクの帰化枠のメイヨ」の存在意義はとても重要であるのですけど、「C・スミスをより最大級に活かす」には、Cに対応できる選手が「コーバーン、メイヨ」の2人だけでは、恐らく回し切れない、と映るのです。

 広島の現有戦力では、「日本人ビッグマン」は、います。そう、「9月で24歳、大卒2年目」になる「市川」が。
 有望株であると、もともといわれています。ただ、今季は1年目であることを考慮しても、正直「ノーインパクト」でした。
 1つの目安として、「ラシード・ファラーズ(京都)」のような成長曲線にかける方法もあるでしょう。ラシードの場合は
 「スクリーン」「リバウンド」「ボックスアウト」「スペーシング」
 いわば「汚れ仕事」と「守備」に全集中で、得点面は全く求めないと割り切る役割付与で、成功を収めました。
 市川には、ラシードにはない「3P能力」があります。だからこそ、より期待したいの感じではあるけど…と。


 そのような中で、「C・スミスの補強説」と共に、いわば「一気に急浮上した噂」が、「クリエイティブな動き」の説です(「C・スミスの補強」の時点で、充分に「クリエイティブな動き」であると映りますが)。
 そう、「C・スミスに加えて、良質の日本人ビッグマンもセットで、電撃的に契約をまとめて、市川は期限付き移籍での放出になる?」と。

 この「良質の日本人ビッグマン」は、「名前は出ていない」です。
 ですけど、念頭にあるのは、確実に「Cに対応できる選手」。
 おのずと「シェーファー」「渡邉飛勇」の、ほぼ2択になります。
 そんな中で、そういえば…と。


 「C・スミス、渡邉飛勇は、今オフの移籍市場の開幕時に、越谷への移籍が噂されていた。」


 そう、「良質の日本人ビッグマン」、これって「渡邉飛勇」のことだよねと。しかも実は、この渡邉飛勇、プロ入り直後の21-22に(負傷により全休になり、プロデビューは翌年の22-23であったが)「琉球で、エバンスと直接的な接点がある」と。
 しかも、広島の外国人選手は、「日本で成功しよう」「日本に馴染もう」の意欲が、他球団の選手に比してとても強い傾向が伺えます。これは、正直に日本語が上手くはない渡邉飛勇にとっては、むしろプラスである環境と映るのです。

 C・スミス、渡邉飛勇が、越谷が興味を示していたのは、自分は正直、「虚々実々の噂の域を出ない」と判断していますけど。
 (そして移籍市場は本来は、この「虚々実々」、つまり「確かにあり得そうだよね、でも実際はそうはならなかったけど」というのが飛び交うのがむしろ正常な姿だろうと。
 なんというか、Bリーグの移籍市場って、「バスケットボールキング」「バスケット・カウント」とかが、インサイダーの役割を果たせていなくて、表現がきつくて申し訳ないですけど、「気持ち悪い感じの噂」が平気でなされてる、そのように正直映るのです。)

 ですけど、そう、C・スミス、渡邉飛勇が、同じ他球団からの噂が今オフにあったこと(それも越谷は、「Bプレミアからの落選が確定済みの球団」である意味でも、驚きであった。ただ、FE名古屋が草刈り場フラグである一方で、越谷が「意外と草刈り場になっていない」のは、「HCが名将の安齋竜三であるから」が、正直大きいと映るのです)。
 これは正直、「偶然といえばそうだけど、何かの伏線とも感じたりもする」と感じてます。


 そう、「クリエイティブな動き」。
 「C・スミスの補強を意識した上で、渡邉飛勇をも電撃的に補強して、市川を越谷に期限付きで放出する」。
 渡邉飛勇の補強が叶えば、そう、宇都宮が「エドワーズ、竹内公輔の2人をフル活用で、『2人で32分程度』の起用法だからこそ、Bリーグ最高のハンドラー&スコアラーであるニュービルが、最高の輝きを放ててる」ように、

 「『メイヨ』『渡邉飛勇』を、『2人で40分』とイメージして起用する。
 渡邉飛勇の30分EFFは、B2ながらも『15.72』。そう、『Bランクの帰化枠と同等程度の期待値』を計算できる貴重さを持つ。
 そう、渡邉飛勇を補強できれば、これにより
 
 「『C・スミス、エバンス』を、『SG-PF』あるいは『SF-PF』と、能力により合致できる感じで同時起用ができる」
 「『メイヨのファウルトラブルの最大級の抑止』あるいは『メイヨのファウルトラブル時のリスクヘッジ』になり得る」
 「シンプルに、コーバーンの控えを2人確保できる計算になる。また、PF/Cの運用が『コーバーン』『メイヨ』『エバンス(SF兼務)』のみであるのが、『4人目のビッグマン』として起用できる意味でも、とても大きなプラスに」
 この3つを見込めること。」


 勿論、実際にそうなるかは、正直わかりません。ですけど、C・スミスの補強は、「良質の日本人ビッグマン」なしには、「諸刃の剣になる」リスクがあるんですよね。
 現実論、ここはBリーグ。ポジションバランスが、とても重要になる傾向が、他国のリーグより強いと伺います(NBA、中国CBAとかよりも)。
 その意味でも、「クリエイティブな動き」が起こるのかどうかを含めて、「どうなるか、見てみよう」が、いまの正直な感覚です。



 (3)京都(「岡田侑大の電撃退団」で、ダメージは正直覚悟できてた。表面的には多くの選手が残留で楽観視に映るが、内実は「来オフの大勝負に備えて、『受け身に回る』にならざるを得なかった?」と映る。
 「ほんとうの論点」は1つ。「CJ(ジャクソン)の帰化は叶うのか?」だ。帰化が叶わないと、「ドアマット逆戻りを、覚悟になる」と映るが…。)



 【パターンA(ジャクソンの帰化が叶う場合)】
 PG(澁田、[小川]、[渡辺竜])
 SG(前田、古川川嶋
 SF([ブラウンjr?]、[アレックス])
 PF(カロイアロ、ラシード、小野
 C(ジャクソン、ヒース

 (「アンダーラインの選手」は「33歳以上の選手」。
 ブラウンjrは、今季はB2神戸[得点王。「12月で27歳」という若さも特徴]。神戸からの退団は「B1球団が接触しているのでは?」の噂がだが、具体的な球団名はまだ。ジャクソンが「恐らく、7月~8月」に帰化が叶い次第で契約のイメージ。それと共に、小野は「13人目」の位置付けに。)


 【パターンB(ジャクソンの帰化が叶わない場合)】
 PG(澁田、[小川]、[渡辺竜])
 SG(前田、川嶋
 SF([アレックス]、古川
 PF(カロイアロ、ラシード、小野
 C(ジャクソン、ヒース

 (「アンダーラインの選手」は「33歳以上の選手」。
 「パターンB」の結果になった場合は、「代替的なアジア枠の補強には動かない」と読む[結果が出るのが8月になると、「恐らく物理的にほぼ望めない」ことも理由の1つだが、「小野はそもそも、恐らく『精神的支柱』が主たる役割の、13人目、及び『5人目のビッグマン』としての契約」と思われるので、アジア枠を新規に獲ると、小野のプライドをかえって傷つけるだろうとの判断から、獲らないと読む。
 ただ、恐らく後述で改めて言及するかなではあるが、今季の小野は「EFFがマイナス」「ドフリーでもシュートを試投できなくなってる」「スピードでは完全にぶち抜かれるを覚悟になってる」。そう、「とても貴重な選手枠の1枠を充てるに、そもそも値するのか?」と。
 そう、「パターンAが実現でないと、恐らくとてもまずいことになる」、これが自分の現時点での正直な感覚です。)








 前回(5月26日)のnote記事で、「今オフの移籍市場の震源地は、『安藤誓哉の電撃移籍』からだった」と述べました。
 もともと島根は、「ポスト安藤誓哉」が最重要課題ではあった。だけど、「安藤誓哉自身が、まさかの退団を決断」により、必要性に加えて、緊急性の意味で一気に増した。
 そう、「切実さ」の意味合いがより強くなっていったところで、岡田侑大に猛アタックしたら、熱意が通じたのか、「新しい挑戦をしよう」の回答を得た。

 京都が描くシナリオ、タイムラインは、「岡田がこれから全盛期を迎える、これから6回程度はCS出場、優勝のチャンスがある」、つまり「岡田ありき」であった。
 そりゃそうだよね、岡田の30分換算EFFは「13.70→15.66」。京都の球団の歴史で、「15.66を叩き出せる日本人選手」は、いままでいなかった。
 (で、安藤誓哉の30分換算EFFは「14.47→11.34→13.57→12.91」
 そう、島根にとっての岡田の補強は、「ポスト安藤誓哉」は勿論、「純粋な戦力向上にもなる」こと。)


 岡田を失った時点で、今オフで岡田と同等レベルの有力日本人選手を確保できる選択肢自体がない。しかも、「来オフこそ、有力日本人選手の大移動が起こる」とずっと囁かれ続けているですので、なおさら動きづらい。
 (いずれ、今オフのうちに別途で機会を設ける可能性が高いかなと思ってますが、来オフの移籍市場のウィンドーに並ぶであろうといわれてるのが)


 齋藤(名古屋D)(2026年開幕時:31歳)
 (「30分EFF」:18.11→19.10→18.59→19.57)
 (来オフ最大の目玉。直近4年で、比江島と共に最も結果を出してる。
 来季の名古屋Dの成績次第という注釈付きだが、有力球団の多くは恐らく手を挙げるだろう、それこそ「2022年オフの河村」「2023年オフの渡邊雄太」のときのように。
 ただ、来季は名古屋Dで、CSでどこまで上り詰められるか。去就の判断は、「あくまでも来季の名古屋Dの結果次第」と考えるのが恐らく妥当。)

 テーブス(A東京)(2026年開幕時:28歳)
 (「30分EFF」:13.40→12.76→11.39)
 (あとで改めて言及かなだが、恐らく京都の今オフの動きは、「来オフのテーブス獲り」への準備[=故に、1年契約を呑める選手が必要だった?]と読んでいる。そう、
 ・有力球団は「齋藤」の争奪戦にまずは参加するだろう。
 京都が齋藤獲りに手を挙げても、「A東京」「群馬」「SR渋谷」等の参加が想定される中では、まず勝ち目はほぼゼロである。
 ・テーブスの故郷は神戸。つまり関西圏に縁がある。
 神戸の動きは要警戒だが、資金力では少なくとも大阪を上回る。
 だからこそ、来年の年明けになれば、「テーブスに速攻で猛アタック」、これがとても重要!EFFでは岡田に劣るかもだが、「勝者のメンタリティー」をも考えると、京都が手が届く選手の中では「最もベストの良質の選手」であるし、年齢的にも「前田、澁田とのタイムラインが合致」。)

 佐々木(三遠)(2026年開幕時:30歳)
 (「30分EFF」:12.44→15.08→18.20)
 (自分を「スター選手」へと押し上げて、しかもCS準決勝まで辿り着かせた三遠への「恩義」が伝わること、そう考えると「来オフの移籍市場に打って出る」可能性は、現時点では低い。
 あり得るとすれば、「新アリーナ構想が、住民投票で否決になったとき」。これは1バスケファンとしてあって欲しくないし、そう考えると、現時点では恐らくウィンドーからほぼ除外だろう。
 ましてや来季は、アキレス腱断裂の関係から、「復帰は早くて3月」と想定の意味でも。)

 大浦(三遠)(2026年開幕時:12月で29歳)
 (「30分EFF」:14.03→19.13)
 (ポジションバランス、サラリーキャップに照らせば、来オフに移籍市場に出ることはほぼ確定だろう。ただ、移籍先もほぼ「地元球団である広島が、ポールポジション」とはっきりしている。
 そう考えると、ウィンドーは実質的には「齋藤」「テーブス」の、ほぼ2択になる[SG/SFで、「馬場[長崎]」はいるが、あくまでも別枠]。
 故に京都の目線では、「来オフのテーブス争奪戦に向けて」におのずとなるのではと。)








 そう、今オフの京都。実は、

 ・ジャクソン、カロイアロ、ヒースの3外国人が全員残留。
 (特にカロイアロは、3月頃から「CSレベルの有力球団から、誘いはあるのではないか」という噂があった。C・クラークがいまひとつフィットできてない「島根」や、G・クラークからの明確なアップグレードになる「横浜BC」とかは、志向するバスケスタイルに照らしても「確実に補強になる」からだ。
 京都に来た理由の1つが「大きな引っ越しをしたくないから」といわれていたが、「あ、マジだったんだな」と。)

 ・前田、澁田、ラシードの残留。→「フランチャイズプレイヤー」候補を3人確保。
 (これで京都は「前田を『フラッグシップ(球団の顔)的な選手』と、明確に位置付けた」といえる。で、前田の残留は、京都にとっては「最悪の事態は避けられた」といえる。
 というのも、前田は2023年の京都入団時に、島根も争奪戦に参加してた。で、今オフに岡田が島根に移籍した訳だが、恐らく前田にも誘いをかけていた可能性が高いだろう。
 京都への残留を選んだのは、「京都が、自分を最も必要としていると実感できるから」が恐らくは最大の理由と想像だ。それと恐らくは、京都だと「競馬場があるから、オフも安心」というのもあるかもと。そう、前田の個人FCの名前は「前田厩舎」とのことだ。
 それと、「澁田、ラシード」。この2人は「数字以上の存在意義」だ。この2人は「試合に出ていなくても、チームのために何ができるかをいつも第一義に考えられる」。そう、「人間としてとても尊敬できる」のだ。「チームの心を1つに導ける」特殊能力の持ち主とも感じてる。
 こういう存在が1人いるだけでも貴重であるのに、京都には「2人」いる[ジャクソン、ヒースも該当なので、実質は「4人」だ]。これは京都の「最大の長所」といってよい。
 ↓
 いずれにせよ、京都は「前田、澁田を中心にチームを再構築」を明確にしたのだ。で、「9人の残留の発表後の動きは、これを明確に裏付ける動きになった」といってよい。)


 そう、「9人が残留、3人が移籍入団」。
 半数以上が残留というのは、「チームの雰囲気が良好である」ことの証明といえます(というか、この2年、京都の雰囲気は「雰囲気だけでならば、リーグで1,2位を争うほどに良好」とはっきりといえます)。

 ただ、なんというか、「日本人でno.1の選手が流出」であること。
 「最も流出して欲しくない選手の流出」、これ自体のダメージが大きい。



 ・この2年の京都の課題。→「ペリメーター、エースキラー型の守備の拙さ」(攻撃力はリーグ有数になった意味で、要補強ポイントは「エースキラー型」「スティール能力」とはっきりしてた)。

 ・アレックス(B2青森)
 (今季の「B2のスティール王」3年連続全試合出場の「タフネスさ」もプラスの特徴。
 今オフの移籍市場的には、ベストは「鶴巻(茨城)」であったが、鶴巻が「移籍市場に出る気がそもそもゼロだった」ことに照らせば、「ベストの補強」といってよい[ただし、得点やパスには目を瞑る感じか]。
 課題であった気性面も、青森ファン、B2ファンの評価を総合すると、大きく改善されている感じ。
 ジャクソンの帰化の結果次第ではあるが、「守備型の大型SF」として重要戦力を務められる意味で、「来季の裏キーマン」になりそう。)

 ・渡辺竜(B2福井)
 (5月11日のnote記事で言及させて頂いてた、「ユーティリティー」「守備型の権化」「ノンシューター」そして「伊佐勉HCの教え子」。
 伊佐HCの志向するスタイルを伝える、いわば「選手とHCの架け橋役」、それだけでも大きな存在意義がある。SR渋谷時代から、ベンチからチームを鼓舞する姿勢の人一倍さもあり、コート上での姿勢を含めて、そう、「フルエナジー」という京都のカルチャーに、実は完全に合致する
 スティール能力は勿論、リバウンド能力、とりわけOR[オフェンスリバウンド]奪取能力に優れるのが特筆[この「OR能力を持つPG/SG/SFは、あとは「中山(秋田)」「磯野(B2熊本)」等、ごく数人のみ]。
 いわば「守備職人」(加えてパスも良質)。かつて、野球の宮本慎也さん[元ヤクルト。最終的には「2000安打」まで上り詰めた、遊撃手・三塁手の名手です]が、「自衛隊」が愛称の1つであったが、そう、「得点能力には目を瞑ろう」の意味で、敬意を込めての「自衛隊」といえる。
 その意味で、「小西の上位互換」[ただし、「得点能力への期待値が皆無」の意味をも含めてになるが]。想定される起用法は「第3PGが基本型[ポジションバランスで表記するならば]になるが、状況・場面に応じて、SG,SFでの起用も可能である」、その意味で「いるだけで、選手編成の柔軟性をもたらせる意味で大きなプラス」といえる。ただし繰り返すが、「パス&Dと割り切って観ること」になるが。)

 ・小川(千葉)
 (はっきり正直に述べよう。最初、この小川の補強が発表されたとき、自分は「仕事場である半個室の机を、思わず蹴り飛ばす寸前だった」。要は「はあ?ファンを舐めてんのか?」と。
 短期的な目線のみで解釈すると、正直そうなる。でも、深呼吸をして、「3年スパンをも含めた、複眼的な目線で」と考えると、実は「ああ、なるほどね」ではあるのだ。
 そう、短期的な目線、つまり「今季を戦い抜くため」だけでいえば、「なんとしても、フリッピン(群馬)が欲しい」ではあった。シンプルに「今オフの移籍市場の要注目選手」にして、「守備型PGの第一人者」だからだ。
 だけど、岡田を失って、短期的な目線でフリッピンに飛びついても、フリッピンはいわば「中堅球団では正PGだが、CSレベル球団だと第2PG」[尤も第2PGにしては、正直贅沢ではあるが。いわば「森井」「鈴木達也」のような立ち位置の選手であると]の選手なのだ。
 ↓
 で、岡田を失って、京都は「1バスケ球団として、どう立ち回るがより最善か」と考えたときに、「来オフの有力日本人選手の大移動」がある、はっきり述べれば「来オフの齋藤、テーブスの大争奪戦」と
 で、そりゃあ齋藤は欲しい、でも現実論で、齋藤は、A東京、群馬、SR渋谷等の「資金力を持つ有力球団」が、まず確実に手を挙げる[さらに、来季に小川が伸び悩みになれば、宇都宮をも参戦の可能性が出てくる、そうなるとなおさらである]、競合相手の顔触れ的に、京都の目線では「ノーチャン」である[ましてや京都は、専用練習場がない]。
 そうなると、「テーブスに全身全霊」[するよね?わかってるよね?]。ましてや、テーブスの故郷は神戸。「補強に動くは、いわばマスト」
 ↓
 「今オフのフリッピン」「来オフのテーブス」。優先順位はどっち?となれば、当然に後者(来オフのテーブス)になる。そうなると、来季の正PGは、「来季のみの1年契約を呑める選手」に、どうしても絞られる(フリッピンは競合球団が多いことはもともといわれてたので、「2年契約が大前提」、それで早い段階で撤退を決断した?と)。
 「来季のみの1年契約を呑める選手」かつ「パス&D型のPG」で浮上したのが(これは勿論、伊佐勉HCと協議した上でと思われるが)、小川であったと想像。確かに小川は、「福岡第一高校時代から、ゲームメイクと守備に優れる」であったし(加えて、河村勇輝絡みでの知名度もある)、その「パス&Dぶり」は、B1レベルでも普通に通用できている。
 これに加えて、「最低限の3P能力も併せ持つ」[ただし、FTは目を瞑ろうだが]。福岡第一→日体大→千葉Jと、強豪どころを渡り歩いた経験から、「勝者のメンタリティーの持ち主」の意味でもドンピシャである。
 ↓
 「レンタル契約」、一見すると「ふざけてんのか?」に映るが、「来オフのテーブス争奪戦に、年明けになった瞬間に即アタック」をも考えると、「実はむしろロジカルである」といえるのだ。「背番号3を空けた」(テーブスの背番号は、滋賀→A東京と「3」)ことも、「来オフのテーブス獲りに向けての最大級の誠意」であると考えると、整合性がとれる。
 (勿論、澁田に「3」を与えるため[澁田は「3」に強いこだわりを持っている]、という解釈もできるが、いまや澁田は「子ども・若い女性からの人気がno.1」であることを考えると、「いまさら、34からの背番号変更はしづらいだろう」と自分は読んでいるが。)
 想定される起用法は、「名目上の正PG」、つまり「スタメンで出場で、攻守の両面でフルエナジーを出して、トーンセットをする役割」である。
 (名目上と述べたのは、「実質的な正PGの澁田は、『攻撃能力に全振りタイプなので、6thマンこそ適任』である」から。そう、[小川は15分程度の出場で、出場時間は澁田がより長い」のイメージになると。)



 細かいEFFの計算をまだしていないので、ではあるのですけど、今オフの京都の選手編成は、いわば

 「『カロイアロ、ジャクソン、前田』の『新ビッグ3』に得点面をほぼ全面的に委ねて、この『新ビッグ3』の周りに『ロールプレイヤー(特に守備型や3Pシューター)を固める』の選手編成。
 ただ、気に掛かるのは、『33歳以上のベテランの多さ』。いままでの伊佐勉HCのスタイルのそのままでは、特に古川の残留は矛盾が否めない。『フルエナジー&攻撃的守備の志向はそのままに、でも何かをややマイルドにしてバランスを取る』感じか?と。」

 そう、いわば「わかりやすく、NBAスタイルを採用」。そもそも自分は、ロイ・ラナHCのときから、「『島根の下位互換』的な選手編成」と述べてきましたけど、「攻守のバランスに留意しながら、『軸となる選手』と『ロールプレイヤー』を、よりわかりやすく峻別した」と解釈してます。


 1つ、正直な想いを伝えさせて頂けるならば、いや勿論、(渡辺竜は当然に、)アレックス、小川のいずれも、「伊佐HCの意向に沿う感じで」と理解はしてるつもりですけど、小川のレンタル補強でならば、「水野を残して欲しかった」という想いが、ないといえば正直嘘になりますけど。

 水野の「30分換算EFF」は、「5.78→5.41→7.34」です。
 そう、確かに水野は「よくも悪くも、スラッシャー型」ですけど、膝の大怪我から、今季は復活どころか、実はキャリアハイの成績。
 正直、自分はあまり好みの感じではないですけど、でもより客観的に観たときに、今季の水野は「攻守の両面で、『気持ち』をより前面に出す感じが伝わってきていた」ではあるのです。大怪我の少し前くらいから、「守備型として開花し始めている」感じではありましたけど、「第2PGとしてでならば、充分に勝負できるんじゃないかな?」の感じにはなっていましたから。

 そう、水野は、「京都で成功したい」「1年でも長く京都でいたい」想いを、誰よりも公言していました。実際に、結果も出した。
 もう少し、「3P能力」「FT能力」があるといいのに(スラッシャー型なのに、FTは3P以上に拙いのは、正直よくはないので)、という感覚はありますけど、でも、「第2・第3PGで、SGも兼務できる」意味でだと、及第点ではありますし、その後継が小川ならば、「だったら、水野の残留の方が、より納得できたような…」は、結果論かもですけど、正直あります。
 裏を返せば、小川には、「小川だからこそのプラスポイントって、これだよね」というのを、証明できることに期待しよう、の感じです。




 気に掛かるのは、「33歳以上のベテランの多さ」です。日本人だけでも、3人も抱えている(2人ならば、まあ納得感ではあるのだが)。
 川嶋は、そもそも「脱ぐための終着点として来た」経緯ですので、織り込み済みです。尤も今季は、年明け以降は「体力の衰えが急激に来ていて、スピードでぶち抜かれる場面が目立つようになった」ので、捲土重来をして欲しい(というかそうでないと困る)感じですが。

 気に掛かるのは、「古川」と「小野」です。まずは「古川」。
 技術面では「まだ2年~3年はやれそう」の感じですし、得点面での嗅覚は、体力面に目を瞑れば、いまでもリーグ有数でしょう。ただ一方で、「体力面の衰えは、正直隠せない」、そう、「出場時間を20分程度に管理すること」が、もはやマストになりつつあります。
 しかも、伊佐HCのスタイルは、スピードと運動量を要求になりますので、これに古川がどれほど耐え得るのかと(秋田時代に経験済みではあるが、今回は「年齢面の問題」がある)。「古川が輝ける、起用法の工夫」は、来季の京都の重要ポイントといえます。
 そう、来季の京都は、「4Qのクラッチタイムで、前田が『この1本を仕留める』ありきの選手編成」です。ですけどこのためには、「前田がいない時間帯で、古川がしっかりと輝けるように」がとても重要になると。


 それ以上に気に掛かるは、「小野」です。先述でも少し言及してますが、自分が京都のGMならば、小野は正直「12月末で見切りを付けている」。
 はっきり言って、コート上では「貴重な1枠という意味で、限界感をもう隠せてない」です。ただ一方で、「豊富な経験を活かして」の意味で、「精神的支柱」「勝者のメンタリティーの共有」の意味では、数字以上にとても大きな存在意義であった、とも伺います。



 それと、小野の残留は、この「ラシードの右膝の手術」の事情もあるのかなと想像で。ラシードの手術は「5月22日に公式発表、全治4か月」です。
 膝をしっかりと治し切ること。京都でのこの2年で、ラシードは「シェーファー、渡邉飛勇ほどではないにせよ、ローテーションで計算できる、良質の日本人ビッグマン」に成長を遂げて、今オフで「フランチャイズプレイヤーの1人」と明確に位置付けられるになりました。

 だからこそ、そう、膝の負傷をしっかりと治し切ること。無理に復帰を急いでほしくないですし、膝の手術も、「1年でも長く京都にいて欲しいから」こそ。
 その意味で、「来季の開幕当初は、ラシードはいないものとして考える」。そうなると、物理的に枚数が1人足りなくなる。それ故に、「3.5番である小野は、汚れ仕事に特化を割り切ればだが、どうしても必要」になる。

 それに、確かに小野の今季は、1選手としては「もう限界」の感じでしたけど、「もう限界」から復活を遂げた選手が、直近でもいます。



 「竹内譲次(大阪)」。そう、日本バスケ界の「生ける伝説」である「竹内兄弟の弟さん」です。
 この、譲次。2021年に、故郷の球団である大阪に入団。ですけど、大阪での最初の2年間は、守備面では健在を示すプレーをするも、攻撃面では「もう打つな、特に3Pは」と正直感じるほどに、まあ正直「限界感を隠せてなかった」です(それでも、攻守両面でトータルとしては、「1人の選手としては、それでも依然必要ではある」の感じではあったが)。

 いつ引退を決断でも驚かない、と思われてた、「2023-2024」、大阪への移籍入団の3年目。ここで譲次は、「完全復活」を遂げます。
 「15分限定でならばの注釈付きだが、攻守両面で全盛期を連想させる活躍ぶり」。得意の守備面は勿論、もう打つなと思われてた3Pも、数字以上に大きな良化が伺えました(恐らく、身体のケアをしっかりとしつつも、相当な猛練習をしたと想像です)。
 年明け以降は失速しましたが、年末までの譲次は

 30分換算EFF(11.17)(最終的には「9.63」)


 そう、それこそ「完全復活」。実際、11月の「1回目の中断期間」のときは、「譲次をパリ五輪の12人枠に」という声が公然と挙がってたほどです。
 そう考えると、百戦錬磨の小野だって、勿論、譲次の復活劇のことは存じてるでしょうから、「10分限定でならば、まだやれる」の姿を観たい!これが叶えば、若手・中堅へのこれ以上ない刺激にもなるだろうと。

 ただ一方で、小野の起用法は、「出力を出せるように考慮しながら」も重要になると映ります。そう、「2連戦のときは、どちらか一方にのみ出場。もう1試合も出場やむなしの場合は、出場時間を管理しながら」の感じで。






 ですけど、そう、今オフ(来季)の京都の課題。
 第1に、「ジャクソンの帰化は叶うのか」
 そう、京都の動きって、昨オフの「帰化枠に、ケネディではなくてモリス」(実際、もしケネディであれば、恐らく「あと3勝を上積みで、36勝にギリで届いていた計算」である)であること。
 で、今オフの「小野の残留」。これはいずれも、「ジャクソンの帰化ありき」の動きと、自分は解釈しています。

 小野は、先述のように、勿論復活を遂げて欲しい。だけど現実論でドライに考えたときに、いまの小野は「12人目としても恐らく厳しい、現実的には『精神的支柱での、13人目』、いわば『ハスレム枠』」です。
 そう、「ジャクソンの帰化が叶えば『13人目』、もしジャクソンの帰化が失敗の場合は『12人目』」という意味での、小野の残留と読んでいます。


 ジャクソン、30分換算EFF。
 (22.64→24.69→21.02→24.98)
 (→「帰化枠のSランク相当」。)


 そう、ジャクソンの「30分換算EFF」。直近4年間のずっと「EFFが20超え」です。
 これはいわば、「帰化枠のSランク」に相当する。メイヨと同時期に帰化が叶うと仮定だと、「7月~8月?に帰化がクリア、来季から帰化枠扱い」になる訳ですが、「帰化枠が叶う」になれば、この「帰化枠のSランク」は「推定年俸で2億円が必要」になります。





 【帰化枠、今オフの該当選手での、予想されるランク付け。】
 (ジャクソン、メイヨ、ローソンは「帰化申請中」とみなして、ここにカウントです。
 一方で、クーリーは「今オフの帰化は見送り」と同義の海外報道が出てるので、今回はここでの記載はしていません。
 また、パーカー、ウィリアムス・ニカは「体力面での衰えが顕著」で、扱いが難しいの判断から、ランク付けの対象からここでは外してます。)

 《Sランク》
 ジャクソン(京都)※      (24.98)
 ロシター(A東京)       (22.89)
 カーク(琉球)        (22.09)
 ホーキンソン(SR渋谷)    (21.07)

 《Aランク》
 ニック・メイヨ(広島)※   (16.29)
 エドワーズ(宇都宮)     (14.11)
 エヴァンス・ルーク(島根)  (13.43)
 ローソン(B2福井)※     (21.67[B2])

 《Bランク》
 リチャードソン(越谷)    (12.94)
 (←今オフの名古屋D移籍が既に公式発表済み。)
 ハレルソン(佐賀)      (12.83)
 ケネディ(B2富山)      (13.39[B2])

 《Cランク》
 モッチ・ラミン(佐賀)    (10.22)
 (←※ハレルソンの代替。既に途中退団済み。)
 河田チリジ(広島)      (10.04)
 カロンジ(B2神戸)      (11.98[B2])


 このように、ジャクソンは「帰化が叶えば、帰化枠の実質no.1」の位置付けになっています。実は「帰化枠のSランク」だと「2億円」といわれてる。
 「スター選手条項」を適用になるでしょうけど、それでも「1.5億円」の計算になります。つまり「ジャクソン=1.5億円」になる。

 で、カロイアロは、「この7月で36歳」という年齢面を割り引いても、「この2年での異次元の貢献」と「欧州での豊富な実績」から「1億円」ではあるでしょう(もっと高価?)。
 一方で、ヒースは「昨オフに残り物で拾った」を割り引いても、ざっと「6000万円」程度ではあるかなです。

 この「3外国人で、3.1億円」(カロイアロにもう少し支払ってるならば「3.3億円程度?」)。これに、「ジャクソン(CJ)の帰化が叶う」と仮定だと、「4人目の外国人/帰化枠」、恐らくは「ブラウンjr(神戸)かベル(山形)を想定」と思われますが、ブラウンjrとして「6000万円」で「3.7億円~3.9億円」です。


 実は、京都の「可能な総年俸」は、恐らく「高く見積もって、7億円」。
 そう、「サラリーキャップの上限の8億円には、届かない」のです。

 「Sランクの帰化枠を擁してる」は、一見すると「大きなプラスポイント」に映る。しかもジャクソンは、この2年の京都で「数字以上に、とても活き活きしてる」と映ってますのでなおさらです。
 ですけど、「7億円が現況の上限」である京都にとっては、「ジャクソンの1.5億円」は、資金的には実は「諸刃の剣」でもある。カロイアロも絶対不可欠(恐らく「引退まで京都にいて欲しい」を前提としてると想像)と考えると、「あとの10枠~11枠で『4.3億円程度にまとめる』」。
 そう、「日本人選手の8枠~9枠で『3.1億円程度』」。1人あたりで「『3750万円』でまとめる」の計算になります。


 で、「来オフのテーブスの争奪戦」、これに勝利だとして「1億円」。前田には恐らく「6000万円程度」でしょう。これに澁田も「フランチャイズプレイヤー、良質の6thマン」として「3000万円程度」の計算。
 残るは「日本人選手の5枠~6枠で『1.2億円程度』」です。いわば、言葉通りの「ロールプレイヤー」にならざるを得ない。
 その意味で、「年齢がかさんでいて、『やりがい重視型』である」古川や、「フランチャイズプレイヤーだが、市場価値的に安価である」ラシードは、球団側の目線でだと「ありがたい」と想像です。
 アレックスも、鶴巻に比してだと恐らく安価と想像ですので、その意味でも結果的には理に適ってるといえるよなと。

 そう考えると、レンタル契約での小川の補強は、「来オフのテーブス争奪戦を見据えて、資金を少しでも確保する」意味でも、理に適ってるといえるよなと。



 そういった「資金的な事情」も滲み出てる(にじみでてる)、今オフの京都の動きは、自分も「1人の人間、バスケファンの両面で」考えさせられる感じではあります。
 仮に、ジャクソンの帰化が叶うとして、その場合は「ブラウンjr(神戸)が、恐らくの最有力」でしょう。得点能力が魅力の選手ですが、守備にも一生懸命ですので(もう少し、周りを使える感じだとより望ましいではあるが)、京都の「フルエナジーのカルチャー」に合致といえるでしょう。


 「澁田-前田-ブラウンjr-カロイアロ-ジャクソン」

 これなら、「CS出場は、正直厳しそうな感じではある」が、「30勝は可能、展開が向けば、今季と同様の33勝にも手が届くかも」と正直映ります。ですけど、「仮に、ジャクソンの帰化に失敗」であると、「来季は、24勝ラインが現実目標になる感じかな…」ということもですし、「来オフのテーブス争奪戦に向けて」でも、暗雲を覚悟になってくる、そう、「ダメージがなおさらに大きい」となってきます。

 (ジャクソンが「24.98、全体6位」、カロイアロが「24.33、全体10位」と、「EFFの全体トップ10を、2人も擁している」意味では、「来季もある程度の勝利数を拾える計算」にはなると。
 ただ、むしろだからこそ、CJの帰化が叶うかどうかは、「もし叶わない場合で」だと、イメージ的には「今季の広島」。
 今季の広島は、「ブラックシアー、26.61、全体1位」「エバンス、26.39、全体2位」を擁していて、2人それぞれの負傷離脱の時期があったの影響もあるが、「28勝32敗、勝率.500未満」にとどまってる。これは「日本人選手の質が、御世辞にもよくはない」も影響でと。
 そう、「CJの帰化が叶わない場合の来季の京都=今季の広島の、下位互換かもしれない」と。そう、「CJの帰化が叶って、やっと勝負になる」の感じなんですよね。)





 いずれにせよ、来季の京都は、「結果の云々は求めない、ただシンプルに、過程を見守るのみ」、そう割り切ると現時点では判断していますし、「8月30日に、事実上の新体制発表会とのことだが、それまでに、ジャクソンの帰化が叶うかどうかの結果は出てるだろうから、それ次第ってこと」、これが現時点での、自分の正直な感覚です。


 ですけど、「ジャクソンの帰化が叶う云々とは別に、来季の京都(来季のみならず、これから3年程度という意味をも含めてだが)にとって、とても重要なこと」は

 「前田が、『日本人有数のスコアラー』へと飛躍を遂げること。
 この2年で、『オールラウンダー的なシューター』へと成長してるけど、さらにその先のステージに上り詰められるか。
 はっきり述べれば、前田よ、『日本のノーマン・パウエル』になって欲しい!そう、代名詞の3Pは勿論、場面・状況に応じて、『1on1をガンガン繰り出せるスコアラー』へと!」




 いま、「日本のノーマン・パウエル(現ロサンゼルス・クリッパーズ)に」と述べましたけど、このパウエル、前回(5月26日)のnote記事の有料部分でも言及させて頂いてますけど、今季のNBAで、「31歳にして、リーグ有数のスコアラーへと、突如の大ブレイクを遂げた」選手です。
 選手タイプが、前田と似ていることもですけど、このパウエルのブレイクは、


 「ポール・ジョージの移籍があり、でもその代替の補強ができなかったことで、必然に、パウエルが『FG試投数を多く持たせる必要が生じた』。
 でも、これに応えられるかどうかは、その選手自身の真価が問われるでもある、これにパウエルは応えた、『個人成績の上昇のみならず、チームをPO出場に導く一助になった』。
 そう、前田も然り。いまの京都の現況は、昨オフのクリッパーズとまさしく重なる。前田は来季、『FG試投数を多く増やすがマスト』だし、これが『個人成績の上昇は勿論、勝利数をどれほど増やせるか』になる。
 
 それに、今季の京都が『(CS出場に)届かなかった、あと3勝』は、『前田が、3Pを外しまくった試合がいくつかあった』ことも正直ある(しかも前田の場合、だめなときは『エアボールを連発してしまう』傾向がある)。
 これは確かに、3Pシューターの宿命ではあるのだが、いままでのように3Pだけではいけない、必要に応じて『1on1』『ミドルレンジ』『ファウルをもらうプレー』もしていくこと、それを通して『勝利に導く』が、来季以降の前田の『フランチャイズプレイヤー』としての指名だし、それができる選手と自分は信じている!
 来季が『29歳のシーズン』、これから4年程度が前田の全盛期。今季のパウエルより2歳若い、だから前田ならばできる!さあ、『シューター』から『スコアラー』へと飛躍を遂げて欲しい、前田ならできると信じてる!」


 実は、今季の場合でだと、前田の3Pの成功度合いと勝利は、相関関係にはなっていません。
 (3P成功数が2本以上の試合→「14勝16敗」)

 あと、今回こうして調べてると、印象以上に、マジで好不調の波が激しいなあ…というのが、

 3P成功数が2本以上→75/146(51.4%)
 3P成功数が1本以下→11/96(11.5%)
 今季通算→86/242(35.5%)


 「ここまで極端だとは…」が、正直な印象です。とはいえ実は、京都入団後の前田の2年間は

 【前田、「30分換算EFF」「FG試投数」「TS%」。】
 [30分EFF](6.51→7.19)
 [FG試投数](7.23→7.75)
 [TS%](51.3→52.5)
 (23-24は、3月20日以降」に絞っての数字です。
 「FG試投数」は「30分換算」の数字です。)


 「FG試投数」はともかく、「30分換算EFF」「TS%」は、いずれも実は「今季がキャリアハイ」です。「数字以上に、京都で躍動感がとても伝わるよね」と感じてはいましたけど、数字でもはっきりと出ています。



 で、実は、前田については、前回(5月26日)のnote記事で、こう綴らせて頂いてます。


 ・パス、ハンドリングが大きく成長→数は多くはなかったが、2ndハンドラーで振る舞う場面も。

 ・守備意識が大きく成長→守備重視の布陣でも、前田は多く起用されてた。23-24の終盤、半澤(現仙台)を起用して欲しい場面でも前田を起用し続けた、当時は「愛人起用」といわれたが、この意義は確実にあった。

 ・今季はドライブ、1on1の場面が増加→最も得意な形が3Pであることは不変だが、アイソレーションの場面も年明け以降は多くはないが試みてた。


 (来季の前田に求めたいこととして)
 「オールラウンドなスコアリング。代名詞の3Pは勿論だが、それ以上に、場面に応じての積極的な1on1、ドライブが求められる!
 『And one,Satoru Maeta!』、この場面を1つでも多く創出できることが、勝利に導くことになると!
 それと『【この1本】を高確率で仕留められるように!』。今季はトータルではキャリアハイのパフォーマンスであったが、その一方で、3Pがダメなときは徹底的にだめで、これが敗戦に直結になった試合も複数あった。
 『ただひたすら、シュートを打ち続ける』、このメンタリティーはこれからもずっと持ち続けて欲しいが、それ以上に、『勝利に導く、この1本を仕留める』、これを強く求めたい!
 
 それと、特に『FG試投数』。前田と同様な立場であった『19-20(京都での1年目)、KJ松井、FG試投数が[8.7]』であった。これが1つの目安ラインだが、できれば『FG試投数[10.0]』を目標にして欲しい!
 (というか、これほどに極端な『攻撃的守備の志向の選手編成』であると、前田にはこれほどのFG試投数がないと回らないだろうと。)





 【KJ松井、19-20(京都1年目。選手タイプが前田に近く、かつ選手編成的にも、いまの前田に近い感じがあった)。】

 [FG試投数、30分換算](8.75)
 [TS%](64.4%)


 【比江島(宇都宮)、直近4年間。】

 [FG試投数](11.25→12.10→11.46→10.67)
 [TS%](61.5→59.0→61.2→59.0)


 そう、いままでの前田は「日本人のno.2」の位置付けであり、かつ「日本人のno.1」の岡田は「スコアリング型PG」でした。だから前田は、FG試投数(30分換算でだが)が「7.23→7.75」の感じであった。「日本人のno.2」でならば、まあ納得の数字ではあります。
 ですけど来季は(来オフの結果次第では「それ以降も」もなり得るが)、前田は「日本人のno.1」を求められることになります。ましてや来季は、日本人で得点能力を計算できる選手自体が「前田、澁田、古川の3人のみ」という、守備型寄りの選手編成になる。

 そう考えるとなおさら、前田には、下記のラインを求めたい感じになってきます。


 [FG試投数、30分換算](10.0)
 (結果が出ないときでも「打ち続ける」こと。状況・場面に応じて、3Pに拘らずに、1on1やミドルレンジも積極的に狙う姿勢も必要!)

 [TS%](55.0)
 (「キャリアハイをより上回るライン」を求めることになるが、「日本人のno.1」を務めるからには、これを特に求めたい!ましてや来季は、前田以外では「澁田、古川」しか、日本人で得点能力を計算できる存在がいないことに照らせば、このラインは特に求めることになってくる!
 で、前田といえば「3Pが代名詞」であるけど、「FT能力の向上」も併せて強く求めることになる[京都での2年は「68.0→72.9」]。そう、「80%にできるだけ近付けるように」と。
 いずれにせよ、来季は前田が「この1本をどれほど、より高確率で仕留められるか」が、勝敗にまともに直結することになるのだから!)


 そう、京都の最終的なロスター決定は、結構な時間を要するになります。
 なぜって、「CJ(ジャクソン)の帰化の可否は、7月~8月に判明になる」の感じだからと(そして、それに備えた第4の外国人/帰化枠は、いわゆる「ペンディング」にならざるを得ないとなると、おのずと国内移籍上がりになってくるので)。

 ですけど、最終的にどのような結果になるにせよ、

 「京都、『開幕時ロスター決定時』は、『選手編成の意図』は勿論だけど、特に『各選手の残り契約年数の明示(オプション種類を含む)』を、強く、強くお願いしますね!」



 そう、この広島のように。「ファンあってのプロバスケ球団」であることに照らすと、なおさらの想いです。

 いずれにせよ、「どうなるか、見てみよう」でもありますけど、1人のバスケファンとしては、結局は「信じよう、見守ろう」「たとえどのような逆境でも、温かく応援あるのみ」ですので。
 いまいえることは、京都がこれからの1年を、「希望、可能性を感じられる1年にできるように」と、「来オフの有力日本人選手の大移動(というか、テーブスの争奪戦)に向けて、年明けになった瞬間に最大級の誠意を伝えられるように」、これに尽きる感じです。


 【バスケットボール#66A】

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