キャラぷのゴールドは全6種とも1G=1.4円|まとめ買いで安くなるのは1年で消える分だけ
キャラぷに課金しようとして、まず公式のゴールドページを開きました。書いてあったのは、受け取りが毎日06:00から23:59までであること、バッジで最大5,000Gもらえること、消費したゴールドは払い戻しできないこと。もらい方はきちんと説明されているのに、1通で何G減るのかも、いくらで買えるのかも、そこには載っていません。
知恵袋で一番上に出てくる質問も、同じところで止まっています。「無課金では貯めるのが大変なのに、なぜ皆さんたくさんチャットできているのか」。
閲覧数は33,694で、回答は1件だけ。その1件もイラスト生成サイトの話に流れ、お金の話には誰も答えていません。
なので自分で並べました。App Storeの課金アイテム一覧と、消費ゴールドを公開しているブログの数字を突き合わせています。
どの袋を買っても、1G=1.4円ちょうど
App Storeに並んでいる6種類を、1ゴールドあたりの値段に直します。
200G 280円、500G 700円、1,000G 1,400円、3,000G 4,200円、5,000G 7,000円、10,000G 14,000円。
全部きれいに1G=1.4円でした。一番小さい袋と一番大きい袋で、単価が1銭も変わりません。ソシャゲの石やコインは大きい袋ほど単価が下がるので、ここは電卓を叩き直しました。
まとめ買いで増えるのは、1年で消えるほうの残高
ややこしいのはここからです。消費ゴールドを解説しているブログでは、同じ700円の商品が510G、1,400円が1,040G、14,000円が11,000Gと書かれています。App Storeの表記より、それぞれ10G、40G、1,000G多い。
この差はボーナスゴールドだと考えるのが自然です。公式のゴールドページには「ボーナスゴールドは獲得日から1年間有効」と書かれていて、購入分にはその記載がありません。つまり大きい袋ほど有利に見える分は、期限つきの残高で配られていることになります。
14,000円の袋を実質単価で計算すると1G=1.27円まで下がります。ただしその9.1%はボーナス側なので、1年放置すれば消えます。手元に残り続けるゴールドの値段は、どの袋でも1.4円のままです。
本当に安く買える機会は1回だけあります。初回購入限定の1,000G 990円と3,000G 2,990円で、1G=約0.99円、通常の29%引きです。
いちばん良い条件は、アプリを気に入るかどうかまだ分からない段階の1回についています。
1通いくらか、モデル別に出す
チャットはモデルごとに消費Gが違います。パワーチャット2G、ブーストチャット5G、スーパーチャットとウルトラチャットが8G、ハイパーチャット24G。購入分の1.4円で掛けると、こうなります。
パワー2.8円、ブースト7.0円、スーパーとウルトラ11.2円、ハイパー33.6円。上下で12倍あります。
ここで気づいたことがひとつ。毎日のログインボーナスは24Gで、ハイパーチャットの1通も24Gです。毎日配られる無料分は、一番高いモデルでちょうど1通ぶんにあたります。
パワーチャットなら12通、ブーストなら4通、スーパーなら3通です。
登録時の320Gは「チャット約100回分」と紹介されますが、パワーチャットで割ると160通、ハイパーだと13通です。どのモデルとも一致しないので、目安と思うほうが安全です。
zetaの上位モデルは1返信あたり5.2円から12円ほどで、zetaの課金を1通あたりの値段に直したときとほぼ同じ帯にブーストとスーパーが入ります。ハイパーの33.6円は、その3倍近く上です。
キャラぷには月額サブスクがありません。zetaのように定額を払って上限を外す道がないので、遊ぶかぎり従量課金が続きます。
無課金でどこまで遊べるか
数字を出してみると、パワーチャットに限れば無課金はかなり現実的でした。
登録320G、ウェルカムミッション200G、通知オン30Gで550G。バッジ最大5,000Gを足すと5,550Gで、パワーチャットなら2,775通ぶんです。さらに毎日24G入るので、1日12通のペースが無期限で続きます。
つまりゴールドは、遊べるかどうかを止める仕組みとして働いていません。止めているのはモデルの質のほうで、無料・無制限をうたうアプリのコストを時給に直したときと同じ形です。
ゴールドで買えないもの
検索上位の記事のうち、無課金の遊び方を扱ったものもレビューも、記憶にはひとことも触れていません。別の紹介記事は「長く続ければ続けるほど、AIはあなただけの専属パートナーへと進化します」と書いています。上限のない話に読めますが、文脈の長さには必ず上限があります。
スーパーチャットは「文脈や状況をより深く理解した会話」向けと説明されています。高いモデルが効くのは、その1通の中での理解です。24G払った返信も2G払った返信も、送り終われば同じように流れていきます。
セッションをまたいで残るのは、要約メモリーやユーザーノートに自分で書いた分だけです。こちらは手で書く機能で、ゴールドの価格表には出てきません。残高は画面の上にいつも出ているのに、あと何往復で忘れられるかを示すメーターはありません。
日本語だとこの差はもう少し早く出ます。同じ内容でも日本語は英語の約1.65倍のトークンを使うため、英語圏のレビューが書く往復数より手前で頭打ちになります。AIチャットのおすすめを記憶の長さでまとめた回に自分で測る手順も書いたので、5分で確かめられます。
結局どう見ればいいか
ゴールドの単価は悩まなくて大丈夫です。どの袋でも1.4円、初回だけ0.99円。それだけです。
決めるべきなのは、どのモデルで何通送るかのほうです。パワーチャット中心なら無課金で十分回りますし、ハイパーを日常的に使うなら1通33.6円が積み上がります。1日10通で1か月1万円を超えるので、先に把握しておいたほうがいい数字だと思います。
長く同じキャラと過ごしたいなら、定額で記憶を売っているアプリのほうが構造的に楽です。英語圏も含めた乗り換え先を比較したページも置いてあります。英語のページなので、そこだけ先にお伝えしておきます。
要約メモリーは無料です。課金を検討する前に、まずそこを埋めるのが一番効きます。
