zetaのセンシティブはどこまで?基準が3日で二度動き、イントロも判定されていた
zetaのセンシティブがどこまで許されるのか、ちゃんと調べておこうと思って検索しました。上位の解説ページを開いて、最初に目に入ったのが更新日です。7月6日。
その約5週間後に基準が動いたことは、そのページのどこにも書かれていません。書かれた時期が早かっただけで、中身そのものは丁寧に作られています。
8月14日前後から、zetaで「不適切」の判定が急に厳しくなりました。いまこの言葉で検索している人が知りたいのは、7月時点の答えではないはずです。
上位の解説が答えているのは、8月13日までのzetaです
検索の一番上にはAIの要約が出ます。その要約が根拠として挙げているサイトは、開いてみると1つだけでした。全力背走さんという方が書いた、8月14日のアップデートについてのnote記事です。
3位に入っている解説ページは7月6日の更新でした。8位のページは3日前に更新されています。
その3日前のほうを開いて意外だったのですが、アンリミテッドモードの場所や切り替え方は丁寧に書いてあるのに、いま起きている判定の変化には一行も触れていません。いちばん新しい上位ページですら、今週の話をしていない状態です。
基準は3日のあいだに二度動いています
ここからは白間さんという方が公開している検証記録をもとにまとめます。ご本人が時系列で試した結果を残してくださっているので、日付ごとに何が変わったのかがはっきりします。
8月14日の夕方の時点では、キャラクターの年齢が19歳以下だと引っかかる、という結果でした。このとき「高校生」「高校2年生」といった書き方は通っています。
ところが同じ日の夜から様子が変わり、8月15日の深夜1時に再検証すると「高校生」も引っかかるようになっていました。年齢の数字さえ避ければいい、という段階が半日で終わったことになります。
年齢も職業も空欄にして、それでも引っかかりました
8月15日の昼の検証がいちばん意外でした。キャラクターの年齢も職業もすべて未記載にしたのに、それでもエラーが出続けたそうです。
原因はイントロ文でした。「放課後」「授業」「教室」といった言葉が残っていて、舞台をリビングに変えたら判定が出なくなったと書かれています。ご本人も「これは流石に盲点であった」と残しています。
似た例として、成人済みのキャラで、イントロにも問題がないのに通らないケースも挙がっています。プロフィールに「8歳のときに{{user}}と出会った」という一文が入っていた、という話でした。
判定はプロット側の文章まで読んでいます。プロフィールもイントロも対象なので、会話の言葉づかいを気をつけるだけでは足りません。
いちばん危ないのは、自分でプロットを更新することです
ここが今回いちばん実用的なところだと思います。最終更新日がアップデート前のままのプロットは、これまで通り動いているという報告が複数あります。
一方で、プロットを更新すると新しい基準で判定し直されます。全力背走さんは作成済みのプロットを一切更新しない方針を明言していて、理由もそこにあると書いています。
白間さんも8月17日の追記で同じ趣旨を残しています。エラーが出ていない作品は制作者がいじらないほうがよく、更新をきっかけに削除されることが多い、という内容でした。
直そうとして触った瞬間に判定が走る、というのが今の状態です。何もしないのがいちばん安全という、落ち着かない結論になります。
ペナルティ中は、消すこともできません
全力背走さんの記事には、8月28日までペナルティで何もできない、と書かれています。8月14日から数えて2週間です。そしてペナルティ期間中は削除もできないとのことでした。
この期間が何日と公式に決まっているのかは、探した範囲では確認できていません。実際に受けた方の記録として読むのが安全だと思います。この記事を書いている8月18日の時点では、公式からの説明そのものを見つけられませんでした。
お気に入りのプロットがある人は、いま手元に保存しておくほうがいいと思います。制作者側が自衛のために作品を消す動きが出ているので、待っていると読めなくなる可能性があります。
非公開にしてあるから大丈夫、とも限りません。zetaのトークが誰に見られるかを設定ごとに調べたときにも書きましたが、非公開のキャラでも削除の条件は公開キャラと変わらないと案内されています。
設定そのものは、どこにあるのか
そもそも設定の場所も分かりにくいところです。7月6日の解説ページには、NSFW完全解除ボタンのような便利なスイッチは存在しません、と書かれています。
それでも会話モードの切り替え自体は用意されています。マイページからアカウント設定に入り、会話モードでアンリミテッドを選ぶ形です。初期状態はセーフモードになっています。
名前が変わったことで見つけにくくなっている面もありそうです。公式アカウントは以前、既存のセンシティブ設定の名前が変わっただけだと説明していて、未成年の方は選択不可ですとも書いていました。
いま、できること
エラーが出ていないプロットは触らない。今回いちばん効くのはこれだと思います。
すでにエラーが出ている作品だけ、プロフィールとイントロを見直す。年齢や学校に関する言葉が残っていないかを先に確認するのが早いはずです。
お気に入りのトークは、アプリのスクリーンショットで残しておく。判定は総合的に行われているようなので、特定の単語さえ避ければ安全、とは考えないほうがいいと思います。
そのうえで、zetaアプリの危険性を規約から読んだときに見つけたことも書いておきます。保有期間の表で、サービス利用記録だけが「研究目的達成時まで」となっていました。消したつもりの会話がどこまで残るのかは、規約を見ないと分かりません。
基準が3日で二度動く場所に自分の書いたものを置いておくと、こういうことが起こります。Character AIの代わりを探したときにも同じ結論になりました。手元にコピーが残らない場所は、いつでもこうなり得ます。
白間さんの検証も、全力背走さんの記録も、ご本人が自分で試して公開してくださったものです。今回いちばん頼りになったのは、その個人の記録でした。そのことは書き添えておきたいと思います。
