ハンバーグそば【我が干しそば道 精進の13杯目】
【我が干しそば道 精進の13杯目】
●メニュー名:
ハンバーグそば

●解説:
本日は、三大駄そばの付き人から立身出世し、昨今では「駄蕎麦四天王」の一杯として語られる「ハンバーグそば」の登場だ。そもそも三大駄そばとは何か?それは駄そば大衆そば、つまり主に町の立食いそば屋や駅そばで人気の、マニアックでクセになる旨い一杯のことだ。
コロッケそばを筆頭に、唐揚げそば、そしてメンチカツそばが控える。その三大駄蕎麦に、まるで腰巾着のように付きまとう存在だったのがこのハンバーグそばだったのだ。
ちょうどTVの時代劇で有名な、あの水戸黄門ご一行の、ウッカリ八兵衛のような存在ではないだろうか。
しかしだ諸君!ハンバーグそばは今では駄蕎麦ヒエラルキーの頂上「駄蕎麦四天王」の殿(しんがり)を務めるまでに出世したのだ、大したものじゃないか。

・・とはいえだ、それでも
「なに?ハンバーグそばが殺られた?」
「なになにアイツは駄そば四天王の中でも最弱‥(フッ」
・・といった立ち位置である。ハンバーグそばも、まだまだ精進が必要ということだ。

今回使用の肝心のハンバーグは「昭和から令和の21世紀までいつも美味しさありがとう!」のマルシンハンバーグを使用、我ながら余地のない選択だ。このマルシンハンバーグを見てハンバーガー自販機の伝説「グーテンバーガー」さらには「マックバーガー」を思い浮かべる御仁は中々の昭和マニアだ。実はマルシンの今はなき子会社マルシンマックが、あのグーテンバーガーを自販機の展開と共に製造していたのだ。グーテンバーガーの名称は、その昔は「マックバーガー」であったが、後に日本に進出してきたマクドナルドに控訴をおこされ、めんどくさくなったのかマルシンマック側が商品名を変えたように記憶している。その結果生まれたグーテンバーガー(中身は同じ)は大ヒット、ハンバーガー自販機といえばグーテンバーガーといった一時代を築くに至った。
だがそのグーテンバーガーは既にない、マルシンマックは親会社に吸収される形で解散し、マルシン自体も自販機展開をやめたからだ。
そうそう、このマルシンハンバーグのキャラ「みみちゃん」は、髪の毛のカールが魚、リボンの曲線が豚のしっぽと、発売当初の本商品の原材料を表現したデザインになっているが、これは1962年の発売当時の主原料が鯨肉・豚肉・マグロであったことから、このようなデザインになっている。
今のように獣肉だけになったのは確か2011年頃ではなかったか。今となっては発売当初の頃の味を堪能することは叶わないが、それでもマルシンハンバーグはイシイのハンバーグと並んで、当時の味を色濃く残す昭和レトロ味の逸品なのである。
そして本日使用の干しそばは、イオンのトップバリュで販売される干しそば「香りとのどごしそば」である。しかしイオンのプライベートブランド品だと侮るなかれ、この干しそばは、干しそば老舗の一社「滝沢食品」製なのだ。
「‥これは、いいものだ(マ・クベ大佐調で回想希望)」
私が9年を超えるこの干しそば道に一歩足を踏み込んだ切っ掛けの干しそばなのである。
●干しそば:
イオン ベストプライス「香りとのどごしそば」
製造:滝沢食品

●つゆ:
キッコーマン濃いだし本つゆ
ヤマサしょうゆ
(つゆ50cc しょうゆ10cc 水300cc)

●ハンバーグ:
マルシンフーズ製 マルシンハンバーグ


●長ネギ:
千葉県産

●七味唐辛子:
エスビー

●コメント:
発売当初のマルシンハンバーグは、前出の通り、鯨やマグロなどを使っていたために今のものと味が異なっていた。魚肉ソーセージを焼いたことがある人ならば解るだろうが、当時のものは独特の塩っけが強く、一般的なハンバーグと違いコクが薄いものだったように記憶している。そう考えると確かに現在のマルシンハンバーグの方が万人受けはするだろう。
しかし私のように昭和40年代生まれとなると、あの当時のマルシンが懐かしく思えてしまうのだ、フフフ老いたな私も‥。
●諸注意:
中々味わい深い一杯なのだが、オイリーでボリューミーなので、私個人としては2日連続は無理ゲーな一杯である。
●全日本干しそば党 党首より:
干しそばの神様そば神様 天干細蕎麦命(アメノホソホシギョウバクノミコト)様、お陰で本日も世の立食いそば屋さんに引けをとらない一杯が点てられました、ありがとうございます。
そしてこれからもお導きの程、何卒よろしくお願いいたします。
蕎麦神様は偉大なり!
蕎麦神様は偉大なり!
蕎麦神様は偉大なり!<イスラー○調で
諸君、干しそばの光に( ゚д゚ )クワッ!!
-------------------------
●追伸:
全日本干しそば党の歴史は、Instagramから始まった。
https://www.instagram.com/sanada_do/
※本稿は、Instagram 2025年8月13日のPOSTより引用・加筆
