親子共創プロジェクト「子どもとやりたい100のこと」―― STEP1|夢を“管理しない”で、まず並べる
以前の記事で、
親子共創プロジェクト「子どもとやりたい100のこと」について書いた。
それは、
「ちゃんとした教育プランを作ろう」とか
「後悔しない子育てをしよう」という話ではない。
もっと手触りのある、こんな問いだった。
子どもと過ごすこの時間を、
どんな“経験の束”として残したいか。
正解はないし、
今すぐ決めなくてもいい。
でも、
考えないまま過ぎていくには、少し惜しい時間だとも感じていた。
この記事は、
そのプロジェクトを進めるための最初の一歩。
STEP1として、
いちばん大事なところだけを切り出して書いている。
やることは、驚くほどシンプルだ。
※この記事を書いている私は、仕事・家族・健康を同時に考えながら、
経験をどう編集すると人生が立体的になるか考えている普通の会社員です。
STEP1の目的は「夢を管理しない」こと
管理し始めた瞬間に、
夢は「評価される対象」になってしまう。
STEP1では、そこに行かない。
STEP1でやるのは、
計画を立てることでも
優先順位を決めることでも
現実性をチェックすることでもない。
ただ、並べる。
それだけ。
ここで一番大事なのは、
「ちゃんとやろう」としないことだ。
大小関係なく出す
旅行
日常の小さな遊び
いつか行きたい場所
しょうもないこと
夢っぽいやつ
できるか分からないやつ
全部OK。
「こんなの書いても意味ある?」
と思うものほど、消さないでほしい。
この段階では、
立派かどうか
実現できそうか
他の家庭と比べてどうか
そういう基準は、ぜんぶ不要。
「100」じゃなくてもいい
タイトルは「100のこと」だけど、
最初から100個出なくても、まったく問題ない。
10個でも
30個でも
途中で止まってもいい。
ここで大事なのは、数じゃない。
「自分たちは、どんな時間を大事にしたいのか」
という素材が、外に出ていること。
書けなかったことも、
今は言葉にならない気持ちも、
このプロジェクトの一部だと思っていい。
夢枠を消さない
このSTEPで、
いちばんやってほしくないのはこれ。
無理そうだから消す
お金かかりそうだから消す
今は忙しいから消す
それ、全部あとで考えればいい。
STEP1は、
夢を現実に引きずり下ろす工程じゃない。
むしろ逆。
現実に押しつぶされる前の、
“素の願い”を拾い集める工程だ。
さぁ、少し読むのをやめて手を動かしてみよう。
ここまでやってみて、たぶん今こんな感じ
実際に並べてみた人は、
今こんな状態かもしれない。
いい考え方だな、とは思う
思ったより色々出てきた
ちょっと楽しかった
自分が何を大事にしたいか、少し見えた
でも同時に、
「で、このあとどうすればいいんだろう?」
という感覚も、残っていないだろうか。
それでいい。
というか、それが正解。
このプロジェクトは、
「すぐ次の行動が決まらない状態」を
ちゃんと通過するようにできている。
まだ整理しきれていない感じが残る理由
このSTEPでは、
あえて整理していない。
いつやるかを決めていない
できる/できないを分けていない
優先順位もつけていない
だから、
今すぐできそうなこと
少し準備がいりそうなこと
かなり先の話
体力が必要そうなこと
が、全部同じ場所に並んでいる。
それは失敗じゃない。
このプロジェクトの設計通りだ。
でも、次の問いはもう生まれている
並べたリストを眺めていると、
こんな感覚が、自然に湧いてこないだろうか。
これは今できそうだな
これは少し先かな
体力があるうちにやりたいな
これ、同じ年に全部は無理だな
ここでやってほしいのは、
分類でも整理でもない。
ただ、
「あ、これ同じ箱に入れる話じゃないな」
と、気づくだけ。
STEP1は、ここで終わっていい
STEP1のゴールは、
完成したリスト
きれいな計画
実行スケジュール
ではない。
夢が、雑多なまま“存在している状態”。
それができていれば、もう十分。
モヤっとしているなら、
ちゃんと考え始めている証拠だ。
次に進むかどうかは、今じゃなくていい
次のSTEPでは、
この並んだ夢たちを、
時間
フェーズ
お金
家族の状態
という視点で、
そっと置き直していく。
人生を、少し立体にする工程だ。
でも、それはまた別の記事で。
STEP1のまとめ
夢は、最初から管理しなくていい。
まずは、並んでいる状態を許す。
親子共創プロジェクトは、
正解を作るためのものじゃない。
一緒に考え続けるための、
“入口”をつくるだけ。
追伸
実際に「並べてみた」人もいると思う。
正直、
このSTEP1だけで終わっても、全然いい。
夢を言葉にできた
家族との時間を考えるきっかけができた
「大事にしたいもの」が外に出た
それだけでも、
このプロジェクトを始めた意味は、ちゃんとある。
無理に続きをやらなくてもいいし、
「今はここまでで十分」と感じたなら、
その感覚を大事にしてほしい。
もし、こんな気持ちが少しでも残っていたら
一方で、
並べ終えたあとに、
こんな違和感が残っている人もいるかもしれない。
これ、全部同じ重さじゃないよな
いつやるかを考えないと、結局流れていきそう
「やりたい」で終わらせたくない気もする
この感覚が出てきたら、
それは「ちゃんと向き合い始めた」サイン。
ここから先は、
夢を削る工程ではなく、
夢がちゃんと居場所を持てる工程に入っていく。
だからSTEP2も用意した。
STEP2では、こういうことをやる
次のSTEP2では、
STEP1で並べたリストを、こんなふうに扱っていく。
今できるもの
週末や休日向きのもの
節目に置きたいもの
体力や年齢が合う時期にやりたいもの
夢を「優先順位」で並べ替えるのではなく、
時間の“棚”に、そっと置いてみる。
すると不思議と、
今はやらなくていい夢
でも消さなくていい夢
が、自然に分かれてくる。
無理に進まなくていい。でも、進める場所は用意してある
このシリーズは、
焦らせない
決断を迫らない
正解を押しつけない
ことを前提に作っている。
だから、
STEP1で止まるのもOK
気が向いたときに続きを読むのもOK
どちらも、正しい選択。
ただ、
「もう半歩だけ整理してみたい」
と思ったときのために、
続きを用意している、というだけ。
次の記事について(案内)
STEP2|時間の“棚”に置いてみる
※ここからは有料記事になります。
夢を削らず
生活を壊さず
家族のフェーズに合わせて
人生を少し立体にしていく工程
「100のこと」を
続けられる形に変えるためのSTEPです
ぜひ“考え続けられる家族”でいるための道具として活用してみてほしい。
STEP2:
いつの話かを決めるSTEP3:
その未来を、今の生活に接地させるSTEP4:
ブレても戻ってこれる更新ルールを作る
▼このnoteを書いた人

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