大分県・宇佐市|鬼のミイラは確実に人間ではなかった👹
先日、大分県宇佐市あたりを散策しようと思ってGoogleマップとにらめっこ。
すると、「鬼のミイラ」が安置されているお寺を見つけましたので、行ってきました!
ミイラと聞くと真っ先に思い浮かぶのが即身仏。
密教の修行のひとつで、地下空間などに籠もり、防腐のために漆を飲み、飢えを感じないように木の根を齧り、飢餓状態になって亡くなった修行僧のことを指します。
山形県の庄内地方のお寺ではご本尊の即身仏をいつでも見せてくれますが、他の地域では一年に一回など決まった日に見れる場所が多いです。
今回、鬼のミイラが見れるのは十宝山大乗院。
なんと、いつでも見せてもらえるらしい。
お邪魔してみました!
鬼のミイラと対面!
この日は土砂降りだった。
朝9:30、誰も観光客はおらず、果たしてお寺の人に鬼のミイラを見せてもらえるのだろうか。
参道の入り口にはお浄めの塩が置いてあった。
珍しい!
体に塩をひとつまみかける。

長い階段を登る。
雨なので滑らないか心配だったが、私の靴はサロモンのトレイルランシューズ。
どんなコンディションでも信頼できる旅の相棒だ。

本殿の横には弘法大師様他、石仏が立ち並ぶ。
なかなか見事な彫刻の石仏!

そして、本殿に入ると、誰もいない。
ご住職に鬼のミイラを見せてもらえないのではないか?不安だったが、なんと本殿の祭壇に普通に置いてあるのだ、鬼のミイラが。
ご本尊の撮影はモラル的にダメなので宇佐市公式観光サイトより画像を拝借。

顔は50センチくらい、目も直径5cmはある...
人間とは思えないサイズ感で、なんと座高は140cm。
ツノらしいものが左右に付いている。
あばら骨はどうなっているの?
ツノを抜きにしても、サイズ感が人間離れしていて、人間のミイラなのか、はたまた作り物か。
いや、本当に鬼のミイラなのかもしれない...
真にそう思った。
この鬼のミイラには由来がある。
鬼のミイラは、ある名家に代々家宝として伝わったもので、ある時、やむ得ぬ理由で手放された。
その後さまざまな人の手を経た後、大正14年大乗院の檀家が購入(当時の価格で5,500円)したが、原因不明の病に倒れた。
鬼の祟りと考え、昭和4,5年頃に大乗院にミイラを安置してもらうこととなると、その病が治ったと言われている。
即身仏というより、ちょっと訳ありな遺物なのだろう。真偽の程はどうでしょうか。
修正鬼会という祭りの鬼👹
国東半島には、修正鬼会という鬼を仏の化身として迎え、火や加持を通じて五穀豊穣・無病息災を祈る正月の仏教行事がある。
その祭りの展示が大分県立歴史博物館にありました。

鬼がつけるお面が展示されており、その中には如何にも戦隊モノの悪役みたいなお面も👺

ん、なんか、このお面たち、鬼のミイラの顔にちょっと似ている。
鬼のミイラは国東半島に伝わる修験道の六郷満山の一環のものなのか。
謎が深まるばかりだ。
おわりに
「ミイラ?あぁ即身仏ね」として見に来ると意表をつかれるので、是非最近刺激が足りない方行ってみては?
それでは👋
長野県の即身仏に関する記事はこちら💁
大分の修験道・六郷満山に関する記事はこちら💁
