🚹夫の「ぼんやり時間」はサボりじゃない──『夫のトリセツ』が教える男性脳のリセット習慣
「妻の目には、夫である自分がどのように見えているのだろう?」
そんな疑問を抱いたことはありませんか。
僕もふと気になり、手に取ったのが
黒川伊保子さんの著書『夫のトリセツ』でした。
今回は、その中から
第2章①-14「男はぼうっとしている間に進化する」
という小節の内容を紹介します。
一見すると「何もしていない時間」に見える “夫のぼんやりタイム”。
実はそこに、男性脳ならではの重要な意味があるという話です。
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男性の「ぼんやり時間」は脳のメンテナンス
著者によると、
ソファでぼうっとしていたり、テレビやスマホを眺めている時間は、
「サボり」や「怠け」ではありません。
男性の脳にとっては、
脳の機能を更新する
ストレスをリセットする
思考を整理する
といったメンテナンスの時間だと説明されています。
前の小節では「男は沈黙でストレスを解消する」と書かれていますが、
沈黙とぼんやり状態は、男性脳にとって
「進化と回復のモード」
なのだそうです。
なぜ「ぼうっとする」と脳が整うのか
男性の脳は、もともと
狩り
戦略立案
問題解決
といった一点集中型の働きに向いた構造だと言われています。
何かに集中しているとき、男性の脳は外部の情報を絞り込み、
強く集中して処理します。
しかし、この集中状態が長く続くと、
脳は大きく疲労してしまいます。
そこで必要になるのが、
何も考えていないように見える
「ぼんやり状態」
です。
この時間に脳の中では、
記憶の整理
学習内容の統合
次の行動のイメージ
といった処理が、無意識レベルで行われていると説明されています。
妻から見ると「何もしない夫」に見える理由
一方で、妻側から見ると事情は少し違います。
家事や育児で日常的に動き続けていると、
「なんであなただけ座っているの?」
「私ばかり頑張っている」
と感じやすくなるのも自然なことです。
しかし男性側は、その時間を
心のリセット
明日のための充電
として感じていることが多いそうです。
つまり、
同じ時間でも、見え方が違う
ということなのですね。
夫婦関係を良くする実践ポイント
この小節では、夫婦関係をスムーズにするための考え方も紹介されています。
1. ぼんやりタイムを「敵」にしない
「またサボってる!」と責めてしまうと、
男性は防御モードに入り、さらに動かなくなることがあります。
そこで一度、
「今は脳のメンテナンス中」
と捉え直してみる。
それだけでも、イライラが少し和らぐと言われています。
2. お願いは「タイミング」をセットにする
とはいえ、ずっとぼんやりさせておく必要はありません。
例えば、
「ニュースが終わったらゴミ出しお願い」
「10分休んだらお風呂洗いお願い」
このように、
時間や区切りを具体的に伝えると
男性は行動しやすいとされています。
「今すぐ全部やって」よりも、
「一区切りついたら、これだけお願い」
の方が受け入れられやすいそうです。
3. 妻自身の「ぼんやり時間」も大切にする
著者は、女性にも
「何もしない時間」が必要だと述べています。
夫のぼんやり時間を尊重するだけでなく、
短時間の休憩
一人の時間
を意識して確保することも大切です。
お互いのオフタイムを尊重できると、
家庭の空気は自然と柔らかくなる。
そんなメッセージが伝わってきます。
まとめ
「ぼうっとしている夫」を見ると、
ついイライラしてしまうこともあるかもしれません。
しかし、
男はぼうっとしている間に進化する。
そう考えると、
その時間の見え方が少し変わってくる気がします。
そして大切なのは、
休む時間
家のことをする時間
この2つを、夫婦で言葉にして決めていくこと。
それが、
「使えない夫」から「気の利く夫」へと変わる
きっかけになるのかもしれません。
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