🚺「うるさい」ではなく「警報」だった──『妻のトリセツ』が教えてくれる小言の意味
妻との接し方がよくわからず、
ある日ふと手に取った一冊がありました。
黒川伊保子さんの著書『妻のトリセツ』です。
夫婦のコミュニケーションを、脳科学の視点から
わかりやすく解き明かした本で、
ベストセラーとして話題になりました。
今回は本書の中から、
第1章⑥「妻の小言は、セキュリティ問題と心得よう」
という節の内容を、概要とポイントを交えてご紹介します。
この章では、妻の「小言」や細かな注意を、
ただの不満や文句として受け取るのではなく、
家庭を守るための“セキュリティ警報”として理解しよう
という考え方が紹介されています。
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概要
妻が発するちょっとした注意や言葉は、
夫を責めたいから出ているわけではありません。
そこには、
「家庭内の危険」
「生活のトラブル」
「将来のリスク」
を未然に防ぎたいという、女性脳の働きがあると言われています。
しかし夫がそれを
「また文句か」
「うるさいな」
と受け取ってしまうと、妻の不安は解消されません。
すると、同じ注意が何度も繰り返され、
やがて言葉のトーンが強くなってしまう。
このような流れが起きやすいと説明されています。
ポイント1:妻の小言は「危険警戒モード」
女性脳は、家族の安全や生活基盤に関するリスクに敏感です。
たとえば、
「靴下を脱ぎっぱなしにしないで」
「ドアの鍵、ちゃんとかけて」
「子どもの宿題、見てあげてね」
こうした言葉は、単なる不満ではなく、
「トラブルの芽を見逃さないための警戒機能」
とも言えるものだと本書では説明されています。
ポイント2:夫側の受け止め方のコツ
妻の小言を「自分への攻撃」と受け取ると、
どうしても反発したくなります。
しかし、それを
「警報音」
として考えると、見方が変わります。
「どんなリスクを心配しているのだろう?」
と意味を翻訳することで、感情的な衝突が減る可能性があります。
たとえば、
「そうか、それが心配なんだね」
「じゃあ、こうしておこうか」
と、一度受け止めてから対策を考える姿勢が勧められています。
ポイント3:小言を減らすためにできること
妻の小言を減らすための一番の方法は、
リスクを先回りして対処することです。
たとえば、
鍵や火の元をきちんと確認する
子どものことを気にかける
お金や生活の管理に関心を持つ
こうした行動が増えると、妻の不安が減り、自然と小言も減っていきます。
さらに、
「いつも注意してくれてありがとう」
「助かっているよ」
といった一言があると、妻は自分の役割が認められていると感じ、
同じ注意でもトーンが柔らかくなりやすいとされています。
小言の裏側にあるもの
「また小言か」と思ってしまう言葉の裏には、
家族を守ろうとする気持ちがあるのかもしれません。
そう考えると、同じ言葉でも聞こえ方が少し変わってきます。
夫婦の会話の中にある小さなすれ違いを、少し違う視点から見直す。
そんなヒントを与えてくれる内容でした。
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