見出し画像

夫婦の過ごし方が分からなかった頃

結婚した頃。

お店が忙しくて、
毎日を回すだけで精一杯だった。

新婚旅行にも行かなかった。

行けなかった、というより、
どう過ごせばいいのかもよく分からなかった。

だから時々、
近所の温泉宿に泊まりに行った。

豪華な旅行ではない。

温泉に入り、
美味しいご飯を食べて、
同じ部屋でのんびりする。

ただ、それだけ。

豪華な食事も旅行の楽しみの一つ

でも今思うと、
あの時間は大切だった。

夫婦として何か特別なことをしたわけじゃない。

ただ一緒に疲れを癒やして、
同じ景色を見て、
同じご飯を食べていた。

それだけなのに、
少しずつ夫婦になっていった気がする。

最近まで、みられるのが恥ずかしかった。

結婚したから夫婦になるのではなくて。

一緒に時間を重ねながら、
夫婦になっていくのかもしれない。

✦ このnoteについて

はじめての方へ

✦ このテーマの記事

小さな親密さの記録

✦ 最近の人気記事

  1. 映画『国宝』を見て、私が最後まで理解できなかったもの

  2. ドラマ『ひらやすみ』が面白い件

  3. 呼吸が浅く、身体がガチガチだったらしい|初めての鍼灸で教わったセルフケア

いいなと思ったら応援しよう!

凪瀬 紬 | 観測記録作家 迷ったりこじらせたりしながら、それでも生存してきた記録です。 「もう少し読んでみたいな」と思ったら、気が向いたときにチップで応援してもらえたら嬉しいです。