2025 Best Album!
何とも早いもので、今年も残り1か月を切りました。
毎年この時期は、今年はどんな作品に出会ったか振り返るのが楽しみだったりもします♡“
そんなことを考えながら2025年どんな素敵な音楽に出会えた一年だったのか振り返り締めくくるべく今年も記事にしました〰︎
とは言っても、2025年も良作がたくさん!!
この厳選作業の振り返る時間が楽しくも辛い作業でして、絞ってもとんでもない作品数ですが…今回一同にご紹介していきます◎
さすがに順位はつけられないので順不同ですが、早速ご紹介していきます⭐︎“
【 Women’s Edition 】

Olivia DeanーThe Art of Loving
鬱陶しいほどにこれまでいろんな方に布教してきた狂愛するアーティスト!
前回のデビューアルバムからあっという間にスターダムを駆け上がるOlivia dean!待望の2ndアルバムは、来年2月開催されるグラミー賞の新人アーティストにもノミネートされましたね♡
今作“The Art of Loving“は、ロマンティックな愛・プラトニックな愛・自己愛・そしてその間にあるものなど様々な次元の愛について、優しく意図的に深く掘り下げた内容。
ほとんどの曲が、東ロンドンに作った自宅スタジオで大切な人々を招き温もりを感じられる環境で8週間過ごして制作されたそうだ。
先行リリースされた“Nice To Each Other”や“Lady Lady”は後にも残る普遍的な良さを感じるし、“Man I Need“や“So Easy(To Fall In Love)”はポップでキャッチーなサウンドと率直な歌詞が多くの共感を呼び瞬く間にその名を世に広めましたね〜
‘19年からずっと追いかけている一番好きな女性アーティスト♡どんどん大きくなる彼女に、希望と勇気を本当にたくさんいただいてます!
このアルバムはどの曲も引けを取らない、幾つになっても大切に聴きたい私の中のクラシックアルバムです✌︎

Hope TalaーHandwritten
ロンドン出身でウェストロンドンを拠点に活動する彼女は、学生時代に学校でギターとクラリネットを弾くことから音楽の道を歩み始めました。
2016年当時18歳で「Peace Freestyle」をSoundCloudでリリース。
その後もStarry AcheやSensitive SoulのEPをインディーリリースしロンドンで魅力的な若手歌手の一人としての地位を確立。
シングル「All My Girls Like To Fight」は再発売のゴシップガールのオープニングのサントラに、また音楽好きで有名なバラク・オバマの「お気に入りの音楽」にはこれまで3度選定されました。
「MAD」、「Tiptoeing」、「Party Sickness」のリリースではBBC Radio 1、Billboard、Rolling Stoneに加えその他名だたるメディアから高い評価を受け、グラミー受賞アーティストSZAの前座としてのパフォーマンスやロンドンをはじめNYやLAでのソロミニツアーはSOLD OUTし益々活躍が期待されるアーティスト!
今作は精神的な葛藤や失恋・新しい愛や友情・祖先や人間性への疑問と自己開示や内省をテーマに思い描き制作られたアルバムなんだとか。R&B、ソウル、ボサノヴァを融合した個性のあるサウンドに思慮深い彼女のメッセージが新鮮で心地よく魅力的◎特に「I Can't Even Cry」は本当にお気に入りの曲です♡
このアルバムのバラエティーの豊富さは、Olivia Dean同様に満足感高くてアルバムを通して聴くとお腹いっぱいになりますね!!
間違いなく今年リリースしたアルバムの中でも5本指に入る良く聞いた作品です♩

anaiisーDevotion & The Black Divine
ロンドンを拠点に活動するフランス系セネガル人のSSW。「癒しの力」、「神聖なる女性性」を探求し続ける新世代のディーヴァ!!
ソウル / R&Bなどのブラックミュージックとエクスペリメンタル・エレクトロニックを融合させた音楽で、本作ではレゲエやダブもシームレスに取り入れた素晴らしい完成度◎
深くて丸みのある歌声と土っぽい音の組み合わせ好きです♡"DEUS DEUS"や"My World(beyond)”が特におすすめ♩
彼女の音楽は意識して聞く前に、すでに2023年にSamm Henshawとのコラボ曲で出会っていました。今年リリースしたTheo Crokerのアルバムの1曲にもfeat.で参加していましたね!!
今後の期待も高まるアーティストです!!

Amber MarkーPretty Idea
アメリカを拠点とするSSW/プロデューサー。
1993年にドイツ出身のアーティストである母とジャマイカ系アメリカ人の父の間に生まれる。幼少期にドイツ・インド・ネパールなど様々な国を転々とした経験がヒップホップ、コンテンポラリーR&B、ソウル、ボサノバなど多様な音楽要素を取り入れたジャンルを横断する独自のサウンドを生み出している。
'17年に1stアルバム『3:33am』をリリースし、翌年にはEP『Conexão』を'22年には2ndアルバム『Three Dimensions Deep』をリリースしました。
最近では、サブリナ・カーペンターのツアーの前座アクトに選ばれてましたね!!
‘17年にリリースの1stアルバムの"Lose My Cool"から彼女をチェックするようになったんだけど、しっかり厚みのあるソウルフルな歌声にポップさやバウンシーなベースがとても好み◎
個人的には1曲目"By the End of the Night"・3曲目"Too Much"・5曲目のAnderson .paakがfeatした"Don't Remind Me"がお気に入り!
5曲目はクリスマスシーズンに向けて聴きたくなるキラキラした冬にぴったりの音楽でおすすめ!!

CelesteーWoman Of Faces
1994年にカリフォルニア州カルバーシティで、イギリス人の母とジャマイカ人の父の間に生まれイギリスを拠点に活動するSSW。
2014年にAvicii、Tieks、Real Liesなどのエレクトロニック・ミュージックのプロデューサーにボーカル提供することでキャリアをスタート。‘17年にリリー・アレンのレーベルBank Holiday RecordsからEP 「The Milk & the Honey」でソロデビュー、 ‘18年にポリドール・レコードと契約。
‘19年ブリット・アワードでライジング・スター賞を受賞。‘21年のデビューアルバム『Not Your Muse』はUKアルバムチャートで初登場1位獲得・ブリット・アワードでアルバム・オブ・ザ・イヤー、最優秀女性ソロアーティスト、最優秀新人賞にノミネートされ、 マーキュリー・プライズにもノミネートされた。同年、映画『シカゴ7裁判』 (‘20年)の主題歌“Hear My Voice“で共同作詞により、アカデミー賞主題歌賞にもノミネートされた。
デビューアルバム『Not Your Muse』が本当に素晴らしくて大好きなのですが、今作は2作目のスタジオアルバム。
聴いた印象は、管弦楽器を使ったスケールの大きい(Jordan RakeiやJacob Collierほど大編成ではないけど)音楽を作ったな〜です!
ミュージシャンが増えるほど、お金も時間もかかる音楽に挑戦するミュージシャンは希少な存在だな〜と思います:)
ソウルフルでジャジーな圧倒的歌唱力◎Amy WinehouseやADELを思わせる、系譜を継ぐ素晴らしいアーティストなのでソウル好きにはぜひ必聴していただきたいアーティストです!!

Nectar Woodeーit's like I never left
ロンドンを拠点に活動するソウルポップ・シンガーソングライター。
‘99年にイングランド・ミルトンキーンズで生まれる。ガーナ人の父とイギリス人の母を持ち、幼少期から音楽とアートに囲まれた環境で育つ。ロンドンの音楽学校で音楽を学び、在学中からオープンマイクや即興セッション、バンド活動を通じて音楽キャリアをスタート。Mom Tudieとのコラボ曲「Fear Leads Us On」で注目を集め、‘22年にソロデビューシングル「For the Best」を自主リリースし、‘23年にコミュニオン・レコーズと契約。以降、「Good Vibrations」「God Talks Back」などのシングルを発表し、Spotifyでの再生回数は100万回を超えるなど急速に注目を集める。Lauryn Hill、Erykah Badu、D'Angelo、Amy Winehouseなどから影響を受けており、西アフリカ音楽のリズムや感情表現を取り入れた独自のスタイルを確立している。
今作のEP『it's like I never left』は、家族と二重のルーツを祝福した作品。プロダクションにはJordan Rakeiが参加し、ビジュアルのクリエイティブ・ディレクションはLittle Simz・Ezra Collectiveの作品を手がけたMarcus Greyが担当。
今作のプロダクションに私の好きなJordan Rakeiが関わっている曲があると聞いていたが、1曲目を聴くだけですぐに理解した!やっぱり特徴出ますね〜
このアルバムはソウル・ジャズ・R&Bの要素を含んだ作品で、これに限らず過去の作品もすごく良いのでぜひ聴いてほしい。おすすめしたい女性ソウルシンガーの1人です♡!
余談ですが今年の9月に初来日し、東京は恵比寿のブルーノートプレイスでライブを開催しましたね!!

Amie BluーWhen all is said and done
若干21歳のサウスロンドンを拠点に活動するSSW
内省的で力強いリリックに優しいソウルフルな歌声が印象的!
Faye Websterのツアーサポートアクトを務めた実績もあります。
活動を始めた2022年から3年が経ちデビューアルバムをリリース。
若くして落ち着きがあって、あれこれ付け足さないシンプルな音楽にとても好感!
乾いた深みと肩の力が抜けたリラックス感のある歌声がよくて、これからどんな歳の取り方をして音楽に反映されていくのか楽しみなアーティスト♩
このアルバムはジャケット写真のように、冬の静かな夜がとても良く合います◎
息づかいまで聞こえてくるような親密さが心からじんわり温まるようなアルバムで、木や火の温もりが感じられるような静かなリラックスした空間でぜひ聴いてみて欲しいです。

LaufeyーA Matter of Time
ジャズとクラシックを取り入れた独自のポップなサウンドで注目を集める彼女。
グラミー賞を受賞したアルバム『Bewitched』およびそのデラックス版に続く、キャリア3枚目となるアルバム『A Matter of Time』
人生や愛に伴う苦しみを内省的に描いた、美しくも繊細なこの作品。
彼女が紡ぎ出す世界観にさらなる深みと広がりを感じさせて、進化を続ける彼女に目が離せません!
1曲目の“Clockwork”のイントロから彼女の世界観全開で、何か始まりそうで知らない世界に連れ出されるワクワクするサウンドにはやられました◎
ボサにジャズとクラシックが融合したユニークな音が印象的な“Love Girl”、いつにも増して陽気な日照時間に聞きたい、つい歌い踊り出したくいなる音楽です。その他2曲の“Silver Lining”“Tough Luck”もそれぞれ違った表情で、アルバムの楽曲の幅広さが伺えてとても楽しい内容です♡
どのアルバムも好きだけど、今作はよりドラマティックな仕上がりですね♩

Frida TourayーHomebody
ガンビア系スウェーデン人のSSW。
2010年に渡英しBIMMを卒業、これまでにバックボーカルでツアーやレコーディングにLianne La HavasやJordan Rakei・Liam Gallagher・Ed Sheeran・Ellie Goulding、最近ではJalen Ngondaなど多くのアーティストと共演を果たしている。‘20年にはLianne La Havasの新作やJordan RakeiがCommonをフィーチャーした「Signs」では共作者として参加し、さらに‘22年にはゴールディーのデュオ・プロジェクト“Subjective”のシングル「Lost」でトム・ミッシュと共にfeat.アーティストとして参加。同時期にEdition Recordの新カテゴリー・レーベル「E2 Music」と契約、同年にEP『Mending』をリリース。現地では“Frida Touray is an undiscovered gem”と絶賛されたリリースから約3年ぶりの待望のジャズ/ソウルの基盤で更に深みを見せた『Homebody』をリリース。
制作段階で声を奪われ静止を強いられる稀な病気と診断され、沈黙と静寂を余儀なくされたがその状況を自身の中で再構築、引き籠っていた家庭という静かな場所から前作以上の温かみのある楽曲を作り、本作を完成させたんだとか!!
彼女の深くて優しくも芯のあるヴォーカルが際立ったとても美しいアルバムです◎
とてもミニマルでオーガニックで、ストレートに内側に入ってくる音楽です〜

Maya DelilahーThe Long way Round
ロンドンを拠点に活動する若干24歳のSSW兼ギタリスト。
彼女を知ったのは‘20年頃コロナ禍にリール動画でのギター演奏をみて、柔らかく優しい綺麗な音色と心地よく耳に残るポップさが印象的だったから!
『もっと若い女の子にギターを弾く人が増えて、ギターは男性の楽器っていう固定概念を壊すことが私の目的』という彼女の発言も向き合う姿勢が感じられて素敵◎
(いつかは、Haimがロックが男性の音楽て考えを払拭したいて言ってましたね!)
近年女性アーティストの力強さを感じます、かっこいい!!
そんな彼女の待望のデビューアルバムは名門Blue Noteから!!
2025年の今年にはSpotify“Artist To Watch”に、Fender nextの“Class of 2024”にも選ばれ、日本では今年フジロックの出演とVulfpeckとのコラボステージで世間を賑わせました♩
個人的にはバウンシーなベースで始まる“Squeeze”に完全に心を奪われましたね♡
カフェタイムや寝る前など、自宅でのんびりリラックスして聴きたい音楽としてもおすすめです〜

Emma-Jean ThackrayーWeirdo
Jorja Smith、Ezra collective、Nubya Garciaらと共に名を連ねる英国の新世代ジャズシーンの才媛、マルチ奏者/プロデューサー/ヴォーカリスト。
もともと神経多様性とメンタルヘルスについての瞑想として構想された「Weirdo」は、'23年1月に長年のパートナーを自然死で突然失ったことをきっかけに発展し、非常に個人的でありながら普遍的なアルバムに仕上がった。複雑な音楽構成に生々しい感情、絶望や決意、回復へと向かう彼女が記されている。
アルバムについて「当初、このアルバムは私自身の精神的な問題を処理し、受け入れるための手段でした。その後、それは悲嘆の日記となり必然的に私のセラピーとなった。いろんな意味で『WEIRDO』の制作は私の人生を救ってくれた。この音楽が、同じような経験をしている人たちの心に響くようなものになればいいと思っている」本人ははそう語っている。
グランジにポップ、ソウルからPファンク、ジャズなど、様々なジャンルをミックスしたなんとも形容し難いオリジナリティあるサウンドに仕上がっています◎
'21のアルバム『Yellow』も凄く凄く好きな作品だけど、今回はまた違った彼女の一面が感じられるよりパーソナルなアルバムになりました!
彼女の音楽はいつも新しい発見があって耳が楽しい。

Madison McferrinーSCORPIO
アメリカはブルックリンを拠点とするソウルのSSW
Bobby McFerrinを父に、そしてTaylor McFerrinを兄に持つ音楽一家!
兄とコラボレーションしたEP『You + I』では自身のプロジェクトで初めて楽器を用いて話題となった。
このアルバムには個人的に、いまだにとてもお世話になっております♩
Gilles Peterson監修によるコンピレーション『Bubblers』に抜擢されるなど一躍注目の存在になり、さまざまなコラボレーションやリリースを経て主要メディアから高評価を獲得◎
今回のアルバムも本当に最高です!
語彙力が無くて上手く説明できる言葉が見つからないのでシンプルに聴いてみてください!とだけお伝えします笑

Yazmin LaceyーTeal Dreams
イーストロンドン出身のSSWのYazmin Laceyは、Gille Petersonの目に留まったことをきっかけに注目を集めた。彼女の才能ある歌声を気に入りEzra CollectiveやそのメンバーでもあJoe Armon-Jonesも過去に作品で共演を果たしている。Erykah BaduやLauryn Hillを引き合いに出し賞賛された1stアルバム『Voice Notes』から待望の2ndアルバム!
ソウル・スカ・ラバーズロック・インディーを融合させた彼女の特徴的なサウンドをベースに、実生活、深夜の考え事、急遽決まったタイ旅行などを歌った、鮮やかで感情豊かなアルバムに仕上がっている。
なによりまず、彼女のソウルフルで乾いた丸みのある歌声が本当に好きです♡
そこに厚みのあるグルーヴィーなベースと土っぽい音のニュアンスも私好み◎
つい体が動いてしまう音楽です〰︎♫

KokorokoーTuff Times Never Last
2枚目のスタジオアルバム「Tuff Times Never Last」は、人生で発生する多くの二元性をしっかりと保持し、受け入れることを楽観的に思い出させる、活気に満ちた11曲のコレクション。アルバムを通して一体感、コミュニティ、官能性、子供時代、喪失、そして何よりも忍耐を探求した内容になっているそう。
アートワークは、Apple Musicやその他著名な企業から制作依頼の経験もあるイラストレーターのLuci Pina( @luc.ipina )によって描かれた。スパイク・リー監督の1994年の映画『Crookyln』とリック・ファミュイワ監督の1999年の大作『The Wood』をオマージュした作品でもあるそうです。 バンドはこれらの映画を、黒人の家族、コミュニティ、回復力を心温まる形で表現したものであり、ロンドンっ子である彼らにとって癒しとなるものだと考えた。 だからこのアルバムは、彼ら自身の感情、希望、夢を分かち合った内容になっているんだとか。
デビュー・アルバム『Could We Be More』が全英アルバム・チャート30位を記録し、ガーディアン紙、テレグラフ紙、フィナンシャル・タイムズ紙、ジャズワイズ紙、CRACK誌、ダウンビート誌から絶賛され期待が高まるアーティストの1組です。
ジャケットのアートワークもすごく可愛いし、緩さのあるアフロビーツが夏にとても心地よくて良く聴きました!!この作品のオマージュになった映画を観て作り手の意図を理解しながら楽しむのもおすすめ♩
【 Men’s Edition 】

Bon IverーSABLE, fABLE
前作のEP『SABLE』が孤独の作品だったのに対し、今作の『SABLE,fABLE』は差し伸べられた手を表し新しく美しい時代に焦点を合わせているんだとか。
どの曲も特定の人物に向けられた愛であり、強烈な明晰さ、集中力、誠実さを表している。
パートナーや新しい思い出、もしかしたら家族かもしれない、愛には紛れもない癒しがある。 誰かと結ばれることは、突然大きく開いたドアから差し込む光のように感じられるかもしれない。 日々の中でいいこともあるし、新しい章に到達してもまた泥沼に戻る。寓話はハッピーエンドで終わるものではなく、教訓を得るためにあるのだと彼は述べる。
「Walk Home」と「If Only I Could Wait」はダニエル・ハイムをfeat.した曲です!
個人的に好きなのは3曲目の“SPEYSIDE”(とてもオーガニックで繊細な歌声に聴き入ってしまう)と6曲目の"Everything Is Peaceful Love"(途中たわんだ音が良いアクセントでたまらないね◎)。
彼の作品は個人的に毎回ヒーリング効果がすごくて、疲れたりしたら定期的に聴きたくなるアーティストです。2016年東京で観た彼のライブは、あまりに美しくて神聖で今でも鮮烈に覚えています!!
どれか1曲ではなく、アルバムを通してじっくりと素材を味わう気持ちで聴いてほしい作品です◎

Jacob CollierーThe Light for Days
2018 年から約7年をかけて昨年完結したDjesseプロジェクト4部作。グラミー賞4度受賞、ノミネート9度を獲得し、50を超えるアーティストとのフューチャリング。10万人以上のオーディエンスを交えた合唱を収録するなど、かつてない壮大な規模の旅路を終えた「Z 世代のモーツァルト」Jacob Collier。壮大な音の旅を終えた天才が次に訪れたのは、歌とギターだけのミニマルな世界。彼史上最もシンプルで最も感情的な、新境地を見せる究極のアコースティック作品!
数百にも及ぶ多重録音による万華鏡のようなサウンドが特徴的ですが、今作は歌とギターだけのミニマムな音世界。この作品はロンドンの自宅にて僅か4日でレコーディングされ、自身の新曲を6曲に加えビートルズ「Norwegian Wood」、ビーチ・ボーイズ「Keep An Eye On Summer」など5曲のカヴァーを収録。
壮大な音楽を旅して来た彼があえてスケール感を捨てて一つの楽器という制約の中で表現する音楽と表現への探究心にはつくづく驚かされるし、強烈な印象と感動を与えてくれる◎
まるで息づかいまで聞こえて来そうな親密さと暖炉や焚き火を囲んでいるようなじんわり温もりが感じられるとてもオーガニックなアルバムです。
何歳になっても大切に聞きたいアルバムです!

JON BATISTEーBIG MONEY
ルイジアナ州のメテリー出身でニューオリンズにルーツを持つ彼は様々な顔を持ちます。ミュージシャン、バンドリーダー、SSW。アメリカの人気TV番組『ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア』の音楽ディレクター兼ハウスバンドのリーダーそしてテレビのパーソナリティ。アトランティックの音楽監督およびハーレムの国立ジャズ博物館のクリエイティブディレクターも務める!ディズニー映画"ソウルフルワールド"の音楽も担当した。
アメリカ南部の多様な音楽文化を背景に、それらのルーツやコミュニティをテーマに数日間のライブ録音で制作された。
人とつながる喜びに満ちたサウンド「ソーシャル・ミュージック」として、R&B、アメリカーナ、ソウル、ジャズ、ゴスペルなど多彩なスタイルをクロスオーバー!
彼の音楽にはソウルがある!聴くといつも生きている実感をもらえるアーティストです!!

The Mighty Tiny & The Many FewーBe The Good People
コペンハーゲンを拠点にSteven Jess Borth II とWalshy Fire(Major Lazer)によって結成されたコンセプトバンド。
3大陸に渡る15人以上のミュージシャン(デンマークのジャズの才能の最高峰)を集結し、ジャマイカ出身でサウスロンドンを拠点に活動するグラミー賞受賞作曲家・作家のRandy Valentineのコラボレーションでグローバルな視点と創造・表現で素晴らしいアルバムを作り上げ新しいレーベルAND&よりリリースされた。
JazzにSoulやFunkの要素が融合した、とても滑らかだけどパワフルで心地いい音楽です!!シンプルに削ぎ落とされた抜け感のある音の構成と乾いたソウルフルなRandy Valentineの歌声が◎
好きが高じて彼らの日本マーケットを任せていただいた自身にとっても大切な思い入れの深い作品です♩
▲彼らの作品やプロジェクトについて詳しく語ったインタビューも掲載中!

I Am An InstrumentーI AM AN INSTRU-MENT VOL.1
Steven Jess Borth IIをはじめデンマークの活気ある現代シーンから選りすぐりの音楽家を集め、ジャズとダブに関連するスタイルを広く捉えた一連の特別な公演を開催する完全即興のプロジェクト。
このアルバムは2019年1月のコペンハーゲンの寒い暗い冬の夜に約90人の観客の前で、6人が初めて音楽の空間で出会った瞬間を閉じ込めた内容に。
まずバンドのコンセプトにとても心が惹かれました◎その情報を知るとより特別な尊い作品と感じていただけると思います。
作りたい物を制作するのでは無く、どこに向かうか分からない物事を音楽を通して互いに探り合いながらも信頼して進んでいくことの難しさと美しさ!
音楽でありながらより芸術的な取り組みで、この音楽の楽しみ方や旨みは他の音楽と違った奥深さを秘めているなと感じます!これぞ瞬間芸術!←
このアルバムは音楽が手軽になった現代により意味をもたらす気がします〜
そんな尊い作品をぜひ皆さんにも聴いて欲しいな〜と思います。
次のプロジェクトの構想を少しお伺いしましたが、1人のファンでリスナーとしてもワクワクする楽しみな内容ですよ!!
▲こちらもアーティストにインタビューした記事掲載しているのでぜひご覧ください。

Joe Armon-JonesーAll The Quiet part.Ⅰ
ロンドンのジャズクインテットアーティストEzra Collectiveのメンバーでもある鍵盤奏者のJoe Armon-Jonesによる3作目となるスタジオアルバムの前編!
All The Quietというタイトルで2部に分けて構成されています。(後編は次にご紹介)
▲アルバムのコンセプトや今の時代に彼が考え大切にしたい事を語ったとて良い記事があるの、勝手ながらシェアさせていただきます!(この話を引き出したインタビュアーでライターの柳樂さんがすごい。)
彼の音楽は出来れば、デジタルよりアナロズで、アナログよりライブで体感して欲しい!!前作ではダブミュージックを楽しませてくれた彼が、今作でどんコンセプトをもとに音楽を通してどうストーリーテリングしているか、しっかり感受性を持ってアーティスのメッセージを読み取りながら丁寧に聴きたいアルバムです!!
個人的に彼の音楽に対する姿勢がとても好きなアーティスト♡
落ち着いていてあまり口数は多くない彼ですが、一度音楽の話になると自分の意見をしっかり持っていてさらりと嫌味なく謙虚に伝えるアーティストだな〜と感じます。
また周囲の方へのリスペクトがとても伝わる発言はいつも見ていて素敵だな〜と!!そんな人が作る音楽は自分の興味の範疇を超えてもいつでもちゃんと味わいたいなと思わせてくれる貴重なアーティストです。

Joe Armon-JonesーAll The Quiet part.Ⅱ
こちらが後編!
前回のジャケットでは音楽のユートピアが描かれていたけど、次作ではその場所が焼けて暗闇で人も居ない対照的な風景が描かれていますね…!
このアルバムが2部に渡ってどのようなメッセージを持って構成されているのか、上記の柳樂さんのインタビューを読むと詳しく理解いただけるはず!!
このアルバムは今年リリースされたアルバムの中でダントツでコンセプト含めてとても共感し強く印象に残ったアルバムでした!!彼の音楽に対する姿勢がとにかく好きだしリスペクトしています◎
デジタルの普及でたくさんの恩恵を受けているものの、なんだか消費的でこの先の未来で大切な物を失う気がして怖いと以前から公言してきた私。良いものを残す努力は製作側だけで無く、みんなの協力が必要だと強く感じます!便利だからと無意識の選択がどんな未来を招くことに繋がるのか、自分が守りたい文化継承ができる選択は何なのかこれを機に今一度考えるきっかけになると嬉しいな〜。
音楽に限らずね:)
彼の作品を通してとても強いメッセージを受け取ったし、手に取る人に問題提起する素晴らしい作品になったんじゃないかと思います⭐︎
少なくとも私はそう思わせてくれる作品やアーティストに出会えて幸せだ♡

Oscar JeromeーThe Spork
サウス・ロンドン出身のギタリスト兼ヴォーカリスト。
クラシックギターから始まり、ジャズに転身。ロンドンのTrinity Laban music schoolにて本格的にジャズを学び、数々のバンドと共演、JoeArmon-Jonesのプロジェクトに参加、アフロ・ジャズ・グループKokorokoにも所属していました。
個人的には彼のパーカッシブなギター演奏がすごく好きだし、ストリングスのピッキング音がたくさん聞けるので好きです♡
今回自分でこの記事を書いていて分かったけど、太くて丸みのある柔らかい音がとにかく好きなんでしょうね!笑
今作はとてもオーガニックでコンテンポラリーなフォークアルバム!
‘20年リリースの“Breathe Deep“もすごく好きなんだけど、今作は特にお気に入り。
余談ですが、個人的には2018年リリースの“Do You Really“で彼のファンになりました⭐︎そちらも良いのでぜひ聴いてみてね!!

VennaーMALIK
Yussef Dayesのサポートミュージシャンとしても活躍する若干26歳のサクソフォン。
彼のデビューセルフタイトルは、ゲストにはもちろんYussef DayesやJorja Smith・グラミーにもノミネートされていLeon Thomasなどその他豪華なゲストを迎えた内容でリリースされました!!
まるで歌っているような演奏が耳心地が良くて、すごく好きです。
音がグラデーションで変化して調和した、良い意味で目立ちすぎず、細くも存在感と強さのある繊細な演奏に惹かれます♡
アルバムリリース前から“My Way“は好きでずっと楽しみにしていたアルバム。
滲んだ余韻のある音が、心地よい浮遊感でお気に入りのアルバムです✌︎

Ife OgunjobiーTell Them, I’m Here
ナイジェリア出身でロンドンを拠点に活動する、グラミー賞受賞歴のあるトランペット奏者、作曲家、プロデューサー。
ロンドン南東部で育ちアフロビート、ジャズの影響を受け、ジャンルの垣根を超えた伝統と現代性を融合させた独自のスタイルを築く。
ご存知の方も居るだろう、彼はEzra Collectiveの主要メンバーでもあり‘23年にはマーキュリー賞、‘25年今年にはブリット・アワードでグループ・オブ・ザ・イヤーを受賞。
心地よいアフロビートで土着な重くて丸みのあるサウンドの“Zimbabwe”は特にお気に入り曲!そしてずっと大好きなSamm Henshawとのfeat.には歓喜!新鮮さもありながらどこかSamm Henshawが認知され出した頃のサウンドを彷彿とさせます。
Ezraのメンバーのソロプロジェクトは、グループ活動の時には伺えない個性が体感できて好きです!!

Nate SmithーLIVE-ACTION
グラミー賞ノミネート経験を持ち、深いグルーヴと様々なジャンルを融合したスタイルで知られ、パット・メセニーやホセ・ジェイムズといったレジェンド達と共演し、話題のドラムビデオで何百万人もの人々を魅了してきた現代最高峰ドラマーNate Smith。
今作でもグラミーにノミネートされていますね!昨今世界中で一大旋風を起こしているバンドVulfpeck(‘25年フジロック出演)の別動隊The Fearless Flyersのメンバーとしても知られています。
そんな彼が『 KINFOLK: Postcards from Everywhere 』や『 Pocket Change 』といった高い評価を得たプロジェクトに続き、Newアルバム「LIVE-ACTION」をリリースしました。
このプロジェクトには、Lalah Hathaway・Michael League・Lionel Louekeなど、ジャズ界の錚々たる顔ぶれが参加!ジャズやR&Bなど様々な音楽を展開するこのアルバムはリリースされてから今日までとてもお世話になっています!!
個人的にに“MAGIC DANCE”のあの音の雰囲気が好み♡
彼の演奏のタイム感やタイトでとても職人的なところがすごく好きで、ライブで生演奏を聴くとさらに流石だなーと感じるアーティストです◎

Robert Glasperーkeys to the city volume one
Apple Music限定アルバム第3弾『Keys to the City Volume One』
老舗ジャズ・クラブ「Blue Note New York」で毎年行っている「ROBTOBER」レジデンシーでのライヴ録音。Norah JonesやThundercatその他豪華メンバーとのコラボレーションと即興の魔法が収められた記念碑的なカヴァーアルバムとなっている。
Esperanzaの即興歌唱をフィーチャーしたオリジナル楽曲「Didn’t Find Nothing in My Blues Song Blues」は未計画の音楽をその場で作り上げいる会場の雰囲気やアーティスト同士の笑い声なども収められた和やかな雰囲気がまた良いです。
中でもYebbaをフューチャーした“Over”が一番のお気に入り!
歌詞にもの悲しいメロディーと彼女の声が相まって◎
こんな贅沢なライブ音源で聴けるだけで嬉しいけど生演奏が聴けたならこの上な幸せだな〜♡“

Theo CrokerーDream Manifest(Deluxe)
ファンタジーの世界に身を置き、自分の創造性を制限するあらゆる境界線や境界を解き放とうと制作したと語られている。
彼のジャズの定義は一般的なアメリカ人の解釈とは異なるようで、7年間中国に住んだ後にフロリダとサンパウロを行き来する彼の環境でのジャズはとても広義なんだとか。
色々なルーツをもつ彼にしかできない体験をもとにした作品。
ジャズをどう捉えるかは国や世代によっても様々だと思うけど、何かを革新していく人たちはいつも挑戦していてかっこいいな〜と思います。
今作はいろんな要素がシームレスに融合していていろんな側面で楽しめるジャズ・フュージョンなアルバムだと感じました!!
個人的にはこのアルバムを掲げた来日公演で、サポートミュージシャンにidrisが入っていて彼の生演奏が初めて体感できた喜びも大きかったな〜♩

Loyle Carnerーhopefully!
4作目となる今作は、30歳になり2人の父親になった彼が家族の力関係における自身の役割と立場についてより深い視点を持つようになりこれまでとは違ったアプローチで制作されたアルバムです。
今作のテーマは“癒し、無条件の愛、そして彼の人生の新たな局面“をテーマにしている。息子との写真に子供の落書きが印象的なアートワーク!!
アルバム全体を通して息子さんの声が響き渡っていて
いつも力強い言葉を発するイメージの彼ですが、肩の力が抜けて優しく大きく包み込むよう穏やかな愛を感じることができるアルバムだな〜と◎
いつも以上に優しくてすっと入ってくる音楽で、このアルバムを通して彼の新たなステージが感じられて今後も楽しみです♩

Daniel Caesarーson of spergy
カナダのトロント出身R&Bシンガーソングライター
2017年にH.E.R.とのデュエットでグラミー賞を受賞後、2019と23年にフジロックに出演。さらに2023年12月には単独公演を果たした。
4作目となるこのスタジオアルバムは、両親との和解にインスピレーションを得たものでタイトルの「Spergy」は父親のニックネームです。男らしさ、信仰、そして自己重要感について歌った内容となり、ゲストにはSampha、Bon Iver、Yebba、Blood Orange、弟の646yf4t(ザカリー・シモンズ)、そしてゴスペル歌手である父のNorwill Simmondsが参加し、プロデューサーにはRex Orange Countyも名を連ねた。
とても幻想的で神聖な雰囲気で始まり、全体的に演奏もタイトでミニマルかつオーガニックな印象です!そこに微かにリバーブを効かせたり◎
きっとFrank OceanやBlood Orrange・Dijonなんかお好きな方にはハマるんじゃないでしょうか!!
‘17年リリースの“Freudian”もほんとに良く聴き込んだけど、このアルバムは間違いなくそれ以上に育っていきそうです♩

Blood OrangeーEssex Honey
前作から6年ぶりとなるスタジオアルバム!
今作は家族の悲しみ、イングランド、そして人生を通じて音楽がもたらす癒しと共同体の力をテーマに探求した内容になっているんだとか。
個人的には彼のバランス感覚がとても好みです◎
アルバム収録曲の“The Field”は電子系とアコースティックのバランスが絶妙に取れた新鮮味のある音で印象的!!
個人的にあまりに鋭利な音で構成された音楽は聴いていて精神的にしんどくなることがあるんだけど、オーガニックな音も含めて音を歪ませたりリバーブして浮かずに構成してくれるから聞き疲れしにくくてさすがだなーと。
彼のそのバランス感というのかセンスというべきか、すごいですよね!!
このアルバムは本当にそれよく感じた作品でした。

Earl SweatshirtーLive Laugh Love
Tyler率いるヒップホップ集団のOdd Futureの1人でありリリシスト!
2018年にリリースした“Some Rap Songs“で彼を知ったんだけどそのアルバムも良き◎あと‘23年の“VOIR DIRE“もめちゃくちゃ良いです!!
そんな話はおいといて、彼は16歳でOdd Futureから現れ、深い内省、独特のリズム、そして若さを感じさせない陰鬱な知性で瞬く間に頭角を現し、数々のアルバムと批評家の絶賛を経て、成長と自己発見、世代が共鳴する心情を綴る詩人としての地位を確立した。
昔は斜に構えた姿勢で皮肉屋だった彼が、現在31歳になり家庭を持ったことで変化し自己を超えた何かとチャネリングしたような深化と人生における教訓や内面の変化が感じられる作品になっている。最後の曲”exhaust“にはErykah Baduの声が時折収められています!
このアルバムを聴くとなぜか久しぶりにJoey Bada$$の“ALL-AMERIKKKAN BADA$$”が聴きたくなりました〜スタイルは違うけどこの感じ好きなかたはきっとお好きなんではないでしょうか?!
ぜひ一度聞いてみてください✌︎

Tyler, The CreatorーDON‘T TAP THE GLASS
カルト的人気を誇る彼!
“CHROMAKOPIA”を掲げたツアーの真っ只中で、短いプレス期間で突如リリースされたこの作品。
前作とは全然違うのにちゃんと彼らしい。
リリックもなんとも強めでそこも含めて良いですね◎
リフを刻んだ構成もビートメイクが良ければこんなにかっこいいのか!!といった感想です!!
そして彼の作品はサンプリングされてる曲の答え合わせも楽しいですね♩
伏線が張られているので、いろんな楽しみ方ができるアーティストの1人。
あれこれ語らずとも毎回間違いないです!!

Kofi StoneーAll The Flowers Have Bloomed
バーミンガムの労働者階級の地区セリーオークで育った彼は、詩人の祖父やブルースやヒップホップを聴く父の影響により物語重視のスタイルを育んだ。
3作目のスタジオアルバム『All the Flowers Have Bloomed』は、自身のルーツへの回帰であり、苦闘、精神性、そして親族関係から新しい色を引き出した内容。
虚勢を張るラップとは違い、謙虚な姿勢が印象的!
アルバムタイトルやジャケットのイラストにもあるように、蒔いた種は芽吹き成長するまでに太陽の恵みや嵐のような日々を超えて咲き誇るといった比喩的な内容が散りばめられています◎
彼の視点も音楽も良い!!特に“chamomile”好きです♡
日本でそれほど認知されていない様に思うので、ぜひこの機会に聴いてみて下さい〜

Terrace Martin, Kenyon DixonーCome As You Are(Deluxe)
プロデューサー、ミュージシャン、そしてアーティストであるTerrace Martinは、KendrickLamar、Snoop Dog、Robert Glasperなど数え切れないほどのアーティストとの象徴的な作品を通してモダンジャズ、R&B、ヒップホップのサウンドを形作ってきた。
一方Kenyon Dixonはクラシック・ソウルと現代的なエッジを融合させたR&Bアーティスト、ソングライター、ボーカルアレンジャーとして、3度のグラミー賞にノミネートされた経歴を持つ。
2曲目のデュエットの子供の声は Dixonの娘Isley-Roseの声!
「自分の物語を隠さないで、傷を隠さないで、自分らしくいることでここまで来られた、だから、ありのままの自分でいて」と歌った歌詞も素敵ですね。
『Come As You Are』は、創造の自由・文化の自由・そして個人の自由などまさに自由について歌っているアルバムなんだそう。
ジャズ、ヒップホップ、ソウルの要素をブレンドしR&Bの可能性をさらに広げてくれた内容で音楽愛好家にはたまらない内容になっているのではないだろうか…少なからず私はその1人です✌︎

Alfa MistーRoulette
ピアニスト、プロデューサー、ソングライター、そしてMCとして活躍し現代UKジャズ・シーンを牽引するAlfa Mist。6枚目となるスタジオアルバムはSFをテーマに復讐・許し・そして贖罪といった広大なディストピアを描いた独自のSF的世界観で表現されている。柔らかくきらめくようなキーボードやグルーヴ感、自由な即興演奏といった彼の特徴は健在ですが、本作の特徴は全体に漂うスモーキーなサイケデリックさや哀愁を帯びたメロディーが印象的。
レコードにはアルバムの世界観を描いた28ページのコミックを付属したデラックス・エディションがリリースされ、作品の世界観をより濃く吸収できる魅力的な試みにも魅了されました!
重圧のあるスモーキーで暗さを持った本作のサウンド、個人的にはとても好み◎
地を這うようなベースに柔らかく煌めきのあるキーボードの音のバランスとグルーブ感がたまらんです◎
個人的には“9Months”と“Dersen Cafe”がイチオシ✌︎

Ebi Sodaーfrank dean and andrew
型破りなジャズを探求する、UKサイケジャズのアウトサイダーEbi Soda!
楽観的なジャズとは違ってとてもミステリアスで緊張感のある音楽で、どこへ向かうのか興味をそそられて集中して聴いてしまうアーティストの1組です。
霞ませた音と鋭さのある音やリバーブを効かせた残響のバランスがいつも凄くおもしろい◎彼らの音楽を聴くといつも体が浮いた様な浮遊感が味わえます!
ダブ・グライム・トランス・エレクトロニクスなどなどいろんな要素を独自のセンスで取り込んでておもしろい!!
今年リリースされたAlfa Mistのアルバムが好きなかたはぜひこちらのアーティストも聴いてみて欲しいと思います。きっと新しい音楽体験ができるのおすすめのアーティストです⭐︎

Reuben JamesーBig People Music
イングランドはバーミンガムのブロムフォードにある音楽一家で育ったピアニストでありSSW。
両親の膨大なレコードコレクションからレゲエやR&B・ジャズに往年のスターと様々な音楽を聴いて育った彼は、わずか3歳でピアノを始めクラシック~ジャズの世界へと足を踏み入れミュージシャンへの歩みを始めた。
2000年代半ば、故郷バーミンガムのジャズ・サーキットで音楽の腕を磨いた後ロンドンへ移り、伝説のクラブ、ロニー・スコッツで演奏を始めた。これまでに宇多田ヒカルやSAM SMITHその他にも数多くの著名アーティストの作品に参加し、TOM MISCHとの共作、NILE RODGERSやMARY J. BLIGEといった大御所たちへの楽曲提供など、ここ数年でその知名度を上げている。
前作の1stアルバム『CHAMPAGNE KISSES』はカリフォルニアのベーシスト/プロデューサーのCARRTOONSとともに制作し自身のレーベル〈RUFIO RECORDS〉からリリース。幼い頃からジャズやソウルの教養を身に着けてきた彼だからこそ織りなせる極上のネオソウルアルバム!
これまでの経験による集大成とも言える作品。バラエティに富んだ内容で曲の間にインタールード的なMCっぽい短い曲が数々挟んであってオシャレしてディナーショーを見にきたようなライブの擬似体験を味わいました!
“Own Thing“は、軽快なピアノリフにファンク調のリズムが楽しく歌って踊りたくなる一曲。“So Lucky“は、スラップのベースがすごくかっこいい◎そして“Teach Me“では、ダブにリバーブの効いたメロディーが官能的な印象!
派手すぎず、でも印象的なベースに厚みもあって本当に良い塩梅のネオソウル♡

CARRTOONSーSpace Cadet
現在引っ張りだこのNYで名高いマルチプレイヤー、プロデューサー。
主にエレクトリックベースを使う彼の演奏は、どこかレトロな独特で個性のあるベースラインとサウンドが特徴。
みなさんお好きなNPRのTiny Deskには4度出演を果たし、これまでにUsherやRoy Ayers・Nate Smith・Kiefer・George Clintonなどジャンルを超えた著名なアーティストとのコラボレーションを重ねキャリアを確実なものにしてきました。
私が彼を知ったのは2022年。
今もよく聴いているKaelin EllisのアルバムTHE FUNK WILL PREVAILがきっかけ!
同年からReuben Jamesの音楽によく関わりサポートしていて、よく見る名前に頭に残っていたアーティストでした!
‘25年2月にNate Smithのライブを観に行った際に、KieferとCARRTOONSのトリオ編成で初めて生演奏を観た時から彼の音楽を意識するようになり今に至ります◎
最近ではPale Jayとのコラボも印象的で、乾いた夏の風を感じる音にうっとりしてこの夏たくさんお世話になった音楽です♩
このアルバムはどこか懐かしさのある音とスペーシーな音がブレンドされたネオノスタルジックな新鮮さが◎音のバランス感覚がとにかく好みです!
ジャミロクお好きな方はぜひとも一度聞いてみて下さい!
アルバムを再生し2曲目にはお分かりいただき、虜になっているはずです。

Dominic FikeーRocket
モデルや俳優としても活動し、世界的に注目を集めるフロリダ出身のSSW/ラッパー。
休養期間を経てリリースされた今作は、自身が経験した最近の出来事を振り返りながら、これまで以上にパーソナルで人としての成長とアーティストとしての成熟を感じさせる作品となった。
アルバムタイトルが息子の名前なのも微笑ましいな〜
ロックやヒップホップにポップスの要素が合わさっていて、全体的に籠っていて温かみのあるサウンド◎
最近では元BROCKHAMPTONの友人Kevin Abstractとのfeat.作品を発表し、今後の活動にも期待が高まります!

BrandonーBefore You Go
カリフォルニア州リバーサイドのトリニダッド人の両親のもとに生まれ、ミュージシャン一家で育った彼は若干27歳のSSW、マルチ・インストゥルメンタリス。
シンガーであった母の影響で幼い頃から歌への憧れを抱き、7歳で地元の教会の少年聖歌隊に参加。そこから音楽への愛が深まり今に至ります。オルタナソウルとR&Bを掛け合わせたような音楽は個人的にどハマりで2020年からリリースするたびにあれこれ作品を聴き漁るお気に入りアーティスト!
初期のフランクオーシャンを彷彿とさせる音楽で、今後もとても楽しみにしているアーティストの1人です!!
肩の力が抜けた落ち着きと芯のある歌声に、ヴォーカルを引き立てるシンプルな演奏が◎とっくに何作もアルバムを出していそうな彼ですが、このアルバムがデビュー作なことに驚きです!!
音楽のアレンジやたわんで籠った音のバランスだったりもすごく良くて…
読めない展開で曲が構成されていたり、余韻が長く良いです!!

DijonーBaby
2021年のデビューアルバム『ABSOLUTELY』で注目を集めた気鋭のSSW!
暫く表舞台から姿を消していた彼ですが、Bon IverやJustin Bieberなどの作品で共演し再び注目を集め約4年ぶりとなる待望のアルバムをリリースした。
音楽以外でも最近はPTAの最新映画『ONE BATTLE AFTER ANOTHER』に出演している事も話題となり、音楽以外でも活動の場を広げている。
この作品では内省的なソングライティングはそのままに、人生が一変する(家庭を持った事)ような変化に必然的に伴う恍惚と悲劇の瞬間を曲ごとに捉えている。
とてもエモーショナルだし、聞けば聞くほど良さが増して行くアルバムです◎
言語化がなんとも難しいので、ただ一言「最高なので聴いてみてください!」とだけお伝えしておきます。

Justin BieberーSWAG
昨今危うさは感じるものの、音楽を聴くと脆さや穏やかさを感じました。
彼にとって音楽がセラピー的な役割を果たしていると強く実感した作品!
彼に音楽があって本当に良かったとも思います。
このアルバムは、内省・脆さ・父性・信仰などここ数年の内面を反映した内容になっている。
ボイスメモの様な音楽もあったり、生々しい彼の実体験が伺えるリリックがたくさん!彼の生き様が感じられる本気のアルバムをぜひ体感してください。
ローファイなサウンド構成も好みで◎
メインストリームは近頃あまり聞かないけど、彼の作品は自身の分身だな〜と体感できて良い!!

Sam FenderーPeople Watching(Deluxe Edition)
デビューから2作連続でアルバムが全英1位を記録し、今やUKを代表するSSWとしての地位も確立している彼。
今年2月にリリースされマーキュリープライズ受賞の“People Watching”のDeluxe Edition(拡張版)となり、初めてプロデュースにも加わった意欲作で社会派な歌詞も人気の1つ!
UKらしい音の構成で、聴くたびにブルース・スプリングスティーンを彷彿とさせます!!ロックでありながらいい意味で力が抜けた素朴でナイーブなヴォーカルが◎
弾きすぎてないドラムやギターの弦も全体的に聞きやすく、リラックスして聴けて個人的にオススメです。
そして何よりOlivia Deanがfeatした“Rein Me In“
この曲はリリースされてから今まで、ほんと懲りずにたくさん聴いてお世話になった1曲です♩

RikasーSoundtrack for a Movie that has not been written yet
ドイツのベルリンとシュトゥットガルトを拠点に活動する男性4人組バンド。
メンバーはギターのChris、ギターとキーボードのSascha、ドラムのFerdi、そしてベースのSamの4人で皆んなが演奏して歌って踊るアーティスト。
彼らとは一緒にレコードを制作させていただいたり、お世話になっていて社交辞令なしでおすすめアーティストです⭐︎“
そんな彼らの2ndアルバムのタイトルは“まだ作られていない映画のためのサウンドトラック”
このアルバムはドライブすること、成長すること、そして時に自分とはあまり関係のない世界と向き合うことをテーマにしている。
適度な緩さとポップさにどこか哀愁漂う気怠さも好きなところ♡
私にとって彼らの音楽は、聴くだけで情景が頭に浮かんで来て風や香りがしてくるんです〰︎!それに楽しい時はより気分を盛り上げてくれるし疲れたり悲しかったりする時にはそっと寄り添って力みのない日々を届けてくれます!
▼彼らにこの作品につい語っていただいたインタビューも掲載しています。

ParcelsーLOVED
愛聴歴も長くなりましたParcels!!
Coachella・グラストンベリー等の世界最大規模のフェスに出演する豪バイロンベイ出身の5人組Popファンクバンド。
3年10ヶ月ぶりとなる3rdアルバムのコンセプトは『一体感』
バンドとリスナー全てをグルーヴで1つにすることなんだとか!!
“Yougotmefeeling”・“Leaveyourlove”はこの夏どれだけ再生したことか・・1度聞くだけで想像できるオーディエンスとの一体感!
これらの曲は、まさに一緒に聴く人が増えれば増える程楽しめそう!!これがフェスで聴けたなら最高だろうな〜◎間違いなくみんなで盛り上がれる曲ですね♩
静かにに始まり、だんだんとエンジンがかかって最高潮に盛り上がり途中休憩を挟みながらエンドロールを迎える流れでアルバムが構成されている様に感じます!
一度聞けば、きっと無意識で口ずさんでしまうほど耳に残る中毒性のある音楽たち。
きっとアルバムを聴き終えた頃には読む人も好きになってるんじゃないかな?

BeharieーWhen The Silence Gets Too Loud
ノルウェー出身でオスロを拠点に活動するSSW。
まだキャリアが浅い彼ですが2nd EP『Beharie / Beharie』でノルウェーのグラミー賞 Spellemann Award を受賞し、スウェーデンの Gaffa Awards では International Newcomer of The Year にノミネートされた。’22年の『Beharie, the Third』EPでは、VG・Gaffa・NRK P3・Aftenbladetなどで絶賛され、Gaffaが彼をFrank Oceanと比較した事も話題になりました!
内向的な歌詞で自身のアイデンティティや孤独をテーマにすることも多く、その繊細さや音楽性が確かにフランクオーシャンに通づるものを感じます!!
前作はとてもオーガニックな印象でしたが、今作はいつものスタイルは基軸にしつつややロック色が程よく溶け込んだ印象◎
優しくナイーブさのある歌声と、暖かく籠ったノスタルジックなサウンドはいつ聴いても自然と緊張を解いてくれる!!
デビューアルバムの“Are You There, Boy?”もとても良いので合わせてぜひ聴いてみて下さいね♩

Noah SamuelーToo Young to Live
日仏ハーフで長らくフランスを拠点に音楽活動をしてきた彼が奏でるAOR!
70年代後半のAORて感じのサウンドで、ジャケットや音楽も含めノスタルジックな印象もあって良いです◎
アルバムを通して1つのドラマを観ているようなとても映画的な作品で、この作品を聴いていると夜のドライブに出かけたくなります!
3曲目の"Yesterday"は日本語で歌っていて、第一印象は『すご〜!山下達郎さんみたいだ!!』です。キャッチーで一度聴くと耳に残って、口ずさんでしまうサビに注目♩
近々レコードもリリースされるそうなので、ぜひチェックしてみて下さいね!!
アーティストや作品について詳しく聞いた記事はこちらから。
▲彼にインタビューし記事はこちら!
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みなさんのお好きなアルバムございましたか??
絞ってもなお多すぎる今年のベストアルバムここまで読んでいただいて有難うございました!!
そして本年もARISHIMA RECORDSのnoteをご覧いただいたみな様
たくさんありがとうございました(^ ^)来年もたくさんの音楽情報が届けられる様に精進しますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします♡
▼昨年リリースのおすすめ作品を振り返りたい方はこちらから♩
