ゴミ通貨日本円で行くイギリス留学攻略法#6 撤退基準編
以前にも投稿したが日本円はゴミになった。
大事なことなので繰り返しお伝えします。
【悲報】 日 本 円 は ゴ ミ 通 貨 になりました。
このシリーズをマガジンにまとめました。
過去の記事についてはそちらをご覧ください。
マガジン「ゴミ通貨日本円で行くイギリス留学攻略法シリーズ」
日本の元社畜プロジェクトマネージャーにして芸術系なのにMBAホルダーであり、性懲りも無く人生4回目のイギリス留学中のアラフィフ博士学生(文系)である自分が(←自虐)、今回も偉そうにゴミ通貨日本円でイギリス留学を乗り切る方法を偉そうに教えますw
自分はまだこの無理ゲー留学を乗り切ってはいないが、持てる限りの知識、スキル、過去の経験を注ぎ込んでやっているので、これからゴミ通貨日本円で殺人通貨ポンドの本国への留学を考えている人には参考になるかもしれない(保証はしないw)。
撤退基準を持つという事
今回は大変ネガティブな記事になるのだが、「撤退基準」について解説していきたいと思う。
このシリーズで何度も書いている通り、日本円はすっかりゴミ通貨となり、庶民の日本人にとって留学は「無理ゲー」となった。
しかも筆者は、引きこもりニートの弟に昔殴られたせいで右目に病気を抱えている。その病気の闘病記については以下のマガジンにまとめてあるので見てほしい。
マガジン「アラフィフ留学生の一人ぼっちの闘病記シリーズ」
故に筆者は日本円のゴミ化により資金枯渇する以前に、病気悪化によってこの留学が失敗に終わる危険性もあるのだ(泣)。
このようなどデカい爆弾を25年の月日を経て筆者に暴力で押し付けてきた引きこもりニートの弟と、その共犯である毒両親には怒りと憎しみしかない(それはマガジンの中でも殺意を持って散々書いている)。
だがしかし、現実的な事を考えるのであれば、この撤退基準を設定することで、たとえこの留学が終わったとしてもある程度の成果をこの留学で得る事ができ、かつ、将来的に世界のどこかで博士課程をやり直すための資金やチャンスを確保することができる可能性があるのだ。
故に、筆者のように爆弾をいくつも抱えながら留学せざるを得ない、人生の先が見えたアラフィフにとっては撤退基準が必須なのだ。
以下の記事には書いたが今の時代は多くの日本人が留学するにあたって、残念ながらこの撤退基準がないと留学失敗どころか、それよりも悪い「挫折」になる危険性がある。
<以前の記事>
あるいは撤退するべきところで撤退できなくなり、最悪は詰む(何が詰むのかは怖すぎてここには書けないw)。
特に若い日本人で留学を検討している人には最後までこの記事を読んで留学検討の参考として欲しい。
四半世紀もイギリスに何度も留学し、アラフィフになっても持病を毒家族に暴力で押し付けられ、さらに日々、価値が無くなっていくことが明白なわずかなゴミ通貨日本円を握り締めて留学を決意した自分が言っていることなのだから、何かしらの学びはあると思うぞ。
撤退基準とは
何度もこのnoteの記事の中で書いているが、自分は実はMBA(経営学修士号)を持っている。だが、意外にもMBAではこの撤退基準について詳しく教えてくれなかった。
後述の埋没費用(サンクコスト)の会計上の処理についてはMBAでも教えてくれたのだが、判断する事(Decision Making)を重んじているはずのMBAのはずなのに、このようなネガティブは判断についてはあまり言及しないのだ。
しかし、自分は日本の零細、もとい、中小企業で海外進出のための事業計画をやっていた時に一緒だった、大企業での海外駐在経験があった先輩方は必ず、口を酸っぱくしてこの撤退基準を設定するよう言っていた。
ちなみにそのアホな会社の海外事業は筆者が関わったものではなく、筆者が入社以前に社長が初めて他の担当者がすでに1年以上赤字を垂れ流したものだった(←一応、言っとくが自分のせいではないw)。
撤退基準とは文字通り、撤退を決断する際の基準である。
その基準は撤退するべき状況になってから持っても遅い。特に成功確率が著しく低いプロジェクトをするなら、その開始前にこの基準を設定しないといけない。そうしないと状況が悪化し続けても撤退できなくなり。そして、それが事業であれば、その事業体が潰れるまで赤字を垂れ流し続けることとなる危険性がある。
撤退基準について財務面から解説されているブログがあったので参考にしてほしい。
ついて解説されているブログ
何故、海外駐在経験のある日本人達が口を揃えてそれをいうのか?それは、彼らは撤退するべき時に撤退することができずに詰んでしまった企業を嫌と言うほど見てきたからだ(怖)。
そして筆者も日本で働いていた某中小企業が、身の丈に合わずに東南アジアの某国に進出して赤字を垂れ流して撤退できなかったが故に、結果として会社自体が開店休業状態になるまで衰退した姿を見た(汗)。
撤退基準の大切さは残念ながら撤退せざるを得ない状況にならない限りは分からない。故に、MBAの教授のように一般企業での経験が無い、もしくはあっても浅い学者だと、実体験の欠如によってそのことの知識や認識が浅くなってしまうのだろう。
つまり、撤退基準は「知識」や「教養」ではなく実経験からしか得られない「暗黙知」なのだ。
コンコルド効果に気をつけろ!
前述のようにダメな会社ほど撤退基準を持たずに身の丈に合わない海外事業などで会社が傾くまで撤退できない状況に追い込まれるのか?
それは、撤退基準がないが故に、かかってしまったコストや時間が「もったいない」という心理にハマってしまって事業体の資金が枯渇するか、あるいは大事故などを起こして事業が継続できなく状況になるまで「止めることができなくなる」心理現象だ。
その心理現象の事を「コンコルド効果」と言う。
このコンコルド効果は人間であれば誰しも陥る可能性がある心理現象だ。故に、撤退基準を設定してそれを順守することでその心理現象を回避することが、特に成功確率が低い事業に着手する時には必要とされるのだ。
コンコルド効果に関する解説ページへのリンクは以下に貼るので参考にして欲しい。
Wikipedia「コンコルド効果」
狂気の旅客機「コンコルド」
若い人は知らないだろうが、筆者が初めてイギリスに留学した2001年にはまだ「超音速高速旅客機」と呼ばれる、巨大な戦闘機用エンジンを搭載して音速飛行するという、いかにも墜落しそうな旅客機が商用運行されていた。
当時、そんなヤバい飛行機を運行していたのはブリティッシュエアウェイズとエールフランスだが、両社はロンドンまたはパリからニューヨークまでの定期便を毎日運行していた。
当時のコンコルドは最高速度マッハ2(音速の2倍)まで出してその区間をたった3時間半で結んでいたのだ。ちなみに、現在のロンドンーニューヨーク間の一般的なジェット機運行による飛行時間は約8時間。いかに超音速高速旅客機が速かったか、想像がつくだろうか?
このコンコルドは天文学的数字の莫大な費用と気が遠くなるくらいの時間が費やされて欧州のエアバス社によって開発された。
エアバス社はフランス政府を始めとした欧州各国の政府が出資して設立された政策会社のために政治的なバックアップも、そして政治的な圧力もかかりやすい会社だった。それもあって、あのボーイング社ですら商用化しなかった危険な超音速高速旅客機を1970年代に商用化できたのかもしれない。
今から見れば狂気の沙汰だ(怖)。
しかしながらこの機体は開発当初から安全面での問題が指摘されていたのだが、あまりにコストがかかりすぎたが故に誰も開発や実際の運用を止めることができなかった。
もっと早く運行を停止していれば良かったものの、遂に2000年夏にエールフランスのコンコルドがパリのシャルル・ド・ゴール空港でド派手に墜落して乗員乗客全員100名以上が亡くなった。しかも空港近くのホテルに墜落したために地上でも死者が出ている。
その事故の解説は以下を見てくれ。
Wikipedia「コンコルド墜落事故」
事故原因は滑走路に落ちていた他の飛行機の部品と言われているが、そもそもコンコルドは離陸時に音速に達してしまうので問題が発生しても速度が早すぎて離陸中止が出来なかった。そして、一度離陸してしまうと滑走路に引き返して着陸することも出来なかった。
コストが莫大にかかり、かつ、安全性に致命的な問題を抱えたこの機体は、この大事故が原因で以降の搭乗率が下がってしまい運行2社共に採算が取れなくなった。そして、2003年に運行2社が同時にコンコルドの運行から撤退となったのだ。
教訓としての「コンコルド」
筆者は2001年のイギリスでの語学留学の帰りにロンドン・ヒースロー空港
から乗った東京行きのただのジェット機のエンジンがぶっ壊れて(恐)、空港の裏で我々乗客を乗せたまま機体整備のために3時間待たされた時に、すぐ脇の滑走路をブリティッシュエアウェイズのコンコルドが通過して行ったことがあった。ちなみに、自分が搭乗していたただのジェット機は当時は日本にまだ乗り入れていたヴァージンアトランティック航空の機体だ。
このコンコルドは離陸時に音速に達すると「ソニックブーム」という超音波が発生する。そのため、筆者が乗っていたジェット機はコンコルドの超音波をモロに受けて震度5以上の地震のように揺れたのを今でも覚えている。そしてエンジンが戦闘機のものだから騒音も超爆音だ(苦)。
このように、コンコルドは旅客機として運行するには色々な面において設計上の欠陥がある「無理ゲー機」だった。
このような大失敗に終わるプロジェクトであれば最初から撤退基準を設けて、多くの損失が出る前にプロジェクト中止、または多くの人の命が失われる前に商用運行からの撤退がされるべきだったのだ。
しかし、撤退判断が出来なかったが故に莫大な赤字だけではなく、多くの人の血までもが流れてしまった(悲)。
この教訓として「コンコルド効果」という言葉が出来た。
無理ゲー留学に挑むための撤退基準
現在のゴミ化した日本円を僅かに握りしめて物価高の欧米諸国に留学することは、残念ながら、いつか墜落すると分かっていて運行するコンコルドのようなものだ(爆)。
そこで、このような無理ゲーにどうしても挑まなくてはいけない場合には、コンコルド効果に陥らず、赤字や自分自身の血を垂れ流す前に撤退できるように安全策として撤退基準が必要となるのだ。
撤退基準は2種
前述のコンコルドの教訓を見ていただくとなんとなく気が付くと思うが、撤退基準は2種類ある。コンコルドであれば経済面と安全面だ、つまり、赤字(金)と血(命、健康)が垂れ流される前に撤退できるようにすることだ。
この考え方はゴミ通貨日本円で行く今の無理ゲー留学でも当てはなると思う。
特に、筆者の場合は引きこもりニートの弟に殴られたせい(←恨んでいるので何度でも書く)で右目に持病がある。よって、安全面が一般的な留学生よりも重要になる。故に、今回の留学では一般的な留学生や筆者自身の過去の留学よりも撤退基準を強く意識している。
P/Lで赤字の予兆を見逃すな
まずは経済面についての撤退基準から説明をしたい。
この記事は「ゴミ通貨日本円で行くイギリス留学攻略法」としているので、何よりも資金が枯渇しないで留学をやり切ることを目的として記事を書いている。
故に、筆者は撤退基準においても資金枯渇する前に撤退することを重要視している。しかし、枯渇してから撤退しても詰むだけだ。なので、自分は枯渇をあらかじめ予測してその兆候が出たら撤退判断して資金的に黒字の間に撤退すると決めている。
その資金枯渇の予兆を可視化するために筆者がやっていることが、以前の記事で紹介したP/Lなのだ。
<以前の記事>
筆者のP/Lはプライバシーに係るために公開はできないが、学生ビザの有効期限いっぱいまでの費用予測をしており、為替変動やインフレ率の変化も常に現実的かつ最も悲観的な数字に更新している。そして、将来的な収支を年ごとに分けて数値化して一目で分かるように工夫している。
そのことで、何年目に赤字になるかと言うことが予測できる。例えば、3年目に赤字が出てそのリカバリーの可能性が70%を割る場合には2年目の博士前期修了で撤退する、といった判断をするように撤退基準を設けている。
不可抗力を想定した撤退基準
そして、もう一つの撤退基準が安全面、つまり、命、健康に関わることだ。
これはほぼ不可抗力であり、前述のようにP/Lなどの数字上では予測することは不可能だ。
ただ、自分の場合は目に持病があるので、それに関しては比較的想定しやすく判断もしやすい。
例えば筆者は2024年4月に右目の手術をして、2024年9月の段階では順調に回復しており病気の再発はなかった。だが、そこは引きこもりニートの弟が筆者を殺す気で殴った右目だ(←マジで弟を56したいくらい恨んでいるので何度でも書く)。何が起こるかは分からない。そこで、2024年12月末の一時帰国の際に診察ができるよう、渡英前に病院に予約を入れておいた。
以下の記事にあるように、残念ながら想定した通りに病気が再発した訳だ(悲)。だが、今回の撤退基準は「右目の視力が無くなる事態になる前に撤退」だったので、迷うことなくイースター休暇での臨時帰国を決断することが出来たのだ。
<以前の記事>
そう、留学が始まってまだ3ヶ月目にも関わらず、もう撤退基準に達そうなのだ!
この時点ではまだ撤退にはならないのだが、撤退の可能性を回避するための対応を取った、と言う意味で撤退基準が判断基準となっている。
そして、これは先の経済面での撤退基準にも係ることだが、このような臨時帰国となれば当然、想定外の費用(特別損失)も発生する。
特別損失の考え方については以下の記事にも書いた通り、払わないと取り返しがつかなくなる費用なので、支払いを躊躇う余裕はない。
そして、撤退基準に則した撤退回避行動のための判断であれば、それで発生した費用は自動的に「特別損失」所なる訳だから、迷わずに支払うことが可能だ。
<以前の記事>
そして、もし、運悪くイースター休暇の診察で再手術となれば、長引けば大学を休学することになるので学生ビザもキャンセルとなる。そして、大学に復学する際には再度、世界最高額の学生ビザ申請料を払わされる訳だ(泣)。
そうなると、それらも特別損失となるために留学資金が枯渇しやすくなり、前述の経済面での撤退基準にも達する可能性があるのだ。
以上は筆者が持病があるが故に想定しやすい不可抗力に対する撤退基準だが、もし、想定外の不可抗力が発生したとしても、同じように「命を失う前に撤退」「健康を害する前に撤退」ということ撤退基準になる。
それらの安全面を脅かす不可抗力を回避する、あるいはその不可抗力が発生したが故に留学自体を撤退することで発生する費用は、自動的に「特別損失」扱いとなる。
それさえできれば、素早く撤退回避行動も撤退判断しやすくなるのだ。
再チャレンジできる可能性を残す
では、何故、撤退基準を設けるのかということについて解説する。
もちろん、資金面においては撤退時の費用(帰国費用)を確保する、安全面においては命や健康(視力を含む)を失わずに帰国するためではある。
だが、それらは生きている以上は当たり前ではある。
そこで、筆者が考える撤退基準の意味は「再チャレンジできる可能性を残す」だ。
以前の記事にも書いたのだが、筆者はスコットランドの大学院で修士課程をやっていたにも関わらず、修士号なしで強制卒業させられた。この時はカレッジ側の不正が原因なので不可抗力ではあるが、一方で撤退基準について考えさせられる出来事でもあった。
<以前の記事>
上記の記事の有料部分には詳細に書いたのだが、この時は最後は地元で弁護士を雇って大学側との交渉を依頼して帰国した。そして、この時点で自分は撤退基準を設けていた。
それは、この時の大学側が修士号審査を再審査しないという結論を出すのであれば、弁護士には公的機関への苦情申し立てを出してもらうところまでやってもらうことでカレッジ側の不正を現地の公的機関に記録を残して区切りを付け、その後は別の大学で修士号を取る、というものだ。
つまり、何が何でもそのスコットランドの大学院で修士号を取ることを基準とはせず、将来的に再チャレンジできる可能性を残すことを撤退基準とした。
結果的にはその通りとなり、その後、カナダの大学院でMBA(経営学修士号)を取得して現在、ロンドンで博士課程ができている、ということだ。
筆者が今回の留学で右目の病気のことを気にかけているのもそのためだ。右目の視力を失ってしまうと将来的に博士課程をどこかでやり直す時に研究に多大なる支障が出ることが分かっているが故に、右目の視力を失う前に撤退することを基準としている。
埋没費用の考え方
最後に、悲しいことに前述までの撤退基準に達してしまった場合に失敗に終わった留学プロジェクトの費用の扱いについて解説する。
特別損失は留学が続いている限りは一時的な損失として「特別損失」扱いで良いかと思うが、もし、撤退となった場合は撤退費用も含めてかかった費用は全て埋没費用(サンクコスト)となる。
前述のコンコルド効果でエアバス社や運行航空会社が狂気の旅客機コンコルドからなかなか撤退できなかった理由の大部分が実はこれである。
航空会社に至っては2000年に大事故を起こしてから3年も撤退できないでいた。つまり、撤退するとそれまでにかかった費用が全てサンクコストと化してしまうが故に何とか「元を取ろう」という心理効果にとらわれていたのだ。
日本人のように「もったいない」文化の中で育った人種はこのコンコルド効果に特にハマりやすい。
しかし、もし、2000年の大事故の後、2003年までにまだ同様の事故が起きていただどうだろうか?利用客もその可能性が分かっていたからこそ、コンコルドで運行していた便を回避していた。そして、その顧客の回避行動についても航空会社は予測できたはずなのにも関わらずである。
コンコルド効果を回避する為にもサンクコストの考え方を理解することが重要だと自分は考えている。
以下のページにてわかりやすく書いてあるが、サンクコストとは「過去に払ってしまいもはや取り返すことができない費用」であるからして、それは考えずに今後の事を考えるのが合理的なのだ。
「サンクコスト」に関するページ
サンクコストは補填されるもの、と前提して行動する
とは言えサンクコストが発生して自らの資産が減るのは耐え難い。そこで、筆者がおすすめしたいのはいずれ「補填」をすることを前提に特別損失をサンクコストとして処理することだ。
例えば、筆者の場合は右目の持病は引きこもりニートの弟と、奴の暴力事件をもみ消した毒両親が原因である(←恨んでいるので何度でも書くぞ)。奴らのせいで現状でも特別損失が出ている状態だが、その費用は可能な限り家族間で賠償請求して補填するように努めている。
また、海外旅行保険などに入っている人が海外で病気や怪我をして医療費を立て替えている場合にはこの補填はもっとわかりやすい。やることは一つ。診療明細を現地で取って保険会社に保険金支払いの請求をすることだ。
本当に損害賠償や保険金の支払い請求が通るかは別として、あらかじめこのような補填行動に出ることを前提としておけば、サンクコストを恐れて撤退回避行動や撤退行動を避けることはなくなりにくいと思う。
なお、筆者がスコットランドの大学院で修士号が取れなかった時の留学費用は丸々サンクコストと化した。大学院側には弁護士まで使って訴えたものの、結果的に修士号も取れず、払った学費の返金も一切なかった。
しかし、このようなサンクコストを補填するための行動を取るということは心理的効果が高く、結果的には自分で補填することも可能になる。
自分の場合は、その時にサンクコスト補填行動を可能な限りやったからこそ区切りが付き、その後は東京で社畜、もとい、会社員として身を粉にして働き続けることでそのサンクコストを自ら補填した。そしてその補填した費用でMBAを取得することができたのだ。
最終的にはスコットランドの大学院で普通にどーでもいいような修士号を取得するよりも、それよりも社会的価値が高いMBAを取得できたのだから、結果的には収益としてはプラスで終わったと考えて間違いはないだろう。
つまり、サンクコスト補填行動はとことんまでやることに意味がある。
あとがき
これを書いているのはイースター休暇での臨時帰国まであと1週間と迫ってきた不安な時期だ。
今、自分は、自ら記事で書いた安全面における撤退基準達する危険と隣り合わせの状態だ(悲)。おまけにそれには特別損失が大量に伴うのだ(泣)。しかも、こんな状況に筆者を追い込んでいるのは、本当に恨んでいるから何度も書くが、引きこもりニートの弟とそいつの暴力事件をもみ消した毒両親だ(怒)。本当に理不尽極まりない。
このような理不尽でかつ不可抗力によって特別損失を出しながらの撤退回避行動や撤退自体を判断をすることはとても難しい。だが、再チャレンジできる可能性を残す(この場合は右目の視力を確保する)為にも煮湯を飲む思いで判断をしなくてはいけない。
このような難しい状況にある自分を律する為にも、今回はこの記事を書いた。
この記事がゴミ通貨日本円で無理ゲー留学をしようとしている、あるいはすでにしていて撤退しないと詰みそうな人の勇気ある決断の役に立てば幸いです。
今回もここまでお読みいただきありがとございました。
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