ウチの子育て実験⑤ 【人間関係】「みんなと仲良く」をやめた日
このnoteは【ウチの子育て実験シリーズ・全5回】の最終回です。
「土台をどう整えるか」をテーマに、
睡眠・自活力・お金・人間関係という4つの視点から、
私たちの子育て体験をお話ししてきました。
第1回
第2回はこちら
第3回
第4回
我が家の“人間関係ルール”は3つ
相手の話をまず聞くこと
自分がされて嫌なことはしないこと
喧嘩になったらお互いに離れる
これだけ。
「仲良しでいること」よりも
「心地よく距離をとること」
を大事にしています。
最近では
長男がまるで夫なのかな?と思うくらい
言動が似てきていて戦々恐々とします。
しかも言っていることがド正論すぎて、
私が長男の相手なら「これはもう謝るしかないな〜」
と感じる場面もしばしば。
一方
次男はというと
斜め下からの視点で反論してくるタイプ
「自分は悪くない!」と主張しがちで
2人の話は平行線のまま
どんどんヒートアップしていくのが常。
最高で2時間くらい、
延々と口喧嘩に発展していく
でも手が出ることはないので、
私は「これはもう二人の戦いだ」と思い、
口を出さずに見守る(ほっとく)ようにしています。
あくまで二人の戦いだから。
兄弟間は、いい意味で遠慮がないw
お互いに言いたいことを言い合える。
正直「面倒くさいな」と思うことも多いです。
くっだらないケンカも多いし笑
ケンカせず、自然になかよしな兄弟が
羨ましいと思うこともあります。
でも、大きな喧嘩してても
次の日には忘れてるバカっぽさも
男だけ兄弟のいいところかもしれないなとも思っています。
それと同時に、
これは大きなアドバンテージでもあるなと感じています。
だって、自分以外に“身近な違う人生”を見られるから。
性格も考え方もバラバラな存在がそばにいることで、
「人ってこんなに違うんだ」
「正解は一つじゃないんだ」
って思えるように、フォローできるよう心がけています。
無理に仲良くさせなくても、
それぞれの距離感で育っていってくれたらなぁと祈っています。
友達関係にも「相性」がある
日本では、
学校に行くと「みんなと仲良くしましょう」
と言う無言の圧力がある気がしています。
でも、現実には“全員と仲良く”なんて無理です。
誰とでも表面的に付き合えるよりも、
気の合う数人と深く関わる方が、ずっと安心できる。
心理学の研究でも
「信頼できる友人が1人いれば、心の安定度は格段に高まる」
と報告されています。
だから私は、子どもたちにこう伝えています。
「無理して好きじゃない子と関わらなくてもいい。
でも、相手にはまだ知らない一面があるかもしれないよ。
自分からアクションを起こしてみるのもいいんじゃない?」
無理に合わせる必要はないけれど、
まずは“自分から”一歩踏み込むことはとても大事
その一歩が、思わぬつながりや成長につながることもあります。
私自身もこれまでの人付き合いの中で、そう実感してきました。
先生との付き合い方で学んだこと
私は子どもたちの前で、
知っている人の悪口はできるだけ言わないようにしています。
特に学校の先生については気をつけています。
子どもが「先生にこう言われた」と愚痴をこぼすことはあります。
でもそこで親が一緒になって先生の悪口を言ってしまったら、
子どもはその先生を信用しなくなってしまいます。
だから私は、こう伝えています。
「先生は、もしかしたら体調が悪かったのかもしれない、何か事情があったのかもしれない。理不尽な理由であなただけが怒られたのでなければ、私は学校には何も言わない。だからまずは、ちゃんと説明してみて」
日本にいたとき、実際にこんな出来事がありました。
次男(当時、5年生)の担任の先生が
「騒音計のような機械に向かって声を出し、数値が足りないと帰れないというルール」を作っていたというのです。
その当時、まだコロナが〜と言っていた時期だったのもあって、
正直意味がわかりませんでしたw
次男は「これはおかしい。先生に直接言いたい」と言いました。
でも「本人に言っても無かったことにされる」とも。
そこで私は、まず次男から状況を聞き取り、手紙にまとめました。
「この内容であっている?」と次男に確認した上で、こう伝えました。
「この手紙を校長先生に渡すかどうかは、あなたが決めていい」
結果として、次男は校長先生に手紙を渡して相談し、
校長先生が担任に直接、指導をしてくれました。
ただ…その後も担任は同じようなことを続けてしまい、
最終的には他の保護者から猛クレームを受けていました。
私は次男とこう話しました。
「無理なもんは無理だったねw」
そして「他人は変えられない。だったら、次男が変わるしかないね」
という結論に落ち着きました。
この経験を通して、
次男も私も
「人間関係でできるのは、自分の行動を変えることだけ」
という学びを得ました。
その子らしい距離感で、心地よい関係を築けるように見守っていく。
それが、私の考える「人間関係の土台」です。
まとめ
過去の私は、子どもそのものよりも、
その向こう側にある「世間」や「親の目」を気にしていました。
「ちゃんとしなきゃ」
「立派な親でいなきゃ」
そう思えば思うほど、子育てはどんどん苦しくなる。
でも、出来もしない完璧主義を手放したとき、
私はぐっとラクになれたのです。
失敗もダメな部分も子どもにたくさん見せています。
そのほうが「親だって完璧じゃない」と伝えられるし、
「自分も完璧じゃなくていい」と思えるからです。
そしてもう一つ大事にしているのは、比べないこと。
兄弟同士も、同級生も、発達のスピードも性格も、得意なことも、不得意なことも、好きなことも、嫌なことも、みんな違う。
比べるのではなく、過去の自分と比べてみる。
できないことより「できるようになったこと」に目を向ける。
子どもに伝えたいのは、
立派さよりも、“自分らしく生きる力”。
無理に仲良くしなくても、
勉強ができなくても、
土台(睡眠・自活・お金・人間関係)があれば生きていける。
子どもの人生は、親のものではない。
私たち親は“サポーター”であり、主役はあくまで子ども。
実際、子どもたちから私はたくさんのものをもらっています。
その子がその子らしく、楽しそうに生きてくれているだけで十分。
ただ、人は誰しも「変化」を嫌うもの。
だからこそ私たちは、
しのごの言わずにまず“やってみる”挑戦を強く勧めています。
やってみてから「続けるか」「やめるか」を決めればいい。
やる前から文句を言うな――それも我が家のルールです。
親の都合で環境を変えてきたことも多々ありましたが、
それは結果的に
どこででも生きていける「柔軟性」に繋がっているように思います。
あれこれ心配ばかりするよりも、
「あなたなら大丈夫だね」
と見守ることの方が大事だと気づいたんです。
そして先回りするのではなく、相談されたら全力で応える。
「こうしなさい」ではなく、
「私はこう思うけど、あなたはどう思う?」と問いかける。
「やりたい?やりたくない?」をはっきり聞く。
嫌なことは「嫌」でいい
無理に頑張らなくてもいい
でも、挑戦はやるべき
やってみれば、
たとえ失敗しても必ず“経験”が残ります。
それは点数にもならないし、
誰かに評価されるものではないかもしれない。
子どもの人生において一番の宝物になるのは、
この「自分で選んでやってみた」
という感覚なんじゃないかなと思っています。
成功も失敗も、全部その子の血肉になる。
だから私たちは、結果よりも“挑戦したという事実”を大切にしています。
そう伝えられる関係性を大事にしています。
私が同じ年と時と比べても、経験値がバカ高い彼ら。
むしろ子供達の方がしっかりしてるw
私たちの”子供たちをニートにしない作戦”は
今のところ大成功です笑
💡 最後に
「子育て」って、一体なんなのでしょう?
私たちは自分のやり方が正解だとは思っていません。
いつも暗闇の中を手探りですw
子どもの数だけ違う方法があって、
親の数だけ子育ての形がある。
思い返すと、
昔 義母に「親育」という本を渡されたことがありました。
「子育てはこうあるべき」と言われているようで
とても辛い気持ちになったのを覚えています。
あの頃の私は、周りの目や“正しい方法”に縛られてばかりで
すごく苦しかった。
でも今なら思います。
本や誰かの言葉は参考にはなるけれど、
子育ての正解を決めるものではない。
今、目の前にいる自分の子どもと共に日々悩みながら、
試行錯誤していくプロセスそのものが
親も子も共に育つ=共育なんだと。
だからこそ、私たちのやり方はあくまで一例。
何かの参考になれば嬉しいです。
「比べない」「背伸びしない」
完璧を目指すのではなく、
自分たちが苦しくならないように試行錯誤しているだけです。
でも、その過程こそが親としての学びであり、
子どもにとっても「親も人間なんだ」
と伝えられる大事な時間だと思っています。
完璧な子育てを目指さなくても大丈夫。
土台さえあれば、子どもは勝手に自分の人生を歩きます。
今の私たちは、
比べず・背伸びせず、共に成長していくことを選びました。
あなたと子どもの毎日が、もっと自由になりますように。
ウチの子育て実験シリーズの最後まで読んでくださり、
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